はてなキーワード: 市バスとは
この土日にインバウンド/オーバーツーリズムで何かと話題の京都市に旅行してきたので、これから花見など旅行目的で京都市に行く人に向けてアドバイスを書いておく。
ちなみに京都旅行2回目(1回目は何年も前の修学旅行勢)の運動不足勢が書いてるので、京都旅行好きというか旅行よく行く人からしたら「こんなの当たり前だろ」とか思われるかもしれない。
そう思った人は4月~6月にかけてオススメの観光地でも書いてくれれば幸いだ。なおこれらの情報は2025年3月時点のものである。忘れた自分が読む用に書いているレベルのものである。あとで思い出したことがあれば書き足すかもしれない。
同じバス会社なのに「前降り」「後ろ降り」が異なったり、区間ごとに運賃が異なったりするバス会社もあるが、京都市バスは、運賃が統一されているようで何も考えずに乗車できるぞ(後ろ乗り/釣り銭方式)。そして多くのバス停に接近情報板がついてる。バスサービスの環境はめっちゃ良い。
しかし、そうした利便性に目がくらんだのか京都駅前でありえない行列作ってバス待ってる人が多い。適当な乗り換えアプリで出発地を京都にし、目的地を行き先の観光スポットにすれば、地下鉄を使うルートが出てくるはずなのに。
京都駅から地下鉄に乗り、観光スポットの最寄り駅からバスで移動するようにしたほうがいい。
ちなみに、お寺の駐車場はそこまで混んでないが、繁華街の駐車場は大抵満車で空車待ち渋滞も至るところで発生してたので、自家用車やレンタカーより地下鉄&バス組み合わせの方が時間効率はいいだろう。
・地下鉄バスを軸とする場合、観光スポットの移動に最大約500円ぐらいかかる。市営地下鉄・市バスの1日乗車券が大人1100円。このTIPSを参考にするなら必須アイテムの1つになる。なお「阪急」「京阪」には使えないからルート選定は気を付けて!
・京都駅についたら京都駅前のバスターミナル付近にある案内所みたいなとこか、京都駅地下の切符売り場横にある自動販売機で観光メインの日数分、1日乗車券を買うといい(「使用を開始した日の営業終了まで有効」な乗車券なので)
・地下鉄で改札に1日乗車券を入れると裏側に日付が印字される。印字された乗車券をバスで使う際は、何も考えずにバスに乗り、降りるときに乗車券の裏面の日付を運転手に見せるだけでOKなので楽だぞ
・烏丸周辺は道路もバスの中も大混雑で、烏丸付近から北側に来ているバスは20分、30分遅延してるケースもあった。一方で、北大路中心に回ってるバスは比較的空いてる系統もあった。まあこんな感じでバスの混雑が騒がれてる割には意外とグラデーションがあるぞ
・「千本今出川」みたいに、交差点全ての方向に同じ名前のバス停がある(ここは8箇所のバス停がある!) バス停名分かったら念のため地図アプリで確認するように!
・市営地下鉄も市バスもSuica使えるけどオートチャージは非対応だから注意
・バス停とバス停の間隔がめちゃくちゃ狭いとこもある! 区間ごとの距離を地図アプリで見て歩けそうなら歩いてもいい。ただ観光スポットによってはめっちゃ歩くから運動不足ならたとえ短距離でもバスで妥協するか最悪タクシー拾え! 時刻表より接近情報見た方が確実!
・(参考例)京都御所:烏丸線今出川駅3番出口から御所入口(手荷物検査)まで500m、手荷物検査済ませて拝観順路通って入口戻るまで約1km。つまり烏丸線今出川駅から京都御苑に行き、京都御所を観光して烏丸線今出川駅戻るのに約2km(不動産業界の標準歩行速度換算で徒歩約25分だぞ)
・京都御苑の他のとこも見学するならもっと足がヤバいことになるぞ
・(参考例2)清水寺:清水寺手前の坂を登りきって最初の階段を始点とし、主要参拝ルート通って、例の画角で写真撮って、お急ぎの方向け長い階段を下って入口まで戻る観光RTAルートで約700m(高低差考慮せず)。徒歩約10分+撮影で立ってる時間になるぞ
・加えて、清水寺の場合、最寄りバス停「清水道」から歩くと約500mで急坂をのぼることになるぞ。清水寺行きたい人は祇園観光した後、タクシー使った方がいい。でタクシー使うなら夕方~夜の方がいい(車道が空いてるので)。こんな感じで観光スポットごとの道路の勾配にも気を付けて
・靴脱いで拝観することになる寺院も結構多い。厚めの靴下持っていけ! 足から冷えて体力壊す可能性あるぞ
有名店舗に行きたいなら電話で事前注文や予約が可能かオプションを考えておくべき。事前注文は「3日前まで」「前日まで」「商品は●●店で受取りとなります」など制約があって気付いたときには事前注文/予約できないケースある。
本店や店舗にこだわらない場合は、烏丸駅直結の「大丸」とか京都駅の「伊勢丹」で探して買う選択肢もあるぞ! Webサイトの店舗一覧を確認しておこう! 最後まで諦めないで!
・人気店とはいえ行列待ちのための椅子なんて用意されてないぞ 観光スポット回ったあげくに行列立って待つとか地獄だぞ
・他のところではこんなことあまり考えないけど、京都に関しては多分数日前ぐらいの予約の動きから楽しめるかどうか明暗分かれるぞ。ちなみに高級すき焼き系行きたいなら1カ月先まで大体予約埋まってるから花見のシーズンはもう厳しいだろう
行きに衣類用バッグ持って行くなら観光スポットの近くより最初に京都市内に降り立つ駅(新幹線使うなら京都駅)付近に泊まった方が楽だぞ 荷物持つので体力消費したら観光スポットで楽しめないよ
・事前精算できるなら事前精算しとくとチェックアウトの混雑避けられるぞ
・観光用バッグと衣類用バッグを分けて衣類用バッグについては配送サービス使うと楽だぞ(帰りだけでも)
・1日乗車券買ってれば、駅からの送迎サービス予約しなくても地下鉄とバスで対応できる可能性あるよ 事前に乗車券買っておけばチェックアウト日も1日乗車券使えるので便利だよ
・京都駅は迷子になるぞ! Googleマップより駅案内所とか構内の案内図のが分かりやすいぞ!
