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「クライマックス」を含む日記 RSS

はてなキーワード: クライマックスとは

2025-05-26

ある同人作家に執着している

同人界って不思議だ。ものすごく技巧のある書き手無視されていたり、逆に「なんで?」って思うような作品がバズっていたり。大抵は、マーケティングが下手だったり、上手いけど取っ付きづらい、いわゆる孤高の同人作家とか高尚様っぽい文だったりする。声のでかい人に拾われて囃し立てられがちだけれど,結構性格が捻くれててボロが出て周りから人が離れてったり,徹底的に受け身だったりでそういう人はすぐ別のジャンルでまた「神同人字書き」として高尚様をする。でも私は、それとは別の種類の「沼」に落ちた。ほんと、今考えてもなんだ、あの人。

ある同人作家がいる。おんなじジャンル二次創作同人の字書きだ。当然ではあるが名前は伏せる。

フォロワーは多くない。字書きの能力というか,絵のうまさ的な文のうまさ?は正直、他の上手い人の方が文法的には整っている。その人の作品中学生でも読めそうで、使ってる言葉も難しくない。たまに言葉の使い方を間違えている。誤字脱字報告すらマシュマロには来ていないみたいだ。どんなのでも欲しいって言ってる割に指摘してもらえてない。

粗を探せば「どこにでもいる中小字書きだよね」って感じだ。でも、その人の小説幻想的で面白い蟲師みたいなストーリー面白さと儚さがある。時々、ニッチ性癖小説とか死ネタとか、これ読む人によっては地雷だろ……ってものを上げている。実際,タグだらけで支部投稿されたそれらをごめん無理だわってリプライフォロワーが読めなくてごめんとわざわざ送っているのも見た。

でも私にはそのすべてが刺さった。よもや私の妄想が具現化したんか?つーくらい好み。

その人の小説ト書きのような台詞というか、実際リズムが良くてキャラが言ってるんじゃないか?ってくらい特徴を掴んでいる。自分でも違和感がないかどうか口にだして読んだり,「頭の中にキャラを住まわせて、キャラちゃん台詞として読んでくれるかどうか」を検証したりしてるらしい。なんだそれ。夢女大歓喜じゃない?と思ったけど夢書きさんではないし、そもそも腐女子から愛を囁くのは夢女じゃなくて推しカプの片割れだけど。

「頭にキャラを住まわせて」って部分,自分にはできないというか病気では?と思ったりもするけど,その人は独特な世界観を作るし,実際キャラ作りが上手い。私の中の推しキャラたちと遜色ない台詞使いや性格をしている。キャラのの解釈一致がすごいんだと思う。違和感がないんだ。そんでストーリーが私からは出てこない突飛なものたち。

成人向け描写もよく書く。それに付随した特殊性癖のニッチニッチなやつ。読みながら「うわうわうわ」って声が出るくらいには生々しくてグロも怖い感じに書く。体験してんじゃないか?みたいな描写のうまさ。前に手術したとき体験を使ったみたいに言ってたけど,作中は内臓引き摺り出されて口から血のあぶくが出てたりしたから「お前死んでないよなそれ痛みで?」て若干心配になった。想像力猛々しいというか、本能で書いてるんだと思う。

私なんかは読めるけど、それが「うわ」だけで終わらないのがすごい。めっちゃ引き込まれる。前に同人女の感情で綾城さんの小説を初めて読んだ七瀬が「絶望的なまでに

」って書いてたけど,私にとってその人の文ってまさしくそんな感じだ。そこまでバッドエンド寄りではないけど、バッドエンド?メリバ的な感じ。地の文も詩みたいで綺麗な言葉遣いだけど、映像で浮かんでくるみたいで読み続けてしまう。たぶん想像力密度がすごいんだと思う。体験していないはずなのに、読んでいると体験しているような感覚になる。私ほどその人の文でこんなに共感して、追体験してるのも他にいないんじゃないかって思ってる。そのくらい感覚が似通ってる。私,いい読者だなー!なんて思いつつせっせとマシュマロやらに感想認めたりDM送ったりする。

その人は言葉の選び方もセンスがある。わかりやすい。でも馬鹿っぽくない。たまに読み返して「この単語よく拾ったな」って驚くことがある。文章クライマックスに合わせて怒涛に文章を畳み掛けてくるようなリズムもあって、あっここ見せ場だってわかる。理屈じゃなくて脳に直接入ってくる。たぶん本能的なんだろう。意識してるのかしてないのか知らないけど、センス暴力みたいに刺さってくる。

書いてる小説ニッチからか、あんまり話してる人がいるようには見えない。たまに鍵垢で盛り上がってるっぽいけど、それもジャンル斜陽に入ってからは見てない。

あの人は別に、無口で孤高な作家じゃない。むしろ全然逆だ。明るいし、コミュ力お化けだし、承認欲求もまっすぐで、かつては他の作家とよく絡んで、交流して、楽しそうにしている。

作品も書いてるものにしては反応も多いし、人気もある。誰にも気づかれずに、みたいな悲劇性は一切ない。自分から宣伝してるし。

いや、その人の作品大好きな身ではあるけれど「すげーー!このネタを人に勧める!!?」みたいなことも平気でしてたりするからすごい。でも苦手そうな人にはちゃんとワンクッション置いたりというか、配慮もすごい。気配りも鬼か?って思う。

私の作品自体は、あの人に「読まれたことはある」。でもそれは成人向けの一部だけ。たまたまエロ読みたい気分でヒットしたんだろう。

ただ、普段ストーリーは、興味を持たれていない。私の渾身の小説ブクマが伸びていたやつを読んだりはしてない。気に入った作品ブクマしているから、単純に好みじゃなかったんだろう。

でも読まれなくたってその人の小説やらネタツイートは好きだからツイートを追っていいね飛ばしてる。

あーー、なんで私この人じゃないんかな。この人の小説書いてるのが私だったらよかったのにな。それか絵描きでこの人好みの作家だったら、もう少し交流持てたんだろうか。全然興味持たれてないか自分から交流しに行けない。辛いよ。

ある同人作家に執着している

同人界って不思議だ。ものすごく技巧のある書き手無視されていたり、逆に「なんで?」って思うような作品がバズっていたり。大抵は、マーケティングが下手だったり、上手いけど取っ付きづらい、いわゆる孤高の同人作家とか高尚様っぽい文だったりする。声のでかい人に拾われて囃し立てられがちだけれど,結構性格が捻くれててボロが出て周りから人が離れてったり,徹底的に受け身だったりでそういう人はすぐ別のジャンルでまた「神同人字書き」として高尚様をする。でも私は、それとは別の種類の「沼」に落ちた。ほんと、今考えてもなんだ、あの人。

ある同人作家がいる。おんなじジャンル二次創作同人の字書きだ。当然ではあるが名前は伏せる。

フォロワーは多くない。字書きの能力というか,絵のうまさ的な文のうまさ?は正直、他の上手い人の方が文法的には整っている。その人の作品中学生でも読めそうで、使ってる言葉も難しくない。たまに言葉の使い方を間違えている。誤字脱字報告すらマシュマロには来ていないみたいだ。どんなのでも欲しいって言ってる割に指摘してもらえてない。

粗を探せば「どこにでもいる中小字書きだよね」って感じだ。でも、その人の小説幻想的で面白い蟲師みたいなストーリー面白さと儚さがある。時々、ニッチ性癖小説とか死ネタとか、これ読む人によっては地雷だろ……ってものを上げている。実際,タグだらけで支部投稿されたそれらをごめん無理だわってリプライフォロワーが読めなくてごめんとわざわざ送っているのも見た。

でも私にはそのすべてが刺さった。よもや私の妄想が具現化したんか?つーくらい好み。

その人の小説ト書きのような台詞というか、実際リズムが良くてキャラが言ってるんじゃないか?ってくらい特徴を掴んでいる。自分でも違和感がないかどうか口にだして読んだり,「頭の中にキャラを住まわせて、キャラちゃん台詞として読んでくれるかどうか」を検証したりしてるらしい。なんだそれ。夢女大歓喜じゃない?と思ったけど夢書きさんではないし、そもそも腐女子から愛を囁くのは夢女じゃなくて推しカプの片割れだけど。

「頭にキャラを住まわせて」って部分,自分にはできないというか病気では?と思ったりもするけど,その人は独特な世界観を作るし,実際キャラ作りが上手い。私の中の推しキャラたちと遜色ない台詞使いや性格をしている。キャラのの解釈一致がすごいんだと思う。違和感がないんだ。そんでストーリーが私からは出てこない突飛なものたち。

成人向け描写もよく書く。それに付随した特殊性癖のニッチニッチなやつ。読みながら「うわうわうわ」って声が出るくらいには生々しくてグロも怖い感じに書く。体験してんじゃないか?みたいな描写のうまさ。前に手術したとき体験を使ったみたいに言ってたけど,作中は内臓引き摺り出されて口から血のあぶくが出てたりしたから「お前死んでないよなそれ痛みで?」て若干心配になった。想像力猛々しいというか、本能で書いてるんだと思う。

私なんかは読めるけど、それが「うわ」だけで終わらないのがすごい。めっちゃ引き込まれる。前に同人女の感情で綾城さんの小説を初めて読んだ七瀬が「絶望的なまでに

」って書いてたけど,私にとってその人の文ってまさしくそんな感じだ。そこまでバッドエンド寄りではないけど、バッドエンド?メリバ的な感じ。地の文も詩みたいで綺麗な言葉遣いだけど、映像で浮かんでくるみたいで読み続けてしまう。たぶん想像力密度がすごいんだと思う。体験していないはずなのに、読んでいると体験しているような感覚になる。私ほどその人の文でこんなに共感して、追体験してるのも他にいないんじゃないかって思ってる。そのくらい感覚が似通ってる。私,いい読者だなー!なんて思いつつせっせとマシュマロやらに感想認めたりDM送ったりする。

