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「事情聴取」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 事情聴取とは

2025-05-26

パート仕事をクビになった

「もう明日から仕事しなくていい、ここに来なくていい」って、店長キッパリ言われた。


今まで二年近く働き、二年目からパートリーダーとして頑張ってたんだけど確かにやらかしは少々多かったなって思う。

かいミスとか、テンパってミスった事(レジの紙が切れてパニックになったとか)はあったけど

結構な失態を2、3回やっちゃって、それが決定打だった様だった。


最初の大失敗は、一時期、店で万引きが増えてて、パートリーダーとして目を光らせていたところ

ある日、女性客がエコバッグ商品をポイって落とすのを見かけて、怪しい!って監視してた。

会計済ませて店を出ようとしたところで、ガッツリ捕まえた。犯人捕獲って思ったんだけど…大間違いだった。


その女性、腕が当たって商品エコバッグに落ちちゃっただけで、ちゃんと棚に戻したって言うの。

嘘でしょ!?って追求したけど、監視カメラ見たら本当にその通り。

誠心誠意謝ったけど、事務所連行する時に近所の人に見られたらどうすんの?とか言われ、女性はブチ切れ状態

近所の人達に見られてたらどう説明すればいいの? 責任取れる? 事情説明したのに犯人扱いされて傷ついた! ふざけてるの?

って凄いトーンでまくし立てられ、涙目で謝った。常連さんだったらしいけど、彼女は結局それ以来来なくなった。


その傷が癒えないうちに、サッカー台で男女が揉めているのをも品出し中に目撃した。

男が一方的女性にキレてるみたいで、女性が「助けて!」って叫んでたから、急いで他の店員呼んで

男を引き離し、女性保護。男は警察通報した。


その後の事情聴取と調査で分かったんだけど、実は女性の方が男の買った商品をこっそり盗もうとしてた。

それに気づいた男が咎めてただけだった。男は警察沙汰にされた上に、商品は盗まれ、買った他の商品放置されてたせいで

大半がダメになってたから「弁償しろ!」ってキレられて、私は泣いてしまった。

結局、商品は自費で弁償…金額以上に立て続けのミスで恥ずかしくて死にそうだった。


それでも辞めようかと悩みながら、なんとか踏ん張ってた。

ある時、店の周りを清掃中に、店の駐輪場で男女が言い合いしてて、女性が「襲われてる、助けて!」って駆け寄ってきたか

他の店員店長も呼んで男を取り押さえた。女性にはお礼言われて、今回はちゃんとやれたと思った。


後で分かったんだけど、女性は男の自転車を盗もうとしてた。

たまたま男が戻ってきて俺の自転車盗もうとしてる!?ってなって、揉めてただけだった。

つの間にか女性自転車ごと消えてて、男に「自転車弁償しろ!」ってキレられた。

しかもその自転車、見た目ではよく分からなかったけど実は電動自転車で、普通に買ったら10万以上するヤツだった。

「お前らのせいで泥棒逃がして、自転車まれて、挙句猥褻犯扱いされた! 払わなきゃ訴える!」って逆ギレされて

月の給料じゃ払えないか店長に泣きついたら、店で弁償してくれると言われた。

でもその代わり、「もう辞めてくれ」って…


ここまで書いたら分かると思うんだけど、店長は私の父で、私は父が店長を務めるスーパーで働いていた。

まり、私は父からクビを言い渡されたことになる。


何とかしてくれとお願いしたけど、優しかった父も「これ以上他の人に迷惑はかけられない」とピシャリ

今まで私を庇ってくれた母も「ここまで仕事が出来ないとは思ってなかった、父さんには私を大目に見て

優しくサポートしてあげて、と言ってきたが、もう限度を超えている。私が甘やかしたのが悪かったのかな…」と

心底ガッカリされて、本当にショックだった。


からは元々「子供ももう大きい(中学生以上)のだから自分お小遣いや遊ぶ金ぐらい、自分で働いて欲しい。

無駄遣いが我慢ならない」と小言をよく言われており、喧嘩になり、売り言葉に買い言葉で働く様になったのが働く経緯。

パートリーダーにもなり、二年近く、必死になって働いてきたけれど、全部無駄になった。

家族にもなんて説明していいかからない。

今は人間関係ストレス悪化たから、休業中だと言ってあるけど…


これでも私はそこそこの大学も出ている。

パートリーダーとしても2年近く必死に働いてきた。

でも、全部無駄だった。やらかしが続いてクビという最悪の屈辱的な終わり。

世間ではただの「パートのおばさん」として扱われ、ミスしたら「使えない」ってレッテル貼られる。辛い

こんなんで私の価値って何?って、夜中に布団の中で泣いた事は何度もある。



女性ってさ、主婦として家のこと完璧にやって、子供のことしっかり見て、なおかつ「社会人」としてもバリバリ働けって求められるよね。

パートリーダーになったら責任が山ほど増えて、ミスしたら「リーダーなのに」って責められる。

女性主婦役割社会人役割も両方背負わされて、「社会人」としての役割まで求められる。

上に立って頑張ろうとすればする程、重大な責任を課せられ、何かミスをすると責められる。

なんでこんな女性ばかりが責任を負わされ働かされなければいけないんだろう?

今の男尊女卑の狂った社会がとても生き辛い……

2025-05-20

[]事実無根誹謗中傷裁判疲弊している

個人経営で小さな店舗経営している。

昨今、ある女性客とのトラブル裁判沙汰になり、なぜこんな目に遭うのかと毎日頭を抱えている。

この女性客は以前から問題が多く、備品窃盗疑惑(彼女の来店後やトイレに入った後、備品が無くなっていた)や

スタッフへの暴言が目立ち、とうとう出入り禁止にした。

すると逆恨みされたのか、口コミサイト事実無根誹謗中傷を書き込まれた。

店の評判を大きく傷つける内容で、見過ごすわけにはいかなかった。

弁護士相談し、発信者情報の開示請求をしたが、「相手に支払い能力がなく、裁判で勝っても慰謝料は取れない可能性が高い」と言われ、訴訟は断念。

「二度とこのような行為をしない」と書面で約束させた。

彼女は「子供がいて育児ストレスでやってしまった、許してください」と涙ながらに謝罪してきたし

金の取れない相手裁判をやってもどうしようも無いので、厳重注意と二度とやらないという書面を書かせて、それでで済ませた。

それが大きな間違いだった。

しばらくして、彼女から内容証明が届き、「脅迫されて書面を強要された」

書き込み家族に知られ、家庭での立場が悪くなった」と訴えてきた。

現在裁判中だが、相手弁護士を立て、こちらも弁護士を雇わざるを得なかった。

弁護士費用だけで頭が痛いのに、相手弁護士の主張は理解しがたい。

スタッフに脅されて書いた書面は無効」「暴言は実際にあった」

「正当なクレーム裁判沙汰にしようとして被害者(女性客)は精神的に傷つけられた、謝罪すべきだ」

立場の弱い女性客を一方的に追い込んでいる許し難い行為などと、こちからすれば全く事実と異なる事をバンバン言ってくる。

スタッフ全員(と一部お客様)には事情聴取済で、スタッフから暴言や不当な態度は一切なく

しろ彼女一方的に絡まれていたと全員が証言する。

それなのに、裁判所ではこちらの証拠証言があまり考慮されていない気がする。

どうやら司法女性の主張やお気持ちだけを優先する傾向があるようだ。

このままでは敗訴する可能性が高く、絶望的な気持ちだ。

そんな中、ネットで「ラーメン豚山」が女性から不当なクレームを受けた事件を知った。

店が監視カメラの録音を公開したこと相手が主張を弱めたと聞き

あの時、監視カメラや録音があればと心から後悔した。

証拠があれば、こんな不利な状況にはならなかった。

あの事件も、録音がなければ店が一方的謝罪に追い込まれていたと思う。

裁判時間お金も奪う。特に辛いのは、相手弁護士から

スタッフ個人を名指しで訴える準備をしている」「暴言脅迫があったとして刑事告訴検討している」と強く脅されていること。

書面についても「脅されて書かされたものから無効」と主張され、まるでこちらが悪者かのように扱われている。

もちろんそんな事実は一切ないが、裁判所がどう判断するのか、不安で夜も眠れない。

仮に泣き寝入りしても、「店が客を脅迫した」と事実認定されたら、ネット拡散されて店の評判は地に落ちる。

店を閉めるしかなくなるだろう。

金銭的な損害以上に、今まで地道に経営を続け、地元根付いて常連客も増やし

やっと経営が安定してきたというのに、それが全て破綻する。想像するだけで胸が締め付けられる。

暴言を吐いたとされたベテランスタッフは、「自分のせいで店に迷惑をかけた」と深く落ち込み、結局退職してしまった。

本当に頼りになる存在で、店にとって大きな損失だ。

残ったスタッフもこの件で気まずい雰囲気になり、店の空気が重苦しい。

こんな理不尽なことで大切な仲間を失い、店全体が揺らいでいるのが本当に悔しい。

そもそもお金がないと泣きながら謝っていた彼女が、なぜ弁護士を雇って訴えてきたのか。

裏があるのではないかと疑ってしまうが、真相は分からない。

弁護士はこんな無茶な主張でも引き受けるのだと知り、「弁護士を舐めない方がいい」というネット言葉が本当だと痛感した。

anond:20250519071738

2025-05-11

先日私は罪を犯した。でも犯罪やらかしたわけじゃないか逮捕もされないし事情聴取の一つもされない。ただ淡々物事が進んでいくだけ。自分自分が恐ろしいくらいに感情は全く動かなかった。相手への同情も無けりゃ申し訳なさもない。ただ事件解決した時に、とりあえずまた日常がやってくる事を認識してホッとしただけだった。

でも数日経って今日、恩師のピアノを聴いて、花の香りを嗅いで、甘いお菓子を頬張って、弾きたかったピアノ曲を少し練習して、また甘い菓子を食べて、ようやく涙が出た。

ごめんなさい、私のせいであなたは甘い菓子を食べることができない。私のせいで、あなた世界にはラヴェルドビュッシーシベリウスもいない。

2025-05-03

[]anond:20250503070028

複垢フェミ毎日毎日目の敵にしてるニート君へ

君が目の敵にしてる複垢フェミは、沢山の性被害者性的虐待被害者警察児相ワンストップセンターに繋げて助けてきたよ

ネット上で性犯罪自慢してる校内盗撮野郎ぶっかけ野郎特定して警察被害にあった学校通報して、逮捕に繋げてきたよ

性犯罪計画してるやつとやり取りして、性犯罪事件未遂にして未然に防いだこともあったよ

痴漢を捕まえて事情聴取に応じた事もあったよ

もちろん仕事もしながらね

フェミはやらない!とお前らが言うような力仕事もしたよ

対して君は何をしてるのかな?

