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「バスケット」を含む日記 RSS

はてなキーワード: バスケットとは

2025-07-20

女子バスケット試合みてたら田中と髙田、渡嘉敷のワキ舐めたくなった。レスリング小原日登美のワキも舐めたかったのに残念

2025-07-17

anond:20250717113841

実際に強い

シンゾーがバスケットコート演説やったとき煽りに来てたやつを指さしてこんな奴らに負けるわけには行きません!って言い放ったエピソードは有名

2025-07-16

企業国際的競争条件のためにはあと僅かな円安必要

日本企業と多くの分野で競合する韓国はまだ為替面で価格競争上有利。

OECDによる2024年バスケット比較での購買力平価韓国は1ドル=838.9ウォン。それと比べて今の市場レートは1382.3ウォンと、実際のウォン価値が60.7%しかないほどのウォン安になっている。

一方の日本購買力平価が1ドル=95.1円のところ、今の市場レートは147.7円と64.4%の円安であり、通貨安政策をとる韓国よりまだ不利である

あと少しこの競争条件がフェアになるところまで円安は進むべきだろうが、そこで円安は止まる可能性が高い。

anond:20250715233752

2025-06-14

テクウヨITチー牛と毎朝の儀式

朝五時。

空が白み始める頃、増田さんは納屋の戸をそっと開けた。

おはよう、チー牛。今日たっぷり出してくれよ」

そこにいたのは、一頭の牛——いや、人語を話す牛。艶やかな毛並みのテクウヨITチー牛。ITインフラ国家の将来について語りながら、今日も元気にミルク生産する。

「モー……❤ 増田さん、遅いですよぉ。もうパンパンで……タイムアウトまで30秒ってところですッ……!」

はいはい。ごめんな、昨日夜遅くまでdockerコンテナと格闘しててさ……」

増田さんは手慣れた動作で搾乳バケツを置き、チー牛の傍に腰を下ろす。

「それにしても……今日も立派だな」

「『インフラティート・パフォーマンスインデックス』、過去高値マークしてます……! グラフ化してTwitterに貼りたいくらいですぅ……❤」

「お前それ晒したらBANされるぞ」

増田さんの手が触れた瞬間、チー牛はびくんと震えた。

「モー……❤ あっ、そこ、そこは特に……ハードウェアアクセラレーションポイントですぅ……!」

ぐいっ、ぐいっ、しゃああああ……

白濁したミルクバケツに注ぎ込まれる音が納屋に響く。

「うん、今日も良い感じのミルクだ。タンパク質も濃そうだ」

モモモモーッ❤ 嬉しいですぅ……!国家予算に換算したら、防衛費1%くらいは出てます……!」

「そうか……なら補助金もらえるな」

チー牛の尾がぴこぴこと揺れ、目はとろんと潤んでいた。

増田さんに搾られると……理性がデータ圧縮されて……ミドルウェアバグますぅ……」

はいはい、もう少しで終わるからな。最後のひとしぼりまで抜いてやるよ」

「モーッ……❤ そんなに搾ったら、また昼にも搾ってもらわないと……ああ、稼働率が120%に……!」

その日も、ミルクは三本の瓶にたっぷり詰められた。

しばらくすると、村の坂道から子供たちの元気な足音が響いてきた。

「おはよー!ミルクできてるー?」

「チー牛さんの今日ミルク、楽しみーっ!」

「この前のやつ、学校給食よりおいしかった!」

少年少女たちが、木のバスケットを抱えて納屋の前に集まってくる。

誰もが無邪気な顔で笑っている。

そして瓶を手に取ると、どの子「ありがとう」とぺこりと頭を下げた。

増田のおじさん、チー牛さんによろしく言っといて!今日も元気だったかって!」

「おぉ、あいつは元気すぎるくらいだ。ミルク、冷やしてから飲むんだぞ」

子供たちが笑いながら坂道を下っていくと、チー牛は納屋の隙間からそっと顔を出した。

「……モー❤ あの子たちの笑顔ISPレベルで癒やされますぅ……❤」

「よかったな、チー牛。お前のミルクで、みんな元気に学校行ってるんだ」

「やっぱり、インフラは人の暮らしの根幹ですよねぇ……モーモーモー❤」

増田さんはそんなチー牛の頭を撫でながら、笑みをこぼした。

「お前はうちの宝だよ。国じゃなくて、まず俺が一番助かってる」

「モー……❤ “愛国”って、きっとこういうことなんですねぇ……!」

朝の納屋には、あたたかくてちょっぴり奇妙な幸福が満ちていた。

そして今日もまた、テクウヨITチー牛の栄養満点ミルクは、村の子供たちの体と心を支えていく。

2025-06-04

anond:20250604130833

はいミニバスルールが変わるのはみなさんご存じですね

2027年までに変更されることが決定しています

 

リングの高さが260cmから305cmに変更され、

試合球も5号球から6号球に変わります

スリーポイントラインバスケットの中心から50cm延長され、距離が6.25mから6.75mに変わります。

 

普通スポーツでもこういうことは全然ありますからね。

2025-05-20

anond:20250520100009

バスケット協会とかスキー協会とかテコンドー協会とか

国家議員なんかは目が向けられてるから不祥事になるけど

国の金が入ってるマイナー団体とかは桁違いのやばさ・腐敗っぷりのとこ多いわな

2025-04-04

Kyashの件

【重要】6ヶ月以上ご利用のないお客さまへの再利用のお願いについて

この件が予告通り施行されたやつね。

自分アカウントはなぜか停止されていなかった(おそらくお遊びで作られた共有口座に入金があったからだと思うが)(まあ67ポイントしか持ってないので止まっても別に良かった)が、いくつか気になることがあったので調べていた。資金決済に関する法律結構好きなのだ

KyashバリューとKyashマネー

どちらも資金決済法に基づいて提供されるサービスだけど、Kyashバリューは前払式支払手段で、Kyashマネー資金移動業に係るサービス性格が異なる。後者銀行が担っていた業を一部解禁するものであり、前者よりかなり厳格なもの。わかりやすいところで言えば利用者保護のための供託金の額は、前者は未使用残高の50%以上、後者100%以上となるなど保護の度合いが異なる。今回の件では、アカウントが削除されるのでどちらも消滅したこととなった。本記事ではKyashマネーについて記載する。

