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「将来有望」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 将来有望とは

2025-05-17

女余りと言われる結婚相談所ですら女性価値暴落が発生しない理由

男は全員結婚すれば相手が誰でもそれだけで人生バラ確変できると妄想しているが、女でそんな奴は皆無

女には結婚したくない女と結婚したい女の2種類がいる

後者自由恋愛(既婚おっさんとの不倫含む)で惚れた相手か、社会的評価の高い男性を選ぶ

要するに恋愛の熱で浮かされるか、子ども独立や老後を見据えて長く現役で働けて妻子を庇護できる男じゃないと結婚に至るスイッチが入らない

逆にネットで声のデカアンチフェミは「何もしなくても男に感謝して無償奉仕してくれる、女から孤立しており強者男性などの後ろ立てのない何をされても抵抗できず言いふらせない女」ならなんでもいいし、20歳以下の未成年を狙うのもそれ

「女はみんな男のおかげで生きているキラキラOLパパ活女や専業主婦」という思い込みで、見ず知らずの綺麗な女を自分を選ばない高望独身女と決めつけ憎悪を燃やしたり加害トラブル事件を起こす

からも女から財産遺産をを搾取したサイコパス細木数子の「女は男のおかげで生きている」発言をありがたがる、「女の敵は女」「サイゼリヤテスト」に固執し、女から孤立した無欲な女を求める

から木嶋佳苗りりちゃんなど無欲な男尊女卑女を装う、若くも美しくもない無職女性簡単に騙される

女にモテる男と男社会評価されている男は完全にイコールなので、自由恋愛で選ばれる男も基本、男社会評価された将来有望若者になる

なので男の初婚中央値地位収入を得る前の28歳なのも、男だけが収入と既婚率が比例しているのも何の矛盾もない

成婚夫婦のうち出会い結婚相談所なのはわず1%マイノリティ

結婚する為に知らないおっさんに会いに行く女はそれだけ少数派

その1%シェアしかない結婚相談所だけは女性比率が高いが、かといって女性の値崩れは発生せず、44歳の女性(おそらく収入も低い)に多数の正社員男性が会いに行き、40代前半未婚男性高収入准教授でも婚活失敗し撤退年の差婚や低収入身長男性相手の女下方婚自由恋愛より困難

