はてなキーワード: 疫学調査とは
最初期は、マスクの感染予防効果は無い というのがファクトだった。
マスコミに出てくる医師は、自信ありげに、ウイルスの小ささとマスクの編み目の大きさを比較して、
こんなスカスカの穴でウイルスが止められるわけないじゃないですか。プークスクスしてた。
ところが、感染のメカニズムが明らかになり、疫学調査が進むにつれて、
コロナは飛沫のカタチで拡散し、その飛沫は3割くらいマスクで阻止できる。
マスクには他人に感染を広めない効果、他人から感染しない効果、双方ともにあることが明らかになった。
すると、マスコミに出てくる医師は、自信ありげに、みんなマスクをしようと言い出した。
AIもいつの時点の情報をもとに回答しているか?で変わるんじゃないかと思うし、
何が正しいか見極めるのは非常に難しい気がする。
あるで。明確に焼くのはダメってされてる
AGEs(エイジス)な
報告によると、調理温度が高かった食品ほどAGEsの含有量が多くなりました。例えば、生の牛肉100gにはAGEsが707KU(キロユニット)、ローストビーフは6071KU、4分間グリルしたステーキは7416KU、フライパンでオリーブオイルを使用して焼いた牛肉には10058KUも含まれていました。
食品別のAGEsの摂取量としては、肉が最も高く、その次に、植物油、チーズ、魚が続きました。穀物、卵、果物、豆類、牛乳、ナッツ、イモ類、野菜などの食品は、一般的にAGEsの含有量が低いと分かりました。
■参考文献
US National Library of Medicine National Institutes of Health「 Advanced glycation end products in foods and a practical guide to their reduction in the diet.」
残念ながら、病気を予防する目安となる、安全で最適なAGEs摂取量(摂取限度量)は公式にはまだ定義されていません。
また、一般の集団を対象としたAGEs摂取量の調査はまだ限られていますが、ニューヨークの健康な成人を対象にした疫学調査では、AGEsの平均的な1日の摂取量は、1万4700±680 KUであることが判明しました。このデータをもとに、平均摂取量1万5000KUより、著しく高いか低いかで、高AGEs食または低AGEs食を仮に定義します。表を参考にして下さい。炒めたりローストの肉や、ベーコンのような加工食品は、簡単に1日のAGEs摂取量が2万kU以上になります。
動物試験では、通常の50%にAGEsの摂取を減らすと、酸化ストレスの低下、加齢に伴うインスリン感受性および腎機能の低下が減り、寿命が長くなりました。
また、調理中のAGEsの生成は、AGEsの生成阻害化合物のアミノグアニジン、湿式加熱、短時間の加熱、低温での加熱、レモン汁や酢などの酸性成分の使用で抑制されました。
▼調理の仕方で老化が進む!? (2ページ目):医学博士 大西睦子のそれって本当? 食・医療・健康のナゾ:日経Gooday(グッデイ)
https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/14/091100004/031500044/?P=2
焼くは体に良く無いので、お店で最高の状態で食べる時だけの贅沢にすべきであり、
東京って今検査減らしてるんだよね、確か。積極的疫学調査の縮小、つって。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC153FC0V10C21A8000000/
これって具体的には例えば、濃厚接触者とかで一見症状が軽め(電話で通話ができる程度の症状の意)だと、「検査するまでもなく陽性だろう」ということで、一旦自宅療養患者(あるいは入院待機患者)にされるってことでしょ。
こういう人って東京都が毎日出してる新規感染者数には入ってないよね。
で、こういう人が、あれよあれよで急変して搬送が間に合わなくて亡くなった場合、やはり東京都が毎日発表してる死者数にも入ってこないよね。
「感染された方で19人の死亡が確認されました」だもんね。濃厚接触者で自宅待機中でも、検査も入院もしてなきゃ感染したかどうかわかんないからね。
っていう今の状況で、「ワア!今日は3581人!先週からめっちゃ減ってるゥ!流石にピークアウトじゃん!!」って言っちゃうのって、大丈夫なのこれ???