日中複垢フェミを目の敵にして関係ない人まで複垢フェミ認定してはてな監視してるだけじゃないか

君は何も生み出してない

存在マイナス

どんだけ暇人なの

🍆ガー🍆ガー複垢フェミガー!って奴

何年間も24時間はてブに住み着いてるわけ?

どんだけ暇なの?ママンのお世話になってるニートなんだろうけど

複垢フェミ本人だが、複垢フェミガーってうるさい奴が全然別人を複垢フェミ認定してた

ファーーーーーーーwww

毎日毎日働きもしないで日中複垢フェミを目の敵にしながら血眼ではてなに張り付いてるうちに、フェミっぽい投稿はみーんな複垢フェミに見えちゃったねえwww

間違えちゃってやんのwwwプププwww

一生「複垢フェミ」を追いかけてろ

頭の中複垢フェミでいっぱいのニート暇人

いつまでママンのお世話になりながらはてなに張り付いてるの?

2025-05-01

anond:20250501110027

→広く浅く取っつきやす作品から触れて自分判断したいのに事情聴取始めるやつ

おすすめからそいつの好みを推察したいのに自分のこと話さないやつ

→会話を広げるためと興味があるアピールを兼ねた質問なのにいきなり会話の幅を激狭に縮めるやつ

好きなの選べ

けっこう穏便な線でおさまったみたいね・・

このまえの事情聴取では随分厳しい雰囲気だったけど、

この腰折れ感は、・・なんだ?

事情聴取の時に一切質問しなかった人が穏便な解決法を提案してくれたのか?

兼務関係理不尽多忙すぎなことが、情状酌量根拠となったか・・

しか兼務してあげている関係で他の人がそれで消耗しなくてすんでるわけだし・・

2025-04-25

anond:20250424213257

その人が害悪人材なのはわかったけどあなたも相当非常識発言してます

お巡りさんどうこう以前に酒飲んで自転車運転しないのは常識でしょ

自転車だって人殺せるんですよ?その人が飲酒運転あなたのご家族轢いたらどうするんですか?

そんなに社交辞令で最低限の酒飲ませたいなら

あなた達が当日の自転車組のタクシー代全部負担して退路を断てばいいんですよ

あと田舎の人だから知らなくてしょうがいかもしれないけど

都心じゃ自転車ガンガンお巡りさんに呼び止められるし民間だろうがお酌や飲酒強要なんてしない会社ゴマンとあります

それに個室でもない周りに声が聞こえる場所で、飲酒強要して大声で怒鳴り散らして

事情聴取を受けたのは彼に協調性が無いのではなくあなた達が迷惑からです

まともな居酒屋ならその場で店長に叱責されます

(男性ビール瓶男性器に見立てて、相手のグラスに酒を注ぐやつ)とか都心で見つかったらインスタかxに晒されてもおかしくないですよ

とはいえ彼が飲み会でやってることが中途半端なのには変わりないので

出席するならするで全面協力するか

飲み会嫌いな若者みたいに質の低い飲み会は断固出席拒否するかのどっちかに振り切るべきでしょうね

2025-04-24

飲み会きっかけに思ったこ


人間関係メンテナンスのことで。

先週は職場全体の飲み会だった。いわゆる歓送迎会というやつだ。都内にある洋風居酒屋で催された。

実は、ちょっと思うことがあった。あるヤツの行動にムカついてしまった。普段から問題行動を起こしがちなのだが、この時ばかりは頭に血が上った。

土日のうちに投稿しようと思ったけど、頭に血が上っていてイマイチな出来だった。さすがに数日考え直すことにした。わかりにくい箇所があったら読み飛ばしてほしい。

自分関東圏にある官公庁に勤めている。田舎地域だけど。

今回の主題について、まず言わせてもらうと、年齢に関係なくマナーがなってない奴がいる。

「周りを不愉快にさせないための態度や技術」がなってない。

目に余るヤツがたまにいて、イラっとくる。そういうヤツは組織を辞めてほしい。

周りを馬鹿にしてるのがわかってない。自分から喋らない奴のはまだ許せるのだが、話を振られても知らないフリやスルーをするヤツとか、上の人間にお酌を勧められても飲まない奴だ。人類社会のものバカにしている。

以下、そんなヤツのことを話していく。特定?はされないと思うけど、可能性はゼロではない

でも、別に特定されてもいい。そうなったとしても職場責任追及される可能性はおそらくない。ここで語る「そういうヤツ」の信頼度ゼロからである

今回は、自己責任というやつで書かせてもらう。それくらい(#^ω^)心頭なのだ。できるだけぼかすようにはする。



まず、上に挙げたのは、30前後の若手職員である。先週の飲み会では何の役割も果たさなかった。他部署では、幹事を引き受けたことがないし、新人時代は断ったことすらあるという。

さらに言うと、前の部署では職場の親睦会にすら入ってなかったらしい。

先週の飲み会は、六時半に約30人で、洋風居酒屋の広間を貸し切ってスタートした。ほかの若い職員連中が皆のビール瓶を用意したり、誰がどの席に座るか決めたり、年配社員を周ってどのお酒を飲むか聞いて回ったりしてるというのに、そいつは何もしない。まだ一応は若手だというのに、ほとんど手伝わない。

だがそいつは、さら限界を超過した。なんと、春の新人歓迎会飲み会だというのに、ビール瓶を持って全体の座敷を周ることすらしなかった。周りのことを仲間だと思ってないのだ。

いやマジで自分の直属の上司にすら酒を注いでなかった。ただ飲み食いしてるだけ(気持ちはわかる。一人七千円のコースだった)。飲み物ソフトバンク

ほかの一部の連中とは会話をしてた。少しだけど。飲み会の広間の端っこで、後輩や年配の人と一緒に飲んだりもしてた。でも、「みんな」と会話してるかって言ったら、そんなことはなかった。

そいつは、同年代飲み会幹事から、「お酌して回った方がいいですよ」と言われていた。

だが、そいつ普通に拒否したのだ。お酌をして回るのを。お前の近くにビール瓶あるじゃん。その瓶を持って回ればいいんだよ。ビール飲むのが嫌だったら、お前が今飲んでるウーロン茶のグラスを持ってお酌して回ればいい。

10年ほど前からは、公務員業界でも飲み会帰りに車を運転することは断固禁止となっている。それまではギリギリセーフだった。

でもさ、お前は自転車通勤か徒歩のどっちかじゃん。酒飲めるじゃん。法律としてはダメということになってるが、お巡りさんだって、イチイチそんなことで個別自転車呼び止めたりしないよ。

結局、そいつ最後までお酌をしなかった……社会不適合者が。うちがまともな民間企業みたいにしっかりした体質だったら、とっくに退職勧告を受けて追い出されてる。

お前は、新年度スタート飲み会で、お酌をして回ってないんやぞ。非常識だって理解できてないだろ??

そいつは昔もそうだった。ヤツは別部署での新人時代に、同じようなことがあって、社会ルール規律に厳しい上司飲み会の場で怒られていた。

そこでも上の人間や先輩方に「酒を飲め」って言われてたけど、結局従わなかった。で、「お前は辞めろ!!」って怒鳴られてたけど、「労働者自由です! そっちには行きません。自転車で帰るので」ってめちゃ大声で返してた。

何が悲しいかって、翌週に人事課に係員がひとりずつ呼び出されたんだよ。「先日、飲み屋トラブル起こさなかったか?」って。事情聴取だった。飲み屋店員か、近くにいた市民が告げ口したのだ。

あの時は悔しかったよ。なんで、協調性のないヤツのせいで事情聴取なんて受けないといけないんだ……。

法律よりも大事なことがある。そいつはわかってないのだ。

公務職場においても、法律や要綱要領で×となってることでも、市民のためを思えば……ということで、特別対応をすることはある。上司もそれで認めてくれる。国家公務員に比べて、杓子定規(※公務員業界では繁文縟礼という)ではない。地方公務員のいいところだ。



またムカつきが蘇ってきた。心臓(#^ω^)怒りでドクドク言ってる。そいつの勤務中の問題行動エピソードもいくつか列挙したい。

民間だったら、試用期間の時点でクビになってるレベルだ。公務員業界に試用期間はない。法律上はあるにはあるのだが、無条件で全員が採用になる仕組みになっている。意味ねえ。

(①職場での偉そう発言

 彼は俗にほうれんそうと呼ばれるものができない。とことん身勝手である。俺とはデスク位置が離れているのだが、それでも彼が上司から指導されてるのを何度も見ている。

 上司から「そんなに自分勝手なら自営業者にでもなれ」って言われてたんだが、そいつは「私の進退が私が決めることです」とかほざいていた。あと「私がどんな動き方をしても自由です、結果を出します」とか。一スタッフの分際で。民間でいうと平社員立場でこんなことをほざいている。

 あとは、同僚とのコミュニケーションミス咎められた時は「解決できる力はあるんです。やろうと思えばできますが、○○さんとの相性があまりよくないようです」だって馬鹿じゃねぇの。それを何とかするのが社会人としての責任じゃないのか。

 挙句の果てには、上司から「それで失敗して、どうしようもなくなったら?」って聞かれたら、「失敗を受け入れます。前に進むしかないのです」だってさ。お前に責任が取れるのかよ。ヒラの立場で。責任上司が取るんだよ。お前の行動のせいで。

(②仕事以外のことを鼻にかける)

 彼は仕事の腕前はダメだと思う。間近で見たことないけど。自分勝手だし、いつも自分ひとりで突っ込んでいくイメージだ。でも、彼のことを(彼がいない食事会で)悪く言わない人もいる。ベテラン勢の男女職員だと、彼が上司に今まさに怒られて弁解している最中でも、「ふむふむ」みたいに話を聞いてる。

 彼のよくないところは、過去の栄光を鼻にかけるところだ。彼は剣道が強かった。あれは俺が社会体育課にいた時のこと、彼が高校生大学生の時のことだ。剣道国民体育大会インカレに出場する際、青梅市体育協会の人と一緒に市長のところを表敬訪問したのだ。一年に一度、全国大会などで表敬訪問してたから、当時は比較的若手職員だった俺でも覚えてる。年配の職員だと、もっと覚えてるんだろうな。

 ヤツ自身も、剣道での実績を鼻にかけることはある。それらの実績は、もう過去ことなのに。仕事で失敗した後で、そのことで言い訳しようとしたこともある。

 いくら過去スポーツで実績出して、市内の道場剣道指導員もしてるからって、それは違うんじゃねーの? という発言や行動が多すぎるんである。実績出したのは認めるけど、仕事とは関係ねーだろ。

 ちなみに、上司や先輩が彼に「スポーツをやっていたとは思えん!」と言われたら、「私は学校教育には適していない人間でした。公務員キャラではないのでしょう」とほざきやがる。

 それを見て、どんな意図かはわからないが、ほかの年配職員を含む何人かはクスクスと笑っているのだ。バカにしてるような感じもするし、子どもをほほえましい感じで見てるような空気感もある。

 残念ながら、ヤツはスポーツしかできない人間である。それ以外はダメなのだ

(③手話事件

 これは結構前に窓口で見た光景なのだが。うちの部署のお客さんの中に、耳が不自由な人がいた。うちの部署産業系なんで、こういう福祉な感じの場面をニガテとする職員が多い。

 その時は、身振り手振りでコミュニケーション取ってたけど、ダメみたいだった。筆談しろよ!と間近にいた俺は思ったんだが、きっとできない事情があったんだろう。

 そしたら、最後最後でヤツで出てきて、その窓口のお客さんと手話で会話を始めたのだ。

「お前できるんかーーーーーーーいっ!!」

て、ブチ切れそうになったよ。なんで。なんでもっと早く出て行かんのや。最初に客が来てから20分以上経ってるだろ。同僚ピンチだっただろ。お前仕事バカにしとんのか??