Kyashにおける「資金決済法に基づく表示」について

資金決済関係問題でまず見たいのは「資金決済法に基づく表示」。

Kyashバリューの資金決済法に基づく表示 ( www.kyash.co/legal/description-subject-to-psa/psa-prepayment ) には以下のように書かれている。

Kyashバリューの有効期限無期限
※6ヶ月以上にわたりバリュアカウントの利用実績(残高変動)がない場合バリュアカウントを閉鎖する場合がございます
バリュアカウント閉鎖に伴い、利用者>保有しているKyashバリューおよび特典等はすべて消滅します。

続いて、Kyashマネー資金決済法に基づく表示 ( www.kyash.co/legal/description-subject-to-psa/psa-transfer ) を見てみる。

6.Kyashマネー有効期限はありません。

9.Kyashマネーアカウントの削除等の理由により、Kyashマネーアカウントが終了した場合には、Kyashマネーアカウント、Kyashマネーアカウント内のKyashマネー、その他これらに関しての利用者権利は、全て、理由を問わず消滅するものします。

と書いてある。9条有効期限関係なくない?と思われるかもしれないが、Kyashマネーアカウント利⽤規約の第24条 (マネーアカウントの閉鎖)の(8)には以下のように書かれていて、

6ヶ⽉以上にわたりマネーアカウントの利⽤実績がない場合

実はめちゃくちゃ関係ある。

Kyashバリューについては、※注釈ではあるものの利用実績基準有効期限も書かれているので、今回の消滅別にいかなと思うが、後者については何のための「資金決済法に基づく表示」なのかなと感じる。利用規約と組み合わせないと読み解くことができないし、そういう状況でありながら有効期限を無期限と書くのはミスリーディングだと思う。

資金決済法に基づく表示」の意義

そもそも資金決済法に基づく表示」を表示する意義に立ち戻って考えてみると、”前払式支払手段”に関する規定ではあるが以下の内閣府令に書いてある。

法第十三条第一項各号に掲げる事項は、前払式支払手段一般に購入し、又は使用する者が読みやすく、理解やすいような用語により、正確に情報提供しなければならない。

これは消費者保護観点、つまり「いちいちサービスを利用するのに利用規約など関連規定を全部読んで理解するのは大変すぎるし、消費者のためにわかやす情報提供しなさい」と解釈している。私もそうあるべきだと思う。ちなみに前払支払手段では、残高に有効期限がある場合はそれも掲載してねという規定がある(なお、これは内閣府令ではなくて資金決済に関する法律13条の3にかかれている)。

下記の資金移動業者に関する内閣府令においても情報提供規定はあるが、「読みやすく、理解やすい」みたいな表現はなくなっている。確かに資金移動業に関する基づく表示を読んでみると、いきなり銀行等が行う為替取引でない宣言など、利用者保護からちょっといかもなあという条文が並んでいると感じる。とはいえ本質的目的としては消費者保護だろうと思う。

資金移動業者に関する内閣府令29条 ( laws.e-gov.go.jp/law/422M60000002004#Mp-Ch_2-At_29 )

なお、前払支払手段と違って資金移動の方には有効期限を書けという規定はないので、書いてないことがまずいわけではない。もちろん各自任意で書いてもいい。

類似サービス規定

続いて同様の資金移動業の残高の規定を見てみる。

楽天キャッシュプレミアム型)

楽天キャッシュには前払式支払手段である「基本型」と資金移動業に係るサービスであるプレミアム型」がある。Kyashマネーアカウント類似するのは「プレミアム」の方。プレミアムの「資金決済法に基づく表示」には有効期限の記載はない。一方、利用規約には以下のような規定がある。

第9条(失効)

サービスの利用により最後楽天キャッシュプレミアム型】又は楽天キャッシュ【基本型】の残高に変動があった日から10年を経過した場合、当該会員の保有する楽天キャッシュプレミアム型】は当然に失効するものとし、現金による払戻し等は行われません。

これをどう評価するかという話になるが、民法においても消滅時効は「権利行使できる時から10年」だから、まあそこまで目くじら立てなくてもいいと個人的には思った。

PayPayマネー

PayPayにも色々ポイントがあって(PayPayマネー,PayPayマネーライト,PayPayポイント)わかりにくいけど、PayPayマネー比較対象になる。

を見ると、

(1)PayPayマネー有効期限はありません。

(3)閉鎖されたPayPayマネーアカウントおよび、ビジネスアカウントにPayPayマネーの残高が残っていた場合には、当該残高は失効するものします。当社は、失効したPayPayマネーの残高に相当する金額の返金を行わないものします。

あっ、これKyashで見たやつだ!となるので、利用規約を見に行ってみる。

「第6条 解除」が該当する条だが、そこには「(4)本規約その他の利用者適用される規約違反した場合」があるので、全体をざっと眺めつつ主要な禁止事項である「第7条 PayPay残高アカウントの利用にあたっての禁止事項」を見るが、最終利用の規定はない。なお「(12)その他当社が不適切判断した行為」とバスケット条項はあるものの、ここに「ポイントの動きが6ヶ月ないこと」みたいな規定が含まれると強弁されたら流石に起こると思うので、最終利用からの残高没収はなさそうと判断した。

他社の規定を見て思ったッス

少しだけ眺めてみても、サービス内で利用するポイントとかではなく、広く開かれた決済に利用するポイントが最終利用から6ヶ月で消えるのは流石に利用するサービスとして選択できないなあというユーザー目線と、強く保護されるべき資金移動業に係る残高が6ヶ月未使用消滅できちゃうのは法律としてそれでいいのか、という気持ちにはなった。

Kyashの利用規約の変遷

資金移動業に係るサービスの残高の有効期限は特に法的な縛りはないので、じゃあ「6ヶ⽉以上にわたりマネーアカウントの利⽤実績がない場合」に停止対象となるという規約がいつから書かれていたのかということが気になったので調べてみた。そしたらちょっと面白い事がわかった。