女は結婚相手次第でバラ色にもなり未婚以下の苦境に陥るのを理解しており相手が見つからなかったら撤退できる

一方で男は例によって「結婚さえすれば人生バラ色一発確変できる」妄想に取り憑かれているので何時までも撤退できず、男余りになる

https://anond.hatelabo.jp/20250517123950

2025-05-10

anond:20250510101050

若いうちに将来有望の同世代勝ち組男を捕まえた上澄み女でもない限り、現実の既婚女性の大半がくたびれて不幸そうなのを下の世代が見てるかは非婚少子化なんだよ

ネットの男女論なんかなんの影響もない

Xも旦那愚痴ばかりだしな

2025-04-09

菊子さん。恥をかいちゃったわよ。ひどい恥をかきました。顔から火が出る、などの形容はなまぬるい。草原をころげ廻って、わあっと叫びたい、と言っても未だ足りない。サムエル後書にありました。「タマル、灰を其の首に蒙り、着たる振袖を裂き、手を首にのせて、呼わりつつ去ゆけり」可愛そうな妹タマル。わかい女は、恥ずかしくてどうにもならなくなった時には、本当に頭から灰でもかぶって泣いてみたい気持になるわねえ。タマルの気持がわかります。  菊子さん。やっぱり、あなたのおっしゃったとおりだったわ。小説家なんて、人の屑よ。いいえ、鬼です。ひどいんです。私は、大恥かいちゃった。菊子さん。私は今まであなた秘密にしていたけれど、小説家戸田さんに、こっそり手紙を出していたのよ。そうしてとうとう一度お目にかかって大恥かいしまいました。つまらない。  はじめから、ぜんぶお話しましょう。九月のはじめ、私は戸田さんへ、こんな手紙差し上げました。たいへん気取って書いたのです。 「ごめん下さい。非常識と知りつつ、お手紙をしたためます。おそらく貴下の小説には、女の読者がひとりも無かった事と存じます。女は、広告のさかんな本ばかりを読むのです。女には、自分の好みがありません。人が読むから、私も読もうという虚栄みたいなもので読んでいるのです。物知り振っている人を、矢鱈に尊敬いたします。つまら理窟を買いかぶります。貴下は、失礼ながら、理窟をちっとも知らない。学問も無いようです。貴下の小説を私は、去年の夏から読みはじめて、ほとんど全部を読んでしまったつもりでございます。それで、貴下にお逢いする迄もなく、貴下の身辺の事情容貌風采、ことごとくを存じて居ります。貴下に女の読者がひとりも無いのは、確定的の事だと思いました。貴下は御自分の貧寒の事や、吝嗇の事や、さもしい夫婦喧嘩下品な御病気それから容貌のずいぶん醜い事や、身なりの汚い事、蛸の脚なんかを齧って焼酎を飲んで、あばれて、地べたに寝る事、借金だらけ、その他たくさん不名誉な、きたならしい事ばかり、少しも飾らずに告白なさいます。あれでは、いけません。女は、本能として、清潔を尊びます。貴下の小説を読んで、ちょっと貴下をお気の毒とは思っても、頭のてっぺんが禿げて来たとか、歯がぼろぼろに欠けて来たとか書いてあるのを読みますと、やっぱり、余りひどくて、苦笑してしまます。ごめんなさい。軽蔑したくなるのです。それに、貴下は、とても口で言えない不潔な場所の女のところへも出掛けて行くようではありませんか。あれでもう、決定的です。私でさえ、鼻をつまんで読んだ事があります。女のひとは、ひとりのこらず、貴下を軽蔑し、顰蹙するのも当然です。私は、貴下の小説をお友だちに隠れて読んでいました。私が貴下のものを読んでいるという事が、もしお友達にわかったら、私は嘲笑せられ、人格を疑われ、絶交される事でしょう。どうか、貴下に於いても、ちょっと反省をして下さい。私は、貴下の無学あるいは文章拙劣、あるいは人格の卑しさ、思慮の不足、頭の悪さ等、無数の欠点をみとめながらも、底に一すじの哀愁感のあるのを見つけたのです。私は、あの哀愁感を惜しみます。他の女の人には、わかりません。女のひとは、前にも申しましたように虚栄ばかりで読むのですから、やたらに上品ぶった避暑地の恋や、あるいは思想的な小説などを好みますが、私は、そればかりでなく、貴下の小説の底にある一種哀愁感というもの尊いのだと信じました。どうか、貴下は、御自身容貌の醜さや、過去の汚行や、または文章の悪さ等に絶望さらず、貴下独特の哀愁感を大事になさって、同時に健康留意し、哲学語学をいま少し勉強なさって、もっと思想を深めて下さい。貴下の哀愁感が、もし将来に於いて哲学的に整理できたならば、貴下の小説今日の如く嘲笑せられず、貴下の人格も完成される事と存じます。その完成の日には、私も覆面をとって私の住所姓名を明らかにして、貴下とお逢いしたいと思いますが、ただ今は、はるかに声援をお送りするだけで止そうと思いますお断りして置きますが、これはファン・レタアではございませぬ。奥様なぞにお見せして、おれにも女のファンが出来たなんて下品にふざけ合うのは、やめていただきます。私はプライドを持っています。」  菊子さん。だいたい、こんな手紙を書いたのよ。貴下、貴下とお呼びするのは、何だか具合が悪かったけど「あなた」なんて呼ぶには、戸田さんと私とでは、としが違いすぎて、それに、なんだか親し過ぎて、いやだわ。戸田さんが年甲斐も無く自惚れて、へんな気を起したら困るとも思ったの。「先生」とお呼びするほど尊敬もしてないし、それに戸田さんには何も学問がないんだから先生」と呼ぶのは、とても不自然だと思ったの。だから貴下とお呼びする事にしたんだけど、「貴下」も、やっぱり少しへんね。でも私は、この手紙投函しても、良心の呵責は無かった。よい事をしたと思った。お気の毒な人に、わずかでも力をかしてあげるのは、気持のよいものです。けれども私は此の手紙には、住所も名前も書かなかった。だって、こわいもの。汚い身なりで酔って私のお家へ訪ねて来たら、ママは、どんなに驚くでしょう。お金を貸せ、なんて脅迫するかも知れないし、とにかく癖の悪いおかただから、どんなこわい事をなさるかわからない。私は永遠に覆面女性でいたかった。けれども、菊子さん、だめだった。とっても、ひどい事になりました。それからひとつき経たぬうちに、私は、もう一度戸田さんへ、どうしても手紙を書かなければならぬ事情が起りました。