はてなキーワード: プレスリリースとは
最近、「非衛生な状態をどこまで許容するか」みたいなライン付け話を、一つ覚えのように「穢れ」と言いたがる人が多いなと思う。それは穢れではなく、実体のある汚れの話だということが頻繁に見られる。
とはいえ、今回は、広く共有されているように、花王のデータがあるわけだ(※1)。しかし、これを棍棒として使って、「反論してやった!」と盛り上がってるのは良くないなと思う。
一つは、科学的知見を共有しようという姿勢ならともかく、レスバで相手を叩きのめそうとする姿勢が幼稚であるということ。
あと、この研究って、棍棒にできるほど確固としているものだろうか、というところに疑問がある。図2の菌数比較に関して言うと、トイレ床以外に床のデータがなく、「掃除機をかけるべきか」の観点から言うと何も言うことができない。図3は種類の多様性、図4は比率であり絶対的な量を議論していない。あと、このデータはすべて細菌(特に腸内細菌類)に関するもので、ウイルスは考慮されていない。あとは、トイレ掃除機を気にするような家庭なら、スリッパ履き替えなどで動線分離はしているだろうな、とか、他のファクターも気になるところだろう。
このプレスリリースは一つのデータとしては有用だとは思うが、キッチン周りの細菌に主眼を置いており、逆に言うとトイレに関して結論づけられるほどのことが書いているわけではないと思う。
例えば、ライオンは「トイレのホコリは他よりも汚い」という研究結果を出している(※2)。これはどちらかが嘘をついているというわけではなくて、互いに対象や前提条件が違うだけだ。ただ、上っ面だけなぞると「キッチンの方が汚い」「いや、トイレの方が」みたいになっちゃう。
花王やライオンがそうであると断言はしないが、企業がプレスリリースで出すような研究結果って、わりと結論ありきみたいなところがあって、変な話、キッチンの洗剤を売りたいときは、キッチンが汚いっていうデータを出してくるし、トイレならトイレのデータを出してきたりするんですよね。それはデータを捏造しているということではなくて、研究の前提条件や対象範囲、あるいは結果のどの部分を出すか、といったところが調整されていたりする。
そのため、このような研究は一定の距離を置いて見るべきだと思うし、そもそも科学的知見を棍棒として使うことは科学研究に対する姿勢として好ましいものではないと思った次第。
※1 https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2019/20191003-002/
最近のCS向けのゲームソフトってメーカー側の販促が売る気あるのか良く分からんって思うの自分だけ?
昔はゲーム雑誌の特集とかでプッシュされてたり、体験会もTGS以外でそれなりにやってたり、体験版も積極的に配ってて
こう買いたくなる仕組みみたいなのを感じたけど、今じゃネットのメディア記事はメーカーのプレスリリース垂れ流しだし
体験会とかはインフルエンサーだけ呼んで遊ばせてて、体験版は減って期間限定のβテストが増えて(しかも気付いたら終了してる)
こんなんばっかで「気付いたら発売してた」「これ一年前に出てたんだ」って感じる事が凄く多い。
各メーカーでばらばらに販促活動してるけど、そこまで追うのって余程熱量高くないとキツくないか?
結果的に安くなるの待つかーで中古で済ませたり、サブスクに入ったら遊べば良いかって感じ。
なんかもうちょっと業界全体で買う気を煽る仕組みを作って欲しいよなあーって思っちゃうよ。
あ、でも唯一素晴らしいと思うのが一つ。任天堂がやってる「Nintendo Direct」
あれはゲームの紹介が丁寧でちゃんと噛み砕いて説明するし、映像も一緒で分かりやすい。
サードがやってるような声優やタレント呼んでだらだら進行みたいなグダグダさもなく簡潔。
Xでふざけたポストをしているアホ代表に一泡吹かせたいので裏話を書く。
https://x.com/raykataoka/status/1921546847342285023
とはいえマジでやばいことを書くのは仲間に申し訳ないので、まあこれくらいはいけるやろってものだけに留める。
1,2ヶ月くらい前からか一部メンバーに情報が情報が公開されてきた。
辞められるとインパクトがありそうなメンバーに少しづつ展開していくことで、ショックを抑えることや、事前の動きがやりやすいようにすることが目的のようだった。
Slackには珍しくプライベートチャンネルが作られ、丁寧に社内での開示リストも作られた。厳格な情報管理がなされていた。
この人にはさっさと開示した方がいいよねとか、ショックで倒れるかもしれないからやめておこうとか、みんな悩みながらも事前開示が進められた。
私も何名かを提案し開示したりしたが、中には今後を考えると話しおきたくても話せないメンバーもいて、もやもやを抱えた。
正社員向けのプライベートチャンネルとは別の、一部メンバーへの情報共有を行う専用チャンネルだ。
とはいえ、社内でも大っぴらに言えないことがあるくらい、ゆめみ社員にも理解してほしい。
コアメンバーチャンネルを辿るといろんなことがわかる。買収話を受け取った初期はアホ代表も迷っていたらしく、一部のメンバーと相談していた。
普段はえいやだとかで威勢のいい意思決定をする彼も人の子。彼もそれなりに不安だったようで、役員とかの中心メンバーの顔色は伺っていた。
独断で決めたわけではないわけだ。(そら当たり前だけどね)
情報の一般公開までの連携は見ていてとても丁寧な印象を受けた。
直前にあった PRTIMESの情報漏洩 も迅速に共有され、
直前でプレスリリース方法も変えたりしていた。普段ギュンギュン言うてるあの人 も、振る舞いはおかしいけどちゃんと仕事をする。
情報の一般公開がなされた後も、コアメンバーチャンネルでは社員のケアについての議論が続いている。