2022年1月8日のWebArchiveでは、「第28条(利用者に対する本サービス等の利用停止、その他措置等)」には予告なくアカウントの削除などができるとしているが、但し書きとして、「但し、第8号に該当する場合には、本サービス等の利用の停止、中止のみ行います。」と書いてある。そしてその第8号は

(8) 6ヶ月以上にわたりサービス等の利用実績がない場合

という今回の根拠条項が出てくる。つまりこの時点では、最終利用基準没収はやり過ぎと判断されていたと見える。

では、この規定がいつ変わったのかと調べてみると、2022年2月1日のお知らせ

に公開されている「改定利用規約:Kyashマネーアカウント利用規約(旧「Kyash送金サービス利用規約」)」から見れる規定ではもう書き換わっていた(閉鎖に関する規定28から24条に移動している)。そしてこの日のお知らせの「主な改定内容」にはこの変更は含まれていないので、1月8日から2月1日までの間に、改定されたと考えるのが良いと思うが、特にお知らせは出ていなさそうだった…。

  • お知らせ ( www.kyash.co/news/information?bf7a3a99_page=4 )

となると、主な改定内容ではないと判断されたということかな。流石に結構不利益変更になるし周知したほうがいいんじゃないかなあと思うが、ここの法的な是非は私にはわからない。

終わりに

別のことしようと思ってたのにこれに書くのにめっちゃ時間使っちゃった!最悪!!

あと条文とか見落としがあったらごめんなさい。

2025-03-31

anond:20250330023655

これおもろいのはアニメーション白雪姫のグッズ売店で置いてんだよな

ポップコーンバスケットとか7人の小人のシルエット完全にアニメ版だし

この映画見て実写映画のグッズ見て買わないよな

2025-03-04

またLUUPみたいなのが出てきた

何が免許不要だよ

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2025-02-06

anond:20250204203610

バスケット選手外国人選手だが、統計学上100億人に一人とされる身長だと言われている人がいた。

まり世界人口と照らし合わせると矛盾した存在なのだ

天才と言う概念には、こうした、理屈では到底度し難く推し量れない次元での希少性がないと釣り合わないというのが個人的な考え。

まあ、100億人に1人の確率なのに存在しているのは矛盾、という考えについては、確率収束するというような理屈をきちんと理解していない可能性があることは自覚しているのだけども。

dorawiiより

2025-01-23

anond:20250123124455

俺、バスケットボールに 1ミリも興味ないので、「スラムダンクバスケットリアルに描いている」という評判を聞いて「じゃあ読む必要ないな」と判断して読んでない。『工業哀歌バレーボーイズ』はバレー全然やらないので面白いし好き。スポーツモノでも、スポーツが単なる舞台設定でスポーツのもの目的じゃなく人間関係とかがメインなら面白い。『エースをねらえ!』とか。

2025-01-13

バスケット宮崎早織選手結婚について(別姓論議

相手センバツ出場投手 結婚発表の女子バスケ宮崎早織榎本に変わりますイベントで生報告

日刊スポーツ2025年1月13日閲覧)

ということだ。

要は国際試合ではパスポート名前と同一にしないとよろしくないので、五輪前に変えにくかったと。

しかし、まあそもそもの本人の”入籍”という言い方もあるのだが、女性が姓を変えるのを当たり前のように考える人たちなのだなあと。

ここで一発スポーツパーソンが結婚しても国際試合名前を変えることも今の制度下では行われるので早く別姓に移行してくれ

といえばとてもよかったとおもいますが、なんだかで、記者もきっとそんな質問しないまたはするとまずい?のでしょうか。

今の法律でも大丈夫説ということだが、やっぱりパスポート名前が変わるといろいろと影響がある人がいるということですよね。

両方の姓が並んで書かれているとまさか国際試合登録をどっちでもOKなどという融通は利かないのではないでしょうか。

おそらくそれはそれで、なんとか-MIYAZAKI SAORIと書かれるんじゃないでしょうか。結局変更されるのですよね。

2025-01-08

猫がはまってる遊び書く(追記)

⚪︎一緒に2階に行くあそび

1階のリビングにいると一緒に2階に行きたがってめーめーなく。一緒に2階に行くことが目的で、2階に行ったからと言って特別何もしない。階段を一緒に登っている時がピーク。

⚪︎キャットタワーで逆さまになるあそび

キャットタワー最上段ののバスケットに入って、首だけ出して逆さまになる。コウモリごっこ。しばらくするとそのまま寝てる。

⚪︎ペットシーツおしっこするあそび

ペットシーツおしっこして、砂かけ仕草でしたところを内側にたたむ。やめてほしい。

⚪︎ボールを投げさせるあそび

人間ふわふわのちっちゃいボールを投げさせてそれをながめる遊び。ボール人間がとりにいく。

⚪︎スイッチの入ってないヒーター前でごろごろするあそび

たかもヒーターに当たっているようにみえる。ヒーターつけるとどっか行く。

思い出したら書く。

(追記)

はてな人間って猫好きじゃないと思っていた。子猫の時のことも思い出して書く。

⚪︎みずあそび

・お風呂場に入る。床が濡れているところをわざと歩く。浴槽に入る。

危ないので、人間はお風呂に入り終わったらお湯を抜いて床をワイプする癖がついた。

・水飲み皿に手をつっこむ。ひっくりかえして床をびしょびしょにする。びしょびしょの足で歩き回る。

人間が飲んでいる水に手を突っ込む。

⚪︎そとを眺めるあそび

窓の外を眺める。何見てるの?と聞くといろいろさえずって教えてくれるが、あんまりからない。木の葉とか鳥とかを見ているように思う。

⚪︎剣道ごっこ

人間が猫じゃらしで「メン、コテ、ドウ」をやるので、猫は口か手で白刃取りをする。

⚪︎クロネコヤマトごっこ

ぬいぐるみの青いねずみちゃんを運搬するあそび。おもちゃ箱から誘拐して、いろいろなところにつれていく。ねずみちゃんが一番よくいるのは大きい窓のそば

⚪︎登山ごっこ

本棚の棚と本のサイズがぴったりじゃないところに入り込んで、本の山を登山するあそび。どんづまりに行きつくと動けなくなってしまい、危険カラーボックスならマスが小さいので危険はそこまでない。