 あなたが勤めてる会社ではどうだか知らんが、公務員業界におけるバイブルひとつ地方公務員法にはこうある。

(服務の根本基準

第三十条 すべて職員は、全体の奉仕者として公共利益のために勤務し、且つ、職務遂行に当つては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。



この全力規定根拠として、公務員副業禁止されている。それだけでなく、仕事中に舐めプすることも当然禁止。手を抜くことはできない。

しかし、ヤツはその禁を破った。手話ができるのにそれを隠していやがった。あのお客さん、相当不安だったと思うぞ? お前、すぐ近くでそれを観ていて、助けに入るのに20分かかるって、どういう神経してるんや? もうお前、それは「辞めてもらっていいか」って上司や人事に勧告されても文句言えんぞ?

(④理不尽発言ほか)

 でも、社会というのは不思議もので。いい人に限って早く市役所辞めるし、ダメな人とか問題のある人に限って残るんだよな。あーあ、もう怒りの感情が凄すぎて、語りすぎてしまった。ほかにざっとダメ発言を挙げると、こんなところだろうか。

ルーティン業務に対して「そもそもこの種のは、住民から申請必要なのですか?」と発言

 注;それは部署ルールに従うべきであって、お前が決めることじゃない

正規公務員副業でやる人がいても……それは本人の判断では? 職業選択の自由です

 注;誤り。特別権力関係というのがあって、公務員労基法日本国憲法まで含めて一部適用除外

自分には夢がありますし、目標もあります

 注;だから何? あってもなくてもいいから、仕事してくれ

・(飲み会最中)複数社会にいることで人生リスク回避をしたいです

 注;それはあなた自由だけど、職場には迷惑をかけないでね(^^♪

・(飲み会最中)結婚とかしないですね。事実婚とかはあるかもしれません。不自由はしてないです

 注;SHINeeeeeeeeeeee!!(※読み方はシャイニーではない)

ものを書くっていいことだ。ムカつきが収まってきた。

今の状態は、これでも「激おこぷんぷん丸である。その上位は何だったろうか。何年前に流行ったネタかは忘れてしまった。



ここからは、先週の飲み会の話に戻るよ。

の子は、飲み会中はほぼ1人でゆったりしてた。たまに誰かに話を振られて「うんうん」って相槌を打つのが基本だ。別にこんなのを視界に入れたくないが、席が近いので入ってしまう。

姑息にも、自分は喋らないのに、周りと同化して喋ってるフリをしていた。特に、直属の上司が近くを歩いてる時はそうだった。飲み物を注がれるのを回避してるのだ。

せっかく臨時職員さん(パートさん)が酒を注ぎにきても、そいつ烏龍茶を飲んでいて「自分は呑めないんです」とかほざきやがる。数年前に全く別の飲み会があった時、そいつが実は酒が飲めるのを見ている。

こういう飲み会で苦心した人を知ってる。例えば、ヤツと同じ職場の若手社員は、この飲み会運営するために必死こいてた。

開催前は、いろんな先輩や上司公務中にもかかわらず周って、おいしく安く飲める店を聞いていた。飲み会中は、若手連中はグラスや酒を並べるとか、みんなの注文を取るとか、二次会の前にはタクシーや代行を呼んだりしてた。

女の子は、上の人間や年配社員の席に近くに行って、クラブ嬢並みとは言わないが、話相手になったりしてる。

高校専門学校を出て就職したばかりの初々しい子も、内心ビビりながら職員全員のところを周ってお酌をしたり、その他いろいろしていた。

ある子は運悪く、ちょっと下品なこと(男性ビール瓶男性器に見立てて、相手のグラスに酒を注ぐやつ)だってされたけれども、ニコニコしながら酒呑んでたよ。きっと嫌だったろうな。

でも……みんな我慢してるのだ。それが社会だ。俺だって若い頃はそうだったし、どんな世代でも社会適応する必要がある。これはその一環であるバブル期と今の若者に違いなんてない。何千年前だって若者はいまと同じである。違うとしたら経済環境文化的価値観だ。

一番悲哀があるのは(先ほど書いた)臨時職員さんだ。昨日は、飲み会臨時職員さんが5人きてた。

会費が正規職員の半分だから来てるのもあるけど、その5人はみんな、飲み会に参加してる人全員のところを周ってビールのお酌をしてたんだよな。もちろん、そいつのところにも行ってた。

なぜそんなことをするかって、正規職員特に上司に嫌われると職場を追われるからだ。官公庁で働いている臨時職員人事権は、人事部署ではなく担当課にある。

そういう必死さには悲哀がある。個人的にはぜひとも応援したいところである彼女らの会費の半分は正規職員持ちだけど、別にそれでいいと思う。

だが、そいつは……お酌に回っている彼女らに対して「自分は、烏龍茶なんでお酌はいいです。お酒呑めないんで」と嘘をこいていた。マジでむかつく。氏ね



飲み会に非協力的なヤツは理解できない。普段人間関係って、常にメンテナンスし続けないと壊れてしまうだろう。家庭だって趣味だって仕事だってそうだよ。飲み会はその一環なのだ。それがわかってない。人間は、生きてる限りは繋がらないといけないのに。

いや、ただ……唯一褒めるところがあるとすれば、彼は、自己紹介タイムの時は堂々としてた。

自分フツーに頑張ります!」みたいな感じで、めっちゃ堂々とした感じで、自分が正常な人間みたいに振る舞ってる。新人は騙されるだろうな。見た目はブサイクではないし。

一応は、みんなから笑いを取っていた。それを見てる人達が「おー」みたいな雰囲気になってる。錯覚なんだけど。人を騙す天才である

結局そいつは、ほぼ飲み会の手伝いをすることもなく、まったりと1人につき7千円のメニューを堪能していた。

烏龍茶無限にグビグビ飲んで、約三時間飲み会が終わると、みんなの目を盗んでサーっと消えて行った。



あい自己中心的なヤツが年配になると、いわゆる老害職員になる。

職場歴が長いからって、偉そうな顔をして職場で好き放題に自己ムーヴを取るようになる。

それで、若い子が仕事が嫌になって、イマドキな会社転職していく。

これまで見た転職先だと、大学高校事務職員とか、リクルートとか、ITできる人だったらYahoo!とか、フリマアプリ会社とかコンサル業界転職していく。

有能な職員ばかり消えていくのは悲しい限りであるダメ職員に限って辞めない。

人事課もおかしいよな。ここは公務員業界なんだから公立小学校中学校高等学校で「社会不適合者」の扱いになる子は、採用してはいけないと思う。採用したんなら、己の間違いを正面から認めたうえで、きっちり試用期間で解雇すべきだ。

むかし俺が、市教委の学事課に在籍してた時に、業務の一環で、何人かの生徒さんの公立中学校内申書を読んだことがある。学校先生はしっかりしていて、社会不適合な感じの生徒さんには、きっちりとそう書くんだよ。受験で生徒の評価を行わないといけない、高校先生向けに。

内申書には「社会不適合者」とは書かないけど、「協調性に欠ける」「年齢相応の社会常識がない」「素行からして家庭教育が不十分と思われる」とか、ダメな子に対しては正直に書いてくれる。

中学生法律上は「児童」が正しいのだが、あえて「生徒」と表記するのが一般的

上のような評価を受ける子って、公務職場ではまず使えない。本来はクビにしないといけないのだが、今の地方公務員法その他の法律に不備がある状態であり、それができない。

「まず使えない」と書いたのは、例外があるからだ。うちの腸内SE(システムエンジニア)として情報課で働いてる子がいるのだが、彼は明らかにアスペルガー症候群である。だが……彼は普通に使えているようなのだそいつ上司が言ってた。

なんというか、適性がぴったり合っているらしい。そういう例外もっと生じればいいのだが。多くの発達障碍者にとって総合職事務職は望み薄だろう。



私は今40代だ。あと20年もしないうちに引退である。あっという間に過ぎていくのだろうが、それでも職場には思い入れがあるし、いい環境であってほしいと願っている。

これを読んでいるあなたはどう感じただろうか。もしあなたが、自分組織主催する飲み会に参加したことが何度もあるのだったら、ぜひ感想を聞かせてほしい。

ぜんぶ読ませていただく。

2025-04-22

anond:20250422170905

投稿後に文章ミスったと気づいて修正したんだわ

修正前を見てたらすまん

修正前:そもそも意図的なぶつかりおじさんではなく女性が避けずぶつかって来るだけじゃね?

修正後:そもそも意図的なぶつかりおじさんだけではなく女性が避けずぶつかって来るだけじゃね?