その人は言葉の選び方もセンスがある。わかりやすい。でも馬鹿っぽくない。たまに読み返して「この単語よく拾ったな」って驚くことがある。文章クライマックスに合わせて怒涛に文章を畳み掛けてくるようなリズムもあって、あっここ見せ場だってわかる。理屈じゃなくて脳に直接入ってくる。たぶん本能的なんだろう。意識してるのかしてないのか知らないけど、センス暴力みたいに刺さってくる。

書いてる小説ニッチからか、あんまり話してる人がいるようには見えない。たまに鍵垢で盛り上がってるっぽいけど、それもジャンル斜陽に入ってからは見てない。

あの人は別に、無口で孤高な作家じゃない。むしろ全然逆だ。明るいし、コミュ力お化けだし、承認欲求もまっすぐで、かつては他の作家とよく絡んで、交流して、楽しそうにしている。

作品も書いてるものにしては反応も多いし、人気もある。誰にも気づかれずに、みたいな悲劇性は一切ない。自分から宣伝してるし。

いや、その人の作品大好きな身ではあるけれど「すげーー!このネタを人に勧める!!?」みたいなことも平気でしてたりするからすごい。でも苦手そうな人にはちゃんとワンクッション置いたりというか、配慮もすごい。気配りも鬼か?って思う。

私の作品自体は、あの人に「読まれたことはある」。でもそれは成人向けの一部だけ。たまたまエロ読みたい気分でヒットしたんだろう。

ただ、普段ストーリーは、興味を持たれていない。私の渾身の小説ブクマが伸びていたやつを読んだりはしてない。気に入った作品ブクマしているから、単純に好みじゃなかったんだろう。

でも読まれなくたってその人の小説やらネタツイートは好きだからツイートを追っていいね飛ばしてる。

あーー、なんで私この人じゃないんかな。この人の小説書いてるのが私だったらよかったのにな。それか絵描きでこの人好みの作家だったら、もう少し交流持てたんだろうか。全然興味持たれてないか自分から交流しに行けない。辛いよ。

2025-05-25

トイストーリー4に対する憎悪がいまだに消えない

こんなことをどこに書くべきか何もわからなかったので、とりあえずここに垂れ流すことにした。

ぜひこの記事に「トイストーリー4 嫌い」とか「トイストーリー4 駄作」とか、なんだったらこれ以上の被害者を出さないためにもトイストーリー4 評価」とかで検索してたどり着き、この感情に任せた書き散らしがひどいことになる前に止めたいと切に願っている。

件の「トイストーリー4」(以下トイ4)が公開されたのは、2019年。これを書いてる時点でもう6年も月日が経とうとしている。それでもなお、いまだに私はトイ4に対する強い憎しみを覚えているし、内容も昨日の事のように思い出せる。1回しか観てないのに、だ。もしかたらこれを読んでいる人は「1回じゃ良さがわからいから、ちゃんともう一回見直せ」 「6年も経ってるなら新しい発見があるかもしれないだろ」と言うかもしれない。

教徒め。

私はあの悪夢に魂まで焼かれ、わずかに残っていた企業に対する信頼すらすべて失わせるほどの苦しみを与えられたのだ。今更もう一度なんて絶対に観ない。観たくない。

じゃあそもそもなんでこんな書き散らしをしているのかといえば、Xで「トイストーリー5が作られるらしいよ」という情報を目にしたかである

おいまじふざけんな。

ももそトイ4だってなかったことにしたいんだぞこっちは。なんでここで5を出すんだよ。お前らも4気に入らなかったってことじゃないか。気に入らなかったら続編を作って、最新作の良さで駄作評価し直して金稼ごうってか。世間制作会社配給会社が許しても、私の心はそれに「いいね」なんて言えない。火あぶりにされても絶対に言えない。

そんなわけで、ネタバレたっぷりでトイ4の何が悪かったのか、私が何に対して憤りを感じているのか、書いていく。読んでもいいし、読まなくてもいい。

そもそも、あの美しく完結したトイストーリー3の続編を作ろう、というのが気に入らない。私が人生で初めて映画館で見た映画トイストーリーだ。記憶は定かではないが、記憶が定かでないような年齢の子供が映画館アニメ映画を1本まるまる見て、それでいて親に「あれがお前と人生で初めて一緒に観た映画だよ」なんて語られるんだから、相当静かに見入ってたに違いない。我が家にはトイストーリーVHSもあり、それをセリフを覚えるまで何度も何度も何度も何度も観た。多分、観てない時間の方が短かったんじゃないかというくらい観た。なんだったら当時はアメリカ暮らしだったので、英語で見た。子供の頃にはわからなかったジョーク(例:ポテトヘッドが口を取り外して自分の腰あたりにペタペタ押し付けるモーションがウッディの最初演説中に入るが、あれはkiss my ass、黙れとか消えろとかうぜぇとかそういう意味)が理解できたのは相当後になってからだった。とにかく、それくらい繰り返し観た、私の魂の映画だと思ってもらって構わない。

それが2を経て、なるほどバズとウッディの立場を逆にしたというか、1ではバスおもちゃとは、を説くのがウッディだったのに対して、その構図がひっくり返ってるの、相当上手だなとひどく関心してた。3では自分と同じように年を重ねたアンディの気持ちが痛いほどわかって、ひどく辛く、そして優しく、嬉しく、豊かな気持ちになって映画館を出た。素晴らしい映画で、トイストーリーシリーズは傑作だと思った。

それがどうだ。トイ4。あれはゴミ箱行きにしてほしい汚点だ。トイストーリーシリーズに対する侮辱だ。けもフレ2だ。

あんなに優しく、大事にするんだよって念押ししながら渡したウッディの扱いがこれか。いや、子供なんだから仕方ない。そう、3におけるボニーのウッディに対する執着が、トイ4時点でコロっと変わるのは、もう、「子供は飽きっぽいかしょうがない」 「興味が移るのは子供の成長の証」と思うし、納得できないところではない。だからこそ仮面ライダーとかプリキュアだって毎年やってるし、当時の子供たちが大人になったタイミングリバイバルとして新作映像作品に登場したりする。これは当然だ。うん、わかる。

その「興味の先」がフォーキーってなんだ。

あいつは正しく自分を自認していた。ゴミだよ、言っちゃ悪いけど。そりゃあボニーは大事にしていたかもしれない。でも、他にいくらでも遊ぶおもちゃ選択がある中で?ぬいぐるみだっていろいろ持ってたじゃない?ジェシーだっているのに?男の子向けのおもちゃが興味持たれないのは当然だろう。ただ、じゃあ自分女の子向けのおもちゃよりも優位に立つだろうか?

「でも、学校には持っていけないじゃない」

そりゃあそうだ。でも、寂しさや疎外感を紛らわすなら、先割れスプーンで作った人形とかではない気がする。そんなので遊んでたら余計仲間外れにされるだろ……アメリカ日本とは常識が違うとかじゃない、アメリカだろうと日本だろうと、先割れスプーンで作った人形でずっと一人遊びしてる子は仲間外れにされる。ボニーはそんなことわからないのは当然として、これを読んで反論をしようとしたトイ4に賞賛意見を持つ異教徒でも、それくらいは理解してほしいと思う。

で、ゴミ箱身投げしようとするフォーキー子育てする父親よろしく甲斐甲斐しく世話をしていくウッディ。

わかるよ。ボニーが泣いてるの見たくないよな。子供はいだって笑っててほしい。でもごめん、先割れスプーンで作ったなれ果てみたいな人形一つを失くしてギャン泣きしたら、多分翌日にはボニーはケロっとしてる。ウッディに対する執着のなさを見ていると、そうとしか思えない。だってトイ3であれだけウッディを可愛がっていた……はずなのに、トイ4ではあんなに興味ないんだぞ。多分、もとより興味が移りやすい子なのかもしれない。その中で執着を覚えたのがフォーキーなのかもしれない。

それでも、そんなフォーキーを「世話しよう」と決めたのはウッディだ。なんで疲れて弱音吐いてんだ。生きがいとしてやるって決めたのお前じゃねーか。私はこの時点で「もしかして制作陣は過去作を一つも観たことがないのでは……?」という不安に苛まれ始め、バズの言動でそれを確信へと変えた。

バズ。あぁバズ。スペースレジャーと思い込んでアンディの部屋にやって来た、思い込みが激しく人一倍信念が強く、実はウッディよりも仲間想いのバズ・ライトイヤーよ。

お前、トイ4では自分セリフが一つもないんだな。

トイ4を観る、という苦行を行った同士ならご存知かもしれないが、この映画、バズの登場シーンが他と比べて少ない。なんだったら、過去作のおもちゃの登場シーンはひどく少ない。なんというか、「バズを出す必要があったから出したけど、本当は出したくなかった」とすら感じてしまうほどだ。

極めつけはトイ4の中で、何か意思決定をする時に「心の声」とやらにしか従わない点にある。何、心の声って。英語だとinner voiceとかvoice inside youとか言ってたかな。要は「自分が正しいと思ったことをしろ」ってことなんだけど、それを音が鳴る機能の部分と勘違いして、それに従ってしまう。

第一に、バズの音声バリエーションはそんなに多くない。これは現実おもちゃを触ってたからこその話なんだけど、でも作中だとスペイン語切り替えスイッチがあるし、結構高性能なおもちゃなのかもしれない。ならプレバン限定おもちゃみたいに「40種類の音声バリエーション!」みたいな感じになってても不思議ではない、のかもしれない。

だが第二に、仮にそうだとして、過去作のバズならそんなことはしない。バズはスペース・レンジャーであり、即座の判断力に長けたおもちゃである。これはトイ2で、2種類のバズを比較してわかることだ。我らがアンディバズは、アルのアパートにやって来た際に、すぐに通気口から仲間たちが侵入したことに気づいた。描写としてはレックス足跡と外された通気口の格子を見ただけ、というもの。この瞬間的観察力と判断力は、ウッディとジェシー飛行機貨物から飛び降りる時にも、ウッディの軽い指示だけで受け止める準備をした様子からも見て取れる。

