はてなキーワード: 九星術とは
とすると困るのがスペースコロニー内から見た「恵方」はどっち向き?」という話
一律で地球の方を向くようになるかも
そもそも今現代で恵方ってどうやって決まっている?ふむふむ、十干で決まると
鳥居、すなわち神道 神道で十干(由来の方角)の概念は使用される?これは後で調べる
コロニー内に東西南北が設定されるかもしれない、その方向を向くというケースもありえる
何かの作中(notジークアクス、コロニーが登場するような全てのSF作品)でそういう話出ててもおかしくないな
そういえばコロニーとは関係ないが『天冥の標』のメニーメニーシープ世界でコンパス、東西南北の概念って登場していたっけな、再読して探してみるか
あるいは、スペースコロニー世界では方角に依存する伝統行事はすぐ廃れる、これもありそう
恵方以外の方角依存行事ってなんかあるかと聞かれたら全く思いつかないけれど
疑問はそのまま疑問として保留する
終わりです
歯の被せ物が取れた……
歯医者の予約は来週月曜18時
今晩はマリオカートdirect
---
o3に質問
日本人の集団が宇宙のスペースコロニーに集団移民したときのことを考える。
住環境の差により、維持できる伝統文化と維持できない伝統文化がある気がする、それを考えたい。
③:①と②を照らし合わせてどれが維持できてどれが廃れるかを推測したい。
一つ目の質問の返答は省略
## 主回答(要約)
- 例:回転軸を「天(北)」、外壁方向を「地(南)」、回転方向を「東西」など。
- モジュール設計や避難経路、農業区画の照射制御などで絶対に座標系が必要になる。
- 今年の恵方を「太陽方向から見て時計回り○°」のように規格化し、AR アプリが示す──といった実装が考えられる。
- 「方位がわかりにくいから」というより、**習俗の軽重・嗜好**が存続を左右する要因として大きい。
---
## 背景解説
- 元来の恵方は **陰陽道・九星術**の流れで、*磁北*ではなく **都(天子)を基準とした干支方位**を用いる。
- 4 年毎に (甲・己) = 東北東、(乙・庚) = 西南西…という **4 方向+2 斜方向**のローテーション。
- したがって **地球磁場がなくても「座標と暦」があれば成立**する習俗である。
### 2. スペースコロニーでの方位体系
コロニー構造要素 方位の決め方の一例 文化転用の可能性 --- --- --- 回転軸(中心軸) 「北‐南」軸(天‐地) 神棚・寺社の“正面”基準 回転方向 「東西」 日常会話に残る可能性(例:E3 ブロック) 定点窓(地球・太陽) “艮(うしとら)※”など象意方位に対応 恵方/節供の参拝方向
シナリオ 内容 継続可否 --- --- --- **公式方位規格化** コロニー建設時に「艮=地球指向窓」と定義、カレンダーアプリに恵方を配信 **維持しやすい** **AR・XR 依存型** スマートグラスが“今年の恵方はこちら→”と矢印表示 **維持しやすいが技術依存** **象徴置換型** 「恵方=コミュニティ広場中央の祭壇を向く」と再設定 **変質しつつ生存** **廃絶・別儀礼化** 食風習としては残るが方位要素は消滅 **廃れる可能性大**(やや弱い)
- 恵方巻は **1990 年代以降、主にコンビニ販促で全国化**した比較的新しい慣習。
- 盆・正月と比べると **「なくてもアイデンティティが揺らぎにくい」** 行事に分類されがち。
- 新環境では **食材リソースの制約・住民の世代交代**が早く、商業的後押しが弱いと廃絶しやすい。
### 5. 結論の整理
1. **方位概念そのものはコロニー運用上必須**なので、文化的に再定義できる。
2. **恵方巻が残るかどうかは住民の文化選好次第**。方位を理由に消えるわけではないが、必須行事でもないため衰退リスクは中程度以上。
3. **存続を望むなら**:建設初期に「コロニー方位―干支方位対応表」を明確化し、教育・カレンダーに組み込むことが鍵となる。
## 主回答(要約)
- 宇宙飛行士向けにすでに実務ガイドラインが存在し、**「可能な限り Kaaba → Kaaba の地表投影点 → 地球中心 → 任意方向」の優先順位**が定められている。citeturn0search0turn0search3
- **方位そのものは人工的に定義できる**ため、日本の恵方巻よりも依存リスクは小さい。コロニーの姿勢(姿勢制御データ)と時刻を使えば Qibla ベクトルは常時計算可能。
- **存続可能性は極めて高い**。宗教的義務であるため、技術・制度が優先的に整備されると見込まれる。
---
## 背景解説
- Qibla は (1) Kaaba 直接、(2) Kaaba の地表投影、(3) 地球、(4) どこでも――の順で努力義務を課す。citeturn0search0turn0search3
- 実際に ISS で礼拝を行った飛行士は、**地球(あるいは Kaaba 投影点)を向く**ようストラップで体を固定し、軌道変化は「ズレ 40–45 ° まで許容」するファトワも。citeturn1search6
- 祈りの時刻は「打ち上げ地点の 24 時間制」を採用する等、**時間と向き双方に代替ルール**が設けられた。citeturn0search0