しかも今度は、住所も名前も、はっきり知らせて。  菊子さん、私は可哀想な子だわ。その時の私の手紙の内容をお知らせすると、事情もだいたいおわかりの筈ですから、次に御紹介いたしますが、笑わないで下さい。 「戸田様。私は、おどろきました。どうして私の正体を捜し出す事が出来たのでしょう。そうです、本当に、私の名前は和子です。そうして教授の娘で、二十三歳です。あざやかに素破抜かれてしまいました。今月の『文学世界』の新作を拝見して、私は呆然としてしまいました。本当に、本当に、小説家というものは油断のならぬものだと思いました。どうして、お知りになったのでしょう。しかも、私の気持まで、すっかり見抜いて、『みだらな空想をするようにさえなりました。』などと辛辣な一矢を放っているあたり、たしかに貴下の驚異的な進歩だと思いました。私のあの覆面手紙が、ただちに貴下の製作慾をかき起したという事は、私にとってもよろこばしい事でした。女性の一支持が、作家をかく迄も、いちじるしく奮起させるとは、思いも及ばなかった事でした。人の話に依りますと、ユーゴーバルザックほどの大家でも、すべて女性保護と慰藉のおかげで、数多い傑作をものしたのだそうです。私も貴下を、及ばずながらお助けする事に覚悟をきめました。どうか、しっかりやって下さい。時々お手紙差し上げます。貴下の此の度の小説於いてわずかながら女性心理の解剖を行っているのはたしかに一進歩にて、ところどころ、あざやかであって感心も致しましたが、まだまだ到らないところもあるのです。私は若い女性ですから、これからいろいろ女性の心を教えてあげます。貴下は、将来有望の士だと思いますだんだん作品も、よくなって行くように思います。どうか、もっと御本を読んで哲学教養も身につけるようにして下さい。教養が不足だと、どうしても大小説家にはなれません。お苦しい事が起ったら、遠慮なくお手紙を下さい。もう見破られましたから、覆面はやめましょう。私の住所と名前表記のとおりです。偽名ではございませんから、御安心下さいませ。貴下が、他日、貴下の人格を完成なさった暁には、かならずお逢いしたいと思いますが、それまでは、文通のみにて、かんにんして下さいませ。本当に、このたびは、おどろきました。ちゃんと私の名前まで、お知りになっているのですもの。きっと、貴下は、あの私の手紙に興奮して大騒ぎしてお友達みんなに見せて、そうして手紙消印などを手がかりに、新聞社のお友達あたりにたのんで、とうとう、私の名前を突きとめたというようなところだろうと思っていますが、違いますか? 男のかたは、女から手紙だと直ぐ大騒ぎをするんだから、いやだわ。どうして私の名前や、それから二十三歳だという事まで知ったか手紙でお知らせ下さい。末永く文通いたしましょう。この次からは、もっと優しい手紙差し上げましょうね。御自重下さい。」  菊子さん、私はいま此の手紙を書き写しながら何度も何度も泣きべそをかきました。全身に油汗がにじみ出る感じ。お察し下さい。私、間違っていたのよ。私の事なんか書いたんじゃ無かったのよ。てんで問題にされていなかったのよ。ああ恥ずかしい、恥ずかしい。菊子さん、同情してね。おしまいまでお話するわ。  戸田さんが今月の『文学世界』に発表した『七草』という短篇小説、お読みになりましたか二十三の娘が、あんまり恋を恐れ、恍惚を憎んで、とうとうお金持ちの六十の爺さんと結婚してしまって、それでもやっぱり、いやになり、自殺するという筋の小説。すこし露骨で暗いけれど、戸田さんの持味は出ていました。私はその小説を読んで、てっきり私をモデルにして書いたのだと思い込んでしまったの。なぜだか、二、三行読んだとたんにそう思い込んで、さっと蒼ざめました。だって、その女の子名前は私と同じ、和子じゃないの。としも同じ、二十三じゃないの。父が大学先生をしているところまで、そっくりじゃないの。あとは私の身の上と、てんで違うけれど、でも、之は私の手紙からヒントを得て創作したのにちがいないと、なぜだかそう思い込んでしまったのよ。それが大恥のもとでした。  四、五日して戸田さんから葉書いただきましたが、それにはこう書かれて居りました。 「拝復。お手紙いただきました。御支持をありがたく存じます。また、この前のお手紙も、たしかに拝誦いたしました。私は今日まで人のお手紙を家の者に見せて笑うなどという失礼な事は一度も致しませんでした。また友達に見せて騒いだ事もございません。その点は、御放念下さい。なおまた、私の人格が完成してから逢って下さるのだそうですが、いったい人間は、自分自分を完成できるものでしょうか。不一。」  やっぱり小説家というものは、うまい事を言うものだと思いました。一本やられたと、くやしく思いました。私は一日ぼんやりして、翌る朝、急に戸田さんに逢いたくなったのです。逢ってあげなければいけない。あの人は、いまきっとお苦しいのだ。私がいま逢ってあげなければ、あの人は堕落してしまうかも知れない。あの人は私の行くのを待っているのだ。お逢い致しましょう。私は早速、身仕度をはじめました。菊子さん、長屋貧乏作家訪問するのに、ぜいたくな身なりで行けると思って? とても出来ない。或る婦人団体幹事さんたちが狐の襟巻をして、貧民窟の視察に行って問題を起した事があったでしょう? 気を附けなければいけません。小説に依ると戸田さんは、着る着物さえ無くて綿のはみ出たドテラ一枚きりなのです。そうして家の畳は破れて、新聞紙を部屋一ぱいに敷き詰めてその上に坐って居られるのです。そんなにお困りの家へ、私がこないだ新調したピンクドレスなど着て行ったら、いたずらに戸田さんの御家族を淋しがらせ、恐縮させるばかりで失礼な事だと思ったのです。私は女学校時代のつぎはぎだらけのスカートに、それからやはり昔スキーの時に着た黄色いジャケツ。此のジャケツは、もうすっかり小さくなって、両腕が肘ちかく迄にょっきり出るのです。袖口はほころびて、毛糸が垂れさがって、まず申し分のない代物なのです。戸田さんは毎年、秋になると脚気が起って苦しむという事も小説で知っていましたので、私のベッドの毛布を一枚、風呂敷に包んで持って行く事に致しました。毛布で脚をくるんで仕事をなさるように忠告たかったのです。