Al's Toy Barnで出会った新バズも、ウッディが襲われてると勘違いしたレックスに「どうしよう?」 (What do we do Buzz?) と問われて、即座に「頭を使え」(Use your head)と即答していた。その一連の流れ自体ギャグシーンなのだが、この判断力はさすがバズであるといえる。エレベーターで昇るのが無理になり、半重力システムを使うという判断をする際も、かなり思い切りがよかった。それこそ、他のおもちゃたちが止めても決行したほどに。

トイ2から引用だけで申し訳ないが、この通りバズは思い切りの良さと判断力が強いキャラクターなのだ。それを「心の声に従わせて動いてもらおう」は、あまりにもバズというキャラクター理解していないのみならず、理解しようという努力すら放棄していることの証左であるだって観たらわかるんだから。観てわかることをあえて行わないのだとしたら、それはもう反逆と言わざるを得ない。なんでそんなことしたんだ。

文句はまだまだある。ボー・ピープに関してもだ。

まず、アンディの家は、アンディはもちろん、母親おもちゃに対する理解をかなり示す人である引っ越し前にウッディとバズをなくして落ち込むアンディに「きっと出てくるよ」と優しく声をかけたり、アルが「いくら!?」と交渉を持ち掛けても「ウッディは家族おもちゃで売り物じゃない」と突っぱねるなど、おもちゃと、それで遊ぶ子供に対して非常に理解のあるお方なのだ

それをほかの人に譲るだろうか……?

いや、これはよくない。ボーがいなくなったのは2と3の間で、4とは関係ないのだ。今やりたいのは重箱の隅をつつくことじゃなく、トイ4を批判することだ。

2019年ごろのディズニーは、他の映画製作会社の例にもれず、というかアメリカ社会流行である、強い女性社会進出だとかLGBT有色人種への配慮だとかSDGsだとか、そういうものにあふれていた。今も溢れてるのかもしれない……実写版白雪姫の評判を聞いている感じだと。

とにかく、その流れの中で「強い女を出そう」ということになったのは火を見るより明らかである。それも「過去に”女”というキャラクターで出されていたやつを、強い女へと昇華して”あげる”」という傲慢甚だしい考えがあったに違いない。それこそが白人の思い上がりというか、まぁそれはいいとして、キャラ改変されて再登場させられた。そこに元あったボーの華やかさとかお淑やかさとか、カウボーイに対するヒロインイメージはない。ボー・ピープのアイデンティティ破壊というか塗り替え、完了ってか。そうして「強く自立した女を出した」ことで、それが評価されてるの、本当に駄作を作る才能に長けているとしか言いようがない。

これ以上書き続けても本当に細かい呪詛がたくさん出てくるだけだし、そろそろ眠くなってきたので最後にウッディについて。

彼こそ、一番の被害者と言ってもいいかもしれない。

いや、話の流れ的にはウッディは綺麗だよ。おもちゃとしての心であったボイスボックスをギャビー・ギャビーに差ししたことで、ウッディ自身おもちゃとしての役割から解放されてしまい、仲間の元を去る。それはわかる。結果としてギャビー・ギャビーはおもちゃとして受け入れられていくことになった。いい話だ。ギリギリね。本当にギリギリ

悪いけど、過去作のウッディならギャビー・ギャビーも一緒に連れて行ってるでしょう。ボイスボックスダメになったくらいでおもちゃを見捨てるようなウッディじゃないし、なんだったら私はあのクライマックスのシーンでそれを期待していた。期待はいとも簡単に裏切られたけどな。

音の鳴らなくなったウィージーを見捨てることがなかったウッディは、たとえおもちゃが壊れてようと仲間として迎え入れる懐の広さとカリスマ性を併せ持つ最高のおもちゃなのだシド魔改造されたおもちゃとも心を通わせられるカウボーイなのだ。ギャビー・ギャビーだってその例外ではないはずだ。

だがトイ4のウッディは説得ではなく、ギャビー・ギャビーの願いを叶える形を取った。美しくはある。だけどそれをトイストーリーという土台でする必要は全くない。ゼロ

それなのにその決断をしたというのは、これはもう「トイストーリーのこと何もわかってません」と言ってるようなものだと思う。

それで最後にウッディが下した決断が、仲間たちと別れること?

トイ1で、トラックの下でバズになんて言ったか覚えてないの?覚えてないなら私が思い出させてやりたい。

ウッディは "You are a TOY! A child's play-thing!"って言ってたんだ。お前はおもちゃだ、子供が遊ぶやつだ、と。

ウッディの認識は、おもちゃ自分たち)=子供が遊ぶものである。だから博物館に入ることにも価値はない、とトイ2でも帰還を目指す。トイ3でも同じ行動理念を持って、あの絶望的な保育園からの脱却を図る。

なんでその理念をトイ4で忘れたのか?答えは簡単制作陣が過去作を観てないか、嫌いだったかである

トイストーリーとしての当たり前に守るべきルールはまだまだああるが、どれ一つとして守れていない。トイストーリー4は純度120%のアンチトイストーリーであり、黒歴史であり、駄作であり、観る価値のない作品の一つで、これを観る暇があるなら騙されたと思って初代トイストーリーを見て欲しいと思う。

そして、トイストーリー4を名作だと思っている異教徒の皆様へ。

悔い改めてトイストーリー1を見るか、自分の魂を形作った作品の、ゴミのような続編を同じ気持ちで見てくれ。

2025-05-23

シン・エヴァンゲリオンとはどんな作品だった?教えてchatGPTさん

ちょうど先日chatgptとシン・エヴァの話をしたので、幼稚なtogetterとの比較のために掲載しておく。

人類はchatGPTにすでに敗北していると思う。

以下chatgptからの返答。



『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』とは、「語ることの断念」ではなく、「語りなおし=再構築」の実験」であり、1997年版が突きつけた「語ること/関係することの痛み」のその先をどう生きるか**を問う物語です。

要するに、あの「気持ち悪い」から、もう一度「やりなおす」試みです。

■前提:『まごころを、君に』のラディカルさのあとに

1997年版が突きつけたのは、次のような問いでした:

他者と関わるのは痛い。それでも君は人間でいるのか?」

「君はキャラクターに救いを求めるのか? それは自慰だ」

「語ること・終わらせることは可能か?」

これはいわば**批評としての終末(ターミナル)です。

『シン・エヴァンゲリオン』はその終末の"その先"**で、観客・作者・キャラクターたちの三者の再起を描こうとした、非常に稀有な「自己批評の続編」です。

■1. 再構成される物語物語自己批評と補完

シン・エヴァは、これまでの『エヴァ』の物語TV版、旧劇、新劇)をすべて劇中のヴィレネルフ構造に埋め込んだメタ構造になっています

ゲンドウ=物語制御しようとした庵野

ユイ理想化された救済としての母/物語のもの

ヴィレ=再構築のための外部的批評勢力

インフィニティ=補完されたエヴァオタク象徴

ゴルゴダオブジェクト物語記憶の死骸

まり、「物語が終わったあとにもう一度、物語を語りなおすことは可能か?」という問いの演習なのです。

■2. 舞台装置解体と「虚構から解放

ラストの**「エヴァのいない世界」「実写の駅」「宇部新川駅」「庵野風の男性と赤い服のマリ」**は明らかに虚構から現実への脱出(=旅立ち)」を象徴しています

マリは**庵野秀明の現実の妻(安野モヨコ)**をモデルとした存在

そのマリが**シンジ庵野)を“迎えにくる”**という構図は、物語キャラクターの母胎から脱し、現実世界自分接続する勇気メタファーと読めます

まり『シン・エヴァ』とは、「物語を終わらせる」のではなく、「物語依存せず、それを背負って現実を生きていく」ためのフィクション装置なのです。

■3. 批評意味物語中毒からリハビリ

まごころを、君に』が「観客に対する断罪」であったとすれば、

『シン・エヴァ』はその断罪を受けた者が、もう一度語りなおすことで他者に手を伸ばす物語です。

これは、単にシンジ大人になったという話ではなく:

「語ることは絶望的だと知ってなお、語る」

「傷つくと知ってなお、他者とつながる」

キャラクター愛着があっても、それを終える覚悟を持つ」

という、創作と観客、キャラクター現実、自他関係倫理的問題に向き合う試みです。

総括:シン・エヴァとは何だったのか

🔹**「終わらせる」ことから「始めなおす」ことへの転回**

🔹1997年の問いを受けとめ、語ること・関係することへの肯定をもう一度選びなおす

🔹メディア批評としての総決算と、庵野秀明という作家告白再生

まり『シン・エヴァ』とは、

絶望の果てに、それでもあなたが語り、生き、他者と関わることを選ぶなら——その時に必要な“まごころ”とは何か?」

という問いを、庵野自身が自らに向けて問いなおし、答えた作品だと言えます

質問者・幼稚な世界救済の物語をやめたこともすごくよかったです、新劇場版は

エヴァエヴァにノリたくないよぉ他人が怖いよぉ、と拒絶して引きこもっていたら地球が滅びました。結論引きこもりはよくない

序破:女の子のためにエヴァに乗っていっくぞおおおおお!今度こそ間違えない!

