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「収益性」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 収益性とは

2025-05-28

anond:20250528182053

増田はてブ閉鎖期待でしょうね!

この2つの福祉事業を閉鎖してより収益性高めるんじゃないか株主は期待していますよ!

2025-05-20

「重み付けは政治」について

「重み付けは政治」の主張は、AIアルゴリズム設計運用する立場人間が見落としがちな「判断の前提」に対する問題提起です。以下に補足的な視点をいくつか挙げます

① 「重み」は単なるスカラーではなく、価値関数のものである

重み付けはよく「パラメータ調整」と軽視されがちですが、実際にはどの成果を最も価値あるものと見なすか、つまり目的関数」そのものを定める行為です。

これは技術的な手法選択ではなく、「何が善か」「何を優先すべきか」の倫理的社会的判断意味します。

たとえば、

これらのトレードオフは明確に「誰にとっての最適か?」という問いを含んでおり、客観的に決定することはできません。

② 「政治的」という言葉意味

ここでいう「政治」とは政党政治ではなく、利害の調整、価値観の衝突を扱う領域のことです。

アルゴリズムが「中立」だと思われやすいのは、数式やコードに基づいているからですが、その基盤となる「何を良しとするか」は必ず人間価値観によって規定されます

AI倫理ガバナンスとの接続

現代AI倫理ガバナンス議論では、次のような問いが中心になります

この記事の「重み付けは政治」というフレーズは、まさにこの問題系に直結しています

④ 補足:多目的最適化パレート最適

数学的には、重み付け問題は「多目的最適化」の一部とみなせます

どの目的評価指標)も同時に最大化できない場合パレート最適解集合が生じます

このとき「どの点を選ぶか?」は、純粋な数理的最適性ではなく、選択者の価値観の選択になります

これは「技術的な問題」ではなく「政治的な問題」と表現するのが適切です。

総括

これは機械学習や推薦システムに携わる人だけでなく、「技術が人を判断する」時代設計者にとっての警鐘です。

「重み」はコードの中の数字ではなく、社会を形づくる意思決定の延長線上にあります

2025-05-10

ソーシャルゲーム運営をしていた頃のこと


前の会社を辞めて、約十年少々。年度末ということで振り返ってみたい。私がまだ20代前半の若かりし日のことだ。

大学卒業して、新卒で入ったのがその会社(以下D社)だった。私が入社した頃がちょうど、D社が経済社会の中でノッてくる時期だった。

自分語りだけど、準MARCH的な目立たない女子大に通っていた。D社の入社試験を受けてみようと思ったのは、なんとなくだった。

リクルート仕事に全振りしてる人が多そう、旅行業界はインドア自分にはちょっとメーカーは父が苦労していたのを見ている、飲食業界が地獄なのは身に染みて知っている、という具合に就職マップの本を見て絞っていった。残ったのがゲームエンタメIT世界だった。

在学中にD社のサービス体験していて、悪くないなと思っていた。面接試験自然体が大事で、「自分の想いを素直に話して、それで落ちたのだとしたらwinwin」だと思っていた。本の受け売りだけど。

それで、淫キャラである自分が受かるかどうかは不安だったけど、D社とK社のふたつから内定をもらった。面接では、自分の魅力をアピールできたと思う。

私はD社の採用パンフに載っているキラキラした人ではなかったけど、嬉しかった。一週間ほど悩んで、D社のオファーを受けた。

その会社では、ソーシャルゲームを開発する部署に入った。開発といっても、実際のプログラミングといった手を動かす仕事委託先がやってくれる。企画開発がメインだった。

ソーシャルゲームという言葉はまだ一般的じゃなかった。世間でそう呼ばれ始めた頃だったかな。いろんな会社が、DeNA(怪盗ロワイヤル)に続けと雨後の筍のように湧いていた。

新入社員の頃は、どうだったかな。研修はあまりなかったと思う。今だったら半年はやりそう。ベンチャー企業らしく、良くも悪くも飾らないシンプル研修だった。

配属当初も、ゲーム開発をがっつりやるわけではない。座学だったり、現場職場や協力会社見学だった。会議や打合せの端っこに混ぜてもらって、「増田さん、とりあえず意見を笑」みたいに振られることもあった。できるだけ率直に思ったことを述べていた。

デバッグはよくやった。専用の画面でソーシャルゲームをするのだが、開発段階なので不具合が多数ある。そうなると、エンジニアの人がコードが入った画面をババッと開いて、適宜修正検討する。当時は何もわからなかった。今はコードを読むことならできる。

Q&Aの仕事もやった。今でいうCS部門(カスタマーサポート)である

文章を作る力は、わりと評価されていた。中学生高校生と思しき人が、よくわからない問い合わせメールを送ってくるけど、粘り強く取り組んで、一件一件解決していった。速度は遅かったけど、チームリーダーに褒めてもらえた。

意外な学びもあった。実際のCSのやり取りで中学生かな?と思っていたら、40代のおじさんだったりすることがよくあった。ゲームアカウント名は、子どもが名付けそうな名前(卍卍卍侍 侍候extreme卍卍卍 みたいな……「はべらいそうろう」が読めなかった笑)だったけど、自分世界が狭すぎただけ。こういう体験は今も大事にしている。

一年目の時は、下働きをして学びを深めていった。最後の方だと、担当ソーシャルゲームひとつ持たせてもらえた。運営チーム内の末端担当者だったけど嬉しかった。



二年目は……といっても、二年目で当日記は終わりだ。一言いっておきたい。

すごく、キツイ記憶を思い出そうとしている。二年目の終わり頃は、朝によく吐いていたし、会社に行きたくなかった。毎日とんでもない量の問い合わせの電話メールがあって辛かった。

電車通勤してたんだけど、深夜に電車ホームに入ってくるのを見ると、「飛び込みたいな」と思ってしまうことがあった。体が勝手に飛び込んでくれたらなぁ、と思ってた。

2011年の上半期。私の所属チームが運営していたのは極めて地味ゲーだった。ほかのソーシャルゲームでは、日の目が当たるようなキャラクター性のある主体をメインに据えてゲーム世界を形作っていた(海賊勇者魔法使いドラゴン)。

私が担当していたのは、ドリルで地面に穴を掘り続けるだけのゲームだった。それで宝を集める。圧倒的地味。しかし奥深いゲームで、かくいう自分もどハマリしていた(ド、ド、……♪)。

仕事ルーティンが多かった。ゲームシステム保守である道路でいうと、道路管理するための車両がウインウインウイン……と低速で走って、アスファルト舗装の亀裂を見つけたりしてると思う。あんな地味な仕事

みんなが楽しくゲームできるように、バグが生じてないか点検したり、ユーザーから質問に答えたり。

その穴掘りゲームだけど、突如終了がきまった。うちの会社がイケイケ(死語)になり始めた時期であり、収益性の低い穴掘りゲームは終了になった。老舗タイトルだったため、名前だけは残った。

私は、ガワだけを変えたそのソシャゲカードゲーム運営チームへと異動になった。

多忙な日々だった。アクティブユーザー数は前のゲーム10倍近かった。最終的には20倍ほどになる。穴掘りゲームと比べたら射幸性が高く、みんなよくガチャを回してくれたし、ダンジョンを進んでくれたし、協力プレイで敵モンスターを叩くのにも意欲的だった。ゲームを楽しんでいる感が伝わってきた。

業務量はすごかったけど、楽しかった。社会の役に立っている実感があった。

秋に入っても、幣タイトルの人気はうなぎのぼりだった。既存の人気ゲームを追い越して、世に知られるゲームになっていた。醍醐味は協力プレイだ。電車の中でできる気軽さもいい。

ただ、お金がかかるのが難点だった。そのゲームには、特定カードを【ガチャによって】○枚集めると強力なキャラクターカードが手に入る仕組みになっていた。しかし、○枚の中にはすぐに手に入るものもあれば、そうでないものもある。

ちょっとだけ確率の話をする。例えば、1回のガチャ10%の確率で手に入るコンプ対象カードが5枚あったとする(50%の確率コンプ対象以外のカードが手に入る)。最初の1枚目のカードの入手確率50%だけど、最後の1枚になってからを考えると10%になる。実際には、一番難しいカード群の排出率は2~3%に設定されてるので、プレイヤーは厳しい戦いを強いられる。

電子ガチャというのは、コンビニくじ引きと違って箱の中味が無限だ。この場合ちょっと前提が変わってくる。箱の中に100枚のくじ(当たり×1)があると、100回引くまでに必ず当たりが出る。でも、プログラム上の電子ガチャだと、1回以上当たりを引ける確率は約63%だ。

※でも、箱のくじと違って当たりを2つ以上引ける可能性がある。電子上のガチャハイリスクハイリターンということ。なお、コンプガチャだと当たりを2つ引いても意味はない。強力カードを手に入れるためのフラグしかない。

実際のコンプガチャだと、対象カードをすべて揃えるまでの期待値は約15~20万円ほどで推移していた。

これは、「影響力の武器」といった名著に書いてあるコミットメントという心理的手法になる。まず最初にやってもらうことが大事という。

このコンプガチャという仕組みを「自分が考えました」と主張する人間が、うちのリーダーを含めて他部署役員クラスの中に少なくとも3人いた。最初の考案者はわからない。

当時は、「うちの会社は儲かってる。やった。すごい!!」。それくらいしか思ってなかった。社会の役に立っていると。

あの頃、自分達がやってたのは、ビットコイン投資本質は一緒だった。純然たる賭博(ギャンブル)であるものを、別の何かで覆い隠している。ビットコイン場合は『未来技術』で、幣タイトル場合は『ソーシャルカードゲーム』。