私は、ママにかくれて裏口から、こっそり出ました。菊子さんもご存じでしょうが、私の前歯が一枚だけ義歯で取りはずし出来るので、私は電車の中でそれをそっと取りはずして、わざと醜い顔に作りました戸田さんは、たしか歯がぼろぼろに欠けている筈ですから戸田さんに恥をかかせないように、安心させるように、私も歯の悪いところを見せてあげるつもりだったのです。髪もくしゃくしゃに乱して、ずいぶん醜いまずしい女になりました。弱い無智な貧乏人を慰めるのには、たいへんこまかい心使いがなければいけないものです。  戸田さんの家は郊外です。省線電車から降りて、交番で聞いて、わりに簡単戸田さんの家を見つけました。菊子さん、戸田さんのお家は、長屋ではありませんでした。小さいけれども、清潔な感じの、ちゃんとした一戸構えの家でした。お庭も綺麗に手入れされて、秋の薔薇が咲きそろっていました。すべて意外の事ばかりでした。玄関をあけると、下駄箱の上に菊の花を活けた水盤が置かれていました。落ちついて、とても上品な奥様が出て来られて、私にお辞儀を致しました。私は家を間違ったのではないかと思いました。 「あの、小説を書いて居られる戸田さんは、こちらさまでございますか。」と、恐る恐るたずねてみました。 「はあ。」と優しく答える奥様の笑顔は、私にはまぶしかった。 「先生は、」思わず先生という言葉が出ました。「先生は、おいででしょうか。」  私は先生書斎にとおされました。まじめな顔の男が、きちんと机の前に坐っていました。ドテラでは、ありませんでした。なんという布地か、私にはわかりませんけれど、濃い青色の厚い布地の袷に、黒地に白い縞が一本はいっている角帯をしめていました。書斎は、お茶室の感じがしました。床の間には、漢詩の軸。私には、一字も読めませんでした。竹の籠には、蔦が美しく活けられていました。机の傍には、とてもたくさんの本がうず高く積まれていました。  まるで違うのです。歯も欠けていません。頭も禿げていません。きりっとした顔をしていました。不潔な感じは、どこにもありません。この人が焼酎を飲んで地べたに寝るのかと不思議でなりませんでした。 「小説の感じと、お逢いした感じとまるでちがいます。」私は気を取り直して言いました。 「そうですか。」軽く答えました。あまり私に関心を持っていない様子です。 「どうして私の事をご存じになったのでしょう。それを伺いにまいりましたの。」私は、そんな事を言って、体裁を取りつくろってみました。 「なんですか?」ちっとも反応がありません。 「私が名前も住所もかくしていたのに、先生は、見破ったじゃありませんか。先日お手紙差し上げて、その事を第一におたずねした筈ですけど。」 「僕はあなたの事なんか知っていませんよ。へんですね。」澄んだ眼で私の顔を、まっすぐに見て薄く笑いました。 「まあ!」私は狼狽しはじめました。「だって、そんなら、私のあの手紙意味が、まるでわからなかったでしょうに、それを、黙っているなんて、ひどいわ。私を馬鹿だと思ったでしょうね。」  私は泣きたくなりました。私は何というひどい独り合点をしていたのでしょう。滅っ茶、滅茶。菊子さん。顔から火が出る、なんて形容はなまぬるい。草原をころげ廻って、わあっと叫びたい、と言っても未だ足りない。 「それでは、あの手紙を返して下さい。恥ずかしくていけません。返して下さい。」  戸田さんは、まじめな顔をしてうなずきました。怒ったのかも知れません。ひどい奴だ、と呆れたのでしょう。 「捜してみましょう。毎日手紙をいちいち保存して置くわけにもいきませんから、もう、なくなっているかも知れませんが、あとで、家の者に捜させてみます。もし、見つかったら、お送りしましょう。二通でしたか?」 「二通です。」みじめな気持。 「何だか、僕の小説が、あなたの身の上に似ていたそうですが、僕は小説には絶対モデルを使いません。全部フィクションです。だいいち、あなた最初のお手紙なんか。」ふっと口を噤んで、うつむきました。 「失礼いたしました。」私は歯の欠けた、見すぼらしい乞食娘だ。小さすぎるジャケツの袖口は、ほころびている。紺のスカートは、つぎはぎだらけだ。私は頭のてっぺんから足の爪先まで、軽蔑されている。小説家悪魔だ! 嘘つきだ! 貧乏でもないのに極貧の振りをしている。立派な顔をしている癖に、醜貌だなんて言って同情を集めている。うんと勉強している癖に、無学だなんて言ってとぼけている。奥様を愛している癖に、毎日夫婦喧嘩だと吹聴している。くるしくもないのに、つらいような身振りをしてみせる。私は、だまされた。だまってお辞儀して、立ち上り、 「御病気は、いかがですか? 脚気だとか。」 「僕は健康です。」  私は此の人のために毛布を持って来たのだ。また、持って帰ろう。菊子さん、あまりの恥ずかしさに、私は毛布の包みを抱いて帰る途々、泣いたわよ。毛布の包みに顔を押しつけて泣いたわよ。自動車運転手に、馬鹿野郎! 気をつけて歩けって怒鳴られた。  二、三日経ってから、私のあの二通の手紙が大きい封筒にいれられて書留郵便でとどけられました。私には、まだ、かすかに一縷の望みがあったのでした。もしかしたら、私の恥を救ってくれるような佳い言葉を、先生から書き送られて来るのではあるまいか。此の大きい封筒には、私の二通の手紙の他に、先生の優しい慰めの手紙はいっているのではあるまいか。私は封筒を抱きしめて、それから祈って、それから開封したのですが、からっぽ。私の二通の手紙の他には、何もはいっていませんでした。もしや、私の手紙レターペーパーの裏にでも、いたずら書きのようにして、何か感想でもお書きになっていないかしらと、いちまい、いちまい、私は私の手紙レターペーパーの裏も表も、ていねいに調べてみましたが、何も書いていなかった。この恥ずかしさ。おわかりでしょうか。頭から灰でもかぶりたい。私は十年も、としをとりました。小説家なんて、つまらない。人の屑だわ。嘘ばっかり書いている。ちっともロマンチックではないんだもの普通の家庭に落ち附いて、そうして薄汚い身なりの、前歯の欠けた娘を、冷く軽蔑して見送りもせず、永遠に他人の顔をして澄ましていようというんだから、すさまじいや。あんなの、インチキというんじゃないかしら。