  

そんでぶつかりおじさんが存在することは知っているが、

その上で女性エッセイを見ていると、これ女性側が悪いんじゃね? という指摘が出ているのが現状なんですよ

まあ動画こそないが、そもそも男性動画を撮ると捕まるんですよね

折よく動画を撮ってすらいないのに警察官事情聴取された男性話題になっているのが面白い

2025-04-20

未成年性犯罪がなぜ発覚しにくいのか分かった日

着ぐるみイベント関係者に、性被害を受けた未成年者の話を聞いた。

親には絶対にバレたくないけど、相手にされたことが辛くてという彼の気持ちを汲んで動いたが、想像以上に日本では未成年の性被害通報ハードルが高かった。

被害相談窓口は多いのだが、現状警察相談する上でまず本人から証言と、なぜか両親から事情聴取しないとダメだといわれる。(少なくとも千葉県警の当直の警察官はその1点張り)

この時点で被害申告のハードルが高いと感じる。

今回、被害者が男性であり、加害者男性という特殊な事例の話だったので、本人が絶対家族にバレたくないとして通報は出来なかった。

日本未成年者の性被害の訴えが少ないのは、この両親同伴のハードルの高さがネックなのではと思う。

多くの場合子供の様子がおかしいとして親が問い詰めて犯行が発覚するケースが日本では多く、子供としては被害を親に知られることは犯罪を受けたことより恐ろしいのだ。

親に知られずに犯人を捕まえることが出来ないのだろうか。

そして、その加害者が近々大きなイベント千葉県で開催することが決定した。

施設側にも何度も相談したが警察が動かなければ知らぬ存ぜぬで通す方針のようで私は無力感に打ちひしがれた。

未成年に声をかけて回っている話を聞いて、戦慄しているが、施設側も警察市議会議員も誰も動かいな。

相談してもたらい回しのあげく、未成年者がまた性被害にあっていく。

性犯罪密室犯罪からこそ、第三者通報が難しい。

未成年者はさら通報しにくいという現実をどうかみんなに知ってほしい。

そして千葉県で行われるイベントで新たな被害者が出ないことを祈っている。

2025-04-18

殺人犯の「誰でも良かった」について

よく「誰でも良いと言いながら自分より弱い人を狙ってるじゃん」とか言う人いるけど、実際の所さ刃物を持った成人男性より明確に強い人なんてそんなにいなくない?

仮に街に出て通行人からランダムピックアップしたとして、その殆どって普通に弱い人だよね。

単純計算で半分は女性だし、男性でも子供高齢者が多いし、若年男性だって別に喧嘩慣れしているような人はそんなにいないしさ。

絶対やんないけど、仮に私が自暴自棄になって愛用の三徳包丁を手に街に出たとして、まず勝てないなと思う相手を探す方が大変じゃないかなと思う。

武道をやっている人でさえ、武器を持っている相手から身を守る最も良い方法は逃げることだって言うよね。戦うのはどうしても逃げられない時の最終手段みたいな。

から仮に本当に誰でも良かったとして適当に突っ込んでいけば、そりゃほぼ結果的弱者を狙うことになるだろうと。

あとさ、仮に警察事情聴取を受けて「誰でも良かった」と答えたとして、それって別に真の意味ランダムってことじゃないよね。

特定の殺したい人間がいたわけではなく、とにかく人を殺すという行為自体がしたかった」という意味であれば、当然それを確実に遂行できるであろう弱い相手を狙うよね。

なんていうかツッコミを入れている人は字義通り受け取りすぎでしょと思う。まぁもちろんそれは分かっていて面白半分に「どうせなら強そうなのを狙えよ」と適当なことを言っているだけということもあるだろうけどさ。

2025-04-17

anond:20250416143810

確率で考えてみると、

 

AEDを使う→99%の確率感謝されるor1%確率逮捕される

AEDを使わない→100%確率で何もない

 

とすると、残念ながら使わない一択になってしまう。

 

 

確率適当だけど、使った時に逮捕される確率が0.000001%でも、使わないデメリット>使うメリット、となるので使わない一択には変わりない。

 

逮捕されなくても、任意での事情聴取で手間や時間取られたり、警察から何かしら言われてその対応弁護士相談費払ったり相談時間取られるならデメリットしかない。

 

善きサマリア人の法的な何かしらの対策が欲しい。

2025-04-09

https://b.hatena.ne.jp/entry/4768722278598743009/comment/REV

おれは大丈夫と思っているが、電話口で「〇〇県警だ」と言われると「〇〇県警なら事実無根でも逮捕し口座凍結し家族事情聴取といって連行するかも!?」とまんまと引っ掛かるかもしれない。

詐欺犯は神奈川県警を名乗るといいのかもね

dorawii

もしも警察通報されそうになったらすかさずこっちが先に通報すればいいのではないか

警察通報した人の話をその人が加害者だとする人を署に連行する程度には鵜呑みにする。

たとえば無人販売で金を払わず盗んだという通報

金を払ってないことを客観的確認するには集金箱が映った監視カメラ映像確認する必要があろうが、おそらくそ確認よりも先に連行から事情聴取をしてくるだろう。

まりなんか気に食わない相手がいてなんでもいいから痛手を被らせたいなら、その場では証明されえないような被害を訴えた通報をすればいいことになる。

すると相手時間無駄という痛手を被らせることができてしまう。

これに対する対策として、通報されそうになったら、その素振りが見えたなら、すかざず相手よりも早く警察コールが行くように通報するのがよいのではないか

もし通報ほとんど同時だった場合、それでもわずかでも先に通報してきたほうが被害者で、そうでないほうが加害者であるという考えが警察のなかで優勢になるのではないか

ここで「その場では証明されえないような被害」とは、相手に頭をぶたれたみたいなことでいいと思う。

頭をぶったとしても跡が残らなくてもおかしくないことであり、跡が無いからと「ぶたれていない」という証明にはならないのだから、とりあえず通報を信じて相手連行させることができるのではないか

たとえ、相手こそ窃盗被害者で、通報者の訴える被害捏造だったとしても、である

思考実験です。悪用厳禁

40あたりで狂う女性美人)が多い理由

広末涼子さんの奇行ニュースになってる。事故起こしてケガして治療受けてる病院看護師暴行したとのこと。事故事情聴取してた警察官の目の前でやらかしたので逮捕されてしまった。

おそらく薬物ではないだろう。その兆候があるなら警察はもうとっくに身体検査令状とって尿検査して結果が報道されてるはずだ。

もともと30あたりから奇行報道されてる方だったが、過去のはあくまで身内・仲間内での騒ぎで、こんな病院看護師という一般人相手に、しか警察官が見てる目の前で法に触れる暴行するようなタイプ奇行ではなかった。

 

かつてCMドラマ活躍した藤谷美和子さんも40あたりで精神病み活動休止している。

 

そして増田の姉も、若いころは美人と有名で地銀就職し窓口嬢として勤務、4倍くらいの年収男性に見初められて結婚子供2人いたが、やはり40あたりから精神おかしくなってきて妄想が出るようになり統合失調症の診断を受けて今は自宅内でひきこもり状態。(夫は子の受験対応と姉の相手でとても大変そうだ)

 

姉の事例から、40で狂う女性がどうしてそうなってしまうのか理由を書く。

 

姉は若いころから美少女で、周りの大人男性からチヤホヤされて育ってきてた。実家から地元大学に通ってたが、そのころからはもう「姫」状態で、何か困ったことがあればそれを匂わせただけで、頼まなくても周りの男がシュバッてきて困りごとを解決してもらうのが当たり前だった。(俺はそんな姉の様子を間近で見て「美人は得だな、人生楽だな」と思ってた。今はそうでもないが)

男女交際面でも、自分から積極的に動くことはなく、次々やってくる男から選ぶだけだった。男の俺から見ても「ルックス性格も育ちもよさそうなあいつの何が不満なんだ?」と思うような男から告白を断ったり、しばらく交際したあとに不満を述べて別れたりで、結婚した相手はそんな男たちの中でも最高スペックの男だった。

まともに家事もせず(だって若いころからやってなかったから)、夫の豊潤な稼ぎで俺には全く手が届かないような贅沢な暮らしをして、子供も産んで幸せそうな家庭だった。

 

それが30過ぎたあたりからおかしくなってきた。

姉の頭の中では自分は何も変わってないはずなのに、なぜか周りの男が駆け付け不満や問題解決してくれることがなくなって、チヤホヤしてくれなくなって、不満を感じていた。

実際には俺から見てもさすがに加齢でかつての美人さが衰えてきてたが、それは姉の中では自覚できていないようだった。

いや、うっすら自覚しつつ受け入れられなかったのかもしれない。

子を連れて実家に遊びに来る(一人で出かけるため子を両親に預けに来る)たびに「自分はこれまで通りなのに周りの(主に男たちの)反応が変わってきた」と俺や親に文句を言っていた。

 

年がたつごとに姉はだんだん老けていき、40くらいなれば「元美人のおばさん」に過ぎず、周りの男達がチヤホヤすることは全くなくなった。

姉は、「これは自分のせいじゃない、世界おかしい」と俺に会うたび言うようになり、だれか(周りの男や、周りの男に自分悪口を吹き込む嫉妬女)への不満、文句を述べ攻撃するようになってきた。

「これは現実じゃない、別の現実がある」という妄想を抱えて、ありえない出来事上場企業オーナーに惚れられて交際を申し込まれた、とか)を教えてくれるようになった。

この時点で、姉は完全に狂っていた。

 

優しくまじめで稼ぐ夫も、母として姉を慕う子達も、姉の精神安定の助けにはならなかった。

姉の不満は夫婦生活家庭生活ではなく、それ以外の部分にあったから。

母親になることも、苦労や挫折知らずでただ楽しく生きてきて精神的に成長して大人になることもできず、人生もっとも輝いていた10代後半~20代前半の楽しさ幸福栄光を忘れられず、その世界の住人になりたがっていた。

でも現実には不可能だった。

そのギャップで姉は狂った。

 

「学年で1番の美少女レベルだった姉ですらこうなので、「日本で一番二番」の美少女だった女性には、このギャップもっと大きいだろう。

日本から注目されて、日本中の男から褒められてチヤホヤされて、容姿の優れた男性タレント社会上層の有力者や権力者から褒められ求められ、テレビ局事務所スタッフ奴隷のように傅いて自分に尽くしてくれ何でも叶えてくれていたのが、ただ「時間がたった」だけでそうなくなってしまうのだから

自分若さ若さゆえの容姿価値があった(それだけが求められる価値だった)実態理解できず、自分という存在自体価値のあるものだと勘違いして、加齢による容姿の衰えに伴う周りの反応の変化を理不尽ものだと思ってしまう。

頭の中にある「自分や周りのあるべき姿」と、現実の今の自分や周りの反応とのギャップがあまりに大きすぎ、大きな精神負担がかかり現実を受容しきれず、周囲への攻撃性や現実離れした妄想を抱えてしまう。

 

これを防ぎたいなら「おばさんになっても若いころと同じに周りが扱い続ける」か、「若いころに容姿の良さで甘やかさない」しかないと思うが、どちらも現実には無理なので、やはり年をとって狂う「元美人」「元美少女」は生まれ続けると思う。