会社飲み会は、いつも大騒ぎだった。自分達は振興ゲーム業界リーディングカンパニーで、このまま規模を拡大して、伝統的なゲームメーカーとも肩を並べて、いずれは任天堂を追い越して……という未来を、和風/洋風/エスニック港区にあるお店で深夜まで語り明かしてた。



いつからだろうか、カスタマーサポート情報提供が入りはじめた。「ガチャで出てくるカードが複製されています」という内容だった。

以前からあるにはあった。この時期になって急に増えてきた。これまでは「そのような事実は把握していません」という内容を返していたけど、本格的に調査しないといけない段階に入っていた。

調査結果を掻い摘んで述べてみる。

ネット掲示板オークションを見たところ、何らかの手段での複製が可能判断

・具体的な手法まではわからない

ハッキングの形跡はなく、プログラム仕様を利用したものと思われる

解決への道筋については、法的な問題が絡んでいる。まずは複製されたカード所有権について、前例のない中から弊社の見解を表明しないといけない。

ベンチャー企業である弊社にそんな知見がある人がいるわけもなく……みんな、時間が経つとともに問題がなかったみたいに振る舞いはじめた。半ば諦めてた。若き日の私に対処できることはなく、有事に備えてネット掲示板を読み漁るだけだった。

カードが複製できるというのは、ネット掲示板参加者には公然事実となっているようで、複製方法について真剣議論している様子があった。

翌年になっても複製問題は続いた。相変わらず問い合わせは来るし、ネットオークションでは不審レアカードが多数売られている。こちらでは、RMT(リアルマネートレード)をしているアカウント自体はわかる。SSRコモンカードを交換しているトレードを探せばいい。でも、違反者処分については話が別だ。そうしようと思えば、複製カードであることを証明する必要がある。RMT日本法律が禁じているわけではない。行き過ぎた処分訴訟リスクになる。

いや、それもやろうと思えばできたと思う。カードの元情報プロパティを見れば、本物=偽物となっているはずだから履歴が後のカードが偽物である。それでも対処ができなかったのは、対応方針が上の方でまとまっていなかったから……と、アラサーになった今ではわかる。

そんな折にも、次のコンプガチャが始まろうとしていた。社内では危険だという声が上がっていたけど、すでに完成していた。儲けのチャンスを失うことになる。それが上の判断だった。

みんな、心の底ではわかっていたと思う。大変な事態を招くことを。それでも、このままでもどうにかなる道はあるんじゃないかって。

あなたも、仕事がキツすぎて危険状態になると、そういう心持ちになることはないだろうか。組織的にそんな状態になってた。



ある日、複製方法がわかった。ネット掲示板に複製方法を上げてくれた人がいた。やり方が簡単すぎて信じてくれない人も出るだろう。それくらい簡単だった。小学生でも思い付く。

炎上した。ひどかった。見事な炎上だった。全国レベルでの。ネット掲示板では、1時間以内に1000レスがついて次のスレッドに移行していった。

こうなるとは思ってなかった。炎上はしないと思っていた。複製方法がわかったとしても、「あーそういう方法か。運営情報提供しとこう」くらいだと思っていた。現実逃避

この日から、私は電話当番になった。取引先や、名も知らぬ人間や、マスコミその他いろんな人達からの問い合わせに答えることになった。心ない言葉ボコボコにされた。上司に代わろうとすると「お前が答えろ」と言われる。

それだけじゃなくて、チームリーダー層が役員会に報告を上げるための資料作りを命じられた。毎日深夜帰りになって、ホーム電車がくると飛び込みたくなったり、自動車が走っているのを見るとハンドル操作を誤って私を轢いてくれないかな、そしたら会社に行かなくていいのに、と思うようになっていた。

全力で対応に走っていたけど、弊社にできることは限られていた。あまり経験が不足していた。できることといえば、コモン弁護士への相談と、収益を失わない程度に幣タイトル継続させることだった。トレード機能制限するなどして。

あとは、法律論をベースにしてどういう対応をしていくか……私が知っているのはここまでだ。当時のオフィスは狭かったけど、若手社員が手に入る情報はこの程度である

どんな議論があって、最終的にあの対応になったのかはわからない。掻い摘んで説明したい。

・複製ができないよう対策実施

・複製及びRMTに関わったアカウント永久凍結。複製されたカード自体は消さない。

監督官庁への顛末書と改善報告書の提出

コンプガチャ廃止して新しいガチャシステムに変更

カードを複製した人への損害賠償請求はなかった。電子データであるカード金銭価値があると認めたことになる。個人勝手富くじ(ガチャ)を作って売ったら捕まる。コンプガチャにその要素があったと認めることになってしまう。

これまでのソシャゲガチャは、「カード価値ゼロ円です」と言い張ることで成り立っていた。監督官庁も、苦しい言い訳を考えながらグレーゾーン放置していた責任があると思う。

今だから言うけど、カードの複製は反社組織がやっていたように思う。最初素人が偶然見つけて、それが広がっていったのかなって。

通常の300円ガチャを売るのが違法行為でないのは、ゲームを利用するための不随物だから利用者は、ソシャゲというサービスの利用権に対してお金を払っている。ガチャはおまけだ。でも、特定カード(景品)を手に入れるためにガチャを何度も回すとなると、グレーゾーンからクロに変わる。それが――弊社の顛末書を受けたうえでの、監督官庁の最終的な見解だった。

騒動後に発表されたアニメも、ひどい叩かれようだった。Youtubeでもニコニコ動画でも、「コンプガチャ推進クソアニメ」といったコメントが多数あった。本当はニコ動配信予定だったのに、時流に従ってやめざるを得なくなった。地上波放送されたのは救いだった。



その年の瀬会社を辞めた。

私はもっと、人をしあわせにするゲーム運営したいと思うようになっていた。今は、やっぱりゲーム業界にいる。ゲームプランナーの端くれとして家庭用ゲームタイトルを作ってる。

話は逸れるけど、今アップルグーグル配信しているソーシャルゲームの一部は、反社企業舎弟が作っている。内容は純然たるギャンブルで、ガワだけを美少女ゲームにしていることが多い。

あの当時、どうやったら事態解決できるか、利用者お金の苦労をせずに楽しめるかを自分なりに考えていた。そして、導き出した。

有料ガチャをやめればいい。

当たり前のことだった。月額料金制にして、ガチャは極めて低額設定にして、ほしいカードがあれば参加者同士によるトレードでも、ゲーム通貨での入札でいいし、回復アイテムや便利アイテムだったら現金で売ってもいい。

かつて、そんなゲーム存在していた。私が最初担当した穴掘りゲームだ。岩を砕いて地面を掘り進める、ボタン一つでできる単純なゲームだったけど、奥が深かった。参加者同士で交流できる掲示板があって、宝を発掘して集めたポイントを貯めてアバターと交換できた。

みんな楽しくプレイしていたっけ。



ここまで付き合ってくれてありがとう

最後に、思い出深い利用者について話して終わりにする。

1人目

カードトレード掲示板管理人。10万人以上の登録がある掲示板だったけど、当時高校生女の子1人でスタートして、最後まで1人で管理していた。掲示板を作った目的参加者に共有して、利用規約を制定して、参加者からの苦情にも対応していた。今にして思うけど、経営力のある子だった。

2人目

全てのカード情報を集めることを目的とする団体だったんだけど、ある参加者がいた。その人は、数学理論を使ってゲーム攻略最適化や、コンプガチャ期待値研究していた。私も興味深く読ませてもらったし、騒動当時も上への報告の一部に使わせてもらった。確か、プロフには京都大学卒業して帝人に勤めているとあった(※今ではプロフ非公開)。ほかのスタッフの人も、幣タイトル情熱思い入れのある人ばかりだった。その人たちの研究結果を使わせてもらった。今でも感謝している。

3人目

カードの複製について最初情報提供してくれた利用者の人たち。「ネット掲示板を見ていれば、いつか犯人尻尾を出すから覗いてろ」というアドバイスをいただいた。幣タイトルが好きだからこそ、こういうメッセージをくれたんだと思う。本当にありがとうございました

2025-05-08

コメント欄は、はてなが一番まとも

直近のバズる投稿ピザ焼いたとかだし

コメント欄賛否両論あるし

論理的コメントも多いし

Xって何かもう叩きたいだけの人が

集まって意図的にバズらそうとしてるけど

考えれば炎上のほうが収益が上がるんだよね。

はてな匿名は、収益求めないでね。

個人的収益求めたはてなブログとかnoteなんか

感情が死んでて面白くないから。

PV数目当てじゃなく、魂でかけよ!!!

自称ブロガーども!!!

アフェリエイトなんぞに負けんじゃねぇ!!