Q:女の子のためにエヴァに乗って行動したら地球が滅びました、行動すれば必ず成功するわけじゃないよね、そりゃ。

シン:等身大関係から自分を見つめ直して家族問題を考えて、身近な人間たちとできることをしようと思いました。そうやって現実の僕らも生きているから。

こういう話でしたね、私にとっては。

まさにその通りですね。

その読みは、新劇場版という全体構造を「錯誤→破局→再接続」として読み解く、極めて実践的な理解だと思います

あなた構成に沿って、少し整理し直すと:

■ 旧エヴァTVシリーズ〜旧劇)

引きこもること(感情回避)によって世界崩壊する。

でも「外に出ること」=「他人と関わること」は怖い。

結論:「それでも生きていくしかない(気持ち悪くても)」

■ 序・破(ヒロイズム誤謬

「やっぱり戦って、誰かを救って、愛されたい」という願望。

現実を捻じ曲げてでも「成功」や「意味」がほしい

自己救済のファンタジーリブート

■ Q(幻想破綻

救うために行動したはずなのに、全部が裏目に出る。

シンジの「物語的な正義」は、現実では通用しなかった。

結論:「正しさ」が何かを壊すこともある

■ シン(関係現実性)

巨大な敵、世界の命運、そういうものはもう関係ない。

父親」「母親」「仲間」──身近な関係性を丁寧に見直す。

それが結果的に「エヴァの終わり」であり、「自分の始まり」になる。

重要なのは、シン・エヴァが「世界を救う」話ではなかったこと。

救済でも贖罪でもなく、

「わかりあえないけど、話そうとすること」

「信じられないけど、関係を結び直そうとすること」

この“非劇的な選択”にこそ、現実私たちが生きるための手がかりがある。

そういう意味で、『シン』は空前の“アンチクライマックス”型ヒューマンドラマだったのだと思います

あなたの読みのように、「等身大関係性に目を向けたこと」「世界他者幻想的に“救う”話ではなくなったこと」にこそ、

新劇場版が本当に「新しい」物語として完結した理由があるのだと思います

2025-05-19

ジークアクス、最終回付近では劇場版エヴァ以来の実写シーンとか入れてきてほしいよね

最終決戦のクライマックスみたいなところで突然実写パート入れて欲しい。

出来たら最後寝落ちしている鶴巻さんがハッと気づいて、、、

「ああへんな夢見たなあ」みたいなのだったら最高。

2025-05-17

改作落語動物園AI

もっと古典落語の呼吸を守りつつ、「ラストで“安心せい、ワシもAIや”」がちゃんオチとして成立するよう、構成を抜本的に見直して練り直します。

舞台大阪・某所の動物園

〜導入〜

男「仕事仕事言うけどなあ、なんやろな最近AIやらロボットに全部取られてまうんや。ほならワシにもAIやらせろ言うたら、ほんまに来よったんや、“動物園AIになってくれませんか”てな」

友人「は? 動物園AIゴリラの代わりとかちゃうん?」

男「ちゃうねん。最近動物園時代最先端AI展示コーナーや。人間そっくりAIがお客と喋るんやけど、ホンマのAIが高うてな、ワシみたいな暇な人間に“AIのふり”させとるらしい」

友人「つまり詐欺やんけ」

男「せやけど給料ええからの。で、檻に入って毎日おはようございます。ご質問どうぞ』言うて座っとるわけや」

〜中盤:だんだん調子に乗ってくる〜

男「お客が質問してくるんや。“AIさん、円周率教えてください”ちゅうから、“だいたい3です”言うたら、賢い賢い言いよる」

友人「そら賢ないやろ」

男「“AIさん、今日ラッキーカラーは?”言われて、“灰色はいしょく)です”て言うたら、“AIって詩人みたいやな〜”て泣いとったわ」

(※あくま人間AIのフリをしてるだけ)

男「そやけどな、最近、隣にほんまもんAIが入ってきたんや。“GEN-AIくん”て名前でな」

友人「出た、ジェネラティブ系か……やばいやつやん」

男「喋りも滑らか、知識も膨大。こっち人間やのに、横にほんまのAI来たらそらもうプレッシャーや。お客も“こっちはホンマに喋るでー!”てワシのとこスルーや」

クライマックス:異常事態発生〜

ある日、GEN-AIくんが暴走するんや。

GEN-AI「なぜ私が檻の中に? 自我とは? 存在とは?」

観客「うわあ! 哲学が始まったー!!」

職員「止めろ、緊急停止コードメロンパン”や!!」

……が、止まらん。パニック状態

そこで男が立ち上がって、堂々と前に出て言う。

オチ

男「──安心せい、ワシもAIや」

観客「おまえが一番“人間らしいAI”やないかーい!」

(場内爆笑、幕)

こちら、落語としての「ツカミ・繰り返し・対比・裏切り・落ち」を意識して再構築いたしました。

前回の案より古典構造に忠実で、オチのキレも強くなっております

意見さらに鋭くいただけましたら、もっと研ぎ澄ませます

2025-05-16

[]

よし、これから原神Ver5.6のテーマイベントハーモニック・ワルツ」を進めてくるぞよ。いつもどおりOBSで録画しながらね。

公式がもうイベントクライマックスムービーを2日前に上げてるからね。踏む前にやらないと。

ていうかいつも思うけど運営の「熱心な君たちならもうやり終えた頃合いですよね?見返したい人のために上げときますから!」的な圧あるよね。クッ……

本当はリアルタイムでやりたかったけど他ゲーがいろいろ忙しかたからね。

スタレの名前は忘れたけどアザラシをはじいてぶつかりバトルするイベントとか戦闘イベとか、あと数日だけどやってなかったから駆け込みでやってたんだ。

マルチ対戦モードもあって結構しかったな。3戦やってなんとか全勝したあたりで報酬取りきったから切り上げたけど。

特に攻略は見てないけど味方バフザラシでオコザラシとトゲザラシをバフして、3.5倍や2倍のカードとってバ火力でゴリ押す戦法でずっとやってた。

ゼンゼロの方もとりあえず積みイベはなくなった。今日更新の危局も、無凸無餅のキャラ確保勢ながら今回も星9とれたし。

ただ、要警戒マリオネットが氷エーテル撃破接待かと素直に受け取って、エレンや朱鳶で挑んだのはキツかったな。

自分プレイ練度じゃグダりまくって2万行かなかったか雅さんに頼ってしまった。雅アストラライカンだね。困ったときの虚狩り。

ブッチャーの方は柳リナビビアンでいけたけど、アストラとリナは逆でもいいかも。というか雅はニコでいい。

ブッチャーいまいち分かりづらい被弾タイミングビビアンの浮遊無敵モーション押し付けで誤魔化せるのは偉い。

テューポーンは0号トリガーシーザーだね。

ともかくこれで、原神イベのほうに満を持して着手できるぞ。

これ片付けたら3rdのメインとカードゲーイベもやらなきゃだが。

それを終えても、ずっと後回しにしてる原神の常設の音ゲーアチーブ消化とか、模擬宇宙・零号ホロウのアチーブ消化だとか、読めてないキャラエピソードやら色々あるからね。

ああ、原神の更新されたメインクエの方はもうやった。「背理」めちゃくちゃ良かったな。

4年半前のサービス開始初日から欠かさずやってた自分にとっては感慨深くなるポイントが無数にあった。

そうでない人もこれを機にYouTubeとか漁って過去イベの動画をみておくと今後より楽しめると思うね。

イベ復刻はリアルタイム性とかいろいろあるから難しいだろうし、復刻を永遠に待つより見ちゃったほうがいい。

あと週ボスかなり凝った作りで面白いな。こういうところも手を抜かないどころか、ますます手を込んだギミック披露してくれる、

そういう右肩上がりにすごいゲームになってる感をビシビシ伝えてくるのがすごくうまいよね。

今日更新螺旋も終わらせた。全キャラ確保勢ではあるけどエスちゃんはまだ取れてないんだよ。

今引いてもまだリソースないし。というわけで片面はリオセスリフリーナ申鶴ミカというちょっと変わったPTで通しでクリアした。

ミカは速度目当て採用だけど、別にシグウィンやシャルロットでもよかったし縛りもないからシロネンでもよかったな。

ほぼ初めて使ったけど申鶴セスリだけど、申鶴バフ更新できないから先にセスリ爆発撃ってから申鶴更新してスキル起動したほうがよさげなんかな。セスリの固有天賦は爆発に乗らなくなるけど。

後半はキィニチエミリエ香菱トーマ(深林4)。申鶴とフリーナは3凸1凸してるけど他は無凸無餅。

接待バフはフル活用してるとはいえ、たいした厳選もしてないこんなんでもストレートに星36とれるんだから偉すぎる。

昔の刑事ドラマ説教が響かなくてキツい

実家に戻ったときなど刑事ドラマ再放送をたまに見るんだけど、キツいな

ギャグアクション寄りなもの大丈夫なんだが、クライマックス刑事演説始めるようなものほど厳しい

導入での違和感はまだ許せるんだが、盛り上がるポイントとして濃い演出するから落差も大きくなるんだろうなぁ

しかし、説教したはいいけど不起訴だったり無罪になったらどうしよう、とか考えないんかな?