せめてもっと細かく内訳書いて欲しいんだけど。
そうじゃないと例えば「7月28日の死亡者数6人だったのに、ひと月で3倍超えてんじゃん…ワクチン接種進んでるはずなのに…ヤバ…」みたいな解釈すんのが結局一番安全安心みたいな感じになるだけじゃない?
そんなんでホントにこの先大丈夫なの?最低限医療を立て直さないといけないのに、どうやって立て直しまで持ってくかみたいなのを検討してるの?
すごく参考になる記事でした。会場の感染対策はできる限りの努力はされていたんだろうなという考えに至りました。
ただ主催者が「一人の陽性者も確認されていない」と終了2日後に発表したことは問題だと思います。(下記URL)
https://www.fujirockfestival.com/news/detail/4268
全員に検査をしたわけではないし期間中に感染があったかどうかは潜伏期間があるのでまだ分かりません。現在保健所の積極的疫学調査は機能していないため会場で感染があったとしても感染者が自己申告をしない限り関連性は明らかにならないだろうと思います。
感染が分かった時に自己申告する人は少ないと思います。結局終わった直後に何の意味もない「陽性者0」を発表し、1,2週間後にはフジロックとの関連性は不明であるとか言って有耶無耶にするんだろうなと思いました。
密にもなれば酒も飲んでいる報告で盛り上がっているフジロックもたぶん感染するよね。でも感染が発覚するのはフジロックが終わって、参加者が自宅地域に帰った数日後。主催者は「感染者出ませんでした」って言い張って、発熱した参加者も「心当たりありません」ってしらばっくれる、って未来予想がさっそくTwitterに出回っているし。でも、この時期にこんなアホな大規模なイベントを開催してくれたのって、貴重な機会でしょう。イギリスはサッカーの決勝戦で6千人感染したとか言っていたよね。だったらイベントでどのくらい感染するか、調べてみたらいいと思うんだ。
それで、しらばっくれる参加者をどうやって補足するかなんだけど、疫学調査のためとかなんとか適当な理由を付けて、あるいはもっと直接にコロナ感染者を追跡すると言って、チケット販売情報を押収する。当然、買ったけど直前で行かなかった人もいるだろうし、転売なりなんなりで本人名義でないものもあるだろうけど、大半がわかればいいのでそこは目をつぶる。あと参加者とスタッフは、出せる限り主催者に出させる。それで、国が保険証番号かなにかと紐づけて、2週間以内にコロナになっていないかを調べる。
有能な和歌山県知事がホームページで良いこと書いてるのに、スマホに非対応で読みづらすぎる。ちゃんと読めるようにしといてよ。
最近における新型コロナウィルスの感染拡大ぶりは凄まじく、毎日全国のほとんどの県で2ケタの感染者が報告され、それも結構多くの県で3ケタを記録するなど、これまでになかったような感染状況となっています。救いはワクチンの接種が早かったからだと思いますが、高齢者の罹患が少なく、高齢者は重症化しやすいので、重症者の割合が過去に比べて低いということです。しかし、そのワクチンが国からの配分量が少なくなり、接種スケジュールが大幅に遅れています。また、若いからと言って重症化しないということはなく、かつ、(和歌山県は全国で唯一全員入院を死守していますのでいいのですが)自宅等でケアーを受けないで療養していると、一定の比率で重症化する人がいるわけですから、命も危険な状態になるところがどんどん増えてきていると思います。
和歌山県も、8月15日には51人の感染と、感染の抑え込みに四苦八苦している状況です。今のところ、強力な保健医療行政が頑張って、県民には、特定のリスクの高い行為への注意喚起はするけれど、一般的な外出、行動の自粛、すなわち一般的な人流抑制はしていません。ただ、これもこれ以上感染が拡大すると、発動しないといけないかもしれません。楽観はできませんが、科学的、合理的に必要な対策は迅速に打つつもりです。
その中で再び様々なデータも出てきましたし、現在、打っている対策の合理性の説明を県民にも改めて説明しないといけませんし、国全体の動向を見ていると誠に遺憾と思われるところがありますので、オムニバス形式でいくつかに分けて、最近時におけるコロナの状況と対策について述べさせていただきます。