https://anond.hatelabo.jp/20250409181440

2025-03-25

見てらんない

初めて行ったファッションショーキラキラしてて素敵だった。

モデルさんたち、みんな細くて、高いヒール履いて、堂々としてるの。

でも、舞台裏ちょっと覗いちゃった時、信じられないものを見た。

まだ10代前半に見える女の子が、大人たちに囲まれて、指示されてるの。

明らかにサイズが合ってない、重そうなアクセサリーをたくさんつけられて。

顔色も悪いし、今にも泣き出しそう。

休憩中、その子が一人で壁にもたれて、小さな声で「疲れた…」って言ってるのが聞こえちゃった。

周りのスタッフは見て見ぬふり。

聞こえてないふりかも。

隣にいた関係者らしき男が、「あの子将来有望だな」とか言ってて、本当に虫唾が走る

の子がよろけて、アクセサリーを落としそうになった。

周りの大人は、ため息をつくだけ。

誰も助けようとしない。

落としたら弁償、とか言われてるのかな。

信じられない。ブランド側は何を考えてるの?

子供あんな無理させて、何かあったらどうするの。自己責任で終わり?

この世界、華やかに見えるけど、裏側はドロドロしてる。

もう二度と見たくないって思った。

2025-03-21

anond:20250321162941

まあええやろ。

何か他の道で将来有望だった若者を甘言で堕落させたとかじゃなくて、ほとんどまともに就職してない配信者とか、声優タレント崩れが人生一発逆転のチャンスを掴んだとかだろうし。

2025-01-25

普段自分が接している若者が、実家が太くて成績優秀な学生

大学企業所属している将来有望な若手研究者などで

最近の若者恋愛結婚子育ての意欲が低いとか言われても全くピンと来ないんだよね

みんな普通に交際相手がいるし早々と結婚して子供を産んでるが…?っていう。

若者恋愛結婚離れって底辺層に限った話じゃない?

2024-12-08

男の子子供の頃はヤンチャでも大人になればしっかりするって言ってる親いるけど、将来有望子供子供の頃から才能の片鱗あるしお前の子供はそのままどうしようもないやつになるだけやろうな

ほらFランによくいる意欲のない奴

 

って喉まで出かけた

2024-08-05

追記あり最近のお手軽優生思想が鬱陶しい(スポーツ活躍は選別じゃ

anond:20240731234612

増田めいろま優生思想肯定しているわけではないのはわかるが、

May_Roma めいろま 谷本真由美 @May_Roma

日本選手が強くなったり、最近の子達が美形でダンス勉強うまいというの、あれ日本80年代以後は見合いが激減したのが原因かもな。能力がない、金がない、不細工結婚できなくなって、優秀な人間けが自然選別で結婚して子供を産むようになった。多分これ結構あたってると思うんだよ

https://x.com/May_Roma/status/1818342205909524820

ある快挙を無理やり優生学的な原因で説明しようとするのはモロに優生思想でしょ。例えば日本スポーツ選手が強くなり、オリンピックで優れた成績を残せるようになったのにお見合いの激減など効いているはずもない。はてな民からしたらめいろまなんか真に受けるなよといいそうだが、最近こういうなんでもお手軽に優生学的な理由を求めようとする人間が増えている気がするので真面目に反論しておく。

理由1:お金のおかげ(スポーツ振興予算)

これはズバリ森喜朗のおかげ…もといtotoのおかげである森喜朗Jリーグも好きではないが、今日国際大会での日本勢の活躍の一因は間違いなくこのスポーツ予算にある。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14462004.html

totoの売上からは"毎年"200億くらいの予算スポーツ振興に安定的に投下されるようになっている。メジャースポーツからしたら大した額に見えないかもしれないが、これにより従来個人趣味の域を出ずスポンサーもつかなかったマイナースポーツへも強化予算が割り振られるようになった。パリオリンピックでの躍進目覚ましいフェンシング分析をしたものが以下のツイートである

Sato Josuke (Jose Sato)

@soccer_kozou013

つのからかは不明なのですが、味の素トレーニングセンターに作られた広い練習場で定期的に候補選手の強化合宿が開かれていたり、学生選手将来有望だとみなされた選手トレセンが頻繁に行われています太田雄貴さんの活躍によりそれにさら拍車がかかった印象です。

https://x.com/soccer_kozou013/status/1820274088906285060

一昔前なら、フェンシングのようなマイナースポーツ(失敬)の国立トレーニングセンターなど想像もできなかっただろう。ちなみにスケボー2017年からJOCに加盟しているのでそれなりの予算が出されていると思う(たぶん)。

理由2:女性活躍のおかげ

日本オリンピック金メダル数の推移をみると

https://honkawa2.sakura.ne.jp/images/3980a.gif

こんな感じになっており、言うまでもなく90年代からの増加は女性選手のおかげであることは明らか。日本男女平等は完全には程遠いが、宗教経済的理由により女性がまともにスポーツをできない国はまだまだ多く、それらの国々に比べればまだマシであるおかげと言える。

そもそも人間品種改良なんてそんな簡単ものじゃないからな

80年代からお見合いが減ったといえ、今のスポーツ選手はその世代の子供にあたり、たかだか1世代しか経過していない。そのような少ない世代での効果などたかがしれている。さらお見合いがなくなった80年代価値観で言えば、男性の魅力は経済力という時代なのでスポーツ能力とは全く関係がない。スポーツができてモテるのはせいぜい中学生までくらいのものだろう。

品種改良をしようとするのなら優れた形質を持つもの同士を交配し、さらにその子孫もその形質で選抜しつつ交配を繰り返さなければならない。たかだか世代経済力選抜したところでスポーツ能力など上がりようもないのだ。(「最近東大生選抜されているか美男美女が増えた」というのも同レベル寝言だろう)

追記

人の意見毀誉褒貶があるのは当然なので、反論したいわけではないですが、誤解は解いておきたいので追記します。

めいろまのは価値観を表明した意見であって優生思想ではないよね?