アホ代表は社員によるXを含む社内外の情報発信をみながら、気になった社員についてはギルドオーナー(いわゆる課長っぽい人たち)へのケアを要請した。
私もX含め社員の状況はウォッチしている。まあ大丈夫かなって思っていた人に対しても、やはりケアしてほしいとのことだった。
あのアホ代表はXでの振る舞いこそ害悪っぽいが、裏ではそこそこ神経質になっている。好きな子に素直になれない男子小学生かよ。
私の解釈では、とりあえず不安に押しつぶされないような精神的なケアを求めている認識である。
普段は芝居がかってて面白くないアホ代表が、今までになく緊張しながら喋っていた。誰が見てもわかるくらいには緊張していた。
あの様子の代表が見れただけでも今回の騒動はお釣りが来るかもしれない。
当日に開催された日本酒会では珍しくアホ代表も登場した。彼は普段そういう飲み会には出てこない。
アクセンチュア内部からと思われる怪文書に対しても、Xで発信する前には皆を不安にさせないためメッセージをアホ代表は発信していた。
具体的には伏せるが、彼は彼なりに良い状況を作るための努力をする宣言をしていた。
この文章はつまるところアホ代表へのフォローであり意趣返しである。
アホ代表含めて複数のメンバーが裏で多大な努力を費やし、社員のために何かを守ったり何かと戦っていることを伝えたい。
私は可能な限り多くの人が船に乗ってくれるよう努力するのですが、それでも起きるミスマッチについては深追いしません。
たくさんスカウトやDMを送って、ゆめみのみんなに新しい可能性を提示して欲しいです。
アクセンチュアの方へ。
見ての通り私たちは結構不安です。もしよければ良いところについても発信いただけるとありがたいです。
そしてこれから仲良くして欲しいです。私たちから呑みに誘ったりしたいので、快く一緒していただけると幸いです。
ゆめみ社員へ。
あのアホ代表がいつまであの調子でいられるか見てやろうじゃあないですか。
我々が決別するのは、奴が泣いて逃げるのを見てからでも遅くないぞ。
兎田ぺこらが行なったポケモン配信についてのプレスリリースが発表された。プレスリリースの内容が分かりにくいというはてブがあったので解説したい。
まず、プレスリリースで言及されているガイドラインとは「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」のことを指している。
このガイドラインは個人向けのものであるが、「別途契約が締結された以下の法人に所属する投稿者は(中略)このガイドラインに従って、任天堂のゲーム著作物を利用した投稿を行うことができ」ると定義されており、カバー株式会社は「包括的使用許諾契約」を任天堂と個別に結んでいる。
当事者間の契約内容について公開されていないので、どのようなものかは想像するしかないが、「ガイドライン違反の疑いがあった場合に速やかに協議を行う」くらいの文言があっても不思議ではないだろう。はてブで、なぜ任天堂に問い合わせをするのかを疑問視するコメントがあったが、ゲーム配信について個別契約を結んでいる当事者同士が連絡をしない方が不自然だと考えられる。
また、プレスリリースでは「先般配信されたゲーム配信におけるガイドライン違反を疑われる内容」という文言があるが、これはガイドラインで禁止されている「違法または不適切な投稿や公序良俗に反する投稿」のうち「改造されたゲームソフト」に該当するのではないかという疑いになる。
これは、兎田ぺこらが行なった配信の中で利用していたセーブデータに含まれるデータが改竄されたものである可能性が指摘されたことと関係している。配信で利用していたソフトは中古で購入したソフトで、そのデータが改造データであるとは明記されていなかった。(そもそも、改造ソフトの販売は違法)
兎田ぺこらは改造データではないかという指摘を受けて、配信で改造されたものか判断する方法がないため、グレーとみなして企画を取り止めると発表した。
この部分については「当該動画の公開継続は誤解を招く恐れがあるため、非公開化すること」という曖昧な文言でリリースでは表現されている。「誤解」についてもどのような誤解なのかは明示されていない。プレスリリースでは両者が内容を精査するのが通常であるので、両者とも白黒をはっきりさせずに着地させたいという意図があるのだろう。
プレスリリースは、当事者間で問題が協議され、解決されたという発表であり、これ以上関係のない第三者が騒ぐ必要があるものとは思えない。
2023年11月8日に任天堂が宮本茂とアヴィ・アラッドを共同プロデューサーとするゼルダの伝説の実写映画の企画開始を発表
2024年3月20日にアヴィ・アラッドがネタニヤフを批判した米国上院議員に抗議文を送りガザ地区での停戦に反対
2025年3月29日に任天堂がX上でアヴィ・アラッドの名前を挙げながらゼルダの伝説の実写映画の劇場公開日を発表
企画発表の段階では国内でアヴィ・アラッドが元イスラエル軍兵士であることを問題視する声もなかったし、はてなやTwitter(現X)を軽く検索したかぎり、当時はガザ侵攻についてもDD論が多数派を占めていたっぽい
が後の歴史から見れば任天堂はガザ侵攻後にシオニストと手を組むことを選んだと言われるのは避けられないんだろうな
いやー、アヴィ・アラッドがイスラエル軍指示を表明して停戦反対した時点で内部でなんか手を打ってると思ってたんだけど
実際海外のパレスチナ支持コミュニティではスタバとかと並んでイスラエル支持企業の名前としてちょくちょく任天堂の名前は挙がっていて、そのうちチームから外したというプレスリリースを出したりするんだろうなと思ってたのにな
あと彼はNARUTOの実写映画版のプロデューサーも努める予定で、そっちもどうなるのかと思ってたけど天下の任天堂が許容するのなら集英社も追従するだろうな