・「まあこんな時間だし少ないでしょ」「平日だし人そんないないだろ」という考えは損をする。何故ならインバウンドの人たちは休暇で来てるからだ! 本当に店で食べたいものをピックアップしたらそこには営業時間前にいけ!
・「(営業時間開始1時間で)こちらの商品は売り切れちゃいまして……」「(営業時間開始1時間で)今日はもう入ってるお客さんが出たら閉めちゃうのでごめんなさいね」みたいなケースがあるぞ!
・お寺は和式便所が多いぞ! 和式便所嫌な人は観光スポット周辺のカフェとかも同時に探しとけ! けどカフェ高いところ多いから値段も調べておくように! 地元で1000円ぐらいで買えそうなパフェが約3000円とかでビビったぞ
・絶対に行きたい場所を◎、行けなかったらしょうがないけどできれば行きたいを◯みたいな感じでリストアップしてルート検討しようね 何となくで行っても後悔するぞ
・親孝行/祖父母孝行ができる人は元気なうちにしておけ! うちは祖父母が学生時代に死んだから何の孝行もできてないぞ この旅行は親孝行も兼ねてたけど帰ってきてからそういう話になって悲しくなったわ
24歳実家暮らし。社会人になってじきに丸2年。IT系の営業職をしている。
貯金が400万円を越えたが、この先の人生設計が全くわからずどうすればいいか途方に暮れている。
1年目の年収は300万、去年は400万くらい。
実家では母と二人暮らしのため家事を分担しており、生活費を毎月2万円ほど渡している。
クレカの優待で月に1〜2回1000円で映画を見れるし、あとはアマプラやネトフリで月に10本見る程度。
読書も古本屋で安い文庫本をパケ買いしたり、図書館に通って年間50冊くらいをゆるゆると読んでいる。
会社から定期代が出るんだから使わないともったいないと思い、休みの日にも定期範囲で出掛けるようにしたら散歩にハマった。
市バスを全線乗れるような定期のため、如何に市バスだけで目的地に行くかを試行錯誤するのがパズルのようで面白くなり、休日は10kmは歩いている。
旅行は好きだが2ヶ月に1回ほどだし、舞台やミュージカルも好きだがこれも年に数回見に行く程度だ。
料理は母と分担しているため、週に1〜2回スーパーに買い出しに行ったりもする。
基本外回りの仕事なので、弁当を作って持って行くようにしているし、水筒も持参で外で買うことはない。
酒は人並みに好きだが、1人で飲むことは月に1度も無いな。飲み会はちょくちょく参加してる。
営業職の悪いところかもしれないが、外回りで運転時間が長いとついタバコを吸ってしまう。
電子タバコで日に10本も吸わないが、月に5000円くらいはかかっているだろう。
恋人がいるので一緒に外食することも多いし、イベントごとを見つけて出掛けることもある。
まあ大体こんな感じの生活で、今月末で貯金が400万を超える予定だ。
今まで特に目標や欲しいもののために貯めてたわけではなく、単純に必要な分だけ使い、余ったものを口座に入れていたらこうなった。
最近、同期と貯金や人生設計について話していて、これはこの先どうして行くのがいいんだ?とかなり悩んでいる。
保険はとりあえず掛け捨てではないものに入っているが、これは正直どうなんだろうなと思ってはいる。
自分が死んだり働けなくなったりしても困る人間がいないわけで、「まあ65歳で数百万戻ってくるならいいか…」と言い聞かせているが、ぶっちゃけ無駄?