8月2日、厚生労働省は、コロナの感染拡大に伴って病床、特に重症病床のひっ迫を防ぐためと称して、入院基準の見直しを行いました。本来なら、コロナは感染力の強い、かつ、重症化リスクのかなり高い感染症であることから、感染が確認された人はすぐ病院に隔離して、医療看護を行い、病状が悪化した時に備えてよくウォッチしながら、悪化した時はさらに高度な医療措置を加えるとともに、ほかの人にこれ以上うつして、感染拡大が起きることを防ぎ、さらに他の人との接触の履歴、行動履歴をよく聞いて、感染している可能性の高い人を割り出して、検査をして、万一感染していたらその人も隔離するし、濃厚接触者などはしばらく自宅にいてもらって他の人との接触を断ってもらうというような積極的な疫学調査をするわけです。また、この備えとして日頃から保健所の統合オペレーションができるようにし、病院にもお願いして各種コロナ病床を用意しておいてもらい、さらにはこの後詰めとしてホテルのベッドも確保しておくというようなことも行政がやるわけです。(なお、和歌山県ではホテルはコロナが治りかけてもう病状が悪化しないと判断される場合に、病院の出口として使用する方針ですが、幸いまだ一回も使わずに済んでいます。他県では感染者をいきなりホテルに収容する、いわば入り口として位置付けているところが多いようです。)和歌山県は、今に至るまでずっとこの本来のやり方を忠実に守っています。
ところが、今は、感染者があまりに多いため、東京などでは余程の重症者でないと入院はさせてもらえず、ホテルも満杯で、自宅で療養を余儀なくされている人が多数に上っています。このような状況で、厚労省は入院基準を改めると発表しました。あくまでも感染が爆発して、入院などがおぼつかない地域においてということでありますが、入院は「重症患者や特に重症化リスクの高いものに重点化。自宅・宿泊療養者の急変に備え、空床を確保。入院患者以外は自宅療養を基本とし、家庭内感染の恐れや自宅療養ができない場合に宿泊療養を活用。」というものでありまして、これに関して各方面から批判が出て大騒動になっています。
これまではどうであったかと言いますと、「重症化リスクの高いものを中心に幅広く、原則入院で対応。無症状・軽症患者は原則として宿泊療養施設で療養・健康管理。無症状・軽症患者のうちやむを得ず宿泊療養を行えないものを自宅療養で対応。」でありました。
しかし、現実は感染者が多すぎて、上記の「やむを得ず」に自宅療養を余儀なくされている人が圧倒的に多いのであります。したがって、どこが変わったかというと「やむを得ず自宅で」が「原則として自宅で」ということになったわけで、現状に原則を合わせたということだと私は思います。
私は、この改変には反対です。とは言え、現実に東京都などで入院やホテル療養をさせようとしたとしても感染者の数が多すぎてできないでいる保健所などの行政を責めようとは思いません。病院やホテルに入れたくても入れられないのだから、「やむを得ず」で違法状態とは言えません。しかし、それを原則を変えていわば正当化もしくは追認してしまうというのは別の話です。
何故ならば、このような正当化、追認によって、結果として次のような方向にインセンティブが働くからです。
まず、それでいいんだとなったら、行政にとって、病床やホテルをもっと確保しなければならないという動機がなくなります。また、ひょっとすると、本来なら入院して病状を経過観察しなければならない人なのだから、クリニックなどと協力して自宅療養をしている人のウォッチ体制をきちんと作ろうというプレッシャーもなくなるかもしれません。行政の行動原理は、どうすればクライエントである国民若しくは都道府県民の命や利益を守れるかということであるべきで、行政側が容易にできるかできないかではありません。
次に、自宅療養は、命を守るということからすると、かなりリスクの伴う方法です。和歌山県の現実のデータから見て、コロナ患者は発症から4~6日で肺炎になることがあり、その数日後くらいから酸素吸入を必要とするようになることがかなりあり(これを国基準では中等症と言いますが、命にかかわるものなので和歌山県では重症と称しています。)、その中には、ICUに入ってもらわなければすぐに命にかかわるような本当の重症になる人も一定割合いるからです。発見された時に無症状ないし軽症だからといって、それがずっと続くわけではありません。(だから命を守るため和歌山県は全員入院にこだわっているのです。)