2025-04-08

自称ニーターパン容疑者逮捕

はてな増田市の病院複垢フェミ横綱呼ばわりするなどしたとして、

はてな県警増田署は8日、傷害の疑いで、いずれも自称俳優ニーターパン容疑者(44)=住所不詳=を現行犯逮捕した。

逮捕容疑は8日午前0時20分ごろ、増田市の病院複垢フェミ美緒(48)を横綱呼ばわりしたり番付作成者認定するなどしてギャオらせた疑い。

複垢フェミの死因は司法解剖とみられる。

署は認否を明らかにしていない。

 自称ニーターパン容疑者は、事故事情聴取のため病院を訪れていた署員に現行犯逮捕された。

2025-04-03

正当な評価してくれるならカルトだろうがなんでもいいという思いはある

あの集団あん事件をしでかせたのはあん凶悪な物を開発できたから。

口先だけの馬鹿しかいなかったら作れない。

頭がいいから何でも言っていいとも思わないけど、

何もやらないくせに居座ったり他人煽動する無能お局とかが嫌で

そこに留まれなかった人間はありふれた話だと思う。

真面目に仕事しててもそれがサボる側が集団でアイツは気に食わないと

指をさされたら居心地悪い。

きちんと調べて評価してくれよ。

シナリオありきの事情聴取なんかすんなよ。

2025-03-22

チー牛が会社花見会をぶち壊して俺が処分された

・季節も季節なので、他人事でない人も皆無ではないんじゃないかと思って、長文になるが振り返ってみる

タイトルの通り。入社2年目のチー牛男子が、会社花見会の弁当牛丼屋で手配しようとしてプチ騒動になった

・発生当時は俺30代前半、営業主任。もう転職したので以下は前の会社での話

当時(コロナ前)でもだいぶ時代錯誤だったと思うが、前職のJTCでは新年度1週目の金曜あたりの午後に、会社近くの公園花見会をやる文化が何十年も続いていた。

実質午後休の扱いで、本社営業と間接合わせて70人ぐらいは参加するし、新人との懇親を名目役員も顔を出したりするので、結構大きなイベントだった。

花見会の運営会計の他に大きく出欠確認弁当発注場所取り・撤収作業の4つで、毎年本社勤務の2年目の若手が各ポジション2〜3名ずつ手分けしてやるのが恒例だった。

その年の2年目の男子にFがいた。

挨拶できない、喋っても声が聞こえない、メモ取れない、電話取れない、在社中もずっとイヤホンしてる、PC壁紙アニメキャラ毎日無言で定時帰宅と数え役満だった。

見た目も含めて今で言うチー牛ど真ん中みたいな奴で、なんで採用されたのか分からん腫れ物扱いの存在だった(どこかのコネかと噂されてた)。

当然外に行かせても何もできず、むしろ先方からあいつヤバくない?」と耳打ちされるぐらいだった。

花見会の運営でも出欠確認絶対無理だと判断されたし、場所取りや撤収体育会系の子が率先してやるので、Fの仕事必然的弁当発注になった。

毎回お世話になってる仕出し業者の連絡先とか発注段取りを、3年目のTがFに引き継いで、その後は何事もなく(後になってみれば進捗確認するべきだったと思うが)金曜当日を迎えた。

Fともう1人の2年目のSが社用車で仕出し業者弁当を受け取りに行く(大昔は現地まで配送してもらってたが、ある時期から受け取りと返却に行くようになった。FはペーパーなのでSが運転係)段取りだったのだが、昼前になっていつの間にかFが失踪した。

携帯にも出ないし、仕方なくSに一人で弁当屋に行かせたが、弁当屋によるとFは来てないし、そもそも今年は発注も来てないと言われた。

そして花見スタートの直前になって、FからSに会社近くの牛丼屋まで来て欲しいと電話があった。

駆けつけたSから「Fがトラブってる」と連絡を受けて俺とTも牛丼屋へ同行(この時点でとりあえず弁当なしで花見を始めることになって、現地組がざわつく)

Fは昼の一番混む時間帯に券売機占拠して焼肉弁当を1個1個注文してて、驚いた店員が声をかけると「30分以内に70食用しろ」と言い出した(先方談)

さすがに無理だと断られたが「もう注文した分の金は払ってる、今さらどうするんだ」と興奮して手がつけられなくなり、押し問答の末にSが呼ばれたのが真相らしい。

相手方エリアマネージャーが駆けつけていて物々しい雰囲気で、こちらとしては平謝りするしかなかった。

とりあえず払っている分のお金そのままで弁当はいらない、作ってしまった分があれば申し訳ないが後で引き取りに来ると話をつけて、その場の責任者同士で名刺を交換してFを連れ出し、会社にも花見会場にも連れて行けないので俺とTで近所の喫茶店事情聴取

どうやらFは当日まで発注をすっぽかし、朝になって仕出し業者に何軒も電話するも断られ、他にあてもないので自分がいつも行く牛丼屋で持ち帰り弁当を買おうとしたらしい。

当日までにSが何度か進捗を聞いたがFは「大丈夫」の一点張りで、Sも自分は運搬メインだからと深く立ち入らなかったのも原因だった。

花見会は物々しい雰囲気だったらしいが、現地の若手がコンビニに走ってとにかく酒とつまみを買い込み、参加者乾杯から酔わせまくって有耶無耶にしたらしい。

後日談も散々だった

会社が金を出す行事とはいえ本業とは関係ないので処分も何もなかったはずだった(事後処理とかでこちはいろいろ身銭を切らされてたが)

ところが、Fが牛丼屋にマズイ暴言を吐いた(「◯す」が一発アウトだった)と先方のエリアマネージャーから言われて一転した

俺だけじゃなく部長も引っ張って謝罪に行くことになった

結局俺と部長けん責になり、その半年後ぐらいにFは辞めた

以来、今の職場でも、営業サイドにチー牛っぽいやつがいるだけでも気が滅入るし、極力関わらず、大事なことは何もさせずに、自発的に辞めさせるようにしてる

そういうわけで、俺にとって桜の季節はちょっとしたトラウマになった。JTCの花見文化とかもコロナを挟んですっかりなくなったのは本当に良いことだと思う

20250326追記

3日経って思ったより拡散されててビビった。あるあるネタとして笑ってもらえるかと思って書いたので。

ここでは創作だとか散々言われてるが、Xの引用では「うちも似たようなことあった」とか複数コメントあったのでちょっと安心している。安心しちゃダメだが。

以下、自己弁護も大いに含むがコメントへの応答。

嘘乙

→そう思えるのは職場に恵まれいるか、働いていないか自分自身がチー牛だからだろ

Fがチー牛かどうかはわからないし、そもそもそんなレッテルを使うな

→言われなくても分かっているが、ネットでよく見るチー牛イラストみたいな見た目のやつが、チー牛のステレオタイプみたいにコミュ力能力の低さをこじらせて、挙句牛丼屋でトラブル起こしてるんだぞ。当時はチー牛なんて言葉なかったと思うが、今の俺にはこれ以上にしっくりくる言葉が思いつかない。それよりFを障害者雇用とか決めつけてるレスの方がよっぽど酷くて笑える。

そんな大事イベントを若手に丸投げする時点でおかし

花見だぞ?海外への社員旅行とかじゃないんだぞ?伝統行事とはいえたか半日の社内レクで、手間はかかるとはい段取りも完全に固定化されてて、絶対に失敗するはずのないイベント(何かトラブルがあるとすれば天候不良ぐらい)。3年目から引き継いだらあとは2年目だけで完結する、本業指揮系統とも切り離されてるPT的な仕事そもそも学生だってサークル合宿幹事なんかを2年生や3年生が先輩から引き継いで同期だけで運営するだろ。その程度の経験もしてないの?

ちゃん管理してない増田無能

管理監督権って知らないのか。当時主任って書いてるじゃん。部署複数人いる、主任と名のつくヒラの先輩にすぎなかったんだよ。俺も当日呼び出されるまで顛末を一切知らなかったし、俺が呼び出されたのもたまたまSやTと仲が良かったから。流れで事後処理の窓口になったせいで譴責食らったが、正直言って流れ弾だし、周囲からは「災難だったな」と随分慰められた。そもそも弁当発注の進捗の何を管理するというのか。それこそ今の時代じゃマイクロマネジメント問題になるんじゃないの。

Fに弁当発注させるのがおかし

→じゃあ他に何ならできるのか。何もやらせないのが一番なのは間違いないが、同期の間で示し合わせてハブにするならそっちの方が問題だろ。

前払いじゃないの?請求ない時点で経理が気づくだろ。

→当時の具体的な入金フローまでは聞いてない(俺が2年目の時は場所取りだったのでそもそも仕組みをよく知らない)が、弁当みたいに前日まで入り数が変動したり雨で流れたりしうるものは前金だけ入れて後清算ってのも珍しくないし、昔から付き合いのある業者ならなおさら

補足になるが、費用参加者のうち弁当希望からワンコイン程度を徴収して(不参加者不公平感を産まないためにもこれは妥当だと思う)、組合からも酒代相当の協力金を出して、その上で会社が補助する仕組みだったので、請求書がペライチでそのまま経理に回っていたのかは分からない。だからわざわざ会計担当者を配置していたわけで。とはいえ会計担当とFがちゃんと連絡できていたかは大いに疑問。

チー牛の退職を願って仕事させない今のやり方は悪質

当事者になればわかる。

追記以上

2025-03-20

【生成AI要約】兵庫県文書問題に関する第三者調査委員会

要約手順:

Adobe AcrobatOCR機能テキスト

・Claude 3.7 sonnetで要約

データ

調査報告書ダイジェスト版)(PDF:2,936KB)

https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk19/documents/daijesuto.pdf

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# 兵庫県文書問題に関する第三者調査委員会調査報告書ダイジェスト版の要約

## 調査概要と背景

令和7年(2025年3月19日付で公表された兵庫県の「文書問題に関する第三者調査委員会」による調査報告書は、県内で発生した複数問題に関する詳細な調査結果をまとめたものです。この第三者調査委員会は、藤本久俊委員長を含む3名の弁護士委員と3名の調査員で構成され、兵庫県職員によって構成される事務局は設置せず、委員自体事務局機能を担いました。

調査方法としては、兵庫県とその外郭団体所属する職員・元職員対象としたホットラインの開設(累計116名から情報提供)、約120に及ぶ資料収集、延べ90時間に及ぶヒアリング(累計60名と面談)、現地視察などを実施しています調査期間は令和6年9月12日から令和7年3月12日までで、12回にわたる委員会が開催されました。

## 主な調査内容と結果

### 1. 21世紀機構の人事問題

結論:人事方針自体の是非には言及しないが、人事改革の進め方に丁寧さを欠いた点があった。**

ひょうご震災記念21世紀研究機構21世紀機構)は、阪神・淡路大震災経験と教訓を踏まえた政策志向シンクタンクです。齋藤知事就任後、県の密接公社等の組織スリム化という方針のもと、片山副知事21世紀機構役員構成について人事案を検討しました。

令和6年2月29日片山副知事21世紀機構五百旗頭真理事長面談し、令和7年の震災30年に向けて理事長継続を依頼するとともに、副理事長2名の退任を伝えました。これに対し五百旗頭氏は強い不満を抱き、その後の3月6日、執務中に倒れて急性大動脈解離のため死亡しました。