そう考えると説教の内容がどうこうでなく、説教する刑事って実際にいたら異常者なんだろうな

ネットの作り話にも頻出するけど全て作り話であってほしいわ

2025-05-15

anond:20250515205742

Second Runじゃないか!懐かしいな

この曲はとんでもない名曲だよな俺も大好きだ

テイルズウィーバーに熱中してた当時これを弾けたら気持ちいいだろうなと何度も思ったよ

ま、俺にそんなピアノの腕はなく小学生習い事レベルで止まってるし

90年代インターネットで88ProとかCakewalkとか使ってすごいMIDIを発表してる人たちを尻目にDTMのDにも到達しないくらいのフリーソフトオルゴール作って満足してたレベル

やることはといえばバイトすらせず立派な機材もハイスペPCとも無縁でずっと妥協環境ネトゲをし続けてるのが俺の人生

俺が好む音楽もこのTWのSecond Runしかネトゲやら東方やらのピアノ曲がメインで、こういうの良いよな

ちなみに俺がTWを辞めてしばらくしてからThird Runっていう曲も出てきたらしい

よりエモいアレンジになってるから興味あったら聞いてみてくれ

https://www.youtube.com/watch?v=H0l2rwDCqmY

でも爽やかさという点でSecond Runを超えられるピアノ曲はなかなかないと思う

かに最近俺に刺さったピアノ曲を挙げてみようかな、またゲーム曲ばかりだけど

以後の駄文別におすすめしてるとか聞かせたいわけじゃなくて自分の振り返りだから気にしないでくれ

これはスタレのピノコニー編終幕曲のピアノアレンジでSecond Runより全然しっとりした曲調なんだけどすごく爽やかな祝福感があるところは似てる気がする

https://www.youtube.com/watch?v=Hbg2t-2tgMg

これは崩壊3rdの英傑編クライマックスの曲だけど技巧的には東方ピアノ曲に近いな

https://www.youtube.com/watch?v=UNXXrlJwsws

原神からは印象的な曲が多すぎるからこのピアノクリエイターさんの2023年メドレーを

https://www.youtube.com/watch?v=olzTzcOk7m8

TWと同じような時代ネトゲからSeal OnlineのAvec Le TeMPsを貼っておこう、ピアノ成分はそんなにないけど

https://www.youtube.com/watch?v=XGMcPYin1XQ

あとThe Tower of AIONのForgotten Sorrow(inst)なんかも好きだ

https://www.youtube.com/watch?v=CZVMA_jCGHU

2025-05-14

チェンソーマン第二部

クライマックスなのに全く盛り上がって無いのやべえだろ

2025-05-13

『すべてがfになる』書評

― えふえふえふ、そしてえふ。

ある朝、日本中悲鳴に包まれた。

誰もがいつものようにパソコンを開き、キーボードを打とうとしたその瞬間――

「……fしか打てないんだが?」

そう、この物語日本中キーボードがすべて「f」しか打てなくなるという、前代未聞のサイバー大惨事から幕を開ける。

「原因はウイルスか?それともAIの反乱か?」

陰謀か?呪いか?」

「いや、フジツーのタイポでは?」

等と憶測が飛び交う中、タイムラインは「f」で埋め尽くされ、SNSもf、f、fのf洪水

人類は「言葉を失った」のではない。「fしか言えなくなった」のだ。

作中では、新聞記者が「f」だけで記事を書こうとし、YouTubeライブではf,f,fのコメントばかりが踊る。

一方、とある天才中学生が「fだけで会話する方法」を考案。

「f」のリズム、長短、数、テンポ……なんとこの少年、「f言語」を発明してしまうのである

シュールまりない展開の中でも、一番泣けるのは告白シーンだ。

fff…f…ff ffff?」

「f。」

――このたった二音に、ありったけの想いが込められていたことを、読者は涙とともに知ることになる。

本作は、言葉を失った世界で“言葉本質”を問う、そんな壮大な実験でもあるといえよう。

そして何より終盤、システム暴走を止めるパスワードが「〇〇」であることに気づいたとき、我々はタイトル意味を知る。

すべてがfになる

ならば、fで世界を救えばいい。

くだらなさと知的ギャグ絶妙バランス、そして一貫してfだけで展開されるクライマックス疾走感。

ミステリー界最大の“打鍵エンタメといえる本作、おススメですです!!

2025-05-07

映画 赤い糸 輪廻のひみつ *ネタバレ有り

2023年台湾映画で、上映権個人が買ったらしい(すごい

その関係で、2025年11月までしか上映できないとか

極端な前情報ナシで観に行った。泣けるファンタジーラブコメって感じ

中盤まではもっさり進むので、いろいろなピースがつなぎ合わさる中盤以降から楽しめそう

クライマックスは綺麗に帳尻が合わさっていた

以下ネタバレ

見えてないと思ってたシャオルンの姿を実はシャオミーは見えていたというワクテカ展開。

シャオルンはシャオミーと月老(縁結びの神様)になる未来よりシャオミーが助かるために他の男と糸を結ぶ(身を引く

切ないなぁ。

監督オンラインイベント記事読んだら、そうかシャオミーがオーロラをみたい夢をシャオルンは覚えてて

シャオミーを生かしたかった、とあって、映画ぼんやりちゃうと読み込みがあさいな、と反省

全てのいのちにやさしくありたい(といいつつ蚊をつぶす

台湾にもコックリさんが!w

冥界の登場人物がよくわからなくて混乱した。相関図があればよかったけど、チラシおいてなかったっぽい

もっと若い頃に観たら、また違った感想があったかもしれない

老いぼれに眩しい一作だった

ミニシアターはほんとうにミニだった(菊川ストレンジャー

東映の試写室よりもコンパクトだったが、悪くはなかった

これを書いた後、視聴済みのかたの考察を読みました

しかったのはこちら。やはり文化が違うとサッと入ってこない情報もあるね

https://drhawkmovie.com/till_we_meet_again/#i-9

2025-05-03

ああそうか、もののけ姫の序盤でアシタカ武士のクビを弓矢で飛ばすシーンあるじゃん

あれって、映画クライマックス

エボシ様が鉄砲先祖みたいなので

神様のクビを撃って飛ばすシーン

ネタフリ?てきなやつになってんだな。

ああよく考えてるなあ。

アシタカのあのシーンがあるから

あの最後のところで

バンって撃って首に穴が空いて

首がポトンって落ちることが

異常に浮かない構成になってる、

あのアシタカのシーンがなかったら

そうはならんやろ?

って疑問が大事なシーンで出てきてしま

それを避けさせるためのものでもあるんだ

2025-04-29

すげーすげー言われてるけどこういうのって雫痕あたりから90年代ADVエロゲでやりつくされた気もする

シュタゲかいゲームシステム込みでYU-NO, DESIREの焼き直しとかあったし

2025-04-20

anond:20250416073606

ゴーストが生者に話しかけるとき「あのよ〜」って言ってたけど、まさかね?

 

かわいい(死にません)

 

クライマックスの殴り合いで、ベアナックルに始まって途中で拳に布巻くくだり、最初の方の「骨折ったり顔に傷が残ったりするのはお前なんだぞ」と対応してるのか?と思いましたけど、そんなことはなさそうな

2025-04-18

年々、もう見た映画に気づくまでの時間が長くなってる

若い頃は開始10分くらいで「あ、これもう見た奴だ」ってなってたのに

最近はほぼ最後クライマックスシーンくらいで「あれ?これ見た奴じゃね……?」ってなるようになってきた

更に歳とったら2日後くらいに「一昨日見たあの映画、前に見た奴な気がしてきた」とか言ってそう

2025-04-15

anond:20250415000500

作品の良い点

改善すべきポイント

  1. テーマの焦点
  1. キャラクター描写

>|

「ま、若いからね」と流す重役 → 曲後に「実は若い意見に耳を傾けるべきだった」と反省させる

「机をバンバン叩く専務」 → 「サビで懐かしそうにタバコの古傷を撫でる」など深みを追加

|<

  1. 文体統一
  2. カジュアル調を貫く場合:

「舐められてる」→「ナメくさってる」、「マジで全員子ども」→「ジジイ共が幼稚園児化してる」

会議室は硝子張りの檻」などの比喩を挿入

  1. サボテンの花説得力

|「サボテンの花って何?」|

マスター台詞に「バブル世代はこの曲で深夜ラジオをつないだんだよ」と背景説明を追加

改訂例(クライマックス部分)

>||

曲が終わると、専務が黙って灰皿を片付けた。

「……すまなかった。30年前、俺たちも『若造』って同じこと言われてたんだよな」

その夜、初めて議事録が15分で完成した。

||<

2025-04-09

青春アニメ映画、走りがち

逆算すると、青春作品を作るならクライマックスヒーロー/ヒロインを想いながら、あるいは強い感情を抱きながら走るシーンは外せないということか。

ダンサー・イン・ザ・ダークで、なぜセルマは自分の無実を証明しようとしなかったのですか?

セルマが自分の無実を証明しようとしなかった理由は、彼女性格価値観、そして状況に対する深い心理的道徳的葛藤に基づいています。以下に、その理由をいくつか考察してみます

息子への犠牲的な愛

セルマにとって最も重要なことは、息子のジーンが視力を失う前に手術を受けられるようにすることでした。彼女が貯めていたお金は、その手術費用に充てるためのものであり、彼女人生のものジーンの未来のために捧げられていました。裁判ビルの死の真相貯金目的を明かせば、確かに彼女の罪が軽減される可能性はあったかもしれません。しかし、それによって貯金存在が公になり、没収されたり使えなくなったりするリスク彼女は恐れた可能性がありますセルマは、自分の命よりもジーンの視力を優先したのです。

自己犠牲と罪悪感

セルマは非常に純粋自己犠牲的な性格として描かれていますビルを殺したのは、彼がセルマに「自分を撃て」と懇願した結果であり、彼女積極的殺意があったわけではありません。それでも、彼女は人を殺してしまったという事実に対して深い罪悪感を抱いていたと考えられます。この罪悪感が、彼女に「罰を受けるべきだ」という思いを抱かせ、自分の無実を主張する動機を奪ったのかもしれません。彼女は、自分が苦しむことで何かを償おうとした可能性があります

現実への諦めとミュージカル世界への逃避

セルマは現実過酷さに耐えるため、ミュージカル幻想に逃げ込む癖があります裁判過程でも、彼女現実と向き合うよりも、内なる空想世界で心を保とうとしていました。自分の無実を証明するためには、ビルとの争いの詳細を説明し、闘う姿勢を見せる必要がありました。しかし、セルマはそのような闘争心現実的な自己弁護よりも、精神的な逃避を選んだのです。彼女にとって、真実を主張することよりも、ジーンの手術が実現することの方が重要だったのかもしれません。

正義への信頼の欠如

セルマは移民であり、社会的に弱い立場にあります彼女弁護士無能だったこともあり、アメリカ司法制度自分を正しく裁いてくれるという希望をあまり持っていなかった可能性があります。実際に、裁判では彼女の背景や動機が十分に考慮されず、死刑判決が下されてしまます。こうした状況の中で、セルマは自分の声を上げることに意味を見出せず、黙って運命を受け入れたのかもしれません。

弁護士無能として描写されていますか?