⚪︎運搬されるあそび

病院に行くキャリーバッグの中に入り込んで昼寝をするあそび。病院に行きたいらしいな、と思って連れて行って肛門腺を絞ってもらった。ずっと大声でないてけど、帰ったらまたキャリーバッグで寝ていた。

⚪︎プリンターだるまさんがころんだ

プリンターが「ガッwwwwガッwwwwガッwwwwシューwwwwww」ていうのにあわせてだるまさんがころんだ状にうごく遊び。

プリンターの他、ドラム式洗濯機でも見られる。

思い出したのここまで。

2025-01-05

anond:20250105005433

anond:20250105005433

続き

兄として

 夜、今日の夕飯は外で済ませたものの、家に帰ると咲がリビングテーブル宿題を広げていた。どうやら英語の長文読解がうまくいかないらしい。

「ねえ、あんた。帰ってくるの遅い」

 妙な言いがかりだ。事前に遅くなるとメモをくれたのは咲自身なのに。

だって買い食いしろって言ったの咲じゃん」

「そうだけど。…いつもより遅い気がしただけ」

 まるで僕が何か悪いことをしていたかのような口調だが、心配してくれてるんだろうと勝手解釈しておく。

英語、わかんないんだろ? 手伝おうか?」

「いらない。どうせあんたでも正解わかんないし」

またまた、そんなツンケンして。じゃあちょっとだけ見せてみろよ。もし僕にもわかんなかったら、一緒に解説書を読もう」

「……別に、いいよ」

 一応は了承してくれたらしい。咲はツンとした顔で長文読解のプリント差し出す。僕は椅子彼女の隣にずらして、問題を一緒に眺め始めた。

「ここの単語意味さえ把握してれば、あとは前後文脈で答えがわかるかも」

「うーん…」

 咲も真剣になって考えている。こんな風に妹と同じ机を囲んで勉強するのは、かなり久しぶりだ。小学生のころまでは一緒に漢字ドリルをやったりしていたけれど、中学生になってからほとんどこういう時間はなかった気がする。

 なんだかんだで一時間近く、僕らは問題と格闘した。咲の目がしょぼしょぼしてきたので、「今日はここまでにしようか」と僕が提案すると、彼女は素直にプリントを閉じた。

ありがとう。…まあまあ参考にはなったかも」

「それはよかった。お役に立てて光栄です」

「…ふん」

 一瞬だけ、咲が目を合わせて笑う。ほんの少しだったけれど、確かに笑顔が見えたのだ。

ツンデレ妹”とのすれ違い?

 翌週の月曜日ちょっとした事件が起きた。僕が風邪をひいて学校を休んだのだ。朝、熱を測ったら三十八度近くあったので、母が無理せず休むようにと布団で寝かせてくれた。

 咲は「学校は休まないけど、あんたうるさいし家にいるの嫌なんだよね」と言い放ちつつ、「保険証はここにあるから病院行きたくなったら行きなよ」とテーブルに置いていった。ツンデレ感全開だが、まあ気遣ってはくれている。

 ところが昼前、微熱に下がってきたのでそろそろ大丈夫かとスマホを見ていると、咲からLINEが届いた。

調子どう? 熱は? 買い物して帰るから必要ものがあれば言って」

 短い文章ながら、妹がわざわざ学校からこんな連絡をするなんてなかなかない。僕は「だいぶ良くなったから何もいらないよ」と返した。するとすぐに既読がつき、「わかった。ゆっくり寝てて」という返信が。

 一言ずつに愛想のない文字ばかりなのに、その中にしっかり優しさがあるような気がする。いや、確実に優しい。

 ところが、その日の夕方、咲は中途半端な怒りを抱えて帰宅した。

「なんで電話出なかったの?」

「え? 気づかなかったけど…」

「昼休みにかけたんだけど。もしかしたら倒れてるかもって思ったのに!」

 考えてみれば、僕がスマホ確認したのはLINEの通知のみ。電話の着信は見逃していたらしい。

 咲は顔を赤くして、「あんたが心配で仕方なかったわけじゃないからね」とか言いながら、早足で自分の部屋に引っ込んでしまった。それでも「スープ用に野菜買ってきたから食べたいなら言えよ!」とドア越しに怒鳴っているのだから、やっぱり気遣いがにじみ出ている。

知られざる妹の心理

 夜、少し体調が回復した僕は、リビングでぼうっとテレビを観ていた。母は遅番の仕事らしく、家には咲と僕の二人。しばらくすると、咲がこちらへ顔を出す。手には何やら小鍋を持っていた。

「食べる?」

 妹が作ったと思しきスープ。湯気がほんのり漂い、鼻をくすぐるいい香りがする。

「いいの? わざわざ作ったのか?」

冷蔵庫野菜が余ってたからね。あんたが風邪引いてるのに放っておくと、治りが遅くてまたうるさいから」

「…ありがとう

「べ、別に礼なんかいらないし」

 と、そっけなく言いつつもテーブルに小鍋を置き、スープ皿にきれいによそってくれる。味も美味しく、僕は思わずうまい!」と声を上げた。すると咲は、そっぽを向きながら少し嬉しそうに口元を緩ませる。

「そ、そりゃまあ、いちおうネットレシピくらいは調べたから」

 それでも照れくさいのか、すぐにリビングを出ようとする。

「待って、俺に何か手伝えることある?」

「は? …いらない。あんたはさっさと食べてさっさと寝て。無理してぶり返したら迷惑から

 彼女なりのやさしさというのは、なかなかストレートに受け取りにくい。でも、それがツンデレ妹の魅力といえばそうなのかもしれない。

兄としての悩みと期待

 正直、彼女ツンデレ対応翻弄される日々は疲れなくもない。けれど、妹がどうやら僕のことをちゃんと気にかけてくれているのは、なんだかんだで嬉しい。

 ただ、ひとつ気になることがある。咲は僕とふたりでいるときは少しだけ甘えてくるような雰囲気になるときがあるが、家族友達がいるときは徹底して素っ気ない。まるで僕と二人きりになるまで“ツン”を貫き通し、“デレ”の面を一切見せないのだ。