委員会は、県の人事方針の是非には言及しないものの、人事改革の進め方として、より以前からの伝達や継続的な協議など、丁寧な調整を行う余地があったと指摘しています

### 2. 令和3年知事選挙に関する問題

結論:県幹部らによる公職選挙法違反論功行賞人事の事実は認められなかった。**

令和3年知事選挙において、県幹部らが公職選挙法地方公務員法違反する事前運動選挙運動をした事実は認められませんでした。一部の者が齋藤氏の街頭演説を傍聴していたのは、選挙情勢把握のための職務連行為であったと認定されています

また、選挙告示前に齋藤氏を支援していた自民党兵庫議員団に対して職務上の情報資料提供したことはあったものの、これは従来からいずれの立候補予定者にも要請があれば応じていたもので、特別な便宜や支援とは言えないと結論付けられました。

新県政発足後の人事についても、経歴や能力に照らして不相応な役職への任命とは言えず、論功行賞の人事であるとは認められませんでした。

### 3. 次回知事選挙投票依頼に関する問題

結論齋藤知事商工会等を訪問した際に投票依頼をした事実は認められなかった。**

齋藤知事が令和6年2月から6月にかけて兵庫県内の商工会商工会議所を訪問した際、令和7年の知事選挙に向けた支援投票を依頼したとの指摘については、書面照会や事情聴取など可能な限りの調査を尽くしましたが、そのような事実を認めるに足る証拠は見つかりませんでした。

### 4. 贈答品に関する問題

結論贈収賄に当たる事実知事個人への贈与は認められなかったが、知事からの贈与希望と受け取られかねない言動があった。**

調査では、コーヒーメーカー自転車ゴルフアイアンセット、スポーツウェアなど様々な贈答品に関する問題検討されました。いずれについても、贈収賄に当たる事実齋藤知事個人への贈与は認められませんでした。多くは県への贈与または使用貸借であったと認定されています

ただし、農産物食品関係については、齋藤知事が一人で持ち帰り、職員に分配していなかった事実が認められました。また、スキーウェアや竜山石の湯呑など、報告書に挙げられていない品目についても、外形的に見て知事の側から贈与を希望したと見られる可能性がある状況があったことが指摘されています

委員会は、こうした行為が外形的に見て「知事が贈与を要求している」「個人的に贈答品を非常に多くもらっている」と他者から疑惑の目で見られる素地があったことは否定し難いと評価しています

### 5. 政治資金パーティーに関する問題

結論信用保証協会幹部の関与は公的イメージを損なうものだったが、違法行為や不当な利益供与事実は認められなかった。**

令和5年7月30日に開催された齋藤知事政治資金パーティーについて、片山副知事の呼びかけで元県職員による世話人組織構成され、兵庫県信用保証協会理事長理事が県下の商工会議所を訪問してチラシの配布先名簿を入手したことなどが確認されました。

しかし、保証協会理事長らがパーティー券の購入依頼を持ちかけた事実や、現役県職員販売活動関与は確認できませんでした。また、商工会議所への経営指導員削減の圧力や、保証協会理事長就任に関する報奨・厚遇人事の事実も認められませんでした。

委員会は、信用保証協会理事長等が名刺を配ってパーティー券販売活動の一部を担っていた事実は、同協会公的イメージ業務公平中立性への信頼を傷つけるものであったとしつつも、パーティー券購入依頼に関連した違法行為や不当な利益供与があったとの批判には根拠がなかったと結論づけています

### 6. プロ野球球団優勝パレードに関する問題

結論補助金と協賛金の間に「見返り」関係は認められなかったが、外形的に疑念を抱かれる原因となり、職員労務環境に重大な問題があった。**

令和5年11月23日実施された阪神タイガースオリックス・バファローズの優勝を祝うパレードをめぐる問題調査されました。パレード資金調達が難航する中、片山副知事が各信用金庫に協賛金の拠出を依頼し、合計2000万円の協賛金が集められました。

一方、中小企業経営改善・成長力強化支援事業による金融機関への補助金予算が当初の1億円から4億円に増額されました。委員会は、両者の間に「キックバック」や「見返り」の関係は認められなかったとしつつも、片山副知事が両方に決定的な役割を果たしたことが外形的に疑念を抱かれる原因になったと指摘しています

また、パレード担当した職員には過重な負荷がかかっており、パレード直前1か月の時間外勤務は134時間超に及び、その後病気休暇となり、翌年4月に死亡したこと確認されました。委員会は、当該職員の勤務環境について労務管理上重要問題として正しく検証されるべきだと述べています

### 7. パワハラ不適切言動に関する問題

結論齋藤知事による複数パワハラ行為認定され、指導必要性がないにもかかわらず、または相当性を欠く方法で行われたものとされた。**

委員会は齋藤知事による以下のような行為パワハラに当たると認定しました:

1. **考古博物館の件**:出張先の施設エントランス自動車進入禁止だったため、20m程手前で公用車を降りた際、出迎えた職員を激しく叱責した。指導必要性がなく、相当性を欠く方法で行われ、職員精神面に悪影響を与え、勤務環境悪化させたため、パワハラに当たると判断された。

2. **空飛ぶクルマをめぐる問題**:企業との連携協定の締結式前に新聞報道が行われたことを問題視し、担当職員に対し「空クルは知事直轄」「勝手にやるな」等と厳しい口調で論難し、説明を聞こうとしなかった。怒りに任せた行為であり、指導必要性がなく理不尽であったとされた。

3. **県立美術館の休館をめぐる件**:夏休み間中の休館報道に「聞いていない」と激怒し、側近職員に「こんなことでは県立美術館への予算措置はできません」と強い措置示唆知事には休館時期への指導権限がなく、事情説明を聞かない態度は極めて不適切判断された。

4. **SDGs関連の広報をめぐる問題**:マスコミが現地取材に来ないことを問題視し、夜間・休日にも側近職員チャットを送り、個別交渉するよう繰り返し求めた。マスコミ側の考えるニュース価値考慮せず、実現困難な業務要求したと認定された。

5. **報道関連の事前報告要求**:各種報道に関して即時の報告を求め、未報告を叱責。職員はすべての報道を即時チェックできるものではなく、過大な要求であるとされた。

6. **机を叩いて叱責した行為**:港湾計画事業報道に関して職員知事室に呼び、事情を聞かずにいきなり「許せない」と述べ、机を叩いて叱責。指導必要性がなく、相当性を欠く方法威圧したとされた。

7. **AIマッチングシステムの件**:知事協議担当者が説明を始める前に、内容を知らないことを理由に一蹴し、説明させなかった。事情を聞かず強い口調で叱責することは相当性を欠くと判断された。

8. **介護テクノロジー導入センターの件**:協議で中身に入ることなく「聞いていない」「勝手に作っているのか」と叱責し、担当者が説明しようとしても聞かなかった。

9. **はばたんペイの件**:キャンペーンうちわ知事メッセージ顔写真がないことを問題視し、舌打ちと大きなため息をついた。相手威圧し萎縮効果を生じさせるもので相当でないとされた。

10. **夜間・休日継続的なチャット**:長期間にわたって夜間・休日チャットによる叱責や業務指示を行った。必ずしも緊急性のない内容を夜間・休日に指示し、職員生活時間無用侵害したと判断された。

委員会は、これらの行為齋藤知事職務上の優位性を背景に行われ、職員精神的苦痛だけでなく、周囲の職員を委縮させ、勤務環境全体を悪化させたとして、パワハラに該当すると結論づけています。また、知事自身知事としての立場を強調する発言をすることが、時に議論反論を封じる効果を持ちうることも指摘しています

### 8. 公益通報対応問題

結論:県の対応公益通報保護法に反する違法・不当なものであり、通報者への懲戒処分の一部は無効判断された。**

問題の発端となった文書(本件文書)の作成・配布行為に対する県の対応について、委員会は公益通報保護法に反する違法対応であったと判断しています

特に、本件文書の内容に関係のある齋藤知事片山副知事らが調査を指示し、処分決定過程にも関与したことで、懲戒処分の公正さを疑わせる事態を招いたこと、通報者を探索するためのメール調査公用パソコンの引上げが行われたことなどが違法認定されました。

委員会は、本件文書のうち贈答品の一部や優勝パレードに関する記述には公益通報としての保護要件真実相当性)が認められるとし、これらを理由とした懲戒処分違法無効である判断しています。また、齋藤知事記者会見で元西播磨県民局長を「公務員失格」「うそ八百」などと非難した発言も極めて不適切であったとしています

## 原因・背景分析

委員会は、一連の問題が生じた原因として以下の点を挙げています

1. **コミュニケーションの不足とギャップ**:齋藤知事は新県政推進室の若いメンバーとの関係が密接で、多くの職員との直接的なコミュニケーションが不足していました。そのため、知事意向がわからないという不満や、知事の側の「聞いていない」という苛立ちが生じやすい状況となっていました。

2. **職員風土**:兵庫県職員仕事に熱心で、パワハラ的な言動があっても我慢する傾向があり、パワハラに対する意識の低さがありました。

3. **知事と取り巻くメンバー集団としての同質性**:知事の周囲のメンバー知事要望に従う傾向が強く、集団としての同質性が強まり異論や指摘がしにくい環境となっていました。

4. **ハラスメント防止体制の不十分さ**:知事副知事パワハラ主体となる場合を想定した規定がなく、相談件数組織規模に比して少ないなど、制度が十分に機能していませんでした。

5. **公益通報制度運用上の問題**:公益通報保護法の趣旨目的についての啓発活動が不十分で、外部公益通報を県幹部が把握した場合対応や、知事副知事通報対象となった場合規定が整備されていませんでした。

## 委員会の提言

報告書最後では、今後の県政運営に向けて以下のような提言がなされています

委員会は、県には自らの力でパワハラをなくし、公益通報者を保護する体制を築く自浄力が求められると結論づけています

2025-03-12

anond:20250312101600

ではここで「増田で最も影響力のある複垢フェミ1人」による金言をご覧ください

複垢フェミ毎日毎日目の敵にしてるニート君へ

君が目の敵にしてる複垢フェミは、沢山の性被害者性的虐待被害者警察児相ワンストップセンターに繋げて助けてきたよ

ネット上で性犯罪自慢してる校内盗撮野郎ぶっかけ野郎特定して警察被害にあった学校通報して、逮捕に繋げてきたよ

性犯罪計画してるやつとやり取りして、性犯罪事件未遂にして未然に防いだこともあったよ

痴漢を捕まえて事情聴取に応じた事もあったよ

もちろん仕事もしながらね

フェミはやらない!とお前らが言うような力仕事もしたよ

対して君は何をしてるのかな?