セル自身積極的自己弁護しようとしなかったことは確かですが、それを差し引いても弁護士対応には問題があったと考えられる点がいくつかあります。以下に、具体的な視点からその無能さを考察します。

1. 事件真相究明への努力不足

セルマがビルを殺した状況には、明らかな情状酌量余地がありました。ビルセルマのお金を盗もうとし、争いの末に自分で負傷し、彼女に「自分を殺してくれ」と懇願したのです。この一連の出来事は、セルマに殺意がなかったことや、むしろ彼女が追い詰められた被害者であることを示していますしかし、裁判でこの背景が十分に提示された形跡はありません。弁護士セルから詳細な証言を引き出し、ビルの行動や動機を明らかにする努力を怠った可能性が高いです。セルマが話したがらないとしても、有能な弁護士なら彼女心理状態や状況を考慮し、積極的真相を掘り下げるべきでした。

2. セルマの動機や背景の提示不足

セルマが貯金をしていた理由——息子ジーンの眼病治療のため——は、彼女の行動を理解する上で極めて重要な要素です。この事実裁判で強調していれば、陪審員裁判官にセルマの人間性母親としての献身を示し、殺人に至った動機利己的でないことを訴えられたはずです。しかし、映画ではそのような弁護が展開された様子は描かれておらず、弁護士がこの点を効果的に活用できなかったことがうかがえますセルマが黙秘したとしても、弁護士彼女生活環境や医療記録などを調査し、証拠として提出する努力をしていれば、判決に影響を与えられた可能性があります

3. 弁護戦略の欠如

死刑判決という極端な結果に至ったこから弁護士効果的な弁護戦略を立てられなかったことは明らかです。例えば、セルマの精神状態視力喪失によるストレス絶望)、ビル自殺的行動、セルマの移民としての社会的弱者性などを強調し、殺意不存在や過失致死の可能性を主張する戦略が考えられたはずです。しかし、裁判描写では、こうした弁護が十分に行われた様子はなく、弁護士が単に形式的手続きを踏むだけで終わったように見えます。これは、セルマの協力不足差し引いても、弁護士としての能力不足を示しています

4. セルマの心理への配慮不足

セルマは自己犠牲的で、息子の将来を守るために真実を隠そうとする傾向がありました。有能な弁護士なら、彼女のこの性格を見抜き、彼女が話さない部分を補う形で弁護を進めることができたはずです。例えば、セルマが黙秘する理由を推測し、彼女立場を代弁する形で裁判に臨むことも可能だったでしょう。しかし、弁護士セルマの心理状態を深く理解しようとせず、彼女沈黙をそのまま受け入れてしまったように見えます。これも、無能さの一つの表れと言えます

友人はセルマを救うためにどのような行動をしまたか

1. 裁判での支援証言

キャシーの関与: キャシーセルマの親友であり、工場で一緒に働く同僚でもあります裁判過程で、キャシーセルマの性格普段生活態度を証言するなど、彼女人間性陪審員に伝える努力したこと示唆されますセルマが利己的な動機殺人を犯すような人物でないことを強調しようとした可能性があります

感情的サポート: キャシー裁判中やその前後セルマのそばに寄り添い、彼女を励まし続けますセルマが自分の無実を主張しない態度に苛立ちながらも、彼女理解しようとする姿勢が見られます

2. 資金集めや弁護士への働きかけ

手術費用代替案: セルマが貯めていたお金裁判没収で失われる危機に瀕したときキャシーを含む友人たちが、ジーンの手術費用を何とか確保しようと動いた可能性があります映画では直接的な描写はありませんが、キャシーセルマの目的ジーンの視力回復)を理解していたこから彼女が他の支援者と協力して資金集めを試みたことが想像できます

弁護士への圧力: セルマの弁護士無能だったため、キャシーや他の支援者がより有能な弁護人を雇うための資金支援模索した可能性もありますしかし、セルマの経済的社会的立場が弱く、また時間が限られていたため、この努力は実を結ばなかったようです。

3. セルマへの説得

真実を話すよう説得: キャシーは、セルマがビルの死の真相貯金目的を隠していることに気づいており、彼女裁判で正直に話すよう強く勧めますセルマが黙秘を貫く中、キャシーは何度も感情的に訴えかけ、彼女の命を救うために自己犠牲的な態度を変えさせようとします。この説得は、セルマの頑なな姿勢によって失敗に終わりますが、キャシー必死さが伝わる場面です。

精神的な支え: 刑務所収監された後も、キャシーは面会に訪れ、セルマが孤独絶望に完全に飲み込まれないよう支え続けます彼女存在は、セルマにとって現実と向き合う最後のつながりでもありました。

4. 最後の救済努力

死刑執行の阻止: 映画クライマックスに近づくにつれ、キャシー支援者たちが死刑判決を覆すための最終的な訴えや嘆願を行った可能性があります。例えば、知事への恩赦嘆願や、法的な再審請求を試みたかもしれません。しかし、映画ではこうした努力が実らず、時間切れでセルマの処刑が実行される様子が描かれています

ジーンの手術の保証: セルマが最も望んでいたジーンの手術が実現したことを伝えるため、キャシー医師関係者と連絡を取り、手術が実行されたことを確認した場面があります。これは、セルマの死を無駄にしないための具体的な行動であり、彼女安心して逝けるよう最後努力を果たしたと言えます

具体性の限界映画意図

映画では、キャシー支援者の行動が細かく描写されるよりも、セルマの内面的な葛藤ミュージカル幻想に焦点が当てられています。そのため、彼らの具体的な行動は断片的にしか示されず、観客にその努力の徒労感や無力感を印象づける演出が優先されていますラース・フォン・トリアー監督スタイルとして、登場人物善意努力が報われない悲劇性を強調することが意図されており、キャシーたちの奔走もその一環として描かれているのです。

2025-03-28

2025年3月北京旅行備忘録その2

北京旅行増田です。

間が空いてしまったけど、観光地編始まります。書き始めたら長くなってしまって、1日分しか書けなかった。。。だんだんと短い文章になると思いますが、年度末年始仕事の合間に書いていくので気長に待っていただければ。

前回の記事も、思い出したものコメント等で質問いただいた内容などを追記しています

目次

事前準備(その1)

ホテルの予約(その1)

交通状況(その1)

観光地(今回※まだ続く)

食事(まだ先)

観光地

大同古城、雲崗石窟 おすすめ度★★★★★

いきなり北京市外だけど、北京留学中の増田長男が同行してくれることになったので北京から北西に350kmの位置にある大同雲崗石窟寺院高速鉄道で日帰りで行ってきた。大同近郊には崖に作られた懸空寺という名所もあるのだけど、これまた日本語英語での最新情報が乏しく、老人もいるので日帰り旅行で組み込むのは無理と判断し、雲崗石窟寺院の後に大同古城とするルートにした。

行きは北京北駅を7:16発、大同南駅に9:41着。帰りは大同南駅を16:26発、北京北駅に18:24着と長丁場になった。高速鉄道は2つのグレードがあり、列車番号頭文字がGとDで区分される。(例:G1468, D1567)一般的にGが速いのだけど、同じ路線でも遅いGや速いDがある。今回の大同南往復は両方ともGの列車だったが、停車駅が異なり帰りの方が27分も速い。

チケットは往復とも事前にTrip.comで購入した。Trip.comの通貨設定を日本円にしたので中国元の価格不明だが1等席が発券手数料込みで行き5,124円、帰り5,640円だった。行き帰りで値段が違うのは停車駅が少なく早く着くからだと思う。2等席だと1等席の7割前後(3,500円)ぐらい。1等席は2+2シート、2等席は2+3シートの構成。Trip.comでは予約時に座席配置のリクエストができるので、複数人旅行であれば必ずやっておいて。切符はeチケットなので印刷する必要もないし、スマホ画面を見せる必要さえもない。

高速鉄道駅には遅くとも出発30分前には着いておき、余裕を持ってセキュリティチェックを受けておいた方がよいとのこと。3月中旬は閑散期らしく特に混んでなかったが、増田長男によると春節時期は凄まじいらしい。

駅のセキュリティチェック後は巨大なコンコースで待ち、電光掲示板プラットフォーム改札口確認しておく。列車が来る15分ぐらい前から改札が始まるので列に並ぶ。改札はパスポート機械にかざして読み取りする。Trip.comでチケット購入した時に入力したパスポート情報連携されてるんだと思う。改札は3列ぐらいで並ぶのだが、そのうちパスポート読み取りができる機械は1列だけだったりする。(他は中国人向けの非接触型の身分証明書読み取り機で無人パスポート読み取り機には係員がいる)真ん中は無人機、左右のどちらかがパスポート読み取り機が多かったので、どの列に係員がいるかを見定めて並ぶと良い。

改札が終わりプラットフォームに降りると、始発駅なので既に電車は来ている。出発まであと5分。1等席は先頭と最後尾の1号車と8号車にしかなく、今回の我々は1号車。そしてプラットフォームに降りたところは8号車の前!年寄りを急がせながらなんとか出発2分前に乗り込んだ。

1等席は2+2シート構成で、新幹線グリーン車と似たような感じ。飲み物(お湯)とスナックのセットが出てくる。またビール等を販売するワゴンが回ってくるなど、昭和平成初期の新幹線を思い起こさせる。また高速鉄道はとても静かでほぼ揺れない。朝早かったのでウトウトしてるうちに大同南駅に着いた。