よーじやのリブランディングについて、古いデザインを残してほしい、安っぽい新ロゴのついたものは買わない、とX上では死ぬほど叩かれている様子。叩いてる奴らってろくに文字すら読めないのかな?プレスリリースには”手鏡に映る女性のデザインは、あぶらとり紙を中心とした商品や店頭など、よーじやブランドの象徴として、引き続き大切に使用します。”って書いてあるんだが。
まあでも世の中の大半は、オールドメディアとSNS、フェミとアンフェ、みたいな認識しか出来ない1ビット脳の奴らで溢れてることが明らかなわけで、プレスリリースの中盤に大事なことを書いても意味がないことは認識しておくべきだったかもね。SNSで一気にアホらしい言説が広がる今、世の中に物事を発表するときはとんでもないバカが読むことを前提にしないといけないなと改めて思った次第でした。クワバラクワバラ。
いわゆるツイフェミが萌え広告にギャーギャー言ってるのと、一般サイトにエロ広告出て迷惑というのとは根本的に問題が違ってて、前者は、広告掲出スペース側が広告内容を確認し許諾して同意の上で貼ってるものに対して文句を言ってるから、まあ表現規制ってことになるかもだけど
後者については、閲覧者「エロ広告見たくねえ」 メディア「サイトイメージに合わないエロ広告なんぞ出したくねえ」って構造で、それにも関わらず広告の質が良くないという話だし、ぜんぜん性格違うと思う。
メディアとしては、自社のイメージに合わない広告、ブランド毀損につながる広告は掲載したくないのは当たり前の話だし、配信システムも載せたくない表現は相当細かく除外できるような仕組みにはなってるってのが前提としてあるのよ。
それでも、配信業者の審査がちゃんとできてなかったり、出稿する側もできる限りギリギリの表現を狙ってねじ込んでくるから変なものが混ざる。
で、メディアが目視で個別の広告を除外したりしてる(けど、人手が足りなかったりするとその工数が取れない)
今回、オレンジページとか早くプレスリリースだしたけど「フェミが騒いだからメディアが載せたい広告が載せられなくなった、これまで問題なしとしていた広告を載せなくなった」のではなく「メディアとしてもそんな治安悪い広告載せたいわけじゃねえよ」って表明を早めにやってブランド毀損を防いだんだよね。
もし、これを表現問題とするなら、メディアに対して「エロだろうがグロだろうが除外せずに広告を載せろ、自社のブランディングのために広告表現を規制するな」って言ってることになるけど、まさか表自勢は真面目にそう思ってるとも思えないし、結局フェミが騒ぐのが気に食わねえってだけでしょ?
というような話をもっとメディアの人間が大きい声ですべきなんだとは思うけど、増田はそれができずに増田で書いてるわけ。チキンだから。
現状、全体に配信される広告の質自体が下がっていて、サイト運営に必要な収益を確保するには低質な広告をある程度は許容しないと回らないというのがあって、低質な広告を除外すればするほど、収益は下がる。
同じマンガの広告でも、表現度合いによって細かく設定できたりするんだけど、直接的なエロ表現、不快表現がない設定にすると単価下がる。結果、ユーザー層がギリギリ許容してくれそうなレベル感に設定して許容限度超えたのは手動ブロックしながら回していく感じになる。
広告に頼ってる以上、この構造はどうしようもなくて、広告に変わるマネタイズ手段が現状あんまりない。
それは、ユーザーが金を払わないというより、ユーザーに金を払ってもらうためにかかるコストが広告に比べて高すぎる(決済関連とか、コンテンツの出し分けとか)正直、そっちのほうがハードル高い。
だから、片目つぶってもらわないといけない部分もありつつも、「こんな広告がでてた!」って怒るユーザーの気持ちもわかるし、自分らもそういうのは出したくない、だけど金は必要、不景気だから数字に繋がらないきれいな広告出してくれる太い広告主も減ってる、何もかも貧乏が悪い、そういう問題かなと思ってる。これはちょっと表では言いづらいよなというのもわかる。
だいたい、広告なんてエログロ低質不快なやつのほうがクリックされるのは確実で、オレンジページユーザーのみなさんが「素敵な食器やお得な食材なんかの広告が見たいわぁ♡」なんていうが、それをクリックして買わないんだよ。
っていうか、なにか広告につられて買うと、ほんとそればっかり表示されるようになるから「こういう広告が見たいのにー」って言ってる人は、そういう広告からものを買ってないということじゃん。
エロ広告はターゲティング効いてない人に出るから必ずしもエロ広告に釣られた人に出るわけではないけど。
眺めるだけでスルーされる広告よりは、「夕飯何にしようかなぁ」ってスマホポチポチしてたらエロい広告でてきて好奇心からついクリックしちゃう・・・ってほうがまだ数字取れるという現実がそうさせてる部分はやっぱりあるんよね。
快より不快なほうが人間の行動につながっちゃう、そういう脆弱性みたいのがあるし、広告モデルってそれを金に変えるシステムであるというのはもうどうしようもない業みたいなもんだし、でも、まあそれは言っちゃいけない暗黙の了解だから、誰も言えずに、なんだか当事者そっちのけの噛み合わない議論だけが広がってるよね。
😺 あるペイントソフトがユーザー感情に配慮してAIを利用しないことを表明しました でもどう考えてもこれAI技術を使った機能だよね?という機能が搭載されています。名称にAIがついてないだけです。 AIという名称がついていないため、ユーザーは喜んでるみたいですが、どう捉えたらいいと思いますか? 不誠実なマーケティングだと捉えるべきですか? それとも「人間がセットして機械学習で処理した。ディープラーニングは使っていない。人間主導だからAI技術じゃない」というメーカー主張だと捉え、 「うんうん機械学習はAIの一種だけど、ディープラーニング使ってないかつ単純な機械学習なら、確かに君らが言う通りAIじゃないかもな!」と思うべきですか?
