はてなキーワード: 工数とは
超大手IT企業で働き、さまざまな業界のお客様相手にシステム開発を行っているが、その全てでゴミを作って売っている
ここでのゴミとは、システム本体のことではない。システム本体もゴミだが、そのゴミは下請け会社が作るので、関係はない
思えばいろんなゴミを作ってきた
決して読まれない説明書、抜け漏れだらけの管理書なんてものはもう何十回も作った
作った記憶すらない資料がプロジェクト最終盤で全てを破壊し尽くす特大のゴミとなって舞い戻ってくるなんてこともあった
そもそもシステムの設定は大体の場合jsonやらyamlやらの「設定ファイル」の形で存在することが多い。
本来は設定ファイルを、その設定項目と値に関する参考資料を読みながらエディタで編集すれば終わる話だが、これではいけない
とりあえずGUIにしよう
お客様や運用担当者が触る可能性のある場合、これは当たり前のことである
お客様は適当なエディタをインストールすることは規則上できないだろう
また、docx,xlsx,pdf以外の拡張子は「怖い」と感じるように訓練を受けている
問題は、主に触れるのが開発者である場合だが、このパターンでも対処は別に難しくない
ほとんど全てのお客様は不確定事象に対する特殊な訓練を受けているため、「開発者以外が触る可能性がある」と言えば、それで通してくれる
GUIにするという方向で話が進んだら、一件落着、見積書に大量の工数とバッファを積んで、あとは適当に開発者に任せよう
普通の神経をしている開発者であれば、宣言的に設定できるように作るはずだが、この業界の平均的な技術水準を考えると、ひょっとしたら手続き的に設定するようなものを作ってくれるかもしれない
まあどちらでも問題はない
それがこのゴミの非常に素晴らしい点である、どっちでもいいのだ
一般にn個のbooleanな設定項目があり、それらがお互いに相互に依存しながら存在しているとき、最高(最低の意味)の場合、n!通りの設定方法が存在する
設定項目全てが2値ってことはないだろうから、ちょっと多くなったり、一部のグループ項目はそれらだけで独立してたりで少なくなったりはするだろう
ゴミを作るツールはエクセル、ワード、パワポから選択しよう、印刷まで考えると、それが最も困難であるエクセルがベストだ
ツールに大量のスクショを貼っていこう(赤枠を使って適宜強調するのを忘れずに)
そのまま説明をセルに直接書いてはいけない、ふきだしを使ってその中に説明を入れよう
罫線をいい感じに入れよう
目指すのは、ありえる設定と1:1になるような資料だ。普通は網羅できないから、適宜省略して作れるところまで作ろう
このゴミの素晴らしいところは組合せ爆発を利用して、ほぼ無限の工数を消費できる点にある
後々に、1つ設定項目を増やすことになったとき、この資料のメンテナンスがどれほど工数を消費するかは、状態の数から明らかである
宣言的に設定画面が作られている場合は、ちょっとした工夫が必要である
そのまま、それぞれの設定項目と値の意味を書いてはいけない、組合せ爆発が起きないからだ
私の好きなやり方はユースケースに分解することだ
関数もどきを資料内に独自に実装してはいけない、全部コピペで行うのがベストだ
そもそも手順が記載された資料というのはお客様の脳みそというインタープリタに解釈されるプログラムであるが、それが解釈できる構文は非常に限られており、actionの実行と、ifとgotoくらいであるから、関数なんて理解できない
もし、GUI作成の許可が降りずファイルで行う場合でも、このゴミは同様に作れる
そんな寝言を垂れ流す前に、その脳内の自己放尿を止めろ。現実を知らずに感情論で殴りかかるのは、ただの知的怠慢だ。
まずな、「コードを書く」と一口に言うが、AIはGPT-4以降、文脈理解、設計意図の読解、エラーログの解析、APIドキュメントの要点抽出、果てはCI/CDパイプラインの構築補助まで、実用レベルで人間の工数を削減してる。
そもそも、お前はAIが書いたコードをレビューしたことがあるのか?
エッジケースの処理、ユースケースに応じた構造の変化、リファクタリング提案までやってくる様子を見たことがあるのか?