行政が対応不能だからといって原則を変えるのは間違っています。それに対応不能なのは東京都など限られた都道府県です。和歌山県は現に全員入院ですし、他の多くの県も感染者の処遇は手厚くしています。少なくとも旧基準で十分でしょう。原則との乖離があまりにも目立っているところは、東京など首都圏とあと少しではないでしょうか。どうも国は東京都のことしか見えていないような気がします。東京都、首都圏など大変な所には、現状を追認してあげるのではなく、よりうまくいっている地方圏などのやり方を参考に、技術的に保健医療行政のやり方をアドバイス、指導するといった方法をとるべきでしょう。
1と並んで厚労省から退院基準の見直しが連絡されました。これも何度か変遷していますが、これまでは有症状の場合、「①発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合、退院可。」としていました。その基準を満たさなくても医師の判断で退院が可能になり、自宅療養・宿泊療養にうつることができるようになりました。これは賛成です。異論はありません。
さっそく、和歌山県では10日を7日に改め、「②発症日から7日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合、退院可。」としました。また、無症状者の場合も、検体採取日から10日間経過した場合退院可であったものを、10日を7日に改めるということになりました。何故かというと、これまでのデータからこれは科学的に正しいと和歌山県は分かっているからです。和歌山県のこれまでの事例では、感染者が他者に感染させたと推定されるタイミングは、発症後最長7日です。むしろ発症前にも結構うつしていて、発症後は4日もあればほとんどうつさなくなりますが、変異株で一例だけ発症後7日というのがありました。それでも7日です。だからこれ以後はうつさないという判断をしていますので、国の基準改定は賛成です。むしろ、発症の4日前から他者にうつしている例もあるので、和歌山県の積極的疫学調査では行動履歴の調査でその辺を念頭に置いて前広に調べています。
今回の第五波の感染爆発において、高齢者の罹患率が著しく低いというのは明らかにワクチンのためだと思います。そういう意味で、もう少し政府の対策を評価してあげるべきところもあると私は思います。何故ならば、国は、今年の初めに3億回分のワクチンを確保したと発表し、まず県自身が医療従事者に接種し、次に市町村が65歳以上の高齢者に接種せよ、その後、60歳以上及び基礎疾患のある人、そして一般の人と順番をつけて接種を実施しました。
この第五波の猛威を考えると、もし、この政策なかりせば、現状はもっと阿鼻叫喚の地獄になっていたと思います。この国の政策を受けて、和歌山県は、早くから県と各市町村が緊密に連絡をとり、接種体制を整えスタートダッシュをしましたが、他県では医者が協力してくれないので接種できないなどと言って、中々その進捗がはかばかしくない所もありました。そもそも医療関係者は真っ先にワクチンを接種しているのに、かつ国民がそれを望んでいるのに、接種に協力しない医師が多いなんて信じられません。行政が理をもって頼めば協力するのは当たり前だと思います。現に和歌山県ではそうなっています。ところが進捗がはかばかしくないところがあるというので、菅総理が7月末までに高齢者への2回の接種を完了させよと厳命を下しました。そのおかげで全国的に接種が進んだと思います。
そういう意味では、いつも政府が無策だ、けしからん、コロナがこうなるのも悪いのは皆政府だというばかりでなく、専門家やマスコミもそして野党の方々は、このようによくやった所はよくやったと褒めて差し上げたらどうかと私は思います。
しかし、良いことばかりではありません。3億回分確保と言っていたのが、契約もしていなかったというお粗末ぶりで、今に至るまで量が確保できず、接種体制を整えて、そのまま突っ走れば、9月中には接種が全て完了するはずだった和歌山県でも、ワクチンの配分が無いために、各市町村が接種スケジュールを後ろ倒しにせざるを得なくなっています。すなわち、予約を制限せざるを得なくなっているのです。