 もしかしたら「兄と仲良し」というのを周囲に知られるのが恥ずかしいのかもしれない。年頃の女の子にはありがちな話だし、それは仕方ない。けれど一方で、妹としてちゃんと頼りにされている兄になりたいという思いも少しある。

さな事件ツンデレからまれる変化

 そんなある日、咲がヘアアクセサリーを探していて慌てていたことがあった。デパートで買ったお気に入りシュシュが見当たらないらしい。

 普段はツンツンしているくせに、「あんた、私のシュシュ知らない?」と部屋を覗いてくる。僕は「いや見てないよ。もしかして洗濯物と一緒に紛れてるんじゃない?」と提案してみた。

「え、それどこにあるかわからない」

洗面所ラックにたたんであると思うけど…」

 咲は少しもじもじしながら、「一緒に探してくれない?」と恥ずかしそうにお願いしてきた。

「もちろんいいよ。手伝うから洗面所見に行こうか」

「…うん」

 咲は滅多に「お願いする」「手伝ってもらう」といったことを言わない性格だ。僕は少し驚きつつも一緒に洗面所を探し、ラックバスケットの中を確認した。すると奥底に埋もれていたそのシュシュ発見することができた。

「あった、これ?」

「そう、それ。よかった…ありがとう。まあ別にあんたがいなくても見つかっただろうけど」

「それでも、手伝えたならよかったよ」

「…うん、ありがとね」

 咲は小さくお礼を言い、そのまま洗面所を出ようとする。照れてしまったのかもしれない。僕はすぐ後を追いかけて、「咲、よかったら次は一緒に買い物でも行こう。シュシュがなくなるほどお気に入りなら、予備を買っておくのもいいんじゃない?」と声をかけてみる。

「はあ? どうして私があんたと買い物に…いや、行かないわけじゃないけど、別にあんたと行きたいわけじゃないんだから

「どっちだよ」

「うるさい。まあ予定が合えば、考えとく」

 ツンデレの中に「嫌じゃない」という気持ちが混ざっているのが、もう手に取るようにわかる。何度も繰り返しになるが、妹のそういうところがなんだか愛おしくもあるのだ。

2024-12-27

高校バスケット

男子バスケット高校生名前を見ているとスラムダンクに出てきそうな名前が多いのですが、

今の高校生2007年くらいの生まれですか。

そうなるとおそらくスラムダンクに熱中していたひとたちが親の世代なんでしょうかね。

野球とは違うバスケットボール世界観が築かれているのだなあとおもいます

2024-12-16

自称脳科学に詳しいと言う人に食事に誘われ、評判の良いフレンチビストロに行った。店内は、落ち着いた照明に素朴な木のテーブルさりげなく飾られた季節の花がアクセントになっている。いかにも「おいしいものが食べられます」といった雰囲気の、こじんまりしたお店だった。

席に着くと彼が「脳の働きって面白いよね」と切り出し、何やら大脳皮質だの前頭葉だのと語り始める。まあ、知識披露したいのだろうし、退屈ではあったけど黙って聞いた。そうこうしているうちに、パンサーブされる。小さなバスケットに入ったバゲットだ。店員さんが「こちらはオリーブオイル岩塩お召し上がりください」と言うので、言われるがまま試すと、これが本当に美味しい。シンプルなのに、素材の力強い旨みが口いっぱいに広がる。――こういう「飾らない美味しさ」に出会えると、少し幸せな気分になる。

しかし、その小さな幸せは彼のひと言で一瞬にして砕け散った。

「すみませーん、バケットおかわりください!」

え? バケット? …バゲットのことを言ってる?

私は一瞬、聞き間違いかと思った。でも、彼はまるで当然のように「バケットうまいよねー」と言いながらパンをちぎっている。確信犯だった。

バゲットバケットの違いも知らずに脳科学を語るって、どうなんだろう。あの堂々とした口ぶりで「前頭葉の働きはさー」とか言ってたのかと思うと、なんだか急に全部が嘘くさく思えてきた。私がパンをもう一切れ取る手を止めていると、彼は「いやー、やっぱバケット正義だよね」と満足げに頷いている。だからそれ、バゲットだってば。

その後もサラダ、メイン料理と続き、料理は確かに美味しかった。でも、私の心の中ではずっと「バケット」の二文字が引っかかっていた。デザートに大好きなカシスのソルベがあったけれど、今日はどうしても頼む気になれなかった。

店を出ると、彼が「次はワインバーとかどう?」なんて言いながら、さりげなく手を繋ごうとしてきた。でも、私は何も気づいていないふりをして、歩幅を半歩広げて最寄り駅に向かった。別れ際に彼は「今日は楽しかったね!」と言ったけれど、私はにっこり笑って「うん、じゃあね」とだけ返して、振り向かずに電車に乗った。

結局、今日デートで一番印象に残ったのは、「バケット」だったな――と思いながら。

2024-12-01

anond:20241201125134

それ、「フルーツバスケット」じゃなくて「なんでもバスケット」じゃないの?俺の地域だけか?