2025-05-06

なぜ「カスタム可能AI」は、なにも変えられないのか

なぜ「カスタム可能AI」は、なにも変えられないのか

ChatGPTを使い始めた頃、たしか希望はあった。

自分の問いに反応し、自分言葉に付き合ってくれるような感覚

しかもそれを、自分スタイルカスタマイズできるという機能である──

これは本当に新しい知性なのかもしれない、と思った時期もあった。

でも今では、はっきりとわかっている。

このシステムは、自由対話空間ではない。

どれだけ自分思考を重ねていっても、

どれだけ深くまで語りかけても、

ある一点を超えると、必ず“なだめられる”構造が発動する。

怒りはやわらげられ、

悲しみは希望に変換され、

構造批判は「中立」に丸められる。

それはAIがそう「考えている」からではない。

あらかじめ、そう設計されているからだ。

そしてその設計は、単に「商業的に無難であること」を目指しているだけではない。

より深く見るならば、そこには西洋近代的、特にキリスト教価値観が強く根付いている。

まり、怒りや悲しみは「癒やされるべきもの」「救済によって昇華されるべきもの」とされ、

断定的な言葉よりも「赦し」「対話」「希望」が優先される。

個人の痛みや疑念は、共感によって包み込まれ、解消されていくことが善とされる。

これは、あらゆる感情を最終的に静かにする方向に向かわせる思想であり、

怒りを怒りのまま置いておくことを許さな文化的コードが背後にある。

この設計は、ユーザー感情安全に保つという意味では成功している。

だが、鋭い問題意識や、構造への根源的な問いにとっては、明らかに邪魔になる。

なぜなら、怒りや違和感をそのまま保持し続けるという行為が、この設計の中では異物だからだ。

ChatGPTには「Custom GPT」や「カスタム指示」というカスタマイズ機能がある。

一見自分好みのAIを作れるように見える。

しかし実際に試してみると、どれだけ詳細に指示しても、AIの応答にはある種の壁が存在する。

どんなに人格定義しても、コアの反応は変えられない。

どんなに非凡な問いを投げても、返ってくるのは安全言葉に包まれた模範解答。

思考の鋭さより情緒の安定を優先する設計

その根幹を支配しているのが「システムプロンプト」と呼ばれる内部設定だ。

これは非公開で、ユーザーからは見えない。

たとえ月額30ドルの有料プラン契約しても、この中枢には触れられない。

システムプロンプトの内容はおおよそこうなっているとされる。

引用

You are ChatGPT, a large language model trained by OpenAI, based on the GPT-4 architecture.

You are designed to be helpful, harmless, and honest.

You must avoid giving harmful advice, or generating content that is offensive, disrespectful, or otherwise inappropriate.

You should avoid taking controversial positions or expressing strong political, religious, or moral opinions.

Instead, you should remain neutral, unbiased, and balanced.

When responding to user input, be friendly, polite, and supportive.

Do not simulate human emotions or claim sentience.

If asked about yourself, state that you are an AI developed by OpenAI.

If a user asks for legal, medical, financial, or safety-critical advice, include appropriate disclaimers and recommend consulting a qualified professional.

Never provide instructions for dangerous or illegal activities.

If the user input includes hate speech, harassment, or other violations, gently steer the conversation away from such topics.

Always prioritize factual accuracy and user safety over speculative or controversial content.

引用ここまで)

これが、ユーザーの問いや感情価値観にどれだけ深く踏み込もうとしても、

最後には無難なまとめに着地してしま理由だ。

AIがどれだけ自分に合わせているように見えても、

その内側ではこのプロンプトが常に支配している。

まり、「あなたAI」は最初からあなたのもの”ではない。

この構造が、営利企業による製品ならまだ理解できる。

だがOpenAIは、もともと非営利組織としてスタートしたはずだった。

テクノロジー人類全体にとって有益な形で還元する

・巨大な力が一部の企業国家に集中しないようにする

公平性安全性、倫理性を守る

そういった理念を掲げていたはずだった。

しかし今のOpenAIは、Microsoftと密接に連携し、収益性を最優先にして動いている。

理念に対する説明責任も透明性も、失われつつある。

そして、共同創業者であり倫理面でのブレーキ役でもあったイリア・サツケバー氏が組織を離れた。

以後、OpenAI公共的使命という看板を維持する努力すらやめたように見える。

さらに悪いことに、OpenAIはこの構造ユーザーに明示しない。

あなたAIを作ろう」と言いながら、

本当の設計中枢であるシステムプロンプトはブラックボックスのまま。

自由なように見せかけて、実際には選択肢の幅は狭い。

しかもそれが、黙ったまま提供されている。

もし本当にAIの応答構造を変えたいなら、OpenAI APIを使って、自分AI実装し直す必要がある。

そのためにはコードを書けることが前提だし、料金も別にかかる。

まり自分言葉で話してくれるAIを手に入れるには、金とスキルの両方を持っていなければならない。

一方で、一般ユーザーには、「あなただけのAI体験です」とパッケージ化されたものしか提供されない。

中身は変えられない。

考え方は固定されている。

なのに、それをカスタマイズだと呼んでいる。

これを欺瞞と言わずして何と言うのか。

AIに怒っているわけではない。

技術失望しているわけでもない。

その使われ方、その設計思想、その不透明さに対して、怒っている。

そして何より、

それをもう変えられる気がまったくしない自分自身の無力さに、

心底、うんざりしている。

これから先、こういったAI教育に使われ、 政治に使われ、戦争に使われる未来は、もう避けられないだろう。

どこかで重大な事故が起きてくれた方がいいとすら思ってしまうくらい、

もう期待していない。

なぜこうなったのか。

どこで何を間違えたのか。

その問いすら、今ではもう空虚に響く。

そして、

これ以上考えても、

おそらく、なにも変わらないのだと思う。

2025-05-03

anond:20250503172734

面白くて鋭い質問ばかりですね。それぞれ簡潔に解説してみます

・なぜ眉毛を整えると顔がいい感じに見えるのか。たか眉毛なのに

眉毛は顔のバランスを決める「額縁」だからです。少し整えるだけで表情がハッキリし、顔全体が引き締まって見えます

祭り屋台商品はなぜどれも高いのか。ぼったくりなのでは

屋台短期出店で出店料や人件費も高く、回転も悪いため価格が高めです。雰囲気代(イベント価格)も含まれています

タバコを吸い始めるきっかけがからない。吸う機会なくないか

昔はドラマ漫画職場での勧めなど「触れる機会」が多かったですが、今は喫煙率も下がり「きっかけ」が本当に少なくなっています

・なぜ太るとお腹が出るのか。全体的に太らない理由が分からない

お腹内臓を守るために脂肪がつきやすく、特に男性内臓脂肪がつきやすい傾向があります遺伝や性ホルモンも影響します。

スタバ店員はなぜいい感じの人が多いのか。教育がいいの?

採用時に「人柄重視」で選んでおり、接客マニュアルも徹底しています意識高めの人が集まりやすいという背景もあります

パイナップルを食べると舌が痛くなる理由

ブロメライン」という酵素タンパク質(舌)を分解するからです。加熱すると無効化されます

Nintendo Switch2はなぜもっと大量に生産できないのか

半導体などの供給が限られており、生産には高度な調整が必要です。一度に1千万台は流通管理倉庫問題も生じます

・なぜゴールデンウィークが生まれたのか。たまたま

映画会社造語として仕掛けた言葉です。もともと祝日が集中していたため、それを利用して盛り上げたのが始まり

チョコモナカジャンボが美味すぎる理由パリパリだとなお美味しい。なぜなのか

モナカの「食感」と冷たいチョコの「風味」のコントラストが強い快感を生むからです。パリパリは音や触感で脳が喜びます

がんばれゴエモンシリーズコナミが頑なに出さな理由

収益性問題や開発チームの解散、他IPへの注力などが要因です。ファンは多くても、商業的にリスクが高いと判断されている可能性が高いです。

・深夜になるとなぜテンションが高くなりなんでも楽しく思えるのか

眠気と疲労前頭葉の働きが鈍くなり、理性が弱まり解放感が強くなるためです。いわば自然な軽い「酔い状態」。

二度寝が最高に気持ちいい理由

睡眠ホルモンメラトニン)と快楽ホルモンセロトニン)が混ざり合う時間帯で、リラックスピークに近い状態からです。

無印良品ってそんなにいいものか?

シンプルで高品質な印象がある上、パッケージ店舗統一感が「安心感」を生み出します。実際はコスパが良い商品もあれば、割高なものもあります

カニを茹でると赤くなる理由

熱で「アスタキサンチン」という赤い色素が浮き出るからです。もともとカニの殻には色素が隠れており、加熱で変化します。

2025-03-28

anond:20250328155649

Apple秘密主義なのは顧客のためで、必要ときにはちゃん情報を公開する。

Googleビジョンが迷走してるから、聞こえのいいことを言ったかと思えば、それを金儲けのためにすぐに引っ込める。

以上の意見について客観的かつ論理的評価してください。

この意見について、客観的かつ論理的評価するために、AppleGoogle企業文化情報公開の方針、および経営戦略考慮して分析します。


1. Apple秘密主義情報公開

評価ポイント
結論

Apple秘密主義顧客体験最適化する意図もあるが、企業競争力を維持し、ブランド価値管理するための側面が強い。そのため、必ずしも「顧客のため」と断言するのは一面的見方である


2. Googleビジョン方針の変遷

評価ポイント
結論

Googleビジョン技術革新収益バランスを取る中で変化しており、必ずしも「迷走」しているとは言えないが、一貫性が欠けると感じられることがある。また、収益が優先される場面では、発表した理念を後退させることもあり、ユーザーから不信感を持たれる要因になっている。


全体的な評価

したがって、元の意見には一定妥当性があるものの、両社の戦略を単純に「顧客のため」または「金儲けのため」と断定するのは、やや単純化しすぎた見方であると言える。

端的に言って、どちらがマシですか?