それもせずに「書けない」などと言うのは、自分の無知を自己放尿のように撒き散らしてるに等しい。
今なお「自分の手で書かないとコードじゃない」とか言ってるのは、馬と車の比較で馬の方が魂があるとか言ってた時代錯誤の連中と同じだ。
なんか「本気で言ってるのだろうか」と思うのが多かったので
何も言えないともやもやするので書き散らかし
エヴァがウルトラマンネタ豊富、シン仮面が仮面ライダーネタ豊富、とかにかこつけて言っている人がいる
正直、それらと「宇宙世紀IF(他社の版権シリーズを企業として受託したもの)のガンダムで乃木坂」が同列に見えてるなら、かなり驚く
庵野さんのそれは、一本道の文脈にのっとった再解釈やサービスだ
エヴァはウルトラマンが好きすぎる氏の自分の「光の巨人」再解釈シリーズとしてまっすぐに完全新規IPとして打ち出されているし、
シン仮面だってそもそもが再解釈&リブートを個人監督として依頼されての仕事だ
「ガンダムの宇宙世紀IFが、実は監督の個人的な趣味であるあれもこれも乃木坂を仕込む喜び優先で作られていた」とは意味も出自も違いすぎる
・面白ければ何でもいいだろ1
その通り
キャラの名前が実は好きなアイドルから取ってきていて……なんてどうでもいい
ところが、ジークアクスは6話までいろいろと煮え切らない、脚本軸でも映像軸でもどっちで見ても微妙な作品かも……という状況
毎週宇宙世紀大好きなガンダムオタクたちが、指人形的に出演する旧キャラおよびその次回予告について線ではなく点で盛り上がっているだけという現状だ
宇宙世紀にもかかわらずメインキャラたちの精神性は30年ほど前の若者然としており、共感を覚えることも好きにもさせてくれない
外見がかわいい、ぐらい
OPアニメも戦闘シーンも、スローモーションやストップモーションの見得切りが多用されすぎていて、スピード感を犠牲にしてまで尺を稼いでいる印象だ
OPの0:57と1:13~1:16は正気かと思う 嘘だろ、なんとかならなかったのか、と もうちょっと頑張ってほしかった、と
……という脚本的にも映像的にもなんかなぁという中で、乃木坂の再現だけは目を血走らせて頑張っていたことが判明
ニャアンの本棚をニャアンの元ネタの人の本棚に丁寧に再現して映す予算と工数で、脚本はともかく戦闘シーンのスピード感は改善できなかったのか
ジオン工科大学の赤本さえ写せばいいとして、他は抜いてもいい部分だ
(ギャグ漫画日和だけ監督の自著に差し替えられているのは、どういう意図でどれほど細かい直接指示があったのか狂気的に感じる)
優先順位的に、「そう」なのか
そういう疑惑が事後発覚から生まれてしまうのは、当然不安や不満として表出する
・面白ければ何でもいいだろ2
前項で好きなネタを組み込むオーバーラップは面白ければ何でもいいと言ったものの、それはキャラクターの内面に及ばない範囲でのことだ
ニャアンがラーメンをかっ込むシーンが、ニャアンの元ネタの人の過去放送シーンのトレス的で済まされている
特徴的な端の持ち方(親指が立つ)などもそのままだ
ニャアンは難民という設定があり(ちゃんと描かれてないし6話の部屋もかなり豊かに見えるが)、
いわゆる躾け的なことも受けていないからこういう食べ方……と思っていたら、元ネタの乃木坂の人のトレス的パロディであったことが発覚する
これはまた別問題となる
作中世界のキャラのパーソナリティよりも、モチーフの人の行動を真似させることを優先するなら、それはもうちぐはぐだ
乃木坂の人は宇宙世紀の人でもなければ難民でもなく、その言や動をトレスすることに必然性はないので
ファンマインドの表明が作品世界作りよりも優先されているとしたら、それは本来的な意味で真面目に作っていないと言えるだろう
その真偽がどうあれ、疑義が発生すること自体、プロならば当然に避けることだ
これが一番驚く
さすがに情報を全然知らないで行っているか、工作員か、ネタだと思いたいが
ただ単に純粋な創作をしているだけで、何から何までここまで語や描写がかぶることは絶対にありえない
マチュとニャアンの愛称に加えて本棚のだけで黒であり、シイコ・スガイの名前、コインランドリー、アンキーの水着などは「頑張ってこだわりすぎている」レベルだ
uuuuuuXがwwwXなんて一周回って「なるほど、すごいな」と拍手を贈りたくなったほどだ
こじつけでも何でもなく、制作段階での監督と周囲の提灯持ちたちはノリノリでアレも入れようこれも入れよう、ウハーッと盛り上がっていたことだろう
こんな杜撰な創作においてもノーを言わせてもらえない現場は「うへえ」だっただろうが
見え見えの絶対王政を前に絶対王政なんて陰謀論で起きていない、というのはさすがに驚いた
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こんな感じ
尊敬できるかできないかで言えば全然できないし、好きか嫌いかで言えば大嫌いだ