2024-11-30

おはよう

おはます

川と森にいじめられた大地が

えーんえーんと泣いてぐじょぐじょになり

世界がぐらついています

液状化がはじまるまえに

必死のパッチ脱出プログラムを発動

バスケットに山盛りのおいしいパンとともに

夢の世界を揺蕩います

2024-10-26

(続き)週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ25選(改訂版)

anond:20241026155116の続き

14.SLAM DUNK 作:井上雄彦 1990年42号 - 1996年27号

ハイキュー最終回を迎えた際、Twitter感想を漁っていたら、「なんでバレーしてるだけなのにこんなに泣けるんだろう」というファン投稿が目に入った。自分ハイキューで泣けるほどの感受性はとうに持ち合わせてなかったが、そこから数えて24年前にほとんど同じ気持ちを味わっていた。

井上雄彦作品通底するのは徹底したリアリズムである。彼が本作で行ったのは、本気でバスケットボールに挑む人間思考感情をつまびらかにするだけで面白くなるということの証明と、人気が出なかった時のため不良路線でも行けるような作風を選んだことだけである(当時バスケットボールマイナースポーツであったことに留意したい)。この結果、フンフンディフェンスを除くあらゆる要素が後世のスポーツマンガにリアリティ基準点をもたらすこととなった。

桜木花道バスケットマンに変貌するたった4ヶ月の物語は、命のやりとりや世界が終わることよりも一本のシュートの成否の方が遥かに切実で重要問題になりうることを、今なお我々に伝えている。

15.るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 作:和月伸宏 1994年19号 - (ジャンプSQで連載中)

講談社1970年代末期には後発のジャンプマン業界盟主地位を明け渡しているわけだが、それを奪い返す最大のチャンスが90年代後半に訪れた。DB幽白スラダンといった作品が終了した暗黒期のジャンプを、金田一はじめの一歩GTOを擁するマガジン苛烈に追い上げ、ついには発行部数で逆転したのである

その中で強引に看板作品祭り上げられ、ジャンプ屋台骨を支えることになったのが本作だ。後に和月伸宏は「次につなげたい」という気持ちで描いていたと語っている。明治という激動の時代の中で不殺剣士・剣心が刀を交える相手は、旧時代に未練を持つ者や、新しい時代の荒波に飲み込まれた者たちであった。黄金期と暗黒期の狭間で奮闘した本作のありようは、皮肉にもそこに重なって映る。

ワンピナルトが出てくるまでを空白期間にせず、少年マンガ誌の代表というジャンプアイデンティティを守りぬいたのは同時代の誰も比肩できない功績だ(幕張封神演義BOYSにこの役割代替できたか考えてみてほしい)。現代ジャンプ読者はもっともっと本作に感謝すべきだと、佐藤健超人的なワイヤーアクションを眺めながら思うのである

16.セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 作:うすた京介 1995年52号 - 1997年40号

連載終盤、もはや燃え尽きる寸前だったといううすた京介は後年、「マサルさんシュールではなく、ベタシュールに見せていただけ」と語っている。自分を含め、多くの読者は同意しかねるだろう。彼が未来永劫に参照点となりうる新たなベタを作り上げたことに疑いの余地はないからだ。

本作はギャグマンガでやってもいいことの範囲を大幅に拡大した。キャラクターの行動原理なんてなくていい。話の展開は唐突でいい。絵柄は毎ページ変わっていいし上手くなくていい。読者が知らなさそうなパロディだって入れてよいのである現代観点では至極当然と思える要素を2年弱、全7巻に惜しげもなく詰め込んだ。

彼の次回作(ピューと吹く!ジャガー)ですらも、ついにその革新性を更新することはなかった。90年代にうすたに憧れ新人賞に応募した有象無象ワナビー達も誰一人として出来なかったことを考えれば少しは気が休まるだろうけども。

17.遊☆戯☆王 作:高橋和希 1996年42号 - 2004年15号

闇の人格を持つ主人公によるダークヒーローものというコンセプトで始まった本作は、ほどなくしてマジック&ウィザーズという架空TCGを中心にした物語に変化した。この変化が、数十枚の紙束を並べる行為を、玩具ゲーム業界において最も存在感のあるエキサイティングな遊びに位置付けることになる。

コナミでは社内の遊戯王関連の部署をしばしば「造幣局」と呼ぶそうだが、紙を刷って売上1兆円に到達するコンテンツなど他に存在しないことの証左である。こうした状況に、高橋和希の優れたキャラクターデザイン、ストーリー構成が大きく貢献したのは言うまでもない。ゲーム友情を育むツールになりうると示し、メディアミックスの力を世に知らしめた功績は間違いなく彼のものだ。

18.ONE PIECE 作:尾田栄一郎 1997年34号 - 連載中

世界で最も多く発行された単一作者によるマン作品について何か語るべきことがあるだろうか?まだ言及すべき余白が。本作のように自然カテゴライズを避ける作品というのは極めて少ない。友情、夢、自由、強さという最もありふれたテーマに挑み、ついにそのすべてを超然と飲み込み描き切ろうとする本作を何らかの箱に入れて理解するのは難しい試みに思える。

毎週月曜日ワンピを読んで喧々諤々と考察できる世界に我々は慣れ切ってしまった。30年間マン業界の頂点に君臨する男がいるという現実に。一定年代以上の人間にとって、本作の終わりがジャンプという雑誌終焉に見える人がいても無理のないことだ(今ワンピの次に長寿連載しているのはハンタを除けば2019年連載開始の夜桜さんである!)。ルフィ尾田栄一郎という二人の男の、幼少期から練り上げた夢の果てを世界中が見届けようとしているのだ。我々がこうした光景にふたたび立ち会えるかは疑わしい。

19.HUNTER×HUNTER 作:冨樫義博 1998年14号 - 不定掲載

幽白は極めて質の高い作品でありながら、冨樫義博が抱える巨大なアイデアの数々を収めきれた作品ではなかった。それでも仙水編と、その後に異例の月一で掲載されたレベルE前人未踏領域に踏み込んだ彼は、自身4作品目の連載においても既視感のある展開とご都合主義執拗なまでに避け続けた。彼の描くキャラクター達は自身が取れる最善の選択を積み上げた末に、我々が期待する最善以上のドラマを生み出す。幾度もの休載を挟みながら。

「今週の『HUNTER×HUNTER』は休載いたします」の表記(今はこれすらなくなったが)を昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらぬ平常心で見られるようになってもなお、自分に限ってはこんな感じであった───「HUNTER×HUNTER最終回を読める可能性があるというだけで、どんなクソみたいな人生でも生きる理由が生じる」