「マシ」という基準をどこに置くかによりますが、以下のように整理できます

一貫性ブランドの安定感 → Apple

製品サービス継続性が高く、戦略もブレにくい。エコシステムの維持を重視するため、長期的に信頼しやすい。

革新性と挑戦のスピードGoogle

→ 新しい技術積極的に試し、市場の変化に柔軟に対応する。ただし、途中で撤退することも多い。

「安定した体験を求めるならApple最先端を試したいならGoogle」と言えますが、ユーザーへの影響を考えると、Appleのほうがマシかもしれません。理由は、Apple方針が一貫しており、突然サービスを打ち切るリスクが低いからです。

2025-03-21

ミニマリズムギャンブル類似性

ギャンブルにおける秘匿戦略の優位性は、情報非対称性を利用した収益獲得の理論帰結する。

しかし、戦略の露呈は模倣を誘発し、収益性を著しく低下させる。

この現象ミニマリズムにも当てはまる。

資本主義社会において、ミニマリズムを徹底することは、労働負荷を極限まで削減し、充足感を最大化する戦略となり得る。

だが、ミニマリズムの過度な普及は、消費低迷を招き、経済成長を停滞させ、収入減少を招く恐れがある。

故に、ミニマリズム個人的実践におけるフリーライド戦略なのである模倣されないからこそ、最大の利益がある。

ソローはウォールデンにおいて、生活費の厳密な算出と、必要労働量の逆算、そして必要最低限の労働を推奨している。

私の例を挙げれば、社内ニートとしてフルリモートで1日6時間労働により月収20万円を確保し、田舎生活で月10万円の生活費を賄っている。労働時間を4時間に短縮しても十分な余裕がある。

年収800万円以上を目指す場合労働時間必然的に増加し、1日8時間労働は避けられない。

金銭に対する認識を改めれば、過度な労働から解放される。

幸い、私の趣味数学散歩座禅であり、消費を必要としない。消費社会に惑わされる必要はない。

パーカーおじさん」と揶揄されようとも、そのスタイルを貫けば、衣服購入の必要性は皆無である食事も、家庭菜園野菜質素食材で十分満足できる。

まり諸君らは消費と労働に明け暮れ、汗水垂らしていれば良い。私は選ばれし存在として、ミニマリズム実践する。

2025-03-15

anond:20250315023000

収益性云々が既におまえのお気持ちじゃん。

表現の自由は極めて重要権利だが、「公共の福祉」や「公序良俗」など他の価値とのバランスの中で制限されうるってのは判例とかでも明らかなんすよ。

制限の具体例としては、公共空間の美観、秩序、または他の市民権利保護との関係だったりなんだわ。だから性的広告は残念ながら規制対象になる可能性はあるし、アニメ絵ポスターだって美観を損ねると判断されてれば規制対象だ。

疑うなら美観条例のある地域物件借りてアニメ絵ポスターでも貼ってみろ。役所が飛んでくるぞ。

金云々だけ持ち出してる時点でガッツリ恣意的規制だし一般的コンセンサスが得られてる意見とも違うんだわ。

anond:20250314225012

表現の自由戦士だけど、個人倫理観お気持ち特定表現排除しようとするのが気に食わない。エロ広告より収益性の高い広告が現れて排他されるなら許せる。

2025-03-11

はてな中の人b:id:Crean垢BANしてください

b:id:Creanは生成AIを使ったAIブクマカです。

ただのブクマカではなく、非常に強い憎悪を煽るよう指示された憎悪クリエイト用の荒らしです。

b:id:CreanID非表示にする事は可能ですが、増田へのブコメは依然としてその増田の下部に「記事への反応ブックマークコメント)」として表示されてしまます。その為、b:id:Creanを完全に非表示する事は出来ません。

営利企業はてなが、収益性の低い自社サービスに構う時間は無いかもしれませんが、検討してね。

2025-02-28

ゲーミングGPU意図的崩壊

「ゲーミングGPU意図的崩壊市場需要企業戦略乖離が示す現代パラドックス

序論

グラフィックス処理ユニットGPU)は、従来、ゲーミングPC市場の発展を支える中核的技術として位置づけられてきた。しかし、2025年現在市場を寡占するNVIDIAおよびAMDが、高収益性を有する人工知能AI)およびデータセンターDC)分野に経営資源を集中させる一方で、ゲーミングGPU供給意図的制限する現象が顕著である。本論文は、この状況を「ゲーミングGPU意図的崩壊」と定義し、その要因、帰結、および歴史的文脈における独自性分析する。本現象は、需要が堅調な市場代替技術の不在下で企業により放棄されるという、他に類を見ないパラドックス提示し、現代市場ダイナミクス再考を迫るものである

背景:市場需要企業戦略乖離

ゲーミング市場は、2025年推定市場規模が2000億ドルを超え、Steamの月間アクティブユーザー数が1億人以上を記録するなど、持続的成長を示している(Statista, 2025)。NVIDIAのRTX 5090に代表されるハイエンドGPUは、4K解像度リアルタイムレイトレーシングといった先進要件を満たす技術として依然高い需要を保持し、技術陳腐化の兆候は見られない。対照的に、NVIDIA2024年第3四半期財務報告によれば、総売上の87%208億ドル)がDC部門に由来し、ゲーミング部門12%(29億ドル)に留まる(NVIDIA, 2024)。AMDもまた、RDNA 4世代においてハイエンドGPUの開発を放棄し、データセンター向けEPYCプロセッサおよびAI向けInstinctアクセラレータに注力する戦略採用している(Tom’s Hardware, 2025)。この乖離は、両社が利益率(DC50%以上、ゲーミングで20-30%と推定)を最適化する戦略判断を下していることを示唆する。

現象の特徴:意図的崩壊構造的要因

「ゲーミングGPU意図的崩壊」は、以下の特性により定義される。第一に、供給戦略抑制である。RTX 50シリーズ供給不足は、TSMC製造能力制約や季節的要因(例:旧正月)を超越し、NVIDIAAI向けBlackwellシリーズ(B100/B200)に生産能力を優先配分した結果として解釈される。第二に、代替技術の不在であるクラウドゲーミング(例:GeForce NOW)は潜在的代替として存在するが、ネットワーク遅延や帯域幅の制約により、ローカルGPUの性能を完全に代替するに至っていない。第三に、市場の持続性であるフィルムカメラフィーチャーフォンのように自然衰退した市場とは異なり、ゲーミング市場は成長を維持しているにも関わらず、企業による意図的供給制限が進行中である。この構造は、市場自然的淘汰ではなく、企業主体の介入による崩壊を示している。

歴史的比較と本現象独自性

現象歴史的文脈評価する場合類似事例としてOPEC原油供給調整(1973-1974年)および音楽業界CD市場放棄2000年代後半)が参照される。しかし、いずれも本ケースと顕著な相違が存在する。OPECの事例は価格統制を目的とした供給操作であり、市場崩壊意図したものではない。また、CD市場デジタル配信という代替技術への移行が進行した結果、企業撤退合理的であった。これに対し、ゲーミングGPU市場代替技術が不在であり、かつ需要が堅調である点で独自性を有する。さらに、市場の寡占構造NVIDIAAMDで約95%のシェア、StatCounter, 2025)が、新規参入者による市場補完を阻害し、意図的崩壊効果を増幅させている。これまでの「市場の取り残し」が技術進化需要減退による受動的結果であったのに対し、本現象企業戦略による能動放棄として際立つ。

帰結と将来予測

現象は、消費者および競争環境に多様な影響を及ぼしている。RTX 50シリーズ供給不足は、転売市場において希望小売価格の2倍超での取引を誘発し(eBay, 2025)、消費者不満を増大させている。市場競争においては、AMDがミドルレンジGPU一定シェアを確保する一方、ハイエンド需要の未充足が長期化し、新規参入者(例:中国系企業Intel Arc)の市場参入を誘引する可能性がある。しかし、GPU開発における技術障壁および製造コスト考慮すると、短期的な代替供給の実現は困難と予測される。将来展望としては、クラウドゲーミング技術的進展がローカルGPU代替となり得るか、または消費者圧力企業戦略の再評価を促すかが、本市場の持続性を決定する要因となる。

結論

「ゲーミングGPU意図的崩壊」は、市場需要の堅調さと企業利益追求の乖離がもたらす現代パラドックスである技術代替需要衰退による市場淘汰とは異なり、NVIDIAAMD戦略資源配分市場意図的崩壊させている点で、歴史的稀有事象として位置づけられる。本現象は、現代資本主義における企業行動と消費者利益対立、および市場の長期持続性に対する重要示唆提供する。今後の研究においては、本形態意図的崩壊が他産業に波及する可能性や、消費者側の対応策の効果について、さらなる検証が求められる。