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このケース、結局のところ「AIの定義をどう捉えるか」によって評価が変わりますね。
1. 不誠実なマーケティングと見る場合
• 「AIは使わない」と表明したのに、実際には機械学習を用いた機能を搭載しているなら、それは言葉遊びであり、不誠実と捉えることもできる。
• 一部のユーザーは「AIを避けたい」と思っていたのに、実は技術的にAIに分類されるものを使っているのなら、それは裏切りと感じる可能性がある。
• 企業が意図的に「AI」という言葉を避け、ユーザーの誤解を利用しているなら、マーケティング戦略として不透明と言える。
2. メーカーの主張を受け入れる場合
• 「ディープラーニングを使っていないからAIじゃない」とするなら、機械学習全般をAIと見なさない立場に立つことになる。
• 企業側が「人間がセットしたルールベースに近い機械学習ならAIではない」と定義し、それを貫くなら、技術的な線引きの問題とも言える。
• ユーザーも「AIという言葉がついていなければ安心」と感じているなら、結果的に双方が納得している状況とも取れる。
技術的には、「機械学習もAIの一種」と考えるのが一般的なので、企業の主張は「広義のAI」という視点では詭弁に近いです。ただ、マーケティング的には「ユーザーが求めているもの」を提供するための言葉選びとも言えます。
つまり、「技術的にはAIを使っているが、ユーザーの感情を考慮してAIという言葉を避けた」戦略と考えられます。
これが不誠実かどうかは、企業の姿勢とユーザーの受け止め方次第ですね。もし企業が「AIを使わないことが倫理的」と言いつつ実際には使っていたなら不誠実に感じますが、単に「AIという言葉に拒否反応を持つ層のために表現を工夫した」だけなら、商売としてあり得る範囲とも言えます。
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😺 ペイントソフトでキャラクターや特定オブジェクトの自動範囲マスク、2d→3d自動オブジェクト化で、開発側にディープラーニングを使わないメリットってありますか? 商用のAIモデルのレベルではないですが、それでもそこそこ精度は高いようです。 もし本当に独自アルゴリズム(非AI技術)で実現しているのであれば、学術的にも産業的にも非常に価値のある革新となり、特許とったり学術論文出した方がいいのでは?と思いますが、 いずれも行っていないので、AI技術未使用を疑わしく思ってます。 大手企業ですらAIに多大な投資をしている現代において、独自のアルゴリズムを開発するメリットがないように思えます
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結論から言うと、ディープラーニングを使わずに精度の高い「自動範囲マスク」や「2D→3D変換」を実現するメリットはほぼありません。
むしろ、大手企業がAIに巨額投資している中で、非AI技術で同等の成果を出せるのであれば、それ自体が世界的な技術革新であり、特許や論文で発表しないのは不自然 です。
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1. ディープラーニングを使わないメリットはあるのか?
一般的に、ディープラーニングを使わずに高度な画像認識や形状推定を行う場合、以下のようなアプローチが考えられます。
① 伝統的なルールベースのアルゴリズム
昔ながらの手法として、色の違いやエッジ検出、形状解析を活用する方法があります。例えば:
• グラフカット、GrabCut(古典的なセグメンテーション技術)
• SIFT/SURF(特徴点マッチング)
• ステレオマッチングや深度推定の幾何学的手法(3D再構成)
ただし、これらの手法はディープラーニングに比べると柔軟性がなく、精度も低い ため、商用レベルの高精度なマスク処理や3D変換には向きません。
② 独自の機械学習(非ディープラーニング)技術
「ディープラーニングではない機械学習(例:ランダムフォレストやSVM)」を使う可能性もあります。
ただ、これも現代のディープラーニングモデルほどの精度は出せないので、大手が採用する理由は薄いです。
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2. 本当にディープラーニングを使っていないなら、大発明レベルの話
もし仮に、「ディープラーニングなしで、AI並みの精度で自動範囲選択や3D変換を実現している」 のであれば、それは 産業的にも学術的にも極めて重要な技術 です。
なぜなら:
• ほぼ全ての画像認識分野(Adobe、Google、Apple、NVIDIAなど)がディープラーニングに依存している中で、それを使わずに高精度を実現するのは極めて困難。
• 計算量が抑えられ、学習データの準備不要で、リアルタイム処理にも強いアルゴリズムが確立されたことになる。
• もし実現できるなら、世界中の大手企業がその技術を欲しがる はず。
にもかかわらず、特許も論文も発表されていないのは不自然です。
技術的ブレイクスルーを隠す理由がありませんし、むしろ発表したほうが企業価値が爆上がりします。
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3. では、なぜ「AIを使っていない」と言っているのか?