そもそも、なんのためにこんなに貯金してるのか?貯金は必要なのか?という気持ちも無くはない。
今の生活が特別切り詰めているというわけでもないし、ある程度の節約(ほうれん草より安い小松菜を買うとか、米は10kgで買うとか、タクシー乗るくらいなら歩くとか)はむしろ楽しい。
これも趣味みたいなもんか。
仮に貯金を全くしないぞ!となったところで、じゃあ何に金使うんだ?と考えると、マジで思いつかない。
ただ、せっかくここまで貯めたなら若いうちに使っておくべきなんだろうなとかは思う。
それにこのまま現金で貯め続けるのも賢い選択と言えるのか、怪しいんだろうな。
典型的な「大して賢くもないし金に対して意欲もない現代若者」タイプはこんなもんだ。
ただうん十年後にお金で困ったりするのは勘弁なので、今のうちに出来ることはしておきたい。
営業職とはいえこの先年収がどこまで上がるかもわからないし、てか上がるのか?これ
結婚や子供も縁がない可能性だって全然高いわけで、それはそれで1人で生きて行くために家を買うとか、なんかそういうことを考えなきゃいけないんだろうな。
でも世の中には「とりあえずこれしとけばまあ間違いないから」みたいな答えがないので、結局は使わない分のお金は口座に置いとくか…というどうぶつの森みたいな運用方法になってしまう。
どの程度を若いうちに使って、どの程度を運用して、どの程度を貯めておくのか…。
朝起きて見たら思ったより伸びててびっくり。
色々とコメントもらえて嬉しいし、参考になるし、あとは言葉足らずだったところも多々なのでお礼と追記をさせて欲しい。
特に言及してなかったから仕方ないんだけど、増田は男ではなく女だよ。
妊娠出産の予定がないからこのまま働き続けたいなとは思ってるんだけど、「保険以外でおばさんの営業マンってマジでいなくない?」と気づいて、20年後もこの仕事できるんだろうか?収入維持できるのか?と不安になってこれを書いた。
→これは例が悪すぎたごめんwwww
我が家だと、ほうれん草の方が高いし熱でかさが減ってコスパ悪い!で、小松菜買いがちなんだ。
ほうれん草が198円、小松菜は128円とか多いからね。なんか最近ほうれん草も安いけど。
→それはそうだね。ただ結婚も子供もあまり考えていなくて、一人で身の丈にあった幸せを享受しながら細々と生きていきたいかな。小さな戸建てを買って犬と一緒に暮らしたい。一人暮らしをしても今と同じような生活ができるくらいの年収は欲しいけど…。
→これは長くて別の内容になっちゃうから省くけど、恋人と結婚することはないだろうなーという気がしてる。
まあその辺も金銭感覚が関わってくるんだけど、今はそこはあんまり気にしなくてもいいかなと。
「2年で700万で400万も貯めれるか?」
→年末にもらった源泉徴収票?で去年の年収が400万だったはずと思って書いてたけど、家計簿見直したら口座に入ってきてるのが400だから手取りで400万だった。
1年目の年収が少なくて税金少なめだったのもあると思うけど、去年の年収は500万くらいだったかもしれない。すまん。
手取り平均が30くらいで、支出の平均は実家に2万、食事や交際費で3〜4万、趣味に1〜2万、化粧品やら服やら美容院やらで2〜3万、タバコと携帯で1万、保険が1万、あとは交通費とか日用品とかで、そこに旅行したりが乗ってきて合計で15万くらいかなあ。
恋人とは完全に割り勘だし、恋人が一人暮らししているから家で過ごすことも多いんだよね。
料理は好きだから基本何か作るし、デート代はそこまでかかっていないかも。
もちろんかなり上下するから、10万使わない月もあれば30万近く使ってる月もある。
ボーナスは特に使うところもないからほぼ全額貯金に回ってるかな。
→いろんな方法を教えてくれてありがとう。正直「何言ってんだ400なんて端金だろ」と言われるかなと思っていたので、はてなでこんなにアドバイスもらえるとは思わずすごく嬉しい。
「2万は少ない 増やせ」「甘えすぎ」
→それは本当にその通り。ただ言及してくれた人もいるけど、正直うちはお金には困ってない。母と二人暮らしと書いたが、母子家庭とかではないよ。父が長いこと単身赴任しているからここ10年くらいは基本2人ってだけ。
世帯年収もそれなりにあるみたいで、そもそも月2万も「お父さんともお金は入れなくていいよねってなったから、貯金しなさい」と最初は断られてたんだ。
今は半ば無理やり渡してるけど、おそらく金額を増やしたら突き返されると思う。
その代わりにもならないけど、うちの会社は月に1回平日にウェルネス休暇が使えるから、その日は母にちょっとお互いランチをご馳走させてもらってる。
「旅行に行け」
→旅行も国内は2人で何回か行ってるよ。今は家族全員でハワイに行きたいなとか考えていて、正月に提案したらものすごく喜んでくれた。ただ父の休みが取れるかわからなくてまだ保留になってるところ。
「そのまま貯金しろ」「家族や趣味を大事にしろ」「実家にいるうちに貯めれるだけ貯めろ」
→ありがとう。貯金して困ることはないだろうから、400万くらいはベースとして持っておきたい気持ちはある。今がボーナス期間っていうのも本当にその通りで、500万か1000万まではとりあえず貯めて、そこから先はNISAや投資に分散させようかなと思ってる。
割と低燃費な趣味に恵まれてるから、余裕がある分は親孝行に使いたい。
長くなってすまん。
色々と勉強になった。
自分ではまだ若いと思ってるつもりだけど、もういい大人だし人生設計くらいちゃんとしないとな〜と漠然とした不安があったんだ。