この点は本当に政府の罪は重いと思います。無いものは仕方がないというかもしれませんが、それでも、次の2点は、もう少しなんとかしてほしかったと思っています。
一点目は日本への供給量、供給スピードを増やす努力をもっとやる余地はなかったのかということです。既に一時は欧米でだぶつき感が出ていた中で、支払いが確実な日本に特別に先に回すということが、企業として本当にできなかったか、当事者でないので、とやかく言うのは失礼になるかもしれませんが、私の経験では疑問です。例えば、政府とファイザー社との交渉ぶりが報道に出たことはほとんどありません。外務省も経産省も厚労省も動いているという感はなく、唯一、菅総理が直接ファイザー首脳と交渉という報道が2回あっただけです。元役人として言えば、総理にだけ交渉させ、他の要人が一回も渡米すらしていないというのは信じられません。
二点目は本当に足りなくなった8月に入って、接種で今まで先行していた当県はじめ成績優秀県が大幅に配分を削られました。接種が遅い所に合わせて、終期を統一していこうという、日本人得意の悪習についに入ったかとしか言いようがありません。和歌山県などが接種が早かったのは伊達や酔狂でも偶然でもありません。それこそ全県をあげて皆で力を合わせてスピードアップに取り組んだからです。菅総理や河野大臣の掲げるワクチン接種の早期完了を達成しようと死に物狂いで努力したからです。それを先行している所はもういいだろう、遅い所が追いつくまで待っていろと言われたら、もう立つ瀬がありません。努力する者は報われるというエートスが壊れたら、人は皆堕落します。働いても働かなくても、勉強してもしなくても、練習してもしなくても、努力してもしなくても、最後は皆同じというのは人間の持つ向上心を一番破壊する行為です。私は時として日本人に現れるこういう何でも平等マインドがいずれ政府を覆うのではないか、そうして努力して先行している県がパニッシュされるのではないかということを常に恐れていました。そのため、常に河野大臣などに早くできる所は早く終わらせればいいではありませんか、早いからと言って絶対に不利に扱わないで下さいねと申し上げてきました。でも、ついにその恐れが現実になりました。日本でモラルが廃れた瞬間のように思いました。
ファイザーやモデルナのワクチンは95%と発表されてきました。とても優秀です。でもあんまりよく効きすぎて、私も含めて2回打ってしばらくしたら100%うつらないし、重症化しないと思い始めていました。
しかし、和歌山県でも1回目が終わった人はもちろん、2回目が終わった人もボツボツ感染が出始めました。和歌山県では私に全数報告されますから、結構いるものだなぁ、ひょっとしたら実はワクチンは効かないのではないかと思ったこともあります。しかし、そうではありません。和歌山県の調査によりますと、やはり、2回接種を受けた人のおおよそ95%は感染をしていません。または、ワクチンを2回受けた人の感染リスクはそうでない場合の5%になっているということです。また、重症化(又は中等症化)している人はもっと少ないように思います。8月12日、和歌山県はデータを公表しましたので、詳細はそちらへ。PDF形式を開きます新型コロナワクチンの効果等について(PDF形式 2,051キロバイト)
ワクチンがこれだけ効くのに、ワクチンを打ちたくないという人がいます。どうやら、副反応が恐ろしい、本当に効くのかよくわからない、実際に2回打ってもかかる人がいるではないか。そんな不安があるものは、まず他の人に打ってもらって、様子を見て、大丈夫だったら自分も打とうといった理由によるものと思います。
確かに1つ1つとると、ワクチンに伴うそういったリスクも0ではないかもしれません。しかし、人間の長所は、そういうリスクが0でない時でも、色々な状況から比較衡量でどうすべきかを判断できることです。それぞれのリスクがどのくらい1つ1つ重そうで、かつ発生確率がどのくらいで、もし、それを避けると別のリスクがこれこれの損害と確率で襲ってくるが、そうするとどっちの方が得かということです。2回打ってもかかる人はいるけれど、打たない時の感染リスクに比べて5%ぐらいだし、重くなるリスクはものすごく少ない。一方、打たない時は感染リスクが20倍で、感染したら重くなる可能性も高い。また、東京都などでは、感染が分かっても自宅でいて下さいと言われるだけで医療加護が十分できないこともあり得るから、ひょっとしたら命に関わる。どうも若くても症状が重くなる場合もあるようで、軽くても後遺症に苦しんでいる人がいるようだ…ということぐらい考えられないのかなぁと私は思います。