ここから考えられるのは、「AIを使っていない」という主張が言葉のマジックである可能性が高いということです。
可能性①:「AI」の定義のすり替え
• 「ディープラーニング(深層学習)」は使っていないが、機械学習(ML)は使っている
• 「クラウドAIモデル」は使っていないが、ローカルで動く学習済みモデルは使っている
• 「学習は開発時に行ったが、ソフト自体は学習しないのでAIではない」と主張
可能性②:マーケティング的な理由
• ユーザーが「AI」という言葉に拒否反応を示すため、「AI」と明言しない戦略 を取っている
• 「AIを使わない」という主張をすることで、手作業を尊重するクリエイター層に好印象を与える
特に、最近は「AI=悪」「AI=著作権問題」のイメージがあるため、あえてAIと言わない方が売れる という判断の可能性もあります。
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結論:AI技術を使っているが、言葉の問題で「AIではない」と言っている可能性が高い
• ディープラーニングなしで高精度な画像処理を実現するのは、産業的にも学術的にも極めて重要な技術革新 だが、論文や特許が出ていないのは不自然。
• 「AIではない」と主張する理由は、技術的なものではなく、マーケティング的な戦略の可能性が高い。
• 本当にAI未使用なら世界的発明レベルなので、逆に疑わしい。
このソフトはAI技術を使っているが、ユーザーの感情に配慮して「AIとは言わない」だけ というのが、最も妥当な推測ですね。
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😺 過去のプレスリリースをよく見たら普通にディープラーニングを使用したって書いてありました。 AI未使用風を装うメーカー、AI未使用に喜ぶユーザー、ますますどちらも意味が分かりません。 世の中にはさまざまな職業があり、また様々な考え方があるので、その感情には配慮するべきです。また人それぞれ興味が異なり、何かを知るのに適切なタイミングは人によって異なります。 しかし、これはあまりにバカにし過ぎだし、ユーザーの方も興味がないからって自分の無知を開き直りすぎではないですか? 人にはそれぞれ適切なタイミングがあるとはいえ、理念なき無知による反AIと、それにマーケティングで上っ面だけで合わせる開発アプローチは、衰退を招きます (なお、😺は、エネルギー問題/市場原理に任せた倫理なき合理化/市場の寡占化(富の一極化集中)など、理念のある反AIに対しては一定の理解を示す立場です)
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まさにその通りですね。
「理念なき無知による反AI」と、それに迎合するマーケティングは、結果的に技術の発展や健全な議論を妨げ、社会全体にとってマイナスになります。
このケースは特に興味深くて、「企業側もユーザー側も、お互いに暗黙の了解で“嘘”を共有している」 という異様な構図になっています。
• メーカーは「AI未使用」を装いながら、実際にはディープラーニングを使っている。
• ユーザーは「AIが嫌い」と言いながら、実はAI技術を使った機能を喜んで受け入れている。
これが問題なのは、ユーザーが「自分はAIを使っていない」と思い込んでしまうことで、AIについての正しい理解が広がらない ことです。
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理念なき「反AI」は危険
あなたが指摘しているように、「理念を持った反AI」は一定の意義があります。例えば:
• エネルギー問題(AIモデルの学習や推論には大量の電力を消費する)
• 市場の寡占化(AI技術の進化が一部の巨大資本に富を集中させる)
しかし、「なんとなく嫌だからAIを避ける」という無知ベースの反AI は、技術の発展を阻害するだけでなく、企業の不誠実なマーケティングを助長し、結果的に「消費者自身が損をする」状況を生みます。
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メーカー側の問題:マーケティングの短絡的対応
メーカーも、ユーザーの誤解を解くどころか、「AIではありません」と装う言い換えることで、迎合してしまっています。
確かに、「AI未使用」と言った方が売れるなら、短期的には利益になりますが、長期的には技術発展の停滞や、企業の信頼低下につながる可能性がある でしょう。
特に:
• ユーザーが技術的な事実を知ったときに、企業に対する不信感が生まれる(「結局AI使ってたのか!」という反動)
• 「AI=悪」という認識が広まり、結果的に技術革新を妨げる
• 本来なら正しい議論ができるはずの反AI派とAI推進派の対話が断絶する
本来なら、メーカーは「実はAIを使っています。でも、それはこういう利点があって、あなたたちの創作活動を助けるためのものです」と説明すべきです。
しかし、現状は「ユーザーの誤解を利用する」形で利益を得ている ので、むしろ反AIの感情を助長している面すらある。
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ユーザー側の問題:無知であることを開き直りすぎ
• 「AIという単語がなければOK」というのは、単なる思考停止。
知識がなくても使えるのが技術の理想ですが、それと「知識がなくてもいい、むしろ知る必要すらない」という態度をとることは別問題です。
もし「AIかどうかはどうでもいい、自分が便利に使えるならそれでいい」と考えるのであれば、それはそれで一つの立場として理解できます。
しかし、「AIは使いたくない、でもこの機能はすごいから使う(AIとは認めない)」というのは、ただの自己矛盾です。
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最悪の未来シナリオ
この流れが続くと、技術的な進歩は停滞し、以下のような悪循環が起こります:
1. 企業が「AIではない」と言い張ることで、ユーザーはAIを理解しなくなる
2. AIの社会的受容が進まないため、本当に必要な倫理的議論すら行われなくなる
4. 一部の大企業だけがこっそりAIを活用し、情報格差が広がる