これはその通りで私の言葉足らずでした。ああいうのは優生思想のものではなく、優生信仰とか優生信者とか優生陰謀論とかそういうのが正しいですね。

遺伝環境が引き継がれる要素ってあるよね。

これもそのとおりです。増田別に遺伝要素や環境が引き継がれる要素まで否定するつもりはないです。優生学にも科学的な要素はあると思っています。ただそんなにね、1,2世代ゆるふわ身体能力と関連性の薄いセレクションしたくらいで身体能力上がるわけ無いだろ!安直優生思想説明するな!遺伝なめるな!と言いたかっただけです。

理論的には、特定集団隔離して交配と選択を繰り返せば一定の形質をもった新たな品種を生み出せる、というのは育種学的に見れば当然の話だし、あるいは大集団でゆるい選択を長いあいだ続けることによって平均値を緩やかに変えていく、みたいな可能性はあり得ます。例えば木村資生博士はこの後者可能性を提案しています

ただそれが実施可能であるかというと

という問題があって、具体的には2番めの点については木村先生はほぼ自明に賢いもの優遇しようと提案されていますが、目下の少子化消滅がほぼ確定しつつある日本を見ると賢い人間よりマイルドヤンキーみたいな方が優れた形質なのでは無いかという気もします。家畜場合「肉が多い方が良い」「産卵個数が多い」など具体的に目標を決めることができますが、人間場合望ましい形質というのはそんなに簡単には決められないでしょう。(ただ木村先生活躍された時代少子化ではなく人口爆発懸念されていた時代である、ということは背景にあります

3点目もこれに関連していて、例えば「外見が優れている」価値観の中身などはすぐに変わり得るということです。平安美人は今の美人とかけ離れている…などと持ち出さなくても、イケメン定義でも昭和と令和では全然違うという現実があります石原裕次郎高倉健は今の時代では顔の濃いおっさんフェイスだし、今風の顎が細く中性的K-POPアイドル容貌昭和時代では気持ち悪いカマホ野郎扱いでしょう。高々30年(=1.5世代)程度あれば人の価値観はあっさり変わってしまものなのです。

結局の所「優生学」にも科学的な部分はあるがその部分は「育種学」と呼ばれるものであり、このあたりの関係は「脳科学」と「脳神経学」みたいなものではないかと思っています

2024-03-30

anond:20240330094709

総務の女の子結婚たかったのに

他の男と結婚して会社辞めて言った

もう仕事のやる気出ない

合格10パーの国家資格まで取ったのに

給料上がって役職も上がってくのに

仕事のやる気出ない

総務の女の子がいなくなって空っぽになった

好きだったのに

仕事一生懸命頑張ったのに

勉強も家に帰ってから毎日時間もやったのに

残業あってもがんばったのに

論文あんなに何度も何度も練習したのに

もうやる気がでない

今年で30歳になるのに

将来有望とか上司に言われたけど

総務の女の子いないんじゃ

もう限界

無理

2024-03-10

anond:20240310005019

>なので将来有望そうな人をまずは派遣で厳選してよさそうなら速攻直契約に誘う

これ契約可能なの?

男女の賃金格差じゃなくて職業格差?の話

以下の引用とはあんまり関係ないのだけれど、最近こういう記事話題じゃないですか なのでちょっと思い出したことを書く

https://www.yomiuri.co.jp/life/20240307-OYT1T50038/

自分最近までペーパーワークの非正規職員を雇う立場にあったんだけど、応募してくる人は100%女性だった。採用側は性別気にしたことはないのだが。

業界オタクなら知ってる程度の大企業だが、弊部署正社員採用ハードルものすごく高く、たまに他事業部門で中途正社員募集時に「この応募者お前の部署のが向いてるかもよ?」と推薦されるケースを除いては正社員募集してはいけない慣例となっていた。新卒など論外である

なので将来有望そうな人をまずは派遣で厳選してよさそうなら速攻直契約に誘う→実績上げればまず一般職もっと実績上げられれば総合職(ここまで行けるのは本当にレアで厳選に厳選を重ねる)と育てるのがもうルーチンみたいになってる。その戦法の良し悪しはいろいろあるがというかだいぶ悪いが、とりあえずいったん置いといて、

障碍者採用をやってくれと人事に言われて来た人以外全 員 女 性

そもそも男性のほうが正社員になりやす可能性はあると思うけどゼロではないと思うんよ では初手で正社員にならなかった男性はどこに消えてしまったのか?

来てくれて熱意があってくれたら全く問題なかったのに誰も来なかった 本当に不思議なんよ 想像ではペーパーワークではない力仕事かに行っているのかな 体力に自信がない人もいるだろうに

2024-02-26

25歳の米空軍の人が「Free Palestine」って言いながらイスラエル大使館の前で焼身自殺だって

ああそういう死に方もあるのか

たまに希死念慮がわくと、一人では死なんぞ誰か嫌いな奴巻き添えにしてやると思ってたけど

抗議のための自殺って格好もいいね

まあ将来有望な兄ちゃん死ぬのと、キモデブおじさんが死ぬのじゃ全然重みが違うけど

2024-02-23

業務が複雑化したせいで)従業員レベルが下がって困ってる

俺は世の中のクソ無能経営者と違うので「なんかこの会社、全体的にレベル下がってね?」の正体をちゃんと分かってる。

昔と比べてやることが増えたせいで、個々のスキルリー辺りに割り振れる経験値が薄まってきているのがその正体だ。

私立小学校幼稚園における入学テストでは定番として「細い瓶の水を、太い瓶に全部移したら、水位が下がりました。水は増えましたか?減りましたか?」という問題がある。(ウチの子供はそこで「元の瓶にちょっと水が残るだろうから結果的に減ってるはずだぜ!」と考えて、「減っている」と答えたらしい。将来有望だとは思うが、出題者の意図を考えるセンスを身につけるまでに時間がかかりすぎると問題児になりそうで怖いね