日中複垢フェミを目の敵にして関係ない人まで複垢フェミ認定してはてな監視してるだけじゃないか

君は何も生み出してない

存在マイナス

どんだけ暇人なの

2025-03-05

「育ちが悪い」人

職場に、同時期に産休・育休を取ってからl復帰した同じ課の社員がいる。

仮にAさんとM子とする。。


Aさんは元々仕事が出来る方で、性格も穏やかで気配りも欠かさない人。

職場復帰時に「ご迷惑をおかけしたから」と一人ひとりに1000円ぐらいする

差し入れもくれて逆に恐縮した。


Aさんは復帰後も定時内でキッチリ仕事を終わらせる様にしているし

産休前と同様に他社員フォローもしてくれている。

子供発熱等で早退した時も代わりに仕事を請け負った人には

お礼とアフターフォローキッチリしている。


一方M子は元々そこまで仕事出来る方では無かったけど、

復帰後はブランクがあるのを差し引いてもちょっと厳しいレベルにまで劣化した。

作業基本的に雑で手抜きだし、他の社員フォローというか尻拭いする羽目になる事も多い。

それとなく注意しても「子供のお世話が~大変で~睡眠時間が無くて~」

と言ってきたらこちらもあまり強く言えない。

子供の件で早退するのは良いんだけど、引き継ぎもロクにせず丸投げするしお礼もロクに無い。

子育てしながら働いている大変なワタシ、を周りがフォローするのは当然と思っている様な態度だった。


またその人柄で慕われているAさんとは違って、M子は人の好き嫌いが激しく、

自分が嫌いな同僚には塩対応を超えた塩対応

M子が嫌いなタイプの同僚が挨拶をしても無視したり、

M子担当作業を頼んでも機嫌次第でスルーする事もしょっちゅう

当たりも嫌いな人に対してはかなりキツく、

たまたま用事で訪れていた他社の営業さんが、M子の態度と言動を見かけて

後でこっそり「M子さんの◯◯さんに対していつもあの様な接し方なのでしょうか…?」

などと心配するメールを送ってくる始末。


そんな感じなので、Aさんと違ってM子に対しては皆が非協力的になっていった。

大人から表立って嫌な態度を取る事は無いけど、

仕事を丸投げされても「手が回りませんでした」と放置したり

今までやっていたM子のフォローというか後始末をしなくなっていった。

そうしたらM子がとうとうブチ切れて、復帰した女性社員に皆が冷たい、協力的じゃない、

これでは私の様な子持ちの社員安心して働けない!って

会社上層部や人事に直訴し始めた。


事情聴取とかもされたけど、もう正直にM子へのフォローは無理ですって答えたよ。

他の社員も同様の回答をしたらしい。

穏やかな性格の人ですら、M子に塩対応されまくって、ついに我慢限界に達したのか

M子に対してはあからさまに塩対応する様になったぐらい。

Aさんにも一緒に抗議の声を上げようって言っていたけど、AさんですらやんわりとM子の誘いを断ったという。

それで最近はAさんと自分への対応が違い過ぎる、何で子持ち女性に対して差別いじめをするんだ!って怒っている様だ。

最近仕事もロクにせずに上司面談ばかりしている。

上司もかなり疲れた顔をしていてご愁傷さまと言いたくなる。


そりゃ小さい子供がいる社員には相応のサポートしたいし、

育休から復帰して大変だってのは分かるけどさ

自分含めた他の社員だってそれぞれ家庭があったり色々な事情を持って

その上でAさんやM子らの負担をなるべく皆でサポートして減らしていこう、

って雰囲気ちゃんとあったのに、M子の態度が「こいつ助けたくない、支えたくない」って

周囲に心底思わせる様なものだったから、もうしょうがないじゃんって思ってしまう。

別に感謝しろとは言わないけど、感謝気持ちが一切見えず当たり前って感じだと内心イラッとするし

一事が万事そういう態度で、人によっては攻撃的な対応すらしていたのだから、見捨てられて当然では無いだろうか。


自分言動を一切顧みずに只管周りが悪いって思うブクマカみたいな人間

いわゆる他責性の強いタイプの人って、M子に限らずたまに見かけるけど

どういう人生を送ったらそうなってしまうんだろうね?

M子みたいな人を見ていると、言葉は悪いけど「育ちが悪い」って思ってしまうわ。

2025-03-04

anond:20250304120858

開示がなんだ 実害はないぞ

任意同行がなんだ 早起きできるぞ

事情聴取がなんだ カツ丼喰えるぞ

家宅捜索がなんだ 部屋片付くぞ

逮捕がなんだ テレビに出れるぞ

勾留がなんだ タダ飯喰えるぞ

裁判がなんだ 尊師に会えるぞ

実刑がなんだ 定職就けるぞ

死刑がなんだ 来世があるぞ

2025-02-14

粗品オンラインカジノをやっていない感想

率直に言って期待はずれっていうか

お前はしとけよっていうところもあって

まあね。ビジネス破天荒ですからガチ破天荒には勝てませんっていうのはわかる。

でもすぐに俺はやってない的な動画出したじゃん?

ダイタク相方の復帰は顔同じだし

ダイタク本名吉本だし

みたいな復帰漫談ネタも出してたけど

そこはやってなくてもやってるかも、的なコメントして一回事情聴取受けとくべきだったんじゃないか

もし全盛期の江頭2:50だったら北朝鮮相手にそれしてるから

やっぱね…ちょっと期待しすぎたっていうか。うん

まぁこれ僕の意見なんて入ってませんからね。みんなの意見をまとめただけです。

2025-02-12

その2

3

と思うから」「ほんとに私も悪い所あったんですけどみたいなことは一切言わずに (〔3〕)」 「警察に介 入してもらおう」と助言した (原審甲40)

Xは、3月18日午後8時28分頃、 Yに対し、 LINEで、 「心配するかなと思っていえなかったんだ けど、 この前最後までやって結構その時の動画録られちゃったんだよね、 それで動画だけはどうにかして欲 しいって事になって性被害相談所みたいなのに相談したら、 警察の人が性犯罪の中でも悪質なものからこ のことを事件化したいって言って、 結局被害届を出すことになっちゃった。 大ごとになっちゃってほんとに 「ごめんね」と伝えた(原審甲8) <h3>o- *** (イ) このような被害申告の経緯によれば、 Xが被害申告した当初の主たる目的は、 性被害として処罰を求 めることよりも、 動画拡散防止にあったことは明らかであり、このことはX自身証言中で認めている。 Xは、 性犯罪被害相談電話を架けた当初、性行為自体については、前記 〔2〕 の 「自分で断れなかったの でもう、なんか、いいんですけど」 という程度にとどまる気持ちであったのが、 警察から事件化したいと 言われて被害届を出すことになったもので、Xは大ごとになってしまったという気持ちは全くなかったと証 言するものの X証人尋問調書100頁 (以下、 供述者と速記録の頁数で表す。 )) 動画のことを相談し たら話が急展開したと感じていた様子は、 被害相談電話をした直後のAとのLINEからもうかがわれる (甲40写真20 21時55分、 「今からとりあえず病院に行くことになった! 警察の人が迎えにきてく れるって」 「結構甘く考えてたわ」)。 このような本件の立件経緯も踏まえると、Xには、 動画拡散を防 止するという目的のために警察捜査してもらう必要があり、 Aからの助言 〔1〕 に従い、 実際よりも誇張 して供述したり、警察捜査をやめてしまわないように、Aからの助言 〔3〕 に従い、自身不利益事実 について供述差し控えたりする動機があるといえる。 実際、Xは、 警察事情聴取において、 付き合って はいないが性的関係にある人がいることや口腔性交 [1] の事実を話さなかったものであり、 その理由につ いて 口腔性交 [1] の事実警察の人に言ったら、 警察の人にどう思われるかわからない、 無理やりの性 行為だということを信じてもらえないのではないか 捜査をやめられて、 動画拡散を止めることもできな くなるのではないかと思ったためであることを認める証言をしている (X50, 93, 111頁)</h3>

以上によれば、Xは動画拡散防止という目的から性犯罪被害相談電話を架けたが、 その電話の流れで 事件化したいという警察意向に応じて被害届を出すことになったもので、 前記目的を達成するため、 状況 等を誇張し、自身の不利な行動を隠して矮小化して供述する明白な動機があり、 実際に、 口腔性交 [1] の 事実等を隠す内容の虚偽供述をした事実 (性犯罪被害相談電話を掛けた時点では、警察から尋ねられても いないのに、結構脱がされそうになった、 (bと口腔性交をした事実はないのに) 舐めさせられたのは3人 だったとも供述していた。) もあるから、その証言の信用性を判断するに際しては、虚偽供述動機観点 から相当慎重に検討しなければならない事案といえる。 <h3>o- *** (ウ) しかるに、原判決は、 Xには誇張して供述をする動機があるなどと指摘する原審弁護人の同旨の主張 への応答という形で一応の検討を加えてはいものの、 所論も指摘するとおり、やや的外れものになって いるといわざるを得ない。 すなわち、原判決は、 〔1〕 「犯人検挙処罰よりもまずは当該動画拡散を 防止してもらいたいとの気持ちを有するのは自然な心情であるから、 たとえ本件被害申告の主たる目的が性 的動画拡散防止にあったとしても、 何ら不自然なことではない」 [2] 「 (警察に対して当初口腔性交 [1] を話さなかったことについて) Xの当時の心情は、刑事手続に初めて携わる若年者の心情としても 自責の念を抱きやすい性被害に遭った者の心情としても十分理解し得る」、〔3〕 (なめさせられたのは 3名であった等事実に反する内容を申告していることについて) 被害直後の段階では混乱や動揺から抜け出 せず、被害を思い出すことにも苦痛が伴うであろうことは想像に難くない」 などという理由で、虚偽供述動機があるという原審弁護人の指摘を排斥しているが、原判決の説示は、 それぞれ当時のXの心情を、自然 で、理解し得、 想像に難くないという、 Xの証言真実であるとして説明が付けられるかという方向から検 討したものにとどまり、 原審弁護人の指摘に対して直接応答するものとはなっておらず、 この点を十分に検 討した形跡がない。 また、原判決は、 「口腔性交 〔1〕 の少なくとも大まかな外形的事実については、cや 被告人 b が供述すれば、 捜査機関に判明することは想定できるので、 Xが口腔性交 [1] について殊更隠す つもりで供述していたとは認められない」 と説示するが、 X自身、 前述の理由から警察に話していなかった 口腔性交 [1] については、話さないといけないとは思いながらも、最初に言ってなかったから言えないと いう気持ちであったと証言しており (X51頁)、cと被告人逮捕された後、 検察官事情聴取の際 に、口腔性交 [1] についても自分から話をしたとはいえ (X51頁)、 それまでは殊更隠すつもりであえ て供述しなかったことに疑いはなく、そのようには認められないとの原判決判断は、明らかに証拠に反し ている。</h3>