それに自分のことばかりを考えないのが人間の人間たる所以でしょう。ワクチンを打つということは、家族や同僚など、人にうつすリスクも少なくなるということですし、かかった時に必死で世話をしてくれる行政や病院の方々の苦労も大幅に減るということです。和歌山県のように保健医療行政がまだ頑張って持ちこたえていて、感染防止と感染者の医療加護を何とか出来ているところでも、行政や医療関係者の苦労は筆舌に尽くせません。ずっと働いてくれているのです。ましてや、保健所や医療機関があまりの数の感染者と次々に現れる重症者にほとんどマヒ状態になって苦しんでいる都道府県の関係者の苦労と心痛はいかばかりでしょうか。それを避けるように努力するのも立派な社会人の姿だと思います。
このところワクチン接種に対するテレビなどの論調は明らかに変わってきました。以前は打たぬ自由を強調して報道していたのが、感染の拡大とともに打たないと危ういという方向になってきていると思います。そうすると、そういうテレビを見ている人は今までよりもコロナ感染を恐れて接種を希望する人が増えるような気がします。でも少し遅いかも。これまでと違い政府のワクチンの配給が遅れがちになってきました。 Permalink | 記事への反応(2) | 09:51
緊急事態宣言を出しても出さなくても年末年始には一定の活動が行われる。クリスマス、忘年会、新年会、帰省、成人式など。どうしたってこの時期は他の時期よりも感染する可能性の高いイベントが多い。そして通常の生活に戻って自粛しはじめるのは遅くとも成人の日以降だ。ならば中旬までは新規感染者数の増加が続くのは避けられないがそこで一旦止まる。よって緊急事態宣言を出すなら1月に入って1週間を過ぎた頃にすれば期間中に自粛の影響で数字の増加が止まる。
こうして自然にできてしまうカーブを活かさない手はない。そこを境に数字が減れば宣言による成果が印象づけられる。
一方で積極的疫学調査も感染増加に対応しきれなくなる前に方針を変えなければならない。規模縮小による数字の減少も見込める。しかし下旬までは我慢してもらう。
さらに言えば感染後期に排出されるウイルスに感染性があるのか怪しい
発症前に感染性の高いウイルスの排出をあらかた終えているため有症者のPCR検査を増やしても感染拡大防止策として効率がいいとは考えにくい(もちろん無意味ではないけど)
発症前に感染を知る術としては積極的疫学調査が最も効率的と思われる
あとはマスクはあれば有効なんだろう(ウレタンマスクは布マスクよりもウイルスを外に出すらしいのが気になる)
感染経路不明のケースよりも感染経路が追えるケースの方が多いこと
我々の意識は知らない誰かからうつされることに恐れているよう見えるけれど、実際は知っている誰かからうつされ、うつしているケースの方がかなり多い
お茶しながら、ご飯食べながらしゃべることのリスクを周知すべきだろう
症状のない顔見知りだけが集まっても感染する可能性がある、というか感染例の多くがこのパターンであることはなぜか知られていないしテレビは伝えない
安倍の火事場泥棒も最悪だが、それなら、日本では逆立ちしてもできない韓国のコロナ対応を「韓国にできて日本にできない訳がない」とばかりに誉めそやすのとかも、やめた方がいいよ。
感染者の行動経路を辿るシステムはこんな感じだが、ないものねだりしている暇は、今の日本にはない。
国民皆保険や医療関係者の献身、残業に慣れている公務員などは日本も同じだろうが、韓国のマイナンバー制度は日本のものとは性格が異なる。韓国のマイナンバーには、医療保険やクレジットカード、パスポートなどほとんどが紐付きになっていて、「マスク曜日制」実施のため使用しているほか、行動経路をたどるのにも使われている。
韓国では感染者がでると、区庁などの疫学調査員が聞き取りを行い、曖昧な部分はマイナンバーに紐付いているクレジットカード情報や携帯の端末情報により追跡しているという。そこで確保した行動経路情報はそれぞれの区から住民の携帯にメッセージが入るようになっている。