というか、駆け出し期の新人が「実はすごいことをしている」とウヘヘヘヘと持ってくるものが大体こういう「裏設定・パロディ盛り」だ
作品世界を突き詰めることより、作中でプラスに機能しない自己満足的な裏設定を盛り込んで、自分だけが真言を知る教祖になることを目論むエセ創作だ
古い漫画で「バクマン。」があるが、あれの漫画家志望主人公二人の原稿をジャンプの編集者が最初に見て最初に驚嘆し認めるのは、
(この歳で、ここまでエゴを排して作品を構築しているとは……)という点においてだ
センスを誤解する創作初心者にありがちな自己満足的な内容がなく、ただただ作品世界がその中身だけで打点が上がるように仕上げていてすごい、という表現である
残念ながら、ジークアクスはそういう次元になかったことは今回の件で明らかになってしまった
とはいえ、私がさらに気になるのは「結局、バレてほしかったのか、バレてほしくなかったのか」という点だ
ここまで露骨に、しかも予算と工数をかけてまで盛り込んでいるのならば、バレてほしいのではないか……と思いつつ、
直前のアニメメディア等のインタビューではここまで執拗に盛り込んだ乃木坂に一切触れていない
やはり、不実レベルのおかしな優先順位に依った制作はバレたらまずいという自覚はあるのか
もしそうならば、なぜここまでしてしまったのか
これは私の想像力が及ばず、モヤッとしているところだ
まあ、やりきった後に発覚→バンダイから絶対に言うなと釘刺し、が一番ありそうな所だけど
どこまでの関係者のレイヤーが「薄々気付いていた」のかはともかく、
今、バンダイは大変だろうなと思う
バンダイやアイドル組織と完全に話がついていたのならともかく、実在する人物や集団を核にしての事後承諾は、ビジネスの世界では実にいろいろある
そもそも並以上のプロなら、まともな大集団を率いるPJTの長なら、自作を騙って他作への愛ばかり表明したいという発想がまず浮かばない
結構大変そう
→ 国会・法務省・行政機関での法案作成、審議、公布のための人件費・事務費。
→ 数十〜百億円規模と推定(マイナンバー導入時に似た規模感)。
住民基本台帳、パスポート、年金、保険証などの関連システム改修。
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■ 社内システムの改修
人事システム、勤怠、給与計算、名刺・メールアドレス等の更新。
中小企業:数十万〜数百万円/社
法務・総務担当者の業務負担=人件費の増加(1人月数十万円相当)。
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→ 数億円規模と予想。
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金額的には 各自治体で数百万円規模の改修・運用費が発生し得る。
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旧姓併記制度との併存や、過渡的対応のためのシステム保守・研修。
年間保守費として国・自治体あわせて数億円規模の予算増が見込まれる。
一人あたりの負担:数千円〜数万円相当(手数料+時間的損失)。
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金額だけ見ると大きく感じますが、これはあくまで初期投資や移行コストであり、多くの制度改革と同様、長期的には安定・定着することで維持コストは下がると考えられます。
これは本当にそのとおり
僕はフリーのプログラマだが、友人に誘われていわゆる口コミサイトの開発を手伝うことになったんだ。
今まで少なくとも人の役に立つウェブを作ってきたと自負しているが、
口コミサイトのSEO対策に執念は本当に恐ろしく、びっくりするぐらい工数を割いている。
コピーページをつくるため、少しずつ構成を変えて似たようなページを作り出したり
無理やり内部リンクを増やしたり、誰宛でもないクローラーに向けてのページを作ったり
まあ少なからず売上を上げてるようなので、だれかの役には経っているとおもう。
興味深いとは思うが、開発的にはつまらないなとも思う。
最近、また「フロントエンドはフロントエンドチーム」「バックエンドはバックエンドチーム」みたいな構成のプロジェクトに当たった。
1つの機能を実装したいだけなのに、APIの仕様をフロントが考えて、バックエンドにお願いして、デザインをUIチームに渡して、みたいなことを延々とやっていると、「なんで俺、これ自分で実装しちゃいけないんだろう」って気持ちになる。もちろん、規模が大きくなれば専門性で分けるのはわかる。けど、それって「効率的に見えるだけ」で、実際はコミュニケーションコストという名の見えない地獄を生む。
そしてなぜかこの構成、めちゃくちゃ多い。SIerに多いの?この構成?アホなん?