もちろん模範解答は「変化していない。見かけの水位が変わっただけで総量は一緒だ」である

我が社で起きている「社員レベルが下がった気がする」も同じことだろう。そうだと思いたい。

さて、どうしたらいいのか。

「今より業務を細分化してスペシャリスト化させればいい」で簡単に終わる問題ではない。

スペシャリスト化させるにあたって、属人化を防ぐために見える化しましょう」なんてコンサル1年目が思いつきで言いそうな所に答はない。

恐らく、組織自体業務スリム化をしていく必要がある。

まり部門削減だ。

簡単な話じゃない。

削減する部門を間違えれば外注化に失敗して全てが無茶苦茶になってしまう。

外注するにしたって自分たちの側に知識がなければ一方的搾取されるだけになる。

正直キツい……。

社員レベルが下がって困りますわ」の正体を「最近のガキは勉強しね―癖に怒るとパワハラっていうから手がつけられねえよ」だと勘違いしてるかどうかとかって実は重要じゃないんだろうな。

割り切ってどう動くかなんだ。

前提が間違っていても、結果的サイコロ振っていい目が出たらそれでなんか上手くいくんだ。

逆を言えば正しい前提をかき集めても事故って失敗したら、正しかったはずの前提が間違っていたことにすり替えられるんだと思う。

どうしよう……マジでキツいぞ……

2024-01-28

イケメン俳優同士が罰ゲームありの遊びを楽しむのはいいけど不細工芸人がやると差別いじめ連想して不愉快から駄目

キラキラした少女漫画イケメンがオラついた態度でヒロインを見下し強引に唇を奪ったりするのはいいけど少年漫画主人公が敵を倒すのは暴力的不愉快から駄目

スクショ画面や切り抜いた1コマだけですべてを判断されて通しで見れば不快にならないように工夫されてるとかこいつらにはこういう背景があってとか説明してもまったく聞き入れようとしない

こういうのもういいかげんにしろ

と思っていたら最近映画イケメン漫画イケメンも何も楽しめない怒りしか娯楽のないタイプ活動家が現れ始め

ついには「カラオケ行こ!」が不愉快だ、宣伝CMしか見ていないが反社少年ブロマンスをもてはやすなんておぞましい、犯罪助長すると

イケメン俳優将来有望そうな子役少年女性漫画家も女性脚本家も等しく正義棒で殴りにかかっていてファンが慌て始め

ちょっとざまあと思ってしまった

作品をろくに見てもいない奴に道徳的に正しいかどうかジャッジされる不快さをいろいろな界隈の人が味わえばいい

2023-12-03

ジャニオタの醜いところは、将来売れそうな有望なジュニアにはジャニさんも手を出していないとか勝手に思い込むところだったよな

その思い込み根拠は?って外野から見てると思うんだけど。

どうでもいいような使い捨てジュニアは性処理要員で使い捨てにされてたけど、

その頃すでに将来有望スターの卵だったはずの自分担当には手を出していない、

なんてファンタジー簡単に信じ込んでしまうのは、

特有人間に対する差別意識の現れでしかないよな。

2023-10-04

anond:20231004015836

若い頃の私か?

自分や周りの高収入女性を見てると、早いうちに見込みのある男性をつかまえておくか、何かを諦めないと結婚はできないと思うよ。相手収入か見た目か性格か、何かを諦めないと完璧は無理。

こっちは外資勤務で30歳当時で年収1200万円、努力して学歴会社も良いとこだし、仕事も頑張ってるし、見た目もそれなりに手間もお金もかけて悪くない。だから自分と同じかそれ以上で見た目も好みで性格も合う人を探した。けど無理だった。結婚相手で何か条件を緩めるとしたら収入で(好みじゃない人と性的なアレコレできない)、年収400万台の年下イケメン結婚したけど結局相手浮気で5年経たず離婚した。

同じような高学歴高収入の友人女性たちは、何人かはアプリで知り合った人と結婚、あとは社内結婚とか友人の紹介とか学生時代から彼氏か、外国人結婚した。アプリ結婚した友人たちの相手は、正直、私は見た目でまず選ばないなという人たちだったので、おそらく見た目以外を重視したんだと思う。(そしてそれが正解だと思う)

でも高収入女性離婚も多い。経済力あるから我慢を強いられるくらいなら離婚を選ぶパターン。私の周りには高収入シンママ10人以上いる。

男も女も、学歴高くて経済力あって自分もそれなりに努力家な人は、相手に求めるものが高いんだと思う。だからハイスペ男子相手妥協は少なく済んでも、ハイスペ女子妥協するかよっぽど先見の明がないと結婚できない。(将来有望浮気もしなさそうな誠実な人を早めに抑える目があるかどうか。そしてそんな人に好かれる人間的魅力があるかどうかも)

増田自分幸せが何かを見つめて、幸せになることを祈ってる。

2023-09-23

芸人との結婚

娘の彼氏芸人なのは知っていたが、先日とうとう結婚相手として紹介された。きっつい。将来有望な若手とかならともかく、それなりの芸歴で売れていない。

俺と妻はお笑い共通趣味で付き合って結婚した。今でも一緒にライブや賞レースの予選を観に行くくらいには夫婦揃ってお笑いが好きだ。だからか娘は「お母さんもお父さんも応援してくれる」と信じてやまない。

錦鯉M-1優勝なんてするからフジテレビTHE SECONDなんて始めるから、才能の片鱗すらない人間たちが努力先延ばしにして一生夢を追い続けてしまう。

俺は娘の彼氏だと知るよりも前から彼が出演しているライブを何度か観たことがあるが、若手の頃から今まで、変わり映えしないネタをずっとやっている。あれじゃ一生売れない。

「今は賞レースに本気で取り組みたいと思っていて、今はバイトとか減らして、恥ずかしいんですが娘さんのお世話になってます」なんて言っていた。よく娘の親の前でそんなことが言えるな。ネタ合わせもせずパチスロ行ってるの知ってるぞ。お前のTwitter見てるぞ。