大学を卒業して社会人○年目。大阪で働いている。職種は……まぁ専門職だと思う。若い方だと信じたい笑
サービス現場の仕事で、給料は安いけどやりがいだけはある。我ながら搾取されている。
年末に向けて部屋の中を掃除していたところ、学生時代の思い出の箱を見つけた。その中には、京都の祇園にあるクラブで働いてた頃のグッズがまとめてある。ドレスとか、メイク道具とか、指名を沢山とった時の記念品とか、最初にお店を選んだ時の求人誌とか。当時、いわゆるキャストと呼ばれる仕事をしていた。
これから話すのは思い出を振り返ってるだけなので、散漫なことが多いです。ご了承ください。
祇園のクラブでのお仕事とか、年上の男性との関係とか、様々な感情が入り混じった、心の奥底からくるようなお話に胸が締め付けられるような思いがする……ということはないです笑
夜のお店の種類、クラブとか、ラウンジとか、キャバクラとか、そのあたりの区別は今でもわかってない。4回生からの1年+半年(聞かないでほしい…)しか働いてなかったこともある。
短大から大学に編入した関係で、単位を取るのに忙しかった。親ともケンカしてたから、大学の学費は自分で工面するしかなかった。奨学金ばかりというのも危ない気がしたので、面白いアルバイトないかな~と探していると、祇園のクラブが見つかった。
リベンジのつもりもあった。
短大生の頃はYouTuberをしていた。顔はメイクを濃いめにして、男性向けに恋愛のことをおしゃべりする動画だった。始めは自分で動画を編集してたけど、そのうちやってくれる人が見つかって、女子が男性に向けて恋愛のノウハウをおしゃべりする~というスタイルを確立した。もう引退してるかもだけど、Baiand(バイアンド)さんの動画にスタイルが近い。
それがあまり人気が出なくて、再生数は最後の方は1万もいかなかった。才能がないのかなと思って、そうしたら、チャンネル更新をしなくなって数か月経った頃に、コメント機能を通して隠れたファンが何人もいたことがわかった。みんな熱烈だった。
正直、後悔した。たった4~5人でもいいから、私の動画配信を好きな人がいてくれるなら、投稿を続けていればよかったと後悔した。
そんな気持ちがあったから、次のクラブのアルバイトでは、誠心誠意、自分を贔屓してくれる人に尽くそうと思った。仕事なんだから、尽くすのは当たり前なんだけど……
最初の方はうまくいった。飲食店のアルバイトはしたことがあった。何をどうすればいいかは最低限わかる。お話をする相手も、コミュニケーションが通じない人はほぼいなかった。みんな常識のある人だった。
1セットにつき、最低でも2万円はかかるお店だった。つまらないサービスはしたくないと思った。けど……働き始めてひと月も経つと、ほかの従業員との関係とか、ノルマのことで考えることが多くなった。
明らかに変なお客さんもいたけど、それは我慢した。いや、我慢するんじゃなくて、その人と向き合って、一生懸命コミュニケーションをするのが正しい姿だ。それができないなら、キャストとして続かないことを学んだ日々。
ほかに働いてるキャストの人は、私に比べると、その……生活がカツカツな人が多かった。間違いないと思う。
学生は少なくて、いわゆるプロの人が多かった。それでも20代が多かったけど。
私たちのような学生バイトは存在が軽かった。ヘルプで付いた時だと、ドリンクを欲しそうな態度を示すとウザがられる。とあるお客さんがシャンパンやニューボトルを入れた日だって、その人がトイレに行ってる間を縫って、「ほら、今のうちにもっと飲んで。早くボトル減らして」と無理やり飲まされることもあった。
インスタグラムで、系列店同士で売上競争をするイベントがあった時も、私たち学生はどうせ勝てないからと、先輩たちのヘルプとしてお店を勝たせるポジションだった。
苦しいこともあったけど、お店には感謝している。いい経験ができた。あそこで働いてなかったら、大学卒業時の借金額は片手で数えきれない本数になってた笑
祇園や木屋町みたいな激戦区だと、求人面接時にノルマの説明がある。インターネットの求人案内にもノルマの有無が書いてある。ノルマじゃなくて、「目標」「売上によって時給が変動」「時給・出勤日数保証期間○か月」みたいな書き方だ。
大阪なんばや道頓堀、ダイナミックコードの『たこ焼き激戦区』ほどお店が密集してるわけじゃないけど、明らかに店舗間の競争がある。
・週3日以上出勤を基本とします
遅刻 :日給の最大50%
当日欠勤:10,000円
私がノルマを達成できた月は……1年半のうち、半分もなかった。
最初の半年は、初心者ということでお店が多めに見てくれるけど、しだいに厳しくなって……どうしても達成できないキャストの子で、黒服からも人気がなかった子は普通に辞めさせられた。もしくはシフトを干される。
この業界が厳しいかと言ったら、そんなことはないと思う。私のような当時素人にも日給で2万円以上を出してくれた。ほとんど役に立たなかったのに。
先輩方は、あまり仕事のことを教えてくれなかったけど、背中で教えるタイプの先輩も確かにいた。「もし今日ヘルプに付いたら、うちのこと見とき~♪」と言って、売上を捨てて教科書通りの対応をしてくれる神先輩だった。
自分がまさか、お客さんと恋愛するとは思ってなかった。本当に。可能性はないと思ってた。
うちに来店するお客さんは、ある程度お金を持った人が多い。いい会社勤めの人や、経営者や公職に就いてる人や、お坊さんの人が多かった。
その中で、あるお客さん(増田なのでMさんにする。当時43歳くらい?)と最初に会った時は、なんだか面白い人だなとしか思ってなかった。ええと、私が最初に付いた時が、その日の二人目のキャストだったはず。