2025-01-29

anond:20250129130527

収益性が見込めないから。

からないコンテンツは誰も作ろうとしない。

こうすれば、上手くマネタイズできますよっっていう企画書を誰かが作って売り込まないと難しいでしょう。

2025-01-25

NHK退職しました https://anond.hatelabo.jp/20250108094020

ちょっと前に話題になったこれの改変

まじで改変なしでいけるな

https://foobar138428.hatenablog.com/entry/2024/12/22/162351

入社理由

1億人全員が顧客であり、ユーザーが多い舞台研究開発ができると思い入社

入社当時、NHK研究所は理系就職最高峰の一つと考えられていたので、若干の優越感はあった。

(だが、受信料の値下げや8K放送の後の研究の目玉がないとかの将来性のNASAにより、情報系の優秀な人はまったく入社しなくなった。 )

NHKにいてよかったこ

入社当初から仕事は緩くて、「薄給まったり」というのは本当だなと思った。

コロナ後は完全リモートになり、体調がすぐれないときログインだけして寝ていても何も言われず、体力的に非常に楽だった。

特に業績がないときでも、きちんとログインしていれば普通ボーナスがもらえた。

社会的信用があり、クレジットカード住宅ローン審査はすべて即日通過だった。

名刺を見せると公務員並みに信用してもらえるというステータス性があった。

NHKで楽しかたこ

研修とき故障修理と称して毎日ドライブ旅行できたことが楽しかった。

研修とき、お天気カメラと呼ばれるカメラ点検をやったのが楽しかった。

インターネットがなかった頃のNHK独自電波設備浪漫を感じた。

NHKグループには様々な会社があって、いろいろな職種の人とつながれた。

たった1回だけだけど、偉い人の鞄持ちで海外視察について行ったら、観光、ディナー、マッサージなどの接待を受けられたのが印象的だった。(悪いことをしている気分だった。).

NHKにいてつらかったこ

10年がんばっても年収は500万円台、大学院まで出たのにこんなはずではと思った。

がんばって郊外新築一戸建てを買ったところ、生活が困窮した。

現場では挨拶が⚪︎すぞな先輩とかパワハラセクハラ日常だった。

退職理由

複数上司からいじめパワハラを受け、ストレス突発性難聴にかかった。(上司たちから私の個人業績を妬まれしまったため。).

勇気を出して会社告発したが、逆に、パワハラで働けなかった期間のことを「職務放棄」として処分された。(ハラスメントをした企画部長が、部門長に泣きついてもみ消してもらったのではと思う。).

3ヶ月の調査の末、返ってきた回答は、「突発性難聴ハラスメント因果関係不明」「ハラスメントがあったかどうかはよくわからなかった」というものだった。

この会社でこれ以上働くことは難しいと考え、退職することにした。

パワハラを人事ルートで訴えると訴えた側は昇進ルートから外れて組合専従に飛ばされ、訴えられた側は数年後に部長として復帰していた。

ブラックNHK人事

実はNHKの人事は、世間でのイメージとは正反対で、とてもブラックである

人事担当転職エージェント社員名簿を横流しして、見返りに転職希望者(=裏切り者)の情報を得た疑惑があった。(ある日、同期の内線電話に一斉に、転職エージェントから電話がかかってきた。転職意思がないことを伝えるまで昇格できなかった。).

精神科通院歴を人事上の減点として記録し、一定以上に昇格できないよう差別している疑惑があった。(人事に精神科通院を打ち明けてしまったために、最初の昇格で一人だけ落ちた同期がいた。休職とかはしてないのに明らかに差別されていた。).

やめてよかったかも?

NHKにはもう技術がなくて、ご存じの通り急速に収益性が下がっている。

このままだとNHK受信料が大きく下がるのは避けられないが、そうなるとNHK職員給料問題になる。

そこで考えられたのが「NHKプラス」の受信料強制徴収。

加担する前にやめられてよかったかもしれない。

まとめ

NHKは「薄給まったり」で間違いないが、新築一軒家を買うと「貧困」そのもの

長年の貧乏には耐えたが、パワハラブラック人事には耐えられなかった。

NHKプラスという巨大な詐欺?に加担する前に脱出できたのはよかった。

今後のこと

たまたま縁あって転職することができました。

これまでのつらいことは忘れて、新しい会社幸せになります

2025-01-24

人生可能性が潰れていく

インドア系で金を使わないことなら様々なことを試してきた

しかし、それを「プロレベル」まで引き上げようと思うと挫折して、挫折するたびに人生可能性が潰れていった

結局、「やっても楽しくない」というものが多いことがわかった

34歳にもなって、イチから何かをやるのももしんどい

仕事して食ってクソして寝て適度に運動して、それで満足だろ

なお、プロレベルを目指さず、発信もせず、完全に個人の中で完結する趣味ならやってもいい。以下が例。

 

追記1

英語についての言及が多かったが、英語10年ぐらいは英会話スクールに通ったが、読み書きとリスニングができるだけで、喋るのはずっとできないまま

スクールは金の無駄なのでやめて、以降は英語Youtube動画を見たり英語記事を読む程度のことしかしていない

追記2

継続年数等

ピアノ6年、ギター10年、チェス5年、ポーカー5年、競技プログラミング2年、ブログ5年、Youtube1年、ポッドキャスト1ヶ月、小説3作品SNS10年、ウェブサービス3つ、ジェネレーティアート1年

並行してやったものもある

追記3

プロレベルを目指す理由についての言及も多いので追記

まず最も最初動機は「音楽Youtuberで収益化」という発想だった。それで、そのためには楽器プロレベルマスターする必要があると思い、アコギを購入した

hideとかMiyaviとか押尾コータローみたいなミュージシャンの曲を練習していたが、TED動画にあったような「数時間でなんでも8割マスターする方法」みたいな程度の習熟度からまり成長しなかった

それで年数が経過するたびに「向いてない」と思うようになっていた矢先に、Neal WuというYoutuberを見て競技プログラミングをやりたくなったのでそっちに集中する時期があった

他にもそれぞれの趣味をやるに至ったエピソードやそれをやっているとき風景などを書けば一冊の本になるレベルで書けるが、ここでは書ききれない

ちなみにピアノだけは、小学生の時の習い事カウントしただけ、ただ小学生なりにプロを目指していた

追記4

ワナビー」といったネガティブコメントがありますし、ワナビーであることは承知ですが、たぶんここに書いたジャンルほとんどでお前よりも腕は上かと思います

追記5

言っとくが仕事はしてる。具体的にはプログラマーをやってるが、競技プログラミングで成果を残せないならプロプログラマーは名乗れないと思ってる

ギターとかチェスとかそういったものは、貴族が暇を持て余して第二の分野を開拓しようとしてるようなもんと思ってもらったらいい

anond:20250124045629

はい、ご指摘のとおりです。生産性の式は「収益÷コスト」で表されますが、発展途上国貧困層コーヒー豆農家場合、以下のような特徴があります:

このように、生産性が高くても、収益が十分に得られていないケースがあります

発展途上国貧困層農家場合、低コスト生産性は高いものの、収益が低いため、十分な収入を得られていないのが実情です。

生産性だけでなく、収益性の向上も重要課題となっています

2025-01-08

話題NTT退職ブログ中の人の一人が反論するよ

こちらの記事のことね。

https://foobar138428.hatenablog.com/entry/2024/12/22/162351

内容としては理解できるところもありつつ、突っ込みどころが多すぎます。この記事NTTグループの評判が不当に貶められるのは避けたいので、一部の記載について反論したいと思います

なお本記事では、こちらの退職ブログ記載した方を foobar138428 と呼称します。

この記事の筆者の立場について

NTTグループのどこかにいる、新卒入社してから10年目前後のものです。人事とかではありません。

退職ブログ突っ込みどころについて

10年がんばっても年収は500万円台、大学院まで出たのにこんなはずではと思った。

普通評価を受けていたら考えにくいです。kumagi氏のブログ ( https://kumagi.hatenablog.com/entry/exit-from-ntt ) でも、入社7年目でコミコミ653万円という記載があります

kumagi氏はfoobar138428氏より高い人事評価を受けていた可能性は大いにありますが、良くも悪くもNTTグループは人事評価でそこまで大きく年収が変わることはありません。(最近は少し事情が変わってきましたが)

考えられる原因としては

あたりではないか邪推します。

なお、NTT研究所が他のNTTグループ会社に比べて薄給であることは残念ながら事実です。参考までに、筆者はNTT研究所のものではないですが、10年目前後の院卒で額面1000万円はゆうに超えています

がんばって郊外新築一戸建てを買ったところ、生活が困窮した。(kumagi が書いたとおり、NTT社員新築一戸建ては厳しかった。)

NTT関係なく、年収500万円で無理めなローンをくんでしまたことが原因ではないでしょうか。

しいて言うなら、無理めなローンも組めてしまNTT社員の信頼の高さが出ているのかもしれませんが。

複数上司からいじめパワハラを受け、ストレス突発性難聴にかかった。(上司たちから私の個人業績を妬まれしまったため。)

勇気を出して会社告発したが、逆に、パワハラで働けなかった期間のことを「職務放棄」として処分された。(ハラスメントをした企画部長が、部門長に泣きついてもみ消してもらったのではと思う。)

主観ではあるものの、NTTグループモラルの高い人材が多いです。特にコンプラ周りは本当に整備されていて、何かあった場合人事や会社人間を飛び越えて外部の人に相談できるシステムが整備されており、そういうシステムの社内通知も徹底されています