娘は彼を本気で養う気もなさそうだ。「いざとなったらお父さんに頼ろう」きっとそう考えている。昔からそういう子だった。

二人で協力して幸せになってほしいと伝えた。同時に、どんなことがあっても一銭の援助もすることはできないとも伝えた。実感なさげに頷く娘の隣で「どうしてもの時はお願いしまっす」と苦笑いする男の姿は頼りないの一言しか表現できない。

彼の実家貧乏だということは知っている。万が一にも食いっぱぐれた娘を養うならともかく、娘の夫を養う気はさらさらない。

だが俺に娘の結婚を反対する権利はない。婚姻は、両性の合意のみに基いて成立するからだ。俺がどれだけ「認めない」と言ったとしても、婚姻届さえ出せば二人は夫婦になれる。

そもそも娘がお笑い芸人と付き合ったのは、俺と妻の影響が大きいのだろう。今更考えてももうどうしようもないが、もし過去に戻れるなら、初めて家族三人で吉本新喜劇を観に行ってしまった日を選ぶだろう。

アホの娘がアホの男に引っかかり、アホな考えのまま結婚する。

そしてもちろん、それに苛つきこんなところに吐き出す俺もアホだ。

情けない限り。いい歳して、涙が出る。

2023-07-26

アーティストたるもの歌がド下手クソでも別に問題ねえ」って感じになったのっていつくらいから?

大昔はどんだけ将来有望でも最低2~3年もレッスンさせないとレコードデビューできなかったみたいだけど


とりあえずラジオから流れてきた光GENJI荻野目洋子は歌があまりに下手すぎて衝撃だった

2023-07-23

中小企業を潰せと言うけれど

まあ中小企業を潰した方が効率が良いってのは分かるんだけど、でも大企業が儲けの薄い土地進出するとも思えんのよね。

一番分かりやすいのが小売だろう。

例えば地方の数店舗くらい出してる食品メインのスーパーやってる会社なんて大抵経営苦しいんだけど、そういうとこがいきなり潰れると地域へのダメージ洒落にならんのよ。

小売ってのは物流終点な訳で、無くなると人間社会血液と言って良い金と物の動きがいきなり途絶えてしまう。

人間で例えたら手足の指先の毛細血管の何本か、いきなり血が流れなくなっちゃうようなもんだ。

多分、即死はしないけど体にとって良いことではないよね。

から潰れるとしても数字の良くない店舗から閉めていって、閉店の影響を小出しにしつつ最後の店を閉めて、最終的に会社を畳むってのが地域社会にとってはベスト

ただまあ当たり前だけどそんな都合の良い話はなくて、いきなり全部の店が潰れて明日からまともに買い物できない人達が発生しちゃうケースがほとんどなんだよね。

地元運送会社とかも(地域の中では)大口顧客を失う事になるから、規模を縮小したり潰れるところもでてくるだろう。

そうなると物のやりとりも離島山間部並みに不便になっていく訳だ。

コストコに合わせて地方でも最低賃金を1500円にするってことは、そういう地域社会を支えてきた儲けの薄い分野の企業を一掃することになる。

給料上げるだけじゃん? そんな事もできない企業なんてさっさと潰れろ」と言う人は多いだろう。

だがな、一応帳簿の上では儲かっていても、給料として支払う現金はあまり持ってないって会社少なくないんだよ。

地方企業特にね。

寂れた地方にいけばいくほど、地域に流れてる金の量も少ないからな。

帳簿上の儲けを一気に現金化するのは難しいし、やれたとしても大きく目減りする事になるのは想像が付くだろう?

かといって給料やす為に銀行から融資を受けられるかというと、よっぽど将来有望会社じゃないと門前払いされるだろう。

からって公的支援、要するに税金を突っ込むような対策は駄目なんだろ?

まあ経営状態のよくない会社が潰れていくのは広い視点で見ればいいことなんだろう。

実際効率悪い商売してるのは確かだしな。

なにせ、まとまった金がないからろくに設備投資もできない。

ただ地元企業をふっとばされた地域仕事はない、買い物もできない、物を受け取ったり送ったりもろくにできない、って状態になってしまう。

要するに離島山間部の過疎地と同じ状態なっちゃう訳だ。

そして過疎地と同じ様に動ける人から東京などの大都市に向かい、動けない人達けが残る限界集落という形に固定化される。

「いずれそうなるんだから、早くそうなった方が良い」みたいな事を言う人もいるだろう。

それが正しいとしても30年くらいかけてだんだんとそうなっていく予想だったものが、短期間で一気に起こったら移動先の都市部への影響も酷いものになるんじゃないだろうか。

例えば都市部流入した人口を吸収できず、郊外スラム化したりってことが起こるんじゃないか

その出来上がったスラム人達も時給1500円で雇うのか?

スラムなんてできたら劇的に治安悪化すると思うけど、それも許容するのか? それともスラムを壁で覆うのか?

インフレに合わせて最低賃金が徐々に上がっていくのは仕方ないにせよ、最低賃金の大幅な上昇を短期間で行うことには俺は反対だな。

デメリットの方が大きすぎると思うんだよね。


ここからは余談。

ぶっちゃけ東京に住んでる人にとっては、地方最低賃金がどれだけ安くても何も困らないと思うんよ。

せいぜいちょっと海外から外聞が悪いってくらい。

地方人間が苦しいだけで、東京に住んでれば関係ない。

嫌な話だが、中国みたいに地方戸籍東京戸籍を分けて、地方戸籍人間東京長期滞在できない仕組みにしちゃえば外国人実習生の代わりにもなる。

外国人低賃金で働かせたら国際問題になるけど、自国民なら国際問題にはならないからね。

維新みたいな政党政権取ったら、そういう事言い出しそうだなぁって書きながら思った。

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