会話を始めると、優しそうな印象があった。もう彼と会うことはないと思うので、書いてもいいかな。名刺には「土地家屋調査士」とあった。京都市の北の方で営業していた。ちょっと話をして、何分か経った時に「よかったら……オレンジジュース飲む!?」って聞いてきた。
それを聞いて大笑いした。なにが面白いのかわからなかったけど、とにかく笑った。普通はカクテルとかワインとか、ビールとか……そういうのを注文する。
お客さんも、カクテルだとリキュールを一滴しか入れないとわかってるからか、ワインの注文をする人が多かった(※ワインもビールも、黒服の人が限界まで薄めてくれる。ほぼ水だった笑)。
あー、あの時は本当に楽しかった。まだ入って数か月だったのもあるけど、今でも楽しく思い出せる。
その日、お店を出る時に「ダメ元だけど、よかったら同伴する?」と言ってくれた。嬉しかった。最初の接客でいきなり同伴っていうのは、珍しいことだと私でもわかってた。
最初の同伴のお店は……河原町通りの途中にある古いレストランだった。お手頃でおいしいところだった。壁に美大の人が書いたような風景画が何枚も飾ってあった。「俺が学生時代、たまにここに来てて。20年ぶり」とMさんは言っていた。
それからも、Mさんは月に1~2回のペースでお店に来てくれた。私を指名することもあったし、しないこともあった。同伴出勤は、月に一度あれば多い方だった。
あの人は多分、お金をたくさん持ってたと思う。でも、倹約……いや、ケチなのかな?? あまりお金を使おうとはしなかった。私の誕生日が近い時、黒服さん(店長)が私とMさんがいる席に来て、今度の誕生日イベントの説明をしてくれた。
条件付きの特別サービスをMさんに提案したんだけど……普通にシャンパン注文を断ってた笑 店長さんは粘っていた。営業トークも。実際、Mさんに特別なサービスをするのは本当だった。
でも結局、Mさんは……
だって。はっきり言ってた。
ほかのお客さんとの比較だと、大体みんな店長の考えたサービスを受けることが多い。実際にシャンパンの注文料金は相当お得だし、キャストだって本気でサービスをする。そういう「装い」だってする。身体の接触だって、いつもより積極的のはず。本当に常連さん向けの特別だった。
でも、あの人はキッパリ断った。お店では、いつもハウスボトルだった。ほかのお客さんは、見せびらかすみたいにマイボトルに名前入りのタグを何個もぶら下げている。けど、Mさんは本当にいつもハウスボトルだった。私には、私が希望するだけドリンクをくれたけど。
それにしても「不要です」だって……今でも思い出して笑うことがある。いまの私も冗談で、Mさんの口調を真似することがある。
あれは、夏から秋になる頃の同伴で、少し高めのレストランに入った時だった。ウェイターの人がトリュフ?(もう忘れちゃった…食後のケーキだったかも)を薦めに私たちのテーブルに来た。その時も「私たちには不要です」とはっきり断った。
その後、祇園にあるお店まで行く時に、小さい橋を渡ることがあった。その時に、Mさんから笑えるアプローチがあった。
「ねえ、橋を渡るまでの間、手を繋いでいい?」
と言ってきた。
私は笑いを堪えた後、彼氏の顔が頭に浮かんだ。前に、ほかの男子学生が私にそういう目的で声をかけた時、彼氏が怒ってその学生を威嚇すると、そそくさと逃げていったことがあった。
その時、Mさんの顔を見上げると、何かが違った。大学生とは何か違う……見た目の若さもあったけど、とにかく自信にあふれていた。彼氏も自信過剰タイプだったけど、それとは明らかに違う余裕だった。
「えー。じゃ、はい……どうぞ」
と手を出すと、Mさんが優しく握って、お店がある富永通りまでゆっくり歩いて行った。
その日は人がすごく多かった。道を歩いている時、私の手を優しく引いて、道の端の安全地帯に誘導してくれた。
いい人だ。とは思ったかな? その日もお店に行くと、私を指名してドリンクを2杯注文して、それからいつもどおりすぐに帰った。料金は2万円少々だった。
紅葉の頃に、「今度お昼に同伴しない?」と言われることがあった。夜じゃなくて、お昼に同伴すれば一緒に買い物ができる(≒プレゼント)ということだった。
正直、魅力はあった。ほかのお客さんだと、ただ昼とか夜にデートしようって言ってくるだけ。本当にそれだけ。論外だった。禁止事項だし。ただ、Mさんとなら。外を一緒に歩いても不自然に見えない。そういう見た目の人だった。
けど、断ることにした。同伴の場合、必ずお店の黒服が私を送迎して、お客さんのところに行く。車で待ち合わせ場所の近くに下ろすのだ。内引き防止のためと思われる。あとは防犯対策。
でも結局、どうしようかと迷って、違う系列店のキャストに聞いてみたり、中学時代からお世話になっているYahoo!知恵袋で聞いてみたけど、直接の答えはなかった。Yahoo!知恵袋の中の人は、「あなたも大人なんだから、善悪を秤にかけて自分で考えなさい」という回答をくれた。500知恵コインを渡した。
結局、同伴はナシで、私が勝手にお昼デートすることにした。Mさんには内引きの箝口令をお願いして、夜になると普通にお店に来てもらうことにした。
え?何を買ってもらったか?? 四条通りにある高島屋か大丸で、雑貨のお店があって、そこで……ワンちゃんのためのペットフードを買ってもらった。小さいサイズの。ピアスや指輪とか装飾品に興味はあったけど、別にいいかと思った。
後はレストランでご飯を食べて、近隣店舗をグルグル周って、一緒にアイスクリームを食べて……あとはもう、覚えてない。