お願いだから「◯◯機能チーム」とか「検索体験チーム」みたいに、機能でチームを割ってくれ。
フロントとバックエンドが同じ目的で動けたら、それだけで工数3割減だよ。
「あとはあっちのチーム次第です」って言わなくて済む。
自分の担当がプロダクトにどう効いてるか、もっとリアルに感じられる。
正直、「これがチーム開発ってやつか…」と毎回思ってる。
プロジェクトを管理したり、顧客との打ち合わせに出たり、申請業務したり、メンバーに役割振ったり、成果物の品質をチェックしたり、色々。
https://swet.dena.com/entry/2025/04/17/093000 の冒頭部分を一読してすごく読みづらかったので、
気になった部分を指摘してみた。開発はマジで門外漢なので、突っ込み募集。
→ テストで気づくことを想定しているんだろうけど、テストは仕様書から作られるわけで、テスト設計ミスでは?
→ 要求定義〜仕様作成〜テスト設計の流れを踏む以上、このような逆転は起こりにくいのでは?
→ この場合、実装がたまたまあっていただけで、テストもされていない状況。仕様も実装も両方が誤っていたというべきでは?
→ 仕様の性質や運用について触れた後に、欠陥の話題を出した方が構成として自然。
→ 「仕様と実装がどちらも間違っていたが、結果的に要求に近かっただけ」のケースであり、 「正しい実装を誤っていると判断した仕様」ではない。
→ 仕様のすべてが誤っているわけではない状況であるので、特定の部分が誤っている・矛盾しているという事実の指摘にとどめるべきで、感情的な評価語は避けた方が望ましい。
→ 単なる文言の誤りをここまで冗長に書く必要ないし、無用に攻撃的だしで、なんだかなという感じ。ここ以外もなんだけど、全体として実装やってるやつは悪くないんだ!って気持ちがあふれてる感じがする。気持ちはわかるが書きたいことと関係なくない?
仕様の定義にはいくつかの解釈がありますが、ここでは「仕様」を、要件定義に基づいて作成され、実装の正しい振る舞いを定める基準と定義します。実装が正しいと判定される場合、それは実装が仕様を満たしていることを意味します。
要件定義を元に作成された仕様に誤りがあった場合、実装の段階でその誤りに気づくことは難しいことが多いです。このような誤りは、通常、顧客レビュー(受け入れテストやUAT)で判明します。しかし、顧客とのコミュニケーションコストや調整が必要になるため、テスト段階で問題を発見するよりも、対応に要する工数が多くなりがちです。
やりたいのこれ。フレームワークの2段階メジャーアップデート対応とかでやりたいのは、Devinに自分たちのサービスの既存コードをフレームワーク側の記法やdeprecatedになったパッケージを回避する記述に書き直すじゃなくて、既存コードはそのままきフレームワーク側やパッケージ側をなんとかしてほしいんだよ。
あと、何かとApp StoreやGoogle Playが何か言ってくるのをコード改修するんじゃなくて、DevinがAppleやGoogleのサポートに連絡して期限延ばしてもらうとか、リジェクトされたのを押し通すのとか、そういう交渉をやってほしいんよ。
あとは、会社の人事評価シートの記入をよしなにやってくれたり、評価面談も映像合成と音声合成でいい感じに代わりにやってくれるとかさ。
実際「プログラミングにかかる工数は全体の2割」とか言われるけど、ホント2割の工数削減のためにこんな大層な技術や電気代が使われるのナンセンスよ。
いわゆるツイフェミが萌え広告にギャーギャー言ってるのと、一般サイトにエロ広告出て迷惑というのとは根本的に問題が違ってて、前者は、広告掲出スペース側が広告内容を確認し許諾して同意の上で貼ってるものに対して文句を言ってるから、まあ表現規制ってことになるかもだけど
