はてなキーワード: 売れっ子とは
なんかもう全部他人から見ると当たり前だよなぁ?ってことなんだろうと思いつつ書いてみる。
25になって婚活始めようかなって思ったタイミングで、人生でやり残したことがホストだった。
明日カノとか星屑の王子様とか読んで、ここまで貢げるくらい熱い思いを抱ける人と出会えるのかなとワクワクした。
初回の飲み直しで手を握られて、久々に恋愛のときめきみたいなものを思い出した気がしたので、半年くらい週1ペースで通ったかな。
何がきっかけというわけでもないけど、私のホスト生活が終了しそうなので、愚痴を書き殴っておく。
ホストという職業は大体のお店が週休1日である。17〜19時にはお店に行って開店準備(売れっ子になると遅め)、24時までお店の営業、その後自分や先輩ホストのアフターについていき、朝に解散。
結果ほとんどのホストはドラマも見たり、ゲームをしたり、流行のお店に行ったり、ニュースを見ることはない。
話題にすることが何もないのだ。それでも盛り上げられる天性のコミュ力があればいいのだが、増田の担当はそうではない。
結果、話の9割は業務連絡となった。
今日は初回の卓にどのくらいついて、送り指名は◯名で…という進捗報告をひたすらされる。
「すごい、がんばったね」「ドンマイ、がんばろうね」しか言うことがない。
まず前提とする知識に違いがあるため、どこかでつまずく。
今日のランチが美味しかったとスパイスカレーの写真を見せたら「こんなカレー見たことない!新しいスタイル!」と言われる。
欧風カレーよりスパイスカレーの方が歴史的に前だろというのは置いといても、見たことくらいあるだろ。
「万博のチケットを買った」と言う話をすると「何それ?」と言われる。
会話は基本的にオウム返しで質問をして深めようという意識がない。
「今日は〇〇に行ったけどすごく綺麗だった!」「ほんまや!キレイだね」
増田と担当の会話は業務連絡とオウム返しに終始しており、ヘルプと話している時間の方が盛り上がるまであった。
前述の内容とも被るのだが、普段接している友人たちと会話のプロトコルが違う。
LINEにおいて自分が予想している返答が返ってこないので、壊れたAIと会話している感覚になる。
何かしら話のきっかけを作ろうと頑張る増田は、ディズニーランドに行った際に自分の写真を送った。
恥ずかしい話であるが、ホストと客という関係性上、こんな返事が来ると予想していた。
まずは姫の写真に対して褒めるべきだし、その後に質問をすることでラリーが続くだろう。
実際に来た返事はこれである。
「こんなキャラいるんだ!」
増田の隣にいるキャラクターへの言及であった。わざわざ自分の写真を送ったこちらは、穴があったら入りたい気持ちである。
この一文を見た時にどんな状況を考えるだろうか。
増田は兄弟仲があまり良くないのだろうと考え、「あんまり仲良くないの?喧嘩?」と返答した。
「いや」と否定した後に返ってきた内容は、兄弟とは全く関係がない、ホストの売り上げが減っているという愚痴であった。兄弟どこいった?
このように書くととても些細なことだが、会話において細かいストレスが溜まっていくのである。
これは想像通りだと思うが金が減る。
缶チューハイでも2本で3000〜5000円ほど。ここに指名料やタックスがのり、自分だけでなく担当やヘルプにもドリンクを奢るので、長くいればシャンパンを開けなくても1回5〜7万の会計にはなる。
その金があれば最高級のフレンチレストランにも行けるし、ちょっとした国内旅行にも行ける。ふとした瞬間に後悔の波が押し寄せる。
毎月2桁万円が減るのはとてもつらい。
アフターと呼ばれる文化がある。
大抵はその日に一番お金を使った姫とホストが食事やバーに行ったり、(人によっては)ホテルに行ったりする。
売れっ子ホストとアフターに行くにはたくさんお金を使わなくてはいけないが、駆け出しのホストは被り(同じホストを指名している客)も少ないので、ほぼ毎回アフターに行ける。
増田の担当はお金がないので、朝まで男子高校生のような時間を過ごすこととなった。
チェーンの安居酒屋、激安焼肉、ラーメン、歌舞伎町のドン・キホーテを数時間彷徨く等である。
青春だななんておもうのは最初の数回で、翌日の朝、睡眠不足で出社すると後悔する。
仕事でChat GPTを使い倒していたら、自分が欲しいリアクションを返しつつ、自分が知らない知識もベラベラ話してくれて最高だな〜と思ってしまった。
ここまでの内容を読ませて“ホスト風”に感想を聞かせてって伝えたら
え、文章うま。
「スパイスカレー見たことない」って、担当かわいすぎて逆に心配。
次は俺にしとき?
だってさ。あ〜褒め上手
https://anond.hatelabo.jp/20250128043353
少女漫画誌が衰退してるのは本当です。全盛期と比べたら売れる作品ほぼ出なくなって、泡沫になりましたね。それはわかります。
だからって少女漫画関係者のフリして「エロ漫画雑誌と化してしまったのがいけないんだ」なんて理由を捏造しちゃいけませんよ。それはそれ、これはこれです。
少年漫画にも対抗できる篠原千絵先生や武内直子先生、CLAMP先生、松本夏実先生、種村有菜先生などなど多くの大作家を生み出したはずの少女漫画業界は、その多くは過激なエロを混ぜることしかできなくなり、そして過激なエロを混ぜなければ売れなくなってしまったんだ。
ここからしておかしいですね。少女漫画家が篠原千絵と武内直子と種村有菜を一緒くたにするわけありません。
まず、少コミの過激エロは1997年の新條まゆの快感♥フレーズが発祥なのは皆様異論ないでしょう。
篠原千絵は「少コミ」や「別冊マーガレット」など高校生〜大学生ターゲットの雑誌で活躍しました。どちらも対象年齢層が高いので1997年以前からセックス描写はあり、キャラ同士が結婚して子供が生まれたりもする雑誌です。少コミは快感♥フレーズ以降過激なエロを出すようになりましたが、別冊マーガレットの方は2005年開始の「君に届け」をヒットさせていて
というのは事実ではないんですね。
なかよしが快感♥フレーズの影響で過激エロ雑誌になったというのは嘘です。
有名どころはざっとこれくらいです。
雑誌ではないということがわかったでしょう。
元増田の書いてることは本当に意味不明。エロやりたくないなら別冊マーガレットやなかよしに行けばいいのに、わざわざ過激エロのところに行って嘆いてる漫画家って一体何です?
種村をここで例に出してくるのは失笑モノですね。元増田はなぜか「種村のような素晴らしい少女漫画家が過激エロのせいで消えてしまった」と考えてるみたいですが、種村が売れっ子になったのは快感♥フレーズより後です。
まあこんな重箱の隅つつくより明らかにおかしいのは元増田が「少女漫画誌は過激エロで売れてる」と「少女漫画誌は過激エロで読者に見放された」を都合よく使い分けてるとこですね。どっちかにしろよ。