この日の写真はスマホに保存してある。手も繋いだ。私が帰りにバス停まで行く時、四条通りを歩いている時だった。この日も人がすごかった。当時まだ、コロナウイルスは流行ってない。
市バスに乗った後、車中でも、桂川のあたりを歩いている時も、Mさんのことを思い出した。
別に好きだったとか、そこまでの感情じゃなくて。彼氏と同じ場所(高島屋の付近)をデートした時のことを思い出して、やっぱり大人の社会人の人って、無駄がなくて、そつがなくて、しっかりしてて……と振り返っていた。
少なくとも、彼氏みたいに店員さんに怒ったり、私や仲間に何かを自慢したり、立場の弱い人に大きく出たりすることはなかった。私の肩をいきなり抱いたりしなくて、体を触るときは優しくしてくれる。
同じ高島屋にある時計店で、彼氏が店員さんに渋い対応を取られて悔しがっていた。けど、Mさんに対しては、私でも引きそうになるくらい、店員さんがウヤウヤしい対応だった。学生目線だと『神扱い』に見えた。
秋が過ぎて、冬になって……Mさんとお昼のデートは三回目だった。その日は夕方が近かった。烏丸通りのあたりの観光名所を見ていて、遅くなって、終わった後もなんとなく一緒にいた。
今日は一旦解散するんじゃなくて、一緒に居てからお店に行こうという話をしていた。ホテルオークラの前まで来た時、Mさんが「今日はここに泊まってる。仕事の都合で」とホテルを指さした。
当時の私は、オークラのことを知らなかった。大きいホテルとしか認識してなかった。今では、リーズナブルなお値段の『一般向けの優良ホテル』だと思っている。京都市内には、一泊10万円以上のホテルがたくさんあるけど、実際に利用してみて……サービス÷宿泊料という観点では、元京都市民の視点では№1だ。
一緒にオークラの1階にあるカフェでご飯を食べて、バーに行こうとしたけど、まだ営業してなかった。2階にある展示物を一緒に並んで見てると、彼の手が私に触れて、ぐいっと引っ張られて、私の顔がMさんの肩の近くにあった。
「一緒にいられる?」と言われた。考えるより前に頷くと、私の肩をぎゅうっと抱いて、手を繋いで、エレベーターでカードをかざして、高い階に上がって、彼の部屋に入って……
暗い部屋に入った直後に、ゆっくりキスをされた。両手の位置がわからなくて、Mさんの両肩を触っていた。キスが終わると、一緒にベッドに座った。
部屋の中で夜の京都市内を見ながら、ベッドでくつろいだ。そしたら、Mさんが「一緒にシャワー浴びよう」って……恥ずかしかったので断って、それから間が空いて、「メイクだけ落としたよ」と報告すると、すぐに押し倒されて、キスがあって、始まった。
普通のセックスだったと思う。お互いに体をくっつけたり、舐めたあったり。優しいキスだったり、激しいキスだったりした。唾液を飲ませるとか、変なことはしなかった。
私を抱きしめてくれた。優しい感じだった。私が彼氏にするみたいに、乳首とか舐めたりすると、彼はくすぐったいと笑っていた。その時の私は、すごく甘えていた。
入れる時も、髪が痛くならないようにギュッと抱いてくれた。暖房のせいもあるけど、蒸し暑かった。汗が出ていて、体同士が液体で滑る感触が気持ちよかった。Mさんの体はがっしりしてたけど、若々しくはなかったし、お腹もちょっと出てた。
でも、体なんてどうでもよかった。頭を撫でられると気持ちよくなって、Mさんの何でも愛しくなった。
Mさんは胸が好きみたいだった。バストを使って、特別な機会だと思っていろいろしてみた。彼はすごく照れていた。遠慮がちに行為をしてた。「もっと強くしていい」って言ったら、本当にすごく強くしてきて、胸のあたりが痛かった。でも、続けているうちに気持ちよくなって。
私は笑いながら、Mさんと身体をくっつけていた。マグロじゃないよ、ちゃんと私も動いてたから笑
まっすぐの体位の時も、そうじゃない体位の時も、私のことを見てくれて、よそ見することはなかった。だから下半身が痛くても耐えられたし、痛くてもいいって思えた。入れてる最中、私はそんなに動かなかったかな?
正常位で、Mさんの胸板が顔の上にあって、熱くて、息ができなかった。窒息しそうだった。我慢してると、ようやく顔を抜くことができて、するとMさんが真上から口を塞いでキスをしてきた。また息ができない。
いろんな行為の中には痛いものがあった。けど、全部ちゃんと受け止めた。
最後に出し終わって、Mさんが正面から私を抱きかかえると、「あの……好きだよ」って恥ずかしそうに言った。私が笑うと、改まって「愛してます」だって。さらに笑った。ごまかす時に、私は笑いがちになる。
「これからも付き合ってくれる?」
目を閉じて、「はい」って答えると涙が出てきた。顔を上げて、Mさんにキスをした。
それから何分も、ずっと口づけをしてたら……唾液が漏れるのがひどいことになって、また私が笑って吹き出して、それでセックスは終わった。
その日はお店を欠勤した。罰金1万円は痛かったけど、それはもういい。大事なもの、大事な人を手に入れた。ならもう、それでよかった。シングルの部屋だった。夜には出ないといけない。
深夜だったけど、寒空の下でMさんは、私の手を引いてタクシー乗り場まで連れて行ってくれた。別れる時、タクシーに乗った瞬間に涙が零れた。
今は何をしてるんだろう。優しい人だから、今もずっと人の役に立つ仕事をしてるのかな。
社会人になった今では思うけど、仕事付き合いだけでも人間関係って大変だ。
でも、Mさんから学んだことは、教えてもらったことはたくさんあって。それが今でも仕事に活きてる。
あれから時間は経ったけど、今でもMさんとの思い出を記憶の水槽に仕舞っている。いつでも取り出せるつもりだ。