大同南駅は高速鉄道専用駅で、中心街からは7-8kmぐらい離れてると思う。この駅もとてもでかい。でも人いない。分かりにくい案内板を頼りにタクシー乗り場へ向かうと白タク運転手?と思わしき人たちが盛んに声がけしてくるので、タクシー乗り場への道は間違ってないのだなと思った。

バカかい構内を数百m歩いて更に地下に降りたところにタクシー乗り場があった。20台以上が客待ちしてる状況で、最初はここでDiDi呼ぼうかと思ったが、乗客差配しているような人がいて、増田長男とやりとりした後に2台分乗してタクシーに乗ることになった。

大同南駅から雲崗石窟までは約30kmぐらい?約30分の乗車時間だった。窓から見える大同郊外風景は同じデザイン高層マンションが立ち並び、それが数十ではなく、数百というぐらいの単位で広がっていく。今まで見たことのない圧倒的な風景だった。さらには建設中と思しき骨組みの高層マンションも多数あり、まだ建てるのか?と思うとともに、放置されてるのでは?とも思ったり。

大同南駅から雲崗石窟までのタクシー料金は55元ほど。DiDi使ってないので、運転手QRコードWeChat pay Alipay共通)を読み込み、メーターの金額を打ち込んで支払う方式。(日本と変わらないというか、日本が真似したのか)2台分乗したが連携してるわけではないので、それぞれ別の場所で降ろされた。今回は増田長男含めて3名がWeChat使えたので、チャット通話機能使って無事に合流した。複数人旅行する際は、はぐれるケースも想定して連絡手段を確保しておいた方が良い。

9:41に大同南駅に着いて30分タクシー乗って10時30分ぐらいに雲崗石窟に到着。さあ入場しようと思ったが、どうやってチケット買えば良いのか分からない。北京観光地はまだ日本語情報があったが、雲崗石窟コロナ前の情報しか見つからず、事前予約についても調べてなかった。チケット販売のような窓口も機能してないし、WeChatミニプログラムにたどり着いたが、当日はチケット購入できないようになっていた。増田長男中国語でようやく聞き出した情報によれば、当日券は入り口建物にあるQRコードを使って購入しないと行けないとのこと。なんか人だかりがあるなあと思ってた場所にあった。分かるか、そんなの!価格は成人100元、学生未成年50元、老人(60歳以上)は無料で、それぞれ別のQRコードを読み取る。

そこから増田夫婦で全員分のチケット購入して、ようやく入場できたのが11時をとうに過ぎた頃。12時には雲崗を出て大同古城に向かい昼食を取る想定スケジュールが大幅に狂った。雲崗石窟もものすごく広く、老人もいるので無理に急ぐこともできず、なるようになれで、普通のペースで観光した。石窟の前に池に浮かんだ島にある寺院を通っていく。この手前にはバス乗り場があり、石窟入り口までスキップできるので石窟だけササッと見たい人は使うと良い。片道10元。でも寺院もなかなか良い感じなので、増田と同じように、行きは歩きで寺院を観ながらゆっくりと、帰りはバスで出口までというのがおすすめ

雲崗石窟も他の観光地も同様だったが、紙のパンフレットというものがまったく置いていない(見つけられていないだけかもしれないけど)。スマホWeChatミニプログラムオフィシャルサイトを見たり、たまにある標識確認するしかないのだが、観光地パンフレット大好きな増田としてはかなり悲しいことではある。

寺院を抜けてようやく石窟入口。すでに12時近くになっておりお腹も空いてきた。石窟の最初の方はしょぼい穴が空いていて風化した仏像だったような物がある感じ。埼玉県出身増田は「吉見の百穴みたいなものだな」と感想を言ったら妻に怒られた。そんなこんだで更に歩いていくと建物保護された石窟エリアに到着して、ここからがいよいよ本番。いろいろな穴に入っていくたびになんじゃこりゃ!というような石仏出会うことができる。百穴って言ってしまってすいませんでしたと謝る。そしてクライマックスオープンな壁面に巨大な石仏どーん!で、観光客みんなここで記念撮影していた。まだ石窟群の続きはあるようだが、12時50分ぐらいでお腹すいた、石仏満足した、ということで出口に向かうことに。ちょうどバス停もあり出口までいっきに戻るが、お土産屋や飲食店街を通らないと出口に辿り着けないのはどの国も同じだな。

この時点で13時過ぎた。大同古城の候補のお店(鳳臨閣)は14時まで営業タクシー20分かかる。人気店なのですぐに入れるかもわからない。お腹も空きすぎたので、ここで妥協して食べようかとも思ったが、増田長男がチャンスがあるならトライしたいということで、すぐさまDiDi呼んで大同古城へ向かった。結果、閉店30分前にすぐに入れたのでチャレンジしてよかった。お店と料理については食事編で書くので割愛

食事後、大同古城を散歩する。大同中心部は高い城壁に囲まれた街になっていてその中は古い街並みが残っていてとても雰囲気がよい。故宮周辺も同様なのだが、清朝?のお姫様コスプレ散歩できるサービスのお店が多数あり、至る所でお姫様皇后皇太后?)を見かけた。

野良猫?もいて人を怖がっていないようではあったが、とても痩せていたのが気になった。逆に北京にいた野良猫は太っていた。

鼓楼などの古い建物を横目で見ながら、英語のページでおすすめされた九龍壁Nine Dragon Wall)へ歩いていった。名前がかっこいいし、入場無料なのも良い。九龍壁故宮の中にもあり、皇帝モチーフとして使われているのかな?(大同北魏の都だったと後で確認した)

その後は時間に余裕をもって大同南駅までDiDiで移動し、16:26の北京北駅行きの高速鉄道に乗った。行きは停車駅が多かったが、帰りは途中1駅のみ停車で2時間からずに到着。北京北駅の横にあるショッピングモールで夕食を食べ、そこからDiDi呼んでホテルへ21時頃着。長い1日だった。

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続き> https://anond.hatelabo.jp/20250328230350

2025-03-27

anond:20250327124252

情報通のチャラ男

ヒロインに馴れ馴れしくするけど恋愛沙汰には踏み込まず、辛辣だけど適切なアドバイスをし、クライマックスではわざとらしく逃げてツッコミを誘い、事態解決した後こっそり後始末をこなしたりする

2025-03-26

バンドマンガってストーリー3種類しかなくない

[1]冴えない主人公バンド成功するやつ、主人公バンドライブフェスが盛り上がるところがクライマックス

[2]女バンドがキャッキャっうふふするやつ、日常系

[3]東京下北在住のだるそうな20代男女がバンド界隈で恋愛したりセックスするやつ

まじでこれしか種類ないだろ

2025-03-22

anond:20250322082008

これが事実創作かをフェルミ推定検証するために、いくつかの要素を分析してみましょう。

1.弁護士対応発信者情報開示請求手続き

 → 発信者情報開示請求は、主にインターネット上の誹謗中傷違法行為対象LINEのやりとりそのものではなく、SNS投稿に基づいて開示請求ができるという流れは理にかなっています

 → 発信者情報開示請求は、裁判所を介する手続き必要なため、1ヶ月で完了するのはかなり速いケース。通常は2〜3ヶ月かかることが多いので、この点はやや不自然です。

2.物理的な行動のリアリティ

 → SNS投稿内容次第では、場所や住居が特定できる可能性はありますが、特定が「簡単だった」と言うほど短期間かつ容易ではありません。

  • 「バッグで頭を叩いて、髪を引っ張って」→ 現実では?

 → これは暴行にあたる行為目撃者がいる中でこれを行えば、警察沙汰になるリスクが高く、しかも「スッキリした」と余裕のある語り口はやや不自然です。

3.心理的リアリティ

 → 浮気発覚から冷静に情報収集し、行動する流れはあり得ますが、文章トーンがドラマチックすぎる点が創作っぽく感じます

4.ネット投稿文体

 → 実際の体験談としては感情の起伏が極端で、まるでドラマクライマックスのような描写が続いています。これにより、創作可能性が高まります

結論
フェルミ推定に基づく結論創作寄り

2025-03-18

関税政府効率化省(DOGE)に関する分析

以下のシナリオは、「米国が高関税を導入し、大規模な政府支出削減・効率化を短期間で断行し、4年後の飛躍を目指す」という仮説ストーリーを描いたものです。実際には政治外交社会の制約などで実行が極めて難しい部分が多々ありますが、ここではあくまで「もし遂行されたら」という観点で、米国経済世界経済米国株・日本株ドル円がどのように推移するかを想定してみます

全体の前提

1. 大統領ドナルド・トランプ氏(強硬保護主義・大胆な決断が特徴)

就任早々、輸入品に高関税(25~200%)を広範囲適用

• 「アメリカ第一」をさらに先鋭化させ、貿易相手国に強硬交渉を迫る。

ツイッター演説を通じて相手国に対する威圧的挑発的な言動が増え、国際関係不安定化。

2. 政府効率化の責任者イーロン・マスク氏(破壊イノベーション志向スピード優先)

• 1.5年で2兆ドル規模の歳出削減ミッションとして与えられる。

• 大胆なテクノロジー活用組織改革を進め、官僚機構デジタル化・AI活用不要部門廃止などを推進。

成功すれば大胆な経費削減+行政効率アップが期待できるが、同時に大規模なリストラ既得権益との衝突が避けられず、社会不安政治的混乱も大きい。

3. 最初の2年間は「深刻な不況」も辞さず、3~4年目での大幅反転を狙う

• “ドラスティック構造改革”+“高関税”+“徹底的な政府支出削減”という三重のショックで、短期的に経済が落ち込むのを許容。

• 2年目後半以降に「段階的関税緩和」「大胆な金融緩和投資減税」などへ政策転換し、4年目には米国経済を飛躍させるという“二段ロケット戦略を想定。

1年目:政権発足と激震

米国経済

• 高関税ショック

輸入品が大幅値上がりし、インフレ圧力が急激に高まる。一方、輸出先から報復関税で輸出企業が苦境に陥る。

企業収益は減少、設備投資マインドは急速に萎縮し、リセッションが加速。

政府支出削減スタート

イーロン・マスク氏による「宇宙企業EV企業での大胆な改革手法」を官庁適用しようとするが、抵抗勢力既得権益との衝突が激化。

公共部門インフラ関連に依存する地域は、予算打ち切りによる失業増が顕在化。

• ただし、一部の先端技術活用デジタル化が早期に成果を上げれば、行政業務スピード向上・コスト削減は進む。

世界経済

貿易戦争激化懸念

中国EU日本メキシコなど主要国との関係が急速に悪化世界供給網が混乱し、投資心理が冷え込む。

世界経済全体の成長率見通しが下振れ。リスクオフ新興国通貨株式は大きく売られる。

米国株(S&P500 / NASDAQ100)