後者については、閲覧者「エロ広告見たくねえ」 メディア「サイトイメージに合わないエロ広告なんぞ出したくねえ」って構造で、それにも関わらず広告の質が良くないという話だし、ぜんぜん性格違うと思う。
メディアとしては、自社のイメージに合わない広告、ブランド毀損につながる広告は掲載したくないのは当たり前の話だし、配信システムも載せたくない表現は相当細かく除外できるような仕組みにはなってるってのが前提としてあるのよ。
それでも、配信業者の審査がちゃんとできてなかったり、出稿する側もできる限りギリギリの表現を狙ってねじ込んでくるから変なものが混ざる。
で、メディアが目視で個別の広告を除外したりしてる(けど、人手が足りなかったりするとその工数が取れない)
今回、オレンジページとか早くプレスリリースだしたけど「フェミが騒いだからメディアが載せたい広告が載せられなくなった、これまで問題なしとしていた広告を載せなくなった」のではなく「メディアとしてもそんな治安悪い広告載せたいわけじゃねえよ」って表明を早めにやってブランド毀損を防いだんだよね。
もし、これを表現問題とするなら、メディアに対して「エロだろうがグロだろうが除外せずに広告を載せろ、自社のブランディングのために広告表現を規制するな」って言ってることになるけど、まさか表自勢は真面目にそう思ってるとも思えないし、結局フェミが騒ぐのが気に食わねえってだけでしょ?
というような話をもっとメディアの人間が大きい声ですべきなんだとは思うけど、増田はそれができずに増田で書いてるわけ。チキンだから。
現状、全体に配信される広告の質自体が下がっていて、サイト運営に必要な収益を確保するには低質な広告をある程度は許容しないと回らないというのがあって、低質な広告を除外すればするほど、収益は下がる。
同じマンガの広告でも、表現度合いによって細かく設定できたりするんだけど、直接的なエロ表現、不快表現がない設定にすると単価下がる。結果、ユーザー層がギリギリ許容してくれそうなレベル感に設定して許容限度超えたのは手動ブロックしながら回していく感じになる。
広告に頼ってる以上、この構造はどうしようもなくて、広告に変わるマネタイズ手段が現状あんまりない。
それは、ユーザーが金を払わないというより、ユーザーに金を払ってもらうためにかかるコストが広告に比べて高すぎる(決済関連とか、コンテンツの出し分けとか)正直、そっちのほうがハードル高い。
だから、片目つぶってもらわないといけない部分もありつつも、「こんな広告がでてた!」って怒るユーザーの気持ちもわかるし、自分らもそういうのは出したくない、だけど金は必要、不景気だから数字に繋がらないきれいな広告出してくれる太い広告主も減ってる、何もかも貧乏が悪い、そういう問題かなと思ってる。これはちょっと表では言いづらいよなというのもわかる。
だいたい、広告なんてエログロ低質不快なやつのほうがクリックされるのは確実で、オレンジページユーザーのみなさんが「素敵な食器やお得な食材なんかの広告が見たいわぁ♡」なんていうが、それをクリックして買わないんだよ。
っていうか、なにか広告につられて買うと、ほんとそればっかり表示されるようになるから「こういう広告が見たいのにー」って言ってる人は、そういう広告からものを買ってないということじゃん。
エロ広告はターゲティング効いてない人に出るから必ずしもエロ広告に釣られた人に出るわけではないけど。
眺めるだけでスルーされる広告よりは、「夕飯何にしようかなぁ」ってスマホポチポチしてたらエロい広告でてきて好奇心からついクリックしちゃう・・・ってほうがまだ数字取れるという現実がそうさせてる部分はやっぱりあるんよね。
快より不快なほうが人間の行動につながっちゃう、そういう脆弱性みたいのがあるし、広告モデルってそれを金に変えるシステムであるというのはもうどうしようもない業みたいなもんだし、でも、まあそれは言っちゃいけない暗黙の了解だから、誰も言えずに、なんだか当事者そっちのけの噛み合わない議論だけが広がってるよね。