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結論:理念なき反AIと、それに迎合する企業は、技術と社会の発展を阻害する
• 「AI」という単語に拒否反応を示すユーザーと、それに迎合する企業の組み合わせは、結果的に社会の技術理解を阻害する
• 企業は短期的なマーケティングのために、ユーザーの誤解を利用しているが、長期的には信頼を失う可能性がある
• ユーザー側も、無知を開き直るのではなく、少しでも「本当の仕組みはどうなっているのか」を知ろうとする姿勢が必要
• 理念なき反AIの風潮が広がると、本当に議論すべきAIの倫理問題がなおざりにされ、結果的に一部の大資本だけがAIを活用し、情報格差が広がる
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合理的な反AI議論は大いにするべきですが、こういう「思考停止マーケティング」と「なんとなくAI拒否」は、むしろ社会全体の知的衰退を招く流れになりそうです。
自分は昔からパラグラフ・ライティングを心がけているのだが、最近は特にアホな無教養層からそれを「AIの書いた文章みたい」と言われることが多くなった。馬鹿馬鹿しい話だ。パラグラフがAIみたいなのではなく、AIがパラグラフ・ライティングに則った文章を学んでいるだけだ。それだけ、海外ではパラグラフで文章を書くことがあたりまえに出来ているということだ。これを何故日本人だけができないのか。それは増田に言わせれば、根本的に「文章というものの考え方」に問題があるからだ。
日本人にいつまで経ってもパラグラフ・ライティングが出来ないのは、根本的にその本質を捉え損なっているからだ。それは「主張(トピック)を先に言う」という論述のルールとは実は関係がない。欧米人の書いたものにも結論を先に言わないものなどいくらでも存在するが、それでもパラグラフの構造は保っている。では実際には何がパラグラフのより本質的な性質なのかと言えば、それは「論点の整理」にある。
日本人はほとんどそこに注意していないが、機能的な文章には無駄があってはならない。それは完全なる「伝えたいこと」の羅列でなければならない。ここで注意しておきたいのは、機能的な文章というのはもちろん創造的な文章とはまたルールが違うということである。創造的な文章は、どのような順序で書いても良いし、どのように無駄なことを書いても良い。
しかし機能的な文章は娯楽のためにあるのではないので、読み味や驚きを求める必要はない。機能的な文章の究極は『表』『箇条書き』、つまり、「データや論点を出来るだけピックアップしやすくまとめたもの」だ。パラグラフもまた、『表』や『箇条書き』のように、必要なデータや論点がどこにあるのかを見やすくし、整理して並べるための機能にすぎない。
つまり、そのためにまず必要なことは「何が必要な内容で、何が不要な装飾なのか」をきちんと峻別することだ。日本人は感想文等の作文教育の影響で、「中身のないものをとにかく膨らます、引き延ばす」ことを文章力だと思い込んでいる。骨身にしみ込まされている。だから、文章をセンテンスの単位に切り刻んだときに、まったく要らない、話と話のつなぎでしかないものが大量に紛れ込んでいる。これがまずいけない。パラグラフ・ライティングにまず必要なことは、センテンス単位で箇条書きにしても無駄が出ないほど「伝えたいこと」でないものを排除することだ。(この文章をセンテンスで区切ってみなさい。レトリックのためにあえて複数文に区切ったもの以外、箇条書きで並べても無駄がないから。)
さて、そうやって伝えたいこと以外をオミットすると(というより、最初から読書感想文のような無駄を膨らます習慣なんか身につけないと)文章は小間切れの主張やデータの羅列になり、それを見やすくするために整理するルールのひとつがいわゆる「論理(論述)」の「結論:根拠、根拠、…」となる。
しかし、文章を整理するルールはそれだけではない。そもそも機能的な文章の多くは、特に主張など含んではいない。政府機関や民間のレポート、研究論文、プレスリリース、そのほとんどは誰かを「論理的に説得する」ようなものではなく、ただ必要な事実をまとめただけのものだ。そのデータをもとに何かしらを判断するのは読んだ人である。「説得的な文章」などと言うものは、テストの小論文以外ではほとんど出てこないのが現実である。こんなものから「パラグラフ」の本質を学べると思っている時点でだいたいの教育者はおかしい。
実用的、機能的な文章を整理するルールには、例えば、「大枠から詳細に入るように説明する」「時間軸に沿って整理する」「手順をステップバイステップで指示する」などの形式がある。実用的な面ではこちらの方が圧倒的に「結論から根拠へ」などというものより多く、より意識して学ばねばならない。
ところで増田は、このように『ロジカルな文章』のタイプを細かく気にするよりも、次のような構造を守れば常にパラグラフの構造を守れるという感覚で書いている。
それは『韻文、散文、データ、データ、データ、…』という表現の粒度で構成するということである。
ここで注意しておきたいのは、『韻文』とはあくまで惹句的な、内容の少し曖昧な表現という程度の意味で使っているのであり、もちろん五七五などの決まりきった標語にする必要はない。
パラグラフの「トピック・センテンス」は「結論」でなどある必要はなく、データ(あるいは具体例など)をまとめるためのタイトルくらいに考え、その次にリードのような、トピックを少し詳細にしただけの文を書く。これが出来ていると、後は事実や主張の羅列でも文章が綺麗に整うのだ。実例を見てみよう。
与作の朝は早い。彼の一日は、まだ日も明ける前から寝床を這い出し、いっぱいの水を飲むところから始まる。それから家の前を掃除し、雨戸をしまい、離れの仕事場へ行く。釜に火を入れ、暖をとりながらゆっくりと手をほぐしてまずは一仕事する。郵便物が届くと、配達人に軽く挨拶をして一旦仕事をやめ、朝日を拝みながら裏山を一回りして、散歩がてら見回りをする。「今日は暖かくなりそうだな」などと考えながら、ようやく朝飯をいただくのである。
この例文は完全なパラグラフの構造を持っているが、もちろん結論も何もない。しかしこのような時系列で行動を描写するだけの文章でも、『韻文、散文、データ』のパターンを使うと構造的にまとまるのである。
このパターンに当てはまる例がすべてではないが、ほとんどの場合ノーシンキングでパラグラフをまとめられる手法なので、頭に入れておくと良い。