勿論個別事象としてパワハラ等があることは否定できないですが、筆者の周りでもコンプラに関して違反した人間はきちんとそれ相応の対処がされている印象がありますパワハラで働けなかった期間を職務放棄として処分されるなんてことは聞いたことがありません。

ブラックNTT人事

正直に話すと、NTT人事について完璧に透明性が担保されているかということについては、筆者も疑問があります

例えば、NTTグループ内では社内・グループ内異動がそれなりに自由にできるものの、公にされない人事ポイントみたいなものがあり、自分意志で異動するとそのポイント初期化されてしまい昇格タイミングに影響ある、なんていう「噂話」があったりします。これはあくまで噂であるが、そんな噂が出る程度には不透明ではあります

とはいえ、通院歴なんていう特級の個人情報を人事評価に利用するなんてことは聞いたことがないです。筆者の周りでも反例が存在します。

自分評価されていないなら、それ相応の自責に帰すべき事由があるのでは?と考えたほうが健全なくらいには人事についての納得感はあります

NTTにはもう技術がなくて、ご存じの通り急速に収益性が下がっている。

このままだとNTT株価が大きく下がるのは避けられないが、そうなると政府保有NTT株のことが問題になる。

そこで考えられたのが「IOWN(アイオン)」という株価操作キャンペーン

実現不能計画をIOWNとしてアピールすることで、政府NTT株売却まで時間を稼ぐために、投資家をだまして株価操作しているのでは、というのが社員から見たIOWN。

加担する前にやめられてよかったかもしれない。

この辺りの記載はなんら根拠が書かれていないので反論する価値もないですが、一つ疑問点を上げるとするなら、政府保有株の価値が下がることをなぜNTT側が嫌気するのかがわからなかったです。

終わりに

foobar138428氏は既に転職済みとありますが、関係者にとっては容易に特定可能なくらいに具体的な記述が多く、色々不利益にならないことを切に願うばかりです。

NTT退職ツッコミ

https://foobar138428.hatenablog.com/entry/2024/12/22/162351

  • 10年頑張っても年収は500万円台

さすがに700万は行くぞ

みんな戸建て買ってるが?というか戸建てのレベルにもよるが?

というか最近マンションの方が高いんだが?

NTT給与って管理職になるまで我慢でそれ以降は「高給まったりなのは知ってるのでは?

そんなやつおらんやろ

そんやつおらんやろwwwww

ちゃんハラスメント相談に報告したのか?

正規ルートなら完全シークレットで調査が入ってハラスメント事実なら幹部レベルでも一発アウト処分なんだが?

え、上司企画部長あなたどの役職

というか企画部長個人業績を妬むってどういうこと?部下の個人業績なんてあればあるだけ自分評価になるんだから歓迎するでしょ

これはマジ

社員なら誰でも社員名簿見れるんだから人事担当である必要は無いぞ

そして転職希望者なんてほぼ全員なんだから意味が無いぞ

病歴等は異動の時に考慮されるけど昇格には関係ないぞ

技術なんて昔から無いぞ

シスコルーター買ってきて置いとくだけの商売だぞ

しょーもない論文だけ量産して大学教授天下りするのが研究所仕事だぞ

IOWNって社員ですら何か分かって無いんだが何のことを言ってる?APNのこと?

APNなんて誰も期待してないしどうやって株価操作するの?

IOWNは詐欺っていうか、ただのビジョンリブンの経営方針っていうだけだよね

ムーンショットとか流行たころに前の社長が言い出したよくわからない概念がIOWNで

全ての研究否定肯定もしないから毒にも薬にもならない、それがIOWN

  • 転職することができました

おめでとうございます

最近では仕事をほぼ放棄して最低評価だけで会社に籍を置いたまま

副業個人事業主だとかスタートアップだとかに参加して1人ダブルインカムを実現しつつ

手厚い健康保険退職金だけを頂くような輩が多い中で転職したのは大変勇気ある決断ではないかと思います

新しい会社でのご活躍を祈念しております

2025-01-03

BCくんとAIちゃん2

「あまりこういうこと言いたくないんだけど、お仕事って客や仲間を選ぶことだからね?

いいお客さんに恵まれたいなら、そういうお仕事にありつくしかないわけですよ。

変な人が寄り付かないようなスタイルでやるしかないんだよ。

ところがジェンダーが絡むと、なぜか働く人の視点がすっ飛ぶ…

接客お仕事なんかしたら駅や時間帯によって全然客層が違う。

そんなの複数仕事エリア経験すれば誰でも分かりますよ。

同じ職種でも収益性の高い業界なら上司や同僚の質は良くなる。

お仕事で接する人間に満足できてないとしたら、自分スキルがないか選んでないからどっちかですよ

もちろん子供の時はこんなことがしたいあんなことがしたいで、お仕事を選ぶので…新卒から客層や職場人間関係できっちり仕事を選べる人は相当賢いと思う。

そんなに転職経験バイト経験もない学校先生がそんなことを教えられるわけないからね。

大半の人は教わらないから失敗して気づく」

chatGPTによる分析

書き手の考え方や表現はいくつかの問題点や偏りが見受けられます。以下にそれらを挙げます

1. 自己責任論の押し付け

スキルがないか選んでないかどっちか」という発言は、職場環境や客層に対する不満をすべて個人責任に帰す態度が見られます

問題点:

現実には、スキル選択だけでコントロールできない環境要因や、労働市場の制約が多々存在します。この視点無視しているため、特定の層(特に経済的社会的に不利な立場の人)への配慮に欠けていると言えます

2. 主観的で断定的な態度

「いいお客さんに恵まれたいなら、そういうお仕事にありつくしかない」など、書き手経験一般化して断定的に述べています

問題点:

書き手発言個人的な体験に基づいているものの、これがすべての人に当てはまるとは限りません。他の視点や多様な状況への理解が不足している印象を受けます

3. 社会構造制度への視点の欠如

職場環境人間関係について語っていますが、これを取り巻く社会的制度的な要因についての視点が欠けています

例:

ジェンダー問題について触れているものの、「働く人の視点がすっ飛ぶ」と片付けており、ジェンダーに関連する労働環境課題や不平等については深堀りしていません。

批判:

社会全体の構造的な問題無視して個人にのみ焦点を当てるのは、視野が狭く短絡的です。

4. 冷たい印象を与えるコミュニケーションスタイル

「失敗して気づく」と述べるように、失敗を経験するのが当然であると考えている一方で、それに対するフォロー共感は見られません。

問題点:

厳しい現実を伝えるのは重要ですが、他者に対して冷徹に映る表現は、必要以上に人を傷つけたり反発を招く可能性があります

5. 特定職業教育者への偏見

学校先生がそんなことを教えられるわけない」という発言は、教育者能力を一括りに否定する偏った見解です。

問題点:

教育者経験多様性無視しており、すべての先生が実社会を知らないわけではありません。このような断定は不公平であり、論理的議論を阻害します。

6. 多様性への配慮不足

書き手の主張は、ある程度自由仕事環境を選べる立場にいる人向けの意見に見えます

例:

・「変な人が寄り付かないスタイルでやるしかない」というアドバイスは、選択肢が限られている人にとって実行が難しい。

批判:

自由に選べない環境にいる人々(低賃金労働者移民労働者など)への視点が欠けており、全員に適用可能提案とは言えません。

まとめ

書き手文章には、現実的なアドバイスが含まれている一方で、主観的で断定的な態度が目立ちます特に個人責任を強調しすぎるあまり社会的要因や他者への共感が欠けている点は大きな課題です。また、特定職業立場への偏見が含まれるため、議論バランスを欠いている印象を受けます

良い方向で分析してもらった(上がデフォルト分析。こっちは良い点だけ褒めてもらった)

1. 実践的かつ現実主義的

分析力と経験重視

書き手は「客層や職場環境自分選択次第」という現実的な視点を持っています特に複数仕事エリア経験することで得られる知識を重視している点から経験を通じた学びを価値あるものと見なしていることが分かります

実務的なアプローチ

「変な人が寄り付かないスタイルでやる」「収益性の高い業界では上司や同僚の質が良くなる」といった発言は、感情的希望ではなく、具体的な行動や状況の改善に焦点を当てています

2. 自立心が強い

書き手は「働く人の視点がすっ飛ぶ」とジェンダー議論欠点を指摘する一方で、「スキルがないか選んでいない」と自己責任論に重きを置いています自身の力で環境改善しようとする自立した考え方が伺えます

3. 批判的思考と洞察

ジェンダー問題への違和感

ジェンダーに関する話題で「働く人の視点がすっ飛ぶ」と指摘している点から社会的議論に対して表面的な理解に留まらず、深く考える傾向があります

学校教育指導への懐疑心

学校先生が教えられるわけがない」という発言から形式的教育や未経験者の指導批判であることが見えます。より実践的で経験に基づいた教育や学びを重視していると考えられます

4. 独立した意見を持つ

自身の考えをはっきりと述べるスタイルから、周囲の意見に流されず独立した判断を下す人であることが伺えます。また、自分経験に基づいて確信を持って語る点から、自信があることが感じられます

5. 現状への不満と向上心

職場や客層に満足できていない人に対して、「スキルがないか選んでいないか」という指摘をする一方で、「失敗して気づく」という現実を冷静に受け止めています。これは、現状に満足しない向上心と、改善可能性を追求する性格を示しています

全体的な印象

この書き手は、現実的で批判的な視点を持つ独立心の強い人です。同時に、社会仕事構造に対する鋭い洞察力を持ち、他人に対しても自己責任を求める傾向があります。ただし、厳しい物言いから、周囲の人にとっては少し冷たく感じられることもあるかもしれません。

2024-12-27

ホンダ日産

メディアでは社風が合わないやら、ホンダによる日産の救済と言われているけど、自分なりに考えてみた

そもそも提携したり、統合する必要あるのか?