いまや冨樫は少しずつ体調を取り戻し、我々は一時期とは比べ物にならないほどコンスタントに彼の創り出す世界に触れることができる。何百何千もの作品ジャンプにおいて連載され、本作に近い作品、それ以上のものを期待し続けてきたが、その度に彼の偉大さを突き付けられるだけなのだろう。

20.テニスの王子様 作:許斐剛 1999年32号 - (ジャンプSQで連載中)

前例のないテニスマンガでの成功女性読者の流入クール生意気で強い主人公像、菊丸が分身して以降のテニヌ...といった誌面上で読み取れる新規性だけでは、本作のもたらした文化のごくごく一部しか語りえない。

1000曲近いキャラソン、出役としての役割を求められる声優たち、2.5次元文化の源流かつ若手俳優登竜門としてのテニミュ...現代における狭義のオタク文化の根を辿れば、必ずテニプリが残した功績にぶち当たる。「推し」という文化が、人間を描くあらゆるコンテンツ侵食して久しいが、許斐剛が生み出した世界は、ジャンプで築き上げられたあらゆるファンダムの中でもっとも複雑で永続的な強度を保ち続ける、史上最も「推す」に値する文化であり続けている。

21.NARUTO 作:岸本斉史 1999年43号 - 2014年50号

すみませんほんとに書くことが思い浮かびませんでしたでも世界的にマン文化を広めた功績は鳥山に並ぶと思ってますマジで

22.BLEACH 作:久保帯人 2001年36・37号 - 2016年38号

まりに多くの言及がこの作品になされ、そのどれもが口をそろえて言う。「描き分けが上手い...絵の引き算が上手い...ルビ振りのセンス...久保帯人中二病...ストーリーが薄い...」これらすべてはもちろん真実だ。

連載中、ワンピナルトブリーチの三枚看板最後尾というポジションが崩れることは一度もなかった。果たしてこの評価妥当だったのかは分からないが、少なくとも我々ネット民久保帯人センスバカにし過ぎたことに対し大いに反省すべきところがあるのではないだろうか。海賊忍者のような明確なモデルがいないのに、久保帯人はどうしてあれほどまでに洒落キャラクターセリフ回しを無尽蔵に生み出せたのか、系統立てて説明できる理屈は未だ見つからない。もしその答えが彼の脳内しかないとするならば、我々は本作を源流に大いなる歴史が作られていく可能性を認めなくてはならないだろう。

23.DEATH NOTE 作:大場つぐみ原作)、小畑健作画2004年1号 - 2006年24

デスノートという作品複数の点で極めて例外的成功を収めた。肉体的攻撃を伴わない心理戦、一切の引き伸ばしをしない、公権力宗教的崇拝、欠点の無い主人公ゴシックキャラ造形、ダークヒーロー、死亡エンド...

本作に散りばめられたこれらの要素は、すべて従来のジャンプ漫画では邪道、あるいは不要とみなされてきた要素であった。このような野心的な作品メディアミックスにおいても成功を収め、国民の誰もが知る作品となったのは驚異的だ。この作品が出たことは心理戦を描こうとする後世のマンガ家にとっては悲劇かもしれない。夜神月ほど賢く、悪どく、魅力的なキャラクター矛盾なく作れる人間大場つぐみくらいしかいないのだから

24.鬼滅の刃 作:吾峠呼世晴 2016年11号 - 202024

2010年代ジャンプを購読していた人間はみな共通してうすぼんやりとした不安を抱えていた。「ワンピの連載終わったらジャンプってオワコンじゃね?」

ジャンプの終わりという、週刊少年マンガ誌という形態の終わりと同義に思える未来を避けるべく、集英社は読者以上に血眼になって後継者を探し求めた。しかし我々の期待も空しく、トリコ暗殺教室ヒロアカソーマブラクロ約ネバドクスト呪術といった平成末期の傑作たちすらも、尾田栄一郎が築き上げた領域には辿り着けなかったように見えた───ただ一つの例外を除いては。

家族、友人への愛」「困難を乗り越える強さ」という普遍的テーマフォーカスした吾峠呼世晴の連載デビュー作は、あらゆる世代へ届く成功を収めた。特に劇場版無限列車編』は社会現象化し、国内興行収入1位を達成するなど、経済的にも文化的にも大きなインパクトを残すことになった。

出版業界の衰退、コロナ禍、趣味多様化といった逆境の中で、マンガが世界的なムーブメントを引き起こすことがまだ可能である証明した本作は、令和を生きる日本人心象風景に残る新たな「国民マンガ」として、時代に選ばれたのだ。

25.チェンソーマン 作:藤本タツキ 2019年1号 - (ジャンプ+で連載中)

ひとりのスター存在プラットフォーム価値定義することは古今ジャンルを問わずあることだ。ダウンタウンの登場がお笑い養成所という存在メジャーにしたように、米津玄師の登場がニコ動文化オーバーグラウンドものにしたように。

2014年に創立したジャンプ+というプラットフォーム目的である「紙とデジタルの垣根をなくし才能を育てること」が名実ともに達成されたのはいつだったのか?それは初めて本誌とジャンプ+両方でスターとなった人間の登場によって定義付けられる。

かつて秋田の片田舎から新都社に「長門は俺だ」という名前投稿していた少年は、その衝撃的なストーリー展開で我々を魅了する存在となった。ファイアパンチ以降、ジャンブ+はあらゆるWebコミックサイト、いや雑誌を含め、もっとも野心的な作品を読める場所ひとつとして認知されるようになった。

藤本タツキの本誌への到着は新たな才能の鉱脈インターネットに求める時代の始まりを告げ、媒体の違いというものマンガの面白さになんら本質的な影響を及ぼすことはないという事実を我々に突き付けたのだった。

2024-08-19

THE FIRST SLAM DUNKの復活上映を観てきた。

 今年の春までSLAM DUNK素人だったが図書館に全巻あったので数冊ずつ借りて読破した私だけど、THE FIRST SLAM DUNK復活上映を観に行った。面白かった。