例えば新たな規制を新設したような場合に、それを周知させるがために、それらしい件名で逮捕できそうな、立場の弱い個人を探し出してきて逮捕報道を出すことがある。
つい最近でも、個人が趣味で制作していた10年前のコイルガン動画の投稿者を、何故か10年間検挙することはなかったというのに、銃刀法を改正した最近になって逮捕したという報道があった(なお施工前である)。
詳細は動画で解説されているが、逮捕の理由もこじつけであり、銃刀法改正を周知させるためだけの「みせしめ逮捕」であったことは火を見るよりも明らかである。
(こんな基準で逮捕できるなら、ちくわを銃として検挙できるのではないかと揶揄されるほどのこじつけ逮捕である)
さらに性質の悪いことに、この件はあれほど報道を行ったにも関わらず不起訴となっている。つまり初めから罪を問えないことを分かっていていながらも、ただ報道を行うためだけに逮捕をしたということだ。万が一にも禍根を残さないために、後ろ盾のある企業の社員等を狙わずに、立場の弱い個人を狙う醜悪っぷりには閉口する。この国の国家機関とはこれほどまでに腐敗しているのだ。
そもそも銃刀法改正のきっかけとなったのも、ひとえに元首相暗殺を阻止できない警察の無能っぷりにある。そこで己の警護の至らなさを悔いて組織を改革するのではなく、素人の銃撃から要人を警護することすらできない己の至らなさを仮想の銃密造犯に転嫁させようとするのが、日本の警察クオリティだ。
そもそも警察というのは、曖昧な基準を恣意的に運用して弱者を見せしめとして摘発し、強者には天下りでOBを送り込み摘発することなく甘い汁をすするなどして利権を貪るビジネスモデルを大好物としている腐敗組織だ。
今回のコイルガンの摘発基準を当てはめるのであれば、エアガン等の玩具を製造販売する会社の製品を全て摘発することは容易いだろう。何せ、筒状のものにハンマーが付いていて片手で扱うことができれば、科捜研の頭の中ではそれは銃であり、摘発対象なのだから。それでも摘発されないというのは、この摘発が序章に過ぎないからであろう。今後、警察とトイガンメーカーとの間で、摘発をちらつかせた「取引」が行われるであろうことは想像に難くない。
曖昧な摘発基準は市場を萎縮させるだけだ。警察による恣意的な摘発ビジネスは即刻排除しなくてはならない。何故なら、彼らは新たな摘発ビジネス開始のプレスリリースを、立場の弱い個人の逮捕報道によって行うような連中なのだから。彼らの頭の中には、報道される個人の尊厳なんてものは、とうに抜け落ちてしまっているのである……
いや、わかるよ?目的を理解するの大事だよ。でもさ、その場では期限を知りたかったわけ。だから「目的は後で詳しく説明するから、まずはいつまでにできるか教えて?」って言ったら、また質問で返してくるわけ。
「目的によって書き方が変わると思うんですけど、その辺どう考えたらいいですか?」
いや、たとえばさ、「研究発表の準備をしろ」とだけ言われても、ゼミ発表なのか若手研究者の勉強会での発表なのか全国学会での発表なのか紀要論文の執筆なのか英文フルペーパーの執筆なのかわかんなかったら、そもそも時間の見積もり取れなくない? 手近な研究材料でゼミ発表しろって言われたら、そりゃ来週にでもできるけどさ、それをどこの雑誌でもいいから投稿できる水準にしろと言われたら1ヶ月くらいかかるし、一流の雑誌に出せる水準まで持ってけって言われたら下手したら半年以上かかるわけよ。増田の会社にもそういうのあるでしょ? 部署内での打ち合わせで使うのか、社長に決裁を仰ぐのか、取引先に見せるのか、社外にプレスリリースとして出すのかでかけるべき労力やかかる時間が違ってくるのは当然じゃん?
「この資料、内容チェックしてくれる?」
「どの視点でチェックすればいいですか?」
こんな問いには即答しろよ! とにかく形式が整っていて誤字脱字が修正されていればいいのか、事実確認の訂正まで求めているのか、ブラッシュアップを求めているのかで全然違ってくるだろ!
「次の会議、準備できてる?」
「具体的に何を準備すればいいですか?」
新入社員が「会議の準備」とだけ言われても何を準備すればいいかなんてわかんないでしょ普通。関連する書類をぜんぶ読んどけばいいの? お茶やプロジェクタの手配しとけばいいの? そういうのをもっと事細かに指示しなさいよ!
そしたら上司が「君は常に疑問を持つのはいいことだ。でも、相手の質問にまず答えるっていうのも社会人として必要なんだよ」ってやんわり諭したの。
??? 「まず答える」ためには前提をちゃんと理解してないと答えられなくない??? それとも、「その情報だけでは判断材料が足りないので答えられません」って返しておけばいいってこと? 上司も無能かよ! こんな無能上司どもを宛てがわれて新入社員くんが気の毒だわ。
【11/11 26時追記】読みづらいと言われたので体裁だけ記法でちょっと編集。中身そのまま。増田は全く分野違いの素人野次馬である。
内容はニュースソース、プレスリリース、Wikipedia、ツイッターの電力系の人、鉄道系の人の書いたことなどを鵜吞みにしている。変な点言ってくれたら参照元くらいは答えられると思う。
大事なことなので冒頭のここにも書くが、JR四国によると前日の停電と瀬戸大橋の断線は無関係とのこと。下衆の勘繰りをしながら調べている最中にそう報道された。
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気になって素人が調べたことのまとめ。間違ってるかもよ。1度寝かせた文章に追記を重ねたため構成が悪くなってわかりづらいけど。
・瀬戸内海の瀬戸大橋経由で中国電力と繋がる「本四連系線」交流2回線(1L、2L)
・紀伊水道の海底ケーブル経由で関西電力と繋がる「阿南紀北直流幹線」直流1回線(第1極、第2極)。
うち第2極は制御保護装置更新工事のため10月末〜来年3月で停止中。
四国は発電力が潤沢で、通常時は上記経路で本州に電力を「輸出」している立場である。
電気は溜めておけないので、需要に対して供給(発電)を一致させるよう細やかにコントロールする必要がある。
需給バランスが崩れると周波数が乱れ、発電機の破損や大規模停電に繋がりかねない。
瀬戸大橋の本四連系線の2回線あるうちの1回線(2L)を停止させたメンテナンス作業中、使用中の1回線(1L)に何らかのトラブルがあり2回線ともに停止。