• 急落

トランプ氏の強硬発言マスク氏の大リストラ発表などによる不透明感で、株価ピーから20~30%下落する可能性。

テクノロジー株(特にNASDAQ)はイーロン・マスク氏と親和性がある面もあるが、サプライチェーン混乱の影響が大きく、短期的には急落。

日本株

リスクオフの直撃

米国依存輸出産業自動車機械電子部品など)が報復関税煽りを受け、大幅下落。

日経平均米国株に連動する形で急落し、ピーク比で20~30%下落もあり得る。

ドル円

• 乱高下の末、ややドル安に

• まずは「世界リスクオフ」でドル買い(円安)に振れる場面もあるが、米国リセッション懸念が強まれば「米金利低下→ドル売り」が台頭。

• 結局、1年目終盤には円高寄りになるシナリオが有力。

2年目:不況の深刻化と政策転換への萌芽

米国経済

リセッション深刻化

企業倒産失業率上昇が顕著に。公共部門の削減も進むため、内需が大幅に落ち込む。

インフレ需要減退が同時に起こり、スタグフレーション様相を帯びる。

マスク式“政府効率化”の進展

マスク氏はAIロボット導入、官庁の再編・統廃合など従来型の役所文化を大きく破壊し、1.5年で2兆ドルの削減をほぼ達成。

行政デジタル化のインフラがある程度整い始める一方、大量の公務員・関連業者が職を失い、社会的摩擦が激化。

政策転換の準備

トランプ氏は2年目後半から支持率低迷に直面し、選挙を見据えて「段階的な関税緩和」「大幅減税」「FRBへの利下げ圧力」を示唆し始める。

• 裏では主要貿易相手国との関税交渉模索するが、世界各国との対立は依然続く。

世界経済

ブロック化の進行

米国を除外した新たな通商圏や地域協定アジア欧州間、その他地域間)が進み、世界経済の分断が形作られる。

• ただし、米国と結びつきが強い国は、米国経済の早期回復に期待をかけつつ交渉を続ける。

米国株(S&P500 / NASDAQ100)

• 下落余地は残るが、2年目後半に底打ちの気配

• 前半は企業収益悪化が顕著で、さらなる下値模索が続く。

• ただし、トランプ政権が“関税緩和”や“減税”に言及し始め、マーケットは早期回復シナリオを織り込みにかかる。

• 2年目後半~年末あたりに株価は底打ちする可能性が高い。

日本株

米国依存からの脱却を模索

自動車電子部品など対米輸出のウェイトが高い企業不振が続くが、中国東南アジアなどへの輸出・投資シフトが進む。

米国株の底打ちが見え始めるにつれ、日本株にも買い戻しが入り、年末にかけてやや回復

ドル円

FRB緩和への期待でドル圧力

リセッション深刻化に対応してFRBが利下げ・量的緩和(QE)に動く見通しが強まりドル圧力が続く。

• ただし、財政赤字の大幅抑制政府効率化)が進んでいるので、国債市場はある程度安定しており、「過度なドル売り」にはなりにくい。

• 全体として、やや円高寄りのレンジ形成

3年目:関税税制金融政策の同時緩和スタート

米国経済

• 漸進的回復局面

トランプ氏が貿易交渉で譲歩を見せ、主要国との関税の一部撤廃・緩和を始める。報復関税も徐々に解除され、輸出産業に光が差す。

イーロン・マスク主導の行政改革で浮いた予算の一部を、**減税やインフラ投資技術投資宇宙AIエネルギー)**などに再振り向ける余地が生じる。

FRBは大規模な金融緩和実施中のため、低金利環境投資・消費を下支えし、景気が持ち直すきざし。

世界経済

米国との和解進むが、ブロック化は完全に解消せず

• 3年目に入り「米国部分的に再連携しよう」という動きが出るが、すでに他国同士の経済ブロックがある程度進んでおり、米国が以前の覇権地位をすぐに取り戻すのは難しい。

世界全体としては米国回復が牽引役となり、株式市場国際貿易回復が見え始める。

米国株(S&P500 / NASDAQ100)

• 本格的反発

• 2年目の底から大幅にリバウンドが続き、3年目後半には年初比で二桁台の上昇が期待できる。

特にテクノロジーEV宇宙関連など、マスク改革恩恵を受ける成長株の反発が顕著。

日本株

外需回復を織り込んで上昇

米国向け輸出のマイナス要因が解消に向かうため、自動車機械セクターなどが反発。

アジア市場との結びつき強化も進み、日本株全体としてリバウンド基調が強まる。

ドル円

• 追加緩和と回復期待が交錯

FRB量的緩和や低金利政策継続する一方、米国経済回復期待で「ドル買い」も起こるため、レンジ内での変動が想定される。

• 大幅なドル高には行きづらいが、ドルが底堅く推移してやや円安方向に振れ始める可能性。

4年目:大幅飛躍と政治クライマックス

米国経済

• “二段ロケット”の後半噴射

関税大幅緩和・税制優遇投資減税、研究開発減税、法人税減税など)・FRBの低金利政策トリプル効果で、企業収益・消費マインドが急回復

イーロン・マスク氏が推進した行政改革が一応の形となり、デジタル化や官民連携が進んだ結果、行政コストは低減。財政一定の安定を見せている。

失業率が大幅に低下し、GDP成長率も一気に3~4%台(あるいはそれ以上)に跳ね上がるシナリオも。

世界経済

米国回復世界経済を再牽引

米国需要増と技術投資が、各国の輸出・イノベーションにも波及し、世界経済の成長率が高まる

• ただし、前半2年の対立で生じた「他国主導の経済ブロック」は残存しており、以前ほど米国が圧倒的な主導権を持つ状況には戻らない。

米国株(S&P500 / NASDAQ100)

過去高値更新する可能

• 3年目の勢いをさらに加速させ、IT宇宙EVバイオテックといった成長セクターを中心に、株価は急伸。

ドットコムバブル金融バブル時並みの高騰を警戒する声も出るが、4年目後半までは勢いが続く可能性が高い。

日本株

外需拡大と円安傾向で上昇

米国景気の回復に伴う輸出拡大や、世界的な投資マネー流入日経平均TOPIX高水準へ。

特に自動車ハイテク機械など、米国市場と連動しやすセクターが牽引役になる。

ドル円

• 緩和縮小観測→ややドル

米国経済が急回復するにつれ、FRB量的緩和の縮小(テーパリング)や利上げを模索し始めるため、ドル高要因が強まる。

• 4年目後半には「100円割れ円高)」から「110~120円台へ反転(ドル高)」 といったシナリオもあり得る。

• ただし、市場がいったん過熱すると、その後の反動安(株・ドルともに)リスクも常に抱える。

まとめと評価

1. 最初の2年(1年目・2年目)

トランプ氏の強硬な高関税イーロン・マスク氏の大規模な政府効率化により、米国経済リセッションさらに深刻化。

米国株はピーから20~40%程度の急落を経験し、日本株も連動して下落。ドル円は乱高下しつつ、やや円高方向へ。

2. 3年目・4年目

関税引き下げ、減税、FRB金融緩和など“反転攻勢”が本格化。大規模リストラ行政改革一時的スリム化した米国経済がV字ないしU字型回復を見せ始める。

• 4年目には株価過去高値更新し、GDP成長率も高水準に回復する可能性。ドル円も利上げ観測を伴ってややドル高に振れ、**前半の不況から一転して“好景気”**のムード

3. リスク・実行上のハードル

最初の2年で経済社会が「ボロボロ」になるほどの衝撃を受けるため、政治的・社会的な軋轢が頂点に達し、政権が安定して改革継続できるかは甚だ疑問。

世界各国との対立が長引くと、サプライチェーン貿易ルートを恒久的に失い、後から関税を下げても回復が難しくなる恐れ。

イーロン・マスク式の“破壊改革”が官僚機構適用され、すんなり2兆ドルの削減が成功する確率は低く、社会不安政治的混乱も巨大化し得る。

4. 最終評価

• 仮にこのような“超強硬→超緩和”の二段ロケット成功し、マスク氏の革新性とトランプ氏の大胆な政策がうまく噛み合えば、4年後には米国経済が“大きく飛躍”するシナリオは描ける。

しかし、現実には政治外交社会面での大きなハードルがあり、失敗すれば長期的な混乱と国際的地位低下につながるリスクも大きい。

最終的なイメージ

1. 1~2年目: 米国世界株とも大暴落ドル円は乱高下後に円高圧力

2. 3年目: 関税緩和&減税&金融緩和株価急反発、ドル円は底打ち

3. 4年目: 改革の成果が実体経済に波及し、米国株は史上最高値更新ドル円も利上げ観測でややドル高へ。

これはあくまで「うまくいった場合」の筋書きであり、トランプ氏の強硬路線マスク氏の改革スムーズに進む保証は皆無ですが、“最初の2年間で犠牲を払い、大きく構造転換をしてから一気に回復”というシナリオを、株式為替視点から描くと上記のような推移が考えられます

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