また、いつか会えたらいいと思う。ありがとうございました。
少し歩くと混雑を回避できる。わかる範囲で追加の案を出してみる。
七条駅までは1km程度だし街中なのでブラブラ歩けるだろうし、京阪の準急なら座れることも。
ここも徒歩は1kmほどなので15分くらいで着く。四条通はビルばかりなので京都っぽさは感じないだろうけど。
叡電も観光のピーク時は結構混んでいるが、始発なので待てば座れる。
バス一択。ピーク時には直通の往復便も出るので他の観光地に行くよりは比較的マシ。
七条まで歩いて京阪で祇園四条まで出るのが比較的わかりやすい。
歩きたくないなら市バス206 or 86系統で祇園バス停下車かな。
歩くのが嫌なら同バス停で204/205系統に乗り換えもあるにはあるが、700mほどなので歩ける距離だろう。
七条まで歩いて京阪で出町柳まで出て、そこから歩くのがわかりやすいし、これが表参道。
市バス50系統立命館大学前まで出て、59系統に乗り換えて御室仁和寺で下車。
東山方面は七条まで歩いて京阪が比較的空いてるし、鉄道なのでわかりやすいだろう。
ここには書いてないが、三条京阪からは観光地へのバスもそれなりに出ているので乗り換えも可能。
京都市バスの混雑っぷりがヤバい。なので、京都市は極力電車を合わせて使う観光を推しているが……。
バスが混雑する京都駅周辺や四条周辺ではバスを使わないようにして観光地へ行く方法について考えてみる。
京都駅からはJR奈良線を使えば2駅で付く上に駅の目の前に伏見稲荷がある。電車を活用しない手はない。
ただ、奈良線は京阪との乗り換えがある東福寺駅、そして稲荷駅はめちゃくちゃ乗降者数が多いから、京都駅の時点ではヤバいくらい混んでいるんだよね・・・。
ちなみに歩いて行けば30~40分ほどで着く。
京都駅からJRの嵯峨野・山陰線を使えば着く。ただし、JRの駅から嵐山の中心部からは少し距離がある。
地下鉄で丸太町まで行ってそこからバスか、地下鉄で太秦天神川まで行って嵐電かバスに乗るか。
嵯峨嵐山駅から嵐山中心部まで少し歩くとはいえ、普通にJRを使った方がトータルでは早いか。
でも奈良線と同じく、嵯峨野・山陰線も京都駅ではめちゃくちゃ混むぞ。何が嫌かって、京都駅始発の電車だからメチャクチャ混んでいる状態で発車するまでしばらく待つ必要があることなんだよな。
京都駅から地下鉄で終点の国際会館まで行って、そこからバスか、叡電の岩倉駅まで歩いて叡電に乗る。
それか今出川駅で降りて、出町柳駅まで歩き、そこから叡電の始発に乗るか。
京都タワーの広告(今はない)では、東福寺で京阪に取り換えて行くことを進められるけど、乗り換えも手間だし、清水五条から清水寺は遠いし全く推奨できない。
京阪の七条駅まで歩いて祇園四条で降りるルートか。でも祇園四条から祇園までまあまあ歩くし、清水寺と同じくバスを使った方が無難そう。
ちなみにJRと京阪の乗換駅の東福寺は普通か準急しか止まらないので、特急が止まる七条まで歩いた方がいいと思うぞ。
一応、京都駅から17系統に乗れば直通で行けるけども、四条も通るからあんまり勧められんな。
二条城前というズバリそのものの駅がある通り、数少ない地下鉄だけで行ける観光地。
一応、京都駅から直通バスもあるけど、まあ地下鉄の方がいいだろう。
地下鉄で鞍馬口駅まで行って歩くか(徒歩20分)、北大路駅まで行ってバスに乗るか。
京都駅から直通バスも多いけど、四条を通るからあんまり勧められんな。
ちなみに北大路駅からバスに乗る場合は、上賀茂神社の目の前で止まるバスはないので数分歩く必要はある。
一応、京都駅から直通バスもあるけど、四条を通るからあんまり勧められんな。
京都駅からJRの嵯峨野・山陰線で円町まで行って、そこからバスか。
京都駅から地下鉄か近鉄で竹田駅まで行き、そこからバスか歩くか(15分ほど)。
こうして調べてみると、むしろ京都駅からバスで行けない観光地の方が珍しいな。
ここまでバス路線が網羅されてたとは。そりゃ、みんなバスを使いますわ。混むとはいえ、バスが便利すぎる……。
だからそこを避けて使うと、比較的混雑なく使える。だから市内北部の場合はまず地下鉄で丸太町駅より北に出た方がいい。
205系統のように京都駅発着でないバスの場合は、京都駅の1つ前の下京区総合庁舎前で乗れば100%座れるので混雑していたとしても車内で苦しむことがない。
バスの1駅分くらい歩いても大した距離じゃないし、何より京都駅から目と鼻の先だからな。
京都駅から3駅先の九条車庫は市バスのデカい車庫なので、ここから発着するバスが多い。
それに混雑する京都駅を通らない系統も多いので、ここから乗るのもアリ。地下鉄で1駅分であるけど、京都駅~九条車庫前は超閑散区なのに、この区間を走る205系統は西大路周りも河原町回りも両方とも走るのでただでさえ本数の多い205系統が2倍になり、本数がめちゃくちゃ多いからバスで行ってもいいかも。
京都市の角川市長が今度の選挙に出馬しないってニュースが流れてた。
テレビじゃ、頑張ってくれてありがとうございます!もっと続けてほしかったです!ってインタビューばっかり流れてたけど、京都市民でそう思ってる
・60歳くらい?未満の
人なんてほとんどいないだろ!!!観光客と高齢者優先政策で、市内中心部の経済ボロボロ。せっかくコロナ明けたのに、街中じゃ人手不足(学生さんが減った&バイト通うのに交通費と手間が増えた)で潰れる店続出。
次の市長さんには
・四条通の4車線復活
・中心部に無料駐輪場を作る(鴨川河川敷か御池通なら十分土地あるから!)