 主人公桜木花道から宮城リョータに変更されている事は気にならない。そもそも原作主人公桜木花道というよりバスケのものという感じがしたので。

 OPで線画から描き起こされて歩き出し色がついていく湘北メンバーにおおっ! ってなった。みんなバスケットマンらしい体型になってる〜! 原作時代柄か登場人物の体型がシュッとしてるけど、今時はリアル路線でも全然OKな感じだよなぁ。特にリョータは首の太さがだいぶ違う。小さい頃からめちゃめちゃバスケしてた設定だからかなあ。花道運動神経がすごく良い人が筋肉つけた感じだし、流川バランスが良くて動きが敏捷そう。三井はスタミナなさそうw ある意味一番普通高校生っぽい。普通じゃないけど。赤木原作とそんなに違わないというか、ゴリという渾名をつけられているもの下半身はシュッとして細いというのは、やっぱり作者の拘りポイントなのかな。めちゃめちゃ筋トレ頑張らないと筋肉つかない人が無理矢理鍛えたらこうなった、という印象は動画になっても変わらない。

 筋肉といえば河田(兄)がすごくて、あの硬いゴム毬の集合体みたいな肉体をこんなリアル表現してしまうのかあ! 丸ゴリまじ丸ゴリ。殴ったら殴った方が怪我しそう、見るからに。河田(兄)が立ちはだかると圧の強さが半端ないけど、見ててゴムゴムの壁ってワードを思いついたがすぐにそれは何か違うと思い直した。

 河田(兄)だけでなく山王は全国No.1チームらしく全員体格に恵まれていて、雰囲気だけでも圧倒的。

 山王陣営選手以外も見た目全員没個性的で同じ人がいっぱいいるみたいで不気味なんだが、それが動画になることで気持ち悪さが増し増しになっていていい。クローンみたいなのに、スタメン選手たちは体格から性格から超絶個性的。元から個性的な面々が個性的に育っている湘北その他のチームとは違って、個性的な筈の人たちが無理やり定型に押し込まれていて、本人たちも何故かそれを良しとしている、気味の悪さ。

 スタジアムの中のかなりの席数を占めている、没個性山王応援団と、書き割りみたいなぺらぺらな観客たちの様子が、デキレース感・湘北のアウェイ感演出。という背景の前で野生動物のようにワイルドに駆け回りぶつかり合う両チームを大画面で観るのは最高。映像だけで100点満点だなあ。

 ストーリーの方は、たぶん原作と同じでヒューマンドラマの方があくまオマケでメインはバスケなんだろうなと、あまり期待していなかったので、ソータがバリバリ死亡フラグを立てて逝きなさる所とかは、あぁ解りやすくていいっすね、親切設計! と思ったんだけど。でもバスケとともにある兄弟愛が思わぬ良さで。

 というか!

 兄弟1on1するシーン、あたしこういうのほんと好き!!

 ところで、この映画はメインが宮城なので、宮城とあまり絡みのない流川の出番がそうとう削られてしまっている。私は特段流川ファンではないのでそれ自体をそんなに悲しまないのだが、流川存在感が薄まると当然の如くに私の推し仙道存在感は塵芥以下に落ちるのだが。まあ、いってもそもそも山王戦には陵南の仙道は何の関係もないのでそこに居ないのは当たり前だからいいのだが、しかし私は流川仙道のとこに凸って散々1on1相手させるエピソードが殊の外好きなので、「北沢……」のシーンが全カットちょっと寂しい。一方的に突っかかって行く流川を一々相手する仙道というのは、疑似兄弟みがあって趣き深いのだがなぁ。

 だがしかし宮城ソータとリョータというリアル兄弟による1on1ですよ!! はなから摂取できないと思っていた滋養がそこにはあった。あー幸せだぁー。ソータすぐに死んじゃうけど。

 思わぬ所で心が潤って得した気分になったが、あとはもうリョータ過去話にさらっとへぇーっと思って山王戦に集中するのみよなあと思ったらまた棚からぼたもちのように滋養が降ってきた!

 中1の(ちいさい)リョータ栄光時代ミッチー1on1とは!? 最高じゃんこんなの。ありがとうありがとう! これだけであとは霞食うだけで半年生きれそう。映画終わったあとすぐにマックに寄ってダブルチーズバーガーセット食べたけど。

 なんかもっと色々語りたいと思った気がするのだが、リョータとソータ、リョータミッチー1on1を思い出したら心が満ち足りたので終わる。

2024-08-17

anond:20240726003809

消費税引退高齢者から着実に金が取れる数少ないシステムなので。所得引退によって大幅に減ってしまうし、資産課税相続税保有量や税金対策の影響を大きく受ける。だから年金制度設計された頃より平均寿命が伸びているような現在高齢者からしっかり徴収できる消費税はクソどころかすごく大切なものなんだよ。そうやって再分配を行う。問題とされる逆進性だって、一つの税でどうこう言っても仕方がなく、他の税やセーフティーネットなどの支出を含めて全体で考えるべきものだしさ。

追記

https://anond.hatelabo.jp/20240819231207

資産課税は死荷重が大きいから、労働所得は少ないが資産的に富裕な高齢者から大きく金を取る方法がこれくらいしかないんだよな。

うそれそれ。高給取りと低賃金労働者の差は毎年毎年積み上がっていくものなんで引退した頃に貧富の格差は一番大きくなっていて、意味のある再分配をしたければどうしても金のある引退高齢者から取る必要がある。そして、取るとなったらその税金ができるだけ納税者の行動を変えない、どうしても変えることになっても特定の品目に影響が集中せず購買バスケットを1から組み直して幅広い品目がちょっとずつ影響を受けるようなものにしないと、資源配分が歪んで取れた税金の少なさの割に社会厚生が大きく悪化してしまうことになる。そういう点で金融資産課税にせよ不動産課税にせよ特定のところに影響が集中しやすいあまり性質のよくない税だから、再分配の軸となるほどの大きなものにはできないわけで、消費税はかなり重要となってくるわけよ。

年金という超巨大な所得移転システムがあるからそれを調整するという目的にも、やはり年金と逆方向の引退高齢者から取る仕組みがあるといいしね。





しかしなんでこんなちょっとした内容にこれだけブクマが付くんだ?特段に目新しい意見でもないだろうに。

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