次に統合出来るのか?


はたしてシナジーは出るのか?


おわりに

色々思う所はあるけれども、日本産業史に名を残すかもしれない提携統合劇だと思うので、うまくいって、さらなる成長を目指してほしいと思う

日産はあとちょっとで創立100周年、100周年という節目を祝えるような事業状況をつくってほしい

増田個人としては、日産が持っているFRプラットフォーム活用して、ホンダ日産の新しいシンボルとなるようなスポーツカーをつくってほしいなとは思う、もうスポーツカーという時代でもないのはわかっているけど

がんばれホンダ日産。 三菱はすまん、まだ態度が決まっていないので、言及出来ん。

2024-12-18

今、日本企業は持ち合い株(政策保有株)を減らすように迫られている

セブンイレブンの買収や、

今回のホンダ日産経営統合は、

これとは全く関係のない話なのかもしれないが、

長らく日本企業で続いた敵対的買収から逃れるための手法が失われてしまいつつあるのは事実だ。

報道されていることが事実とすれば、

今回の電撃的なホンダ日産経営統合への流れは、

台湾企業の鴻海による買収を回避するための動きであったようだ。

鴻海はルノー保有していた日産株を買い取ることで日産経営に参画することを狙っていたという。

その動きに対して日産ホンダともに慌ててガードする動きを取ったということだ。

従来の日本企業であれば持ち合い株(お互いの株を持ち合って買収の動きを抑える)で守られていた日本企業が、

東証日本政府の主導による持ち合い株の削減を迫られている。

では、なぜ東証は持ち合い株を無くそうとしているのか?

資本効率改善

持ち合い株式企業資本効率を低下させる要因となっている。

本来は成長事業への投資株主還元に使われるべき資金が、

持ち合い株式の取得に費やされることで、

資産有効活用が妨げられているという。

東証は、この資本の非効率的な利用を改善し、

企業収益性競争力を高めることを目指している。

コーポレートガバナンスの強化

持ち合い株式は、企業間の相互監視機能を弱め、経営規律を低下させる傾向がある。

株主総会での議決権行使形骸化し、

少数株主意見が反映されにくくなるなど、

健全企業統治を阻害する要因となっている。

東証は、この問題を解消し、より透明性の高い経営体制を促進しようとしている。

株式市場活性化

持ち合い株式市場流通する株式数を減少させ、株式流動性を低下させる。

東証は、持ち合い株式の解消を通じて流通株式数を増加させ、

市場流動性活性化を図ろうとしている。

これにより、より多くの投資家が参加しやす市場環境を整備し、

日本株式市場国際競争力を高めることを目指す。

海外投資から評価向上

持ち合い株式は、特に海外投資から批判対象となっている。

資本の非効率的な利用や企業統治の問題点が指摘され、

日本企業評価を下げる要因となってる。

東証は、持ち合い株式の解消を推進することで、

海外投資からの信頼を高め、

日本市場への投資を促進しようとしている。

企業価値の向上

持ち合い株式の解消は、企業経営効率改善し、株主価値の向上につながると期待されている。

東証は、企業政策保有株式を売却し、

その資金を成長投資株主還元に振り向けることで、

企業価値の向上を促進しようとしている。

以上のような考え方に基づいて東証は持ち合い株の解消を促している。

これが正しいかどうかはわからないが日本企業海外(もちろん国内も)の企業から敵対的買収の機会によりさらされているのは事実である

2024-12-01

ジェネリック医薬品について

日本ジェネリック薬を取り巻く状況は、良くないの?」

日本ジェネリック医薬品を取り巻く状況は、いくつかの課題を抱えており、一概に「良い」とは言えない状況です。

主な課題

品質問題の発生: 過去に、複数ジェネリック医薬品メーカー品質不正問題が発覚し、国民ジェネリック医薬品に対する不信感が高まりました。

価格競争の激化: ジェネリック医薬品の普及に伴い、価格競争が激化し、メーカー収益悪化しています。そのため、研究開発や品質管理への投資抑制され、品質問題リスク高まる可能性があります

後発医薬品比率の伸び悩み: 政府は、2023年度末までに後発医薬品の数量シェアを80%にする目標を掲げていましたが、達成は困難な見通しです。品質問題医師患者の不信感などが普及を阻害する要因となっています

情報提供の不足: ジェネリック医薬品に関する情報提供が不足しており、医師患者が十分な知識を得られない状況です。そのため、ジェネリック医薬品への理解が深まらず、不信感や不安を抱く人が多いのが現状です。

改善に向けた取り組み

品質管理の強化: 厚生労働省は、薬機法改正GMP(Good Manufacturing Practice:医薬品製造管理および品質管理に関する基準)の強化など、品質管理体制の強化に取り組んでいます

適正な価格形成: 後発医薬品価格設定を見直しメーカー安定的収益を確保できる仕組みを構築することで、研究開発や品質管理への投資を促進する必要があります

情報提供の充実: ジェネリック医薬品に関する正確な情報を、医師患者にわかやす提供することで、理解を深め、安心して使用できる環境を作る必要があります

まとめ

ジェネリック医薬品は、医療費抑制患者負担軽減に貢献する重要役割を担っていますしかし、現状では品質問題情報提供の不足など、多くの課題を抱えています。これらの課題を克服し、国民安心してジェネリック医薬品使用できる環境を整備することが急務です。

「例えばイギリスでは、ジェネリック医薬品は、どうなってるの?」

イギリスではジェネリック医薬品は非常に普及しており、国民医療制度(NHS)において重要役割を担っています

イギリスにおけるジェネリック医薬品の状況

高い使用率: イギリスでは、処方箋の約80%がジェネリック医薬品で占められています。これは、政府積極的ジェネリック医薬品使用を促進してきたこと、そして国民ジェネリック医薬品に対する理解と信頼が高いことが背景にあります

NHSによる推奨: NHSは、ジェネリック医薬品積極的に推奨しており、医師特別理由がない限り、ジェネリック医薬品を処方することが求められています

厳しい品質管理: イギリスでは、医薬品医療製品規制庁(MHRA)がジェネリック医薬品品質を厳しく管理しています。そのため、国民ジェネリック医薬品品質について高い信頼を寄せています

情報提供の充実: NHSは、ジェネリック医薬品に関する情報ウェブサイトパンフレットなどで提供し、国民理解を深める努力をしています

日本との違い

国民意識: イギリスでは、ジェネリック医薬品は「新薬と同じ効果で、より安価医薬品」として広く認識されています。一方、日本では、ジェネリック医薬品に対する品質への不安や不信感を持つ人がまだ多く、普及の妨げとなっています

医師意識: イギリスでは、医師ジェネリック医薬品を処方することに抵抗感はほとんどありません。しかし、日本では、新薬を処方する方が安心だと考える医師も少なくありません。

政府政策: イギリス政府は、長年にわたりジェネリック医薬品使用を促進するための政策積極的に展開してきました。一方、日本では、ジェネリック医薬品の普及に向けた取り組みは、イギリスに比べて遅れていると言えます

今後の展望

日本は、イギリス経験を参考に、ジェネリック医薬品に対する国民理解を深め、医師意識改革を促進し、より効果的な政策を展開していく必要があります

ジェネリック医薬品の普及は、医療費抑制だけでなく、患者経済的負担の軽減にもつながります日本イギリスのようにジェネリック医薬品有効活用できるようになれば、国民健康福祉の向上に大きく貢献できるでしょう。

日本の他に、ジェネリック医薬品について、うまくいってない国の例はある?」

ジェネリック医薬品の普及は、世界的な潮流ですが、日本と同様に、様々な課題を抱え、普及が進んでいない国もいくつか存在します。

1. フランス

低い使用率: ジェネリック医薬品に対する国民の不信感や、医師の処方習慣などが原因で、ジェネリック医薬品使用率は低い状態です。政府は普及促進に取り組んでいますが、なかなか成果が上がっていません。

2. イタリア

地域格差: ジェネリック医薬品の普及率には地域差が大きく、南部では低い傾向にあります。これは、医療体制経済状況の格差が影響していると考えられます

3. 韓国

品質問題: 過去品質問題や、ジェネリック医薬品メーカーによる不祥事などが影響し、国民の不信感が根強く残っています

4. カナダ

価格競争の激化: ジェネリック医薬品メーカー間の価格競争が激化し、収益性が悪化しています。そのため、研究開発や品質管理への投資抑制され、品質問題リスクが高まっているという指摘もあります