を強く望みます。
もうゆうにさんじゅうねん()は前になるが、なんだか体育会系ノリの文系クラブに属していたとき、なにか上回生の目にかなうことをやりとげたら「ピートムで肉、喰わしたるわ!」という不文律があった京都の大学生時代、幸運にも何度か嵐山の東の手前にあった『ピーピングトム』というステーキハウスに連れていって奢ってもらったことがあった。
卒業して数年してから、京都駅の南側にも系列店があったのを発見したり(ネットなんか影も形も無かった頃)したが、安月給の身には縁のないジャンルだなぁとそのまま通り過ぎただけであった。
…月日は流れ、ふと思い出して検索したところ、北山店というところしかもう残っていないのがわかった。「行ってみるか」地下鉄ふくむ鉄道の最寄駅よりもわりと外れた立地にあるので市バス停留所から降りて赴く(Google検索でいちばん徒歩距離が少ない候補を採用した、暑いから…)。
建物の二階部分にある店舗の扉を開けると、奥まで続く長いカウンターと、そのカウンターに沿ってなおかつそれよりも見えないくらい奥まで続く調理スペースが広がる。
150gから500gまでの範囲で注文できるが、カウンターに立ててある見本写真なども参考にしつつ、300gをオーダーすることにした。あと、サラダ類やライスさえも別注文なので、ミニサラダと中ライス、それから瓶のヱビスビールも頼む。それから感覚的に10分から15分くらい待ったかな?といったところですべての品が揃った。
…美味い。しみじみ美味い。小鉢にポン酢醤油と大根おろしと小口切りネギを張ったものが添えられているので時々それに浸しながら、ライスとビールと交互に噛み締める。ポン酢は例の完全味付けを標榜する旭ポン酢系統の出汁とかの旨味がなくでも香料ではなく柑橘類の酸味で勝負するタイプであったが、そんなものに浸さなくても、肉だけ齧って十二分に美味い。見た目はサイコロ状に切り分けられて表面ガリガリに焦がされ粗挽き胡椒が認められ中央が紅くて肉汁が侵出している状態なのだが、ソースもとくにかかってないようなのに、本当にそれだけで美味い。メシマズアレンジャー入門クラス生ゆえ、ついつい卓上の塩やミルに入った胡椒を振ってみたりもしたが、?という感想しか出なかったくらい、どういう理屈かマジでわからないが味わい深かった…。全部たいらげたあと、好奇心と「これも絶対うまい」との確信をもってステーキ皿に遺ったワインレッドな肉汁も啜ってしまったが、汁だけなのに肉の旨味と甘味が確かに感じられた!
先に居た客が退店して独りだけになった気安さもあり、ほとんど同世代だろうとおもわれる顔立ちのやや疲れ気味な店員(ワンオペだった)に味を褒めたら『来られたのは初めてですか』と訪ねてきたので、嵐山に行ったことはあった、調べたら失くなっていたのでここに来た、と伝えると『マスターが亡くなったので閉店した』『ここ(北山店)が先にできて、2年してから嵐山がオープンした』『サラダのドレッシングはここのが少し酸味が強いかもしれない、肉の焼き方やスタイルは同じ』と話をしてもらった。
ネットでいろいろ調べて自宅でも買ってきた肉を焼くことはあるけど、最初の一回以外、どうも満足したことがない。やはりクラシックなステーキというのは美味いものだなぁ、と知った日であった。
大学入るので出てきた4月、わら天神(増田んちの近く、多分)で電信柱やバス停、標識のポールを息子の嫁とみなして次々と罵倒しまくってるおばさん見てドン引きしたのがはじまり。ひとしきり罵倒したら次のポールへうつってったの忘れられない。
夜中にクソ長商店街・三条会をチャリで走ってたら一軒一軒の店のシャッターを「帰ったで! 帰ったでぇ!!」といいながらどんどんたたき歩く人がいたり。(あの感じは酔客ではない。ポールおばさんと同じ行動)
まじでいろんな狂人を見た。
就職で一回地元かえったが、いろいろあって3年前から久しぶりにまた京都に住んでる。
引越してきて一発目に乗った市バスで、運転士の真後ろの席に(当時はぎりコロナ前で塞いでなかった)雨傘さしてのってるじいさんがいて「おっ、やってるね!」くらいの、めちゃくちゃ懐かしい気持ちになった。
暖簾くぐったらならんでた懐かしい人たちみたいな。
増田が言ってた野生の車掌系はめちゃくちゃいる。嵐電だけで野生の運転士3人くらい観測してるし。なんなら帷子ノ辻では駅務にはげんでる人まで見たことある。
そして、私の家の斜め前には、窓開けて気持ちいい季節になると、ほぼ毎日爆音でアダルトビデオ見てる人が住んでる。
酷いときは早朝の6時半くらいから見てる時ある。(昼も深夜も見てることあるので多分くっちゃくちゃの生活時間っぽい)
冬は窓閉めててきこえないので、アダルトビデオの喘ぎ声がきこえるようになると「夏だな…」とか思う。
見てるビデオ同じだなってのもだんだんわかってきた(喘ぎ声が同じだから。局地的なソムリエみたくなってて最悪)
ここに書いてるやつなんでほんの一部だし、地元にいないタイプの狂人ばっかで凄みがある。
たぶん京都市内どこ行ってもこんな感じで、狂人多い、今回趣旨から外れるからかかないけどいけず多い、観光客鬼多いで、いいところほぼないよ。
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そして慌てて読み直したら脱字がおおくて恥ずかしくなる。(それこそ京都線に揺られつつスマホで書いてたので)
とりあえず気づいたとこはなおした。気にするとこそこじゃないなと思いつつも…。
あくまで住んでる実感にともなうシンプルな感想程度のもので、顕名記事でもないですし真に受けないでください。基本、いろんな人が共生する京都でいいと思ってます。
誰もかれもが好きに過ごして外出して当然だし、その結果として見かけた中で「うおっ」と思わされる人が地元※比多いなと感じた、それを書いただけの文章なので…。
※地元という言葉のニュアンスからすると京都より田舎に感じられるかもですが、むしろ人口はうわまわってます。こう書くと都市が限られちゃうけど…
ただ一点、これはまったく書けてなくて申し訳なかったところですが(いや書きなぐりだし謝らなくてもいいと思うが)
住みづらいのは地元に比べて変わった人が多く感じるからよりも(1パーセント)、行政のお粗末さ・オーバーツーリズム・土着の方の人柄(まとめて99パーセント)
そういう部分がずーーーーーーっと大きいです。
狂人って口が悪かったけど、そこはもうニュアンスで…私も増田なんかやって堂々と上記のようなこと書いてる時点で立派な狂人ですし。
というわけで最後に。
最新で観測した5月の「きょうの狂人」は「犬やないけど! 犬やないけどマーキングやあっはっははははああ」と叫びながら三条通を歩いていたおじさんです。
マーキングはじまったら大変なので走って通り過ぎた。