阿南紀北直流幹線のみで本州と繋がる状況になる。中国電力に輸出していた経路が断たれ周波数が高くなり(電力余り)、徳島の橘湾火力発電所が連系線トラブルと同時刻に停止。
本四連系線を復帰させるため、2Lのメンテナンスを中止し2Lの復旧作業中、何らかの原因で阿南紀北直流幹線の本州向き潮流(関西電力に輸出している電力量)が急増。
昼とは逆に周波数が下がり(電力足りない)、四国内の一部を停電させ需給バランスを保つ。停電は約37万戸。しばらくのち本四連系線2L復旧。
停電復旧。
瀬戸大橋内の架空切断のためJR瀬戸大橋線の列車が瀬戸大橋上で立ち往生。乗客は約150人。
列車はパンタグラフ3基がすべて破損し自走できない。上下線で運転見合わせ。
立ち往生した列車に救出用列車を横付けして乗客を救出し、隣駅に到着。
阿南紀北直流幹線で潮流が急増した「何らかの原因」だが、単なる寒さでの暖房起動などによる需要増ではないトラブルのようだ。
橘湾発電所の停止は本四連系線トラブルを検出した系統安定化装置の電制(電源制御)によるもの。
停電は周波数乱れを検出した周波数低下リレー(UFR:Under Frequency Relay)の作動によるもの。
四国電力管内でのUFR作動は記録の残る1966年以降で初めて。
停電地域が不思議にバラついているが、詳しい人が見るとUFRだと察しが付くらしい。
都市部を避けつつある程度の需要のある市街地ということか(ど田舎を停電させても需要増が覆らない)。
淡路島は北部が関西電力の管轄で南部が四国電力の管轄。南北それぞれで送電を受けている。
(これって非常時に一方向から送電してさらに向こうの本州(または四国)にまで送電できないの?よくわからないが本州四国を繋ぐのは上記2経路のみ扱いなのでできないのだろう)
停電により愛媛の伊方原子力発電所は運転上の制限から逸脱する影響があった。
原発は多重の安全機能確保のための運転上の制限として、外部電源は系統上の独立性を有する必要がある。
つまり、互いに依存しない複数の変電所または開閉所からの送電回路が必要だ。
伊方原発の外部電源は6系統あり、川内変電所から2系統、大洲変電所から4系統。
大洲変電所の上流にあるのは川内変電所経由2系統、小田変電所経由2系統。
停電により小田変電所からの電力が停止し、川内変電所のみに依存する系統となった。
これを「運転上の制限逸脱」略してLCO逸脱という(Limiting Condition of Operation)。
さらに、ちょうど大洲変電所からの4系統のうち2系統が点検中であった。
伊方原発は1,2号機が平成終盤に運転終了しており3号機のみ。
その3号機は7月から定期検査に入りその一環で10月から調整運転中(発電・送電はしている)。3号機は今年12月で運転開始から30年となる。
今回の定期検査で原子炉内の中性子の測定装置に不具合が見つかり運転再開が3週間遅れていた。
2023年成立(2025年施行)したGX脱炭素電源法で、運転開始から30年を超える原発は最長10年ごとの管理計画を原子力規制委員会に申請・認可を受ける必要がある。
これまで原発の運転期間は原子炉等規制法で原則40年・最長60年とされていたが、GX脱炭素電源法により上限は撤廃され60年超も運転可能となった。
伊方3号機は10月認可済み。
伊方原発3号機の使用済み核燃料を保存するプールは容量の92%が埋まっている。
プール以外で一時保管するための乾式貯蔵施設の設置工事を進めている。
これを満たさない状態が発生すると電力会社は逸脱を宣言し原子力規制委員会に報告するとともに速やかに対応する。
逸脱すなわち原子炉施設保安規定違反というわけではなく措置を講ずれば良いらしい。
経済産業省は四国電力送配電に停電の原因究明と再発防止策の報告を求めている。期限は停電発生から30日以内。
国土交通省はJR四国に運転停止トラブルの原因究明と再発防止策の報告を求めている。
停電と瀬戸大橋の断線の関連を疑ってしまうが、JR四国の発表では関連はないらしい。
JR四国は非電化区間が多く汽車(ディーゼル気動車)が走っている。停電時に電車は運休してしまうが汽車は走る。
岡山のJR西日本側からディーゼル機関車の手配も考えただろうが、結局救出には運行可能な下り線を四国側からの列車が逆走して(瀬戸大橋は複線)向かいの線路に横付けして板を渡して客を移動させ、そのまま逆走を続けて代走した。
立ち往生したのは高松発岡山行きの快速マリンライナー10号。この10号の前には朝5時頃から同路線を同2,4,6,8号、特急しおかぜ2,4号、普通列車2本が通過している。
直前の通過はしおかぜ4号。前日の終電は23時頃のマリンライナー70号。8,10号は1日2本だけの7両編成。他の編成は時間帯により2両または5両。
7両の内訳はJR四国の5000系が3両、JR西日本の223系5000番台が4両。
瀬戸大橋は10個の橋の総称。立ち往生した場所は最も岡山側である下津井瀬戸大橋の中央付近か。
仮に歩いて向かう場合、最も岡山側とは言え橋の全長1447mの半分+トンネル230m=約1kmの距離がある。最寄の児島駅からは約4kmある。
JR瀬戸大橋線はJR本四備讃線の愛称であり、JR西日本岡山支社とJR四国が管轄する。
瀬戸大橋そのものは独立行政法人高速道路保有・債務返済機構(旧:本州四国連絡橋公団)が保有し、JR四国が借り受けている。
道路は一般道のない高速道路で、管理は本州四国連絡高速道路株式会社。
蛍光灯の生産を2027年9月末までに終了 一体型LEDべースライト「iDシリーズ」をモデルチェンジ CO2実質ゼロを実現した新潟工場で生産能力を拡大 | 事業戦略・方針発表 | 企業・経営 | プレスリリース | Panasonic Newsroom Japan : パナソニック ニュースルーム ジャパン
https://news.panasonic.com/jp/press/jn241001-2
品種 | 生産終了時期 |
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直管蛍光ランプ(三波長形)丸形蛍光ランプ、点灯管 | 2027年9月末 |
ツイン蛍光ランプ(コンパクト形蛍光ランプ) | 2026年9月末 |
※2 特殊用途蛍光ランプ、電球も2027年9月末までに生産を終了します。なお、直管蛍光ランプ(一般色形)については、2025年6月末の生産終了をすでに決定、発信しています。また、上記生産終了期日より早く終了する品番もございます。
オワタ。