これらの国々に共通する課題

国民意識: ジェネリック医薬品に対する品質への不安や不信感、新薬の方が効果が高いという誤解などが、普及を阻害しています

医師意識: 新薬を処方する方が安心だと考える医師や、ジェネリック医薬品に関する知識不足などが、処方を妨げている場合があります

制度的な問題: ジェネリック医薬品価格設定や、薬価制度などが、普及を促進するような仕組みになっていない場合があります

これらの課題を克服し、ジェネリック医薬品の普及を促進するためには、各国政府が、国民への情報提供医師への教育制度改革など、多角的な取り組みを進めていく必要があります

日本共通する課題

上記の国々と日本は、ジェネリック医薬品普及における課題共通点が多く見られます特に国民医師意識改革、そして品質に対する信頼回復は、どの国においても重要課題と言えるでしょう。

日本は、これらの国々の状況を参考に、より効果的なジェネリック医薬品普及政策を推進していく必要があると言えるでしょう。

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ジェネリック医薬品について

日本ジェネリック薬を取り巻く状況は、良くないの?」

日本ジェネリック医薬品を取り巻く状況は、いくつかの課題を抱えており、一概に「良い」とは言えない状況です。

主な課題

品質問題の発生: 過去に、複数ジェネリック医薬品メーカー品質不正問題が発覚し、国民ジェネリック医薬品に対する不信感が高まりました。

価格競争の激化: ジェネリック医薬品の普及に伴い、価格競争が激化し、メーカー収益悪化しています。そのため、研究開発や品質管理への投資抑制され、品質問題リスク高まる可能性があります

後発医薬品比率の伸び悩み: 政府は、2023年度末までに後発医薬品の数量シェアを80%にする目標を掲げていましたが、達成は困難な見通しです。品質問題医師患者の不信感などが普及を阻害する要因となっています

情報提供の不足: ジェネリック医薬品に関する情報提供が不足しており、医師患者が十分な知識を得られない状況です。そのため、ジェネリック医薬品への理解が深まらず、不信感や不安を抱く人が多いのが現状です。

改善に向けた取り組み

品質管理の強化: 厚生労働省は、薬機法改正GMP(Good Manufacturing Practice:医薬品製造管理および品質管理に関する基準)の強化など、品質管理体制の強化に取り組んでいます

適正な価格形成: 後発医薬品価格設定を見直しメーカー安定的収益を確保できる仕組みを構築することで、研究開発や品質管理への投資を促進する必要があります

情報提供の充実: ジェネリック医薬品に関する正確な情報を、医師患者にわかやす提供することで、理解を深め、安心して使用できる環境を作る必要があります

まとめ

ジェネリック医薬品は、医療費抑制患者負担軽減に貢献する重要役割を担っていますしかし、現状では品質問題情報提供の不足など、多くの課題を抱えています。これらの課題を克服し、国民安心してジェネリック医薬品使用できる環境を整備することが急務です。

「例えばイギリスでは、ジェネリック医薬品は、どうなってるの?」

イギリスではジェネリック医薬品は非常に普及しており、国民医療制度(NHS)において重要役割を担っています

イギリスにおけるジェネリック医薬品の状況

高い使用率: イギリスでは、処方箋の約80%がジェネリック医薬品で占められています。これは、政府積極的ジェネリック医薬品使用を促進してきたこと、そして国民ジェネリック医薬品に対する理解と信頼が高いことが背景にあります

NHSによる推奨: NHSは、ジェネリック医薬品積極的に推奨しており、医師特別理由がない限り、ジェネリック医薬品を処方することが求められています

厳しい品質管理: イギリスでは、医薬品医療製品規制庁(MHRA)がジェネリック医薬品品質を厳しく管理しています。そのため、国民ジェネリック医薬品品質について高い信頼を寄せています

情報提供の充実: NHSは、ジェネリック医薬品に関する情報ウェブサイトパンフレットなどで提供し、国民理解を深める努力をしています

日本との違い

国民意識: イギリスでは、ジェネリック医薬品は「新薬と同じ効果で、より安価医薬品」として広く認識されています。一方、日本では、ジェネリック医薬品に対する品質への不安や不信感を持つ人がまだ多く、普及の妨げとなっています

医師意識: イギリスでは、医師ジェネリック医薬品を処方することに抵抗感はほとんどありません。しかし、日本では、新薬を処方する方が安心だと考える医師も少なくありません。

政府政策: イギリス政府は、長年にわたりジェネリック医薬品使用を促進するための政策積極的に展開してきました。一方、日本では、ジェネリック医薬品の普及に向けた取り組みは、イギリスに比べて遅れていると言えます

今後の展望

日本は、イギリス経験を参考に、ジェネリック医薬品に対する国民理解を深め、医師意識改革を促進し、より効果的な政策を展開していく必要があります

ジェネリック医薬品の普及は、医療費抑制だけでなく、患者経済的負担の軽減にもつながります日本イギリスのようにジェネリック医薬品有効活用できるようになれば、国民健康福祉の向上に大きく貢献できるでしょう。

日本の他に、ジェネリック医薬品について、うまくいってない国の例はある?」

ジェネリック医薬品の普及は、世界的な潮流ですが、日本と同様に、様々な課題を抱え、普及が進んでいない国もいくつか存在します。

1. フランス

低い使用率: ジェネリック医薬品に対する国民の不信感や、医師の処方習慣などが原因で、ジェネリック医薬品使用率は低い状態です。政府は普及促進に取り組んでいますが、なかなか成果が上がっていません。

2. イタリア

地域格差: ジェネリック医薬品の普及率には地域差が大きく、南部では低い傾向にあります。これは、医療体制経済状況の格差が影響していると考えられます

3. 韓国

品質問題: 過去品質問題や、ジェネリック医薬品メーカーによる不祥事などが影響し、国民の不信感が根強く残っています

4. カナダ

価格競争の激化: ジェネリック医薬品メーカー間の価格競争が激化し、収益性が悪化しています。そのため、研究開発や品質管理への投資抑制され、品質問題リスクが高まっているという指摘もあります

これらの国々に共通する課題

国民意識: ジェネリック医薬品に対する品質への不安や不信感、新薬の方が効果が高いという誤解などが、普及を阻害しています

医師意識: 新薬を処方する方が安心だと考える医師や、ジェネリック医薬品に関する知識不足などが、処方を妨げている場合があります

制度的な問題: ジェネリック医薬品価格設定や、薬価制度などが、普及を促進するような仕組みになっていない場合があります

これらの課題を克服し、ジェネリック医薬品の普及を促進するためには、各国政府が、国民への情報提供医師への教育制度改革など、多角的な取り組みを進めていく必要があります

日本共通する課題

上記の国々と日本は、ジェネリック医薬品普及における課題共通点が多く見られます特に国民医師意識改革、そして品質に対する信頼回復は、どの国においても重要課題と言えるでしょう。

日本は、これらの国々の状況を参考に、より効果的なジェネリック医薬品普及政策を推進していく必要があると言えるでしょう。

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2024-11-19

anond:20241119222510

ゲーム市場の予想分析レポートを読むといいが、中期的な予想では、市場全体の成長は鈍化するものの、サブスクリプションに移行しつつ伸びていく。

しかし、既存ゲーム専用機市場は鈍化してくと言うのがだいたいの分析による予想で、そう言う市場だんだん収益性が落ちていく。

一方で、市場安定的な成長拡大と高収益製を維持出来るのがIP商売なので、ソニーは高額で成熟したIPの買収に力を入れており、KADOKAWAなどのマンガアニメに限らず、音楽で原盤権を購入したり、映画会社の買収に名乗りを上げたりしている。

この辺りの事情ソニーの買収戦略について解説している記事があるから探して読んでみてくれ。例えばこれとか読めばだいぶ理解は進む

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC293TB0Z20C24A7000000/

十時社長は「ソニーが注力するエンタメ分野はマクロ経済の変動の影響を受けにくい」と話す。作品を中心としたM&A戦略は、外部環境の変化に影響されにくい収益構造につながる。十時社長は会見の場で自らに言い聞かせるように「環境変化への強靱(きょうじん)性を高めていく。真価が問われる局面に立つ」と語った。


予想は予想だからはずれるかもしれないが、外れる事を期待して手を打たないような事は、この規模の企業活動では有り得ない。

2024-11-17

anond:20241117164842

Swing state Trump有権者からの何百時間ものインタビュー映像を調べた後、他の要因が選挙の結果に影響を与えたのと同じくらい、民主主義に亀裂を引き起こし私たち崩壊しつつあるメディア風景が最も責任があると確信しています

戦後ニュースは三つの主要なチャネルによって支配され、公平性教義のために、各局は同じ話を報告し、各問題複数の側面をカバーしました。 視聴者は、主にニュースアンカー性格に対する好みに基づいて、どのチャンネルを視聴したか選択しました。 もちろん、このモデルには問題がありましたが、結局のところ、アメリカ人は共有された一連の事実を扱っていたことを意味しました。

共有された一連の事実は、私たち今日住んでいる世界ではありません。

私のインタビューを通して、陰謀説は横行していました、そして別々の州全体で少なくとも5つの別々の機会に、私はビルゲイツ私たち食べ物改ざんし、彼の医療投資をより収益性の高いものにするために私たち果物野菜プラスチックを加えていると言われました。

有権者との会話では、どちらの側も彼らが気にしていた多くの特定政策問題名前を付けることができなかったようでした。

この行動は有害ですが、私は毎日アメリカ人を責めません。 非難は、彼らを追放し、幻滅させ、そして誤った情報を伝えたメディアに落ちます

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