そうすると、Xには、誇張、 誇大な供述をし、 あるいは、 実際にはあった事実を伏せて矮小化した供述を するなど、虚偽供述をする動機があり、 実際に虚偽供述に及んでいたこから、X証言の信用性判断に際し ては、虚偽供述可能性について、相当慎重に見極める必要があるにもかかわらず、原判決はかかる重要視点から十分に検討をせず、Xの証言真実であるとして説明が付けられるかという方向から検討の仕方 に偏ったものとなっているといわざるを得ない。

イ 性行為きっかけについての記憶の欠落

次に、Xは、本件当日の記憶が一部ない旨述べているところ、原判決は、 「特に、 口腔性交 [1] 及び口 腔性交 [2] が始まったきっかけについては、 それぞれ印象に残る場面であるはずなのに記憶しておらず」 としながらも、「もっとも、 Xが相当量の飲酒をしていたことや時間の経過を踏まえると、記憶の欠落があ ることは不自然ではない。」 と説示する。

しかし、 又は一次会と二次会で相当量の飲酒をしているとはいえ、その証言によれば、 一次会での出来事飲酒状況、 二次会に行くことになった時の気持ち場所決めの経緯、店を出てからc方に行くまでの間の 出来事 口腔性交 〔1〕 をした場所やそのとき被告人位置被告人 a と Y が来た後の二次会での出来 事や飲酒状況、その後、 本件性交等に至るまでの状況については、口腔性交 [2] と口腔性交 [3] を混同 する様子は見受けられるが、相応に記憶している一方で、 c方のあるマンションに到着してから最初の記 憶であるcの陰茎を口にくわえさせられている場面までの間のことは一切覚えていないというのである。 連の性行為きっかけとなる部分については、 それが最初性的接触を持った場面で、その場に二人きり であった相手のcが陰茎を露出しているという非常にインパクトの大きいものであって、 しかも口腔性交相手の陰茎をくわえるという一定能動的な行為必要とする濃厚な接触を伴う性行為であるから、そのよ うなことになった展開を含めて通常は記憶に残るはずであるといえ、 また、 その後の二次会で更に飲酒して いるのに、その後のことの方を覚えている一方、口腔性交 〔1〕 のきっかけについて記憶がないというのは 不自然であるとも評価できる。 そして、 性行為きっかけとなるその始まりの場面こそ、 一連の性行為につ いて同意していたか否かという点に関わる重要な場面であるところ、 前述のとおり、 Xが当初の被害相談か ら警察事情聴取の段階において、 無理やりの性行為であると信じてもらうため、記憶にあった口腔性交 [1] の事実をあえて話さない形で供述していたこからすると、口腔性交 〔1〕 のきっかけについても、

4

同様の動機から記憶があるにもかかわらず、覚えていないといった虚偽の供述をして事実を隠している可 能性が否定できない。

以上によれば、証言について、 性行為きっかけについて記憶が欠落しているという点は、不自然なも のとみるべき余地があるにもかかわらず、原判決が、 前記諸点について十分な検討を加えることなく、飲酒 量や時間の経過という点のみから自然ではないと判断したのは、論理則、 経験則等に照らして不合理であ るといわざるを得ない。

ウ Y証言との整合性について

X及びYが腕を組んで立ち去る意思を示していたのを、 cがXの身体に両腕を回して抱き付いて引っ張 り、 被告人がYの身体をつかんで引っ張って、 XとYとを引き離したとされる暴行 〔2〕 (以下「引き離 し行為」ともいう。)について、 原判決は、Xの証言内容はY証言とおおむね合致していると説示する。 し かし、 Y証言は反対尋問で後退し、 結局、 ほぼ記憶していないというに等しい曖昧ものとなっており、し かも、 主尋問で述べた引き離し行為態様も、X及びYの位置、 cがX を引っ張った方向や方法について、 ×証言と食い違うなどしており、 少なくとも×証言合致しているとして、 その信用性を高めるものはい い難い (詳細は後記 (4) ウ

エ まとめ

以上検討したとおり、 Xには虚偽供述の明白な動機があり、 X証言の信用性については相当慎重に判断す る必要がある。 そして、一連の性行為きっかけとなる口腔性交 [1] に至る経緯について記憶がないとい う点は不利益になることを危惧して虚偽の供述をしている可能性が否定できない。 引き離し行為について も Y証言がX証言合致しているとはいい難い。 しかるに、 原判決は、 Xに虚偽供述動機があるという 観点から検討が十分でない結果、 X 証言が全体として信用できるとの判断をし、 一連の性行為きっかけ となる重要事実に関する記憶の欠落についての検討も不十分な結果、 X証言が不自然ではないと判断して いるのであり、論理則、 経験則等に照らして不合理であるといわざるを得ない。

そこで、 以上を前提に、原判示の暴行脅迫が認められ、強制性交等罪における暴行脅迫に当たるかに ついて、 検討する。

(4) 強制性交等罪における暴行脅迫に当たるか等について
脅迫等 〔2〕 (口腔性交 〔1〕) について
<h3>o- *** (ア) 原判決認定</h3>

判決は、 脅迫等 [2] (cが 「Xの頭部を左手でつかんでその口腔内に自己の陰茎を含ませて腰を前後 させ」 という暴行、 c が 「苦しいのがいいんちゃう」と言い、 被告人 b が 「苦しいって言われた方が男興奮 するからな」 と言った脅迫) について、 要旨、 Xがc方に入った直後に、リビングでcと二人きりになって 口腔性交をした後、 さらに、 被告人 b がリビングに入ってきたところで行われたもので 口腔性交

[1])、 その具体的態様は、cが、自らの強い支配領域下で、 Xの頭をつかんで、 それ自体性的意味 合いの強い有形力の行使に及び、 さらに、 年齢や体格で勝る。及び被告人 b が、 苦しがっている Xに対し、 その苦痛に取り合うことなく口腔性交を強いたものである、 口腔性交 〔1〕 は、Xが、 エレベーター内にお いて繰り返し性交等を拒絶する発言をしていた僅か4分後の出来事であることも踏まえると、脅迫等 [2] は、Xの反抗を著しく困難にさせる有形力の行使ないし害悪の告知といえ、 性交等に向けられたものと認め られる、とした。

また、原判決は、 Xが同意していなかったと推認できる理由として、 要旨 X と c及び被告人b との関係 性は希薄であった上、 一次会において、 被告人ら及びcは、X及びYに対し、一方的性的な事項を話題に し 性的経験等を聞き出すなどしていたが、 X及びYからは、 c方に行くまでの間も含めて、 積極的に性 的な話題を持ち出したり、 被告人ら及びcとの身体接触を図ったりしたことはなかったことが認められ、 そ このような経緯や関係性を踏まえると、Xは、 Yとともに二次会に参加するつもりで。 方に入ったのであり、 被告人ら及びcのいずれとも性交等をする意図は有していなかったといえ、 それにもかかわらず、 c方に入 ってから、容易に逃げられない状況でに口腔性交を求められ、 冗談と思っていたことが現実化しそうな状 況になり、 驚愕や動揺により、 あるいは、抵抗すればより強度の性被害に遭うかもしれないなどといった心 情に陥り、 さら脅迫等 〔2〕 により、 苦しいと言っても取り合ってもらえず、 反抗が著しく困難な状態に なって、他の男性に見られる中で、 口腔性交 [1] をさせられたものであるから、 口腔性交 [1] について Xは同意していなかったもの推認できる、 とした。 <h3>o- *** (イ) 当裁判所判断</h3>

口腔性交 [1] における脅迫等 〔2〕 が強制性交等罪にいう暴行脅迫に当たるかを検討するに当たって は、脅迫等 〔2〕 の内容のみならず、 それがどのような経緯で行われるに至ったのかという点も重要である ところ、 被告人 bが撮影していた、 エレベーターから方入室直後までの間の動画1 (3月15日午後1 1時44分に撮影が開始された57秒間の動画、 原審甲11) 動画2 (3月15日 午後11時47分に撮 影が開始された9秒間の動画、 原審甲11及び12) 及び動画3 (3月15日午後11時51分に撮影が開 始された32秒間の動画、 原審甲11及び12) によれば、 午後11時45分頃に方に3人が入室した 後 午後11時47分頃には既にリビングにおいて口腔性交が始まっており、トイレに行っていた被告人b の入室により中断後、 引き続き午後11時51分頃に口腔性交 [1] が行われている。 このように、 c方に 入室後、 極めて短時間で口腔性交に至るには、 かなり強度の暴行脅迫が加えられたか、cの求めにXが任 意に応じたか以外には考えにくい (入室時に既に拒絶できない状態になっていたことも考えられるが、 原判決は、 原審検察官が主張した脅迫 [1] (エレベーター内でのc及び被告人言動) は脅迫に当たら ないと判断している。)。 この点、 動画2によれば、 被告人 b がリビングに入ろうとしてドアを開けた際 に、 Xが自分でドアを閉めたことが認められる (cが指示等した様子は見られない。)。 かなり強度の暴 行脅迫が加えられて口腔性交に至ったというのであれば、 Xがそのことを記憶していると思われるし、誰 かが部屋に入ってこようとしているのに、あえて自らドアを閉めて相手と二人きりになることを選択すると いうのは通常考え難い行動といえ、 Xが口腔性交 [1] の後、 合流した Y や被告人とともにそしらぬ様子 で二次会ゲーム等に興じていたことも併せみると、 Xが、 cから口腔性交を求められ、 任意に応じたもの であった可能性が高い。

一方、 エレベーターから方入室までの間の動画を見ると、 c 被告人 b及びXの間で以下の会話が 認められる (括弧内は発言者) 「二人じゃないとしたことないの? (c)」 「え、でも。 それやったらも ういいじゃん。 (被告人b)」 「やだー。 (X)」 「みんなといいんじゃない。 (c)」「ヤバい

(X)」 「なんで? (c)」 「うん。 ダメダメ。 (X)」 「3人。 で、 別、3人でしたことないんでしょ? だって。 (c)」 「はい。 今度今度今度今度。 (X)」 「今度する?じゃ。 (c)」「今度。 いや。 (x)」 「じゃあオレ見とかんわ。 オレ見ないわ。 じゃあ1回これで閉めてもらって。 (被告人b)」。 そ う言って被告人らが先にエレベーターを降りると、 「え、ぜん、 ダメダメダメ。 (X)」 「1回1回1回。 (被告人b)」 「やだやだやだ。 (X)」などと言ってXもエレベーターを降り、 「いや、じゃ、 まぁ、

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