コロニー位置 視認性 実装例 継続可否 -------------- -------- -------- ----------- **地球低軌道(LEO)** 地球全面が視野 ISS と同じガイドライン+リアルタイム Qibla コンパス **容易** **ラグランジュ点(L1/L2・L4/L5)** 地球は一点光 慣性姿勢+高精度星図でベクトル演算、AR ディスプレイ **容易** **月面/月軌道** 地球が常時見える(表側) 「地球中心=Qibla」方式が既に複数ファトワで容認。citeturn1search0 **容易** **火星・深宇宙** 地球は星状 航法コンピュータで三角測量し、「最善の見当」で可とする汎用ファトワあり。citeturn1search1 **中程度だが維持可能** > **核心**:イスラム法は「*istiqbal al‑qibla bi‑ma istataʿa*(可能な限りキブラを向く)」という原理を持つため、**技術的に到達不能な状況でも義務は免除されず、代替措置が許容**される。
1. **Qibla ナビゲータ**
- 姿勢センサー+時刻+軌道要素からリアルタイムで“矢印”を AR ゴーグルに投影。
- コロニー設計時に「Qibla 壁」を持つ多目的祈祷室を設定し、自動追尾床パネルで向きを補正。
- OIC(イスラム協力機構)や各国 Mufti 機関が、**コロニー別標準暦・Qibla テーブル**を発行。
- 電子機器不調時のために、星表と簡易アナログチャートを備え、「地球視半径 X°以上→地球中心」などの判定フローを掲示。
- **宗教的必須条件**であり、コロニー人口にムスリムが一定割合存在すれば **恵方巻より優先度が高い**。
- 失われるシナリオはほぼ「ムスリム人口ゼロ化」か「信仰離脱」のケースに限られる。
- よって **文化持続性:極めて強**。
---
### まとめ
遠宇宙から礼拝する時、礼拝姿勢はどのようなものになるだろうか。
### 主回答(要約)
- **深宇宙でも礼拝姿勢(立ち → 屈 → 跪 → 額を地に付ける〈スジュード〉)は「可能な限り実施し、無理なら簡略化」が公式ガイドライン**。
- ISS など既存のファトワは **「立てない/方向が急変する/床がない」場合は ―**
1. 頭・上体だけで縮小ジェスチャーを行う、
2. それも出来なければ心中で動作を“意想”する――と段階的に許容している。citeturn0search0turn0search1
- **地面と平行の“水平投影”に向く**のが地上と同等の実務。(地球でも Qibla はしばしば地下方向だが、水平に向く。)
- 床がない/人工 G ゼロなら、ハーネスや座席で体を固定し**ベクトルに体軸を合わせ、頭だけ屈伸**する案が既に承認済み。citeturn0search5turn0search9
---
## 詳細解説
シナリオ 重力環境 キブラ方向が… 公式・推定姿勢 ---------- --------- --------------- ---------------- **① 人工 G 床あり(回転式船・惑星基地)** 1 G (下方向) 床下 0–90° ・床と水平の投影線を向き、通常の立‑屈‑跪‑スジュード。
・方向が真下でも可(地上と同じ扱い)。天井側 0–90° ・やはり水平投影線を向く。
・必要なら上体をわずかに仰ぐが必須ではない。**② 微小 G・無重力(慣性航行中)** ~0 G 任意 ・ハーネス等で体を固定し、**立つ⇢Rukūʿ⇢Sujūdを頭と膝の屈伸だけで表現**。
・ISS ファトワが「頭だけで OK」「意想のみでも可」と明記。citeturn0search0turn0search1**③ 緊急・無設備** 0 G 判定不能 ・方向簡略→任意方向。
・姿勢簡略→座位・頭部ジェスチャーまたは意想のみ。1. **マレーシア JAKIM『Guidelines for Performing Ibadah at the ISS』(2007)**
- *“If the astronaut is unable to stand, he may pray sitting; if unable to bow and prostrate, he may indicate with the head; if still unable, he may pray with his heart.”*citeturn0search9
2. **学際検討(Harvard RPL 事例、2024)**
- 無重力では “appropriate motions with the head, or simply imagine” が許容される。citeturn0search0
- 足をストラップで固定し、頭だけでスジュードを示したと回想。citeturn0search1
### 2 “地下向き”Qibla はすでに地上で経験済み
**水平面への射影**で礼拝するのが通例。
時代・状況 簡略措置 ------------ ---------- **預言者時代:ラクダでの旅礼** 進行方向をキブラ代替、体を降ろさず頭で屈伸。 **海上航行(中世)** 船首をキブラ近似、荒天時は座位祈礼。 **航空機内(現代)** 座席で頭ジェスチャー、公認フィクフ多数。 **ISS(2007–)** ハーネス固定+頭・目線ジェスチャー、または意想のみ。 > **結論的推論**:イスラム法は旅行・危急時の簡略(*rukhsah*)を豊富に認めてきた。
> 深宇宙は“長期旅行”に分類でき、**既存の縮小礼・目礼・心念礼がそのまま拡張適用**できる。
### 4 今後の公式見解の見通し
- 既に ISS 用で整えた四段階原則(方向・時刻・姿勢)が **モジュール化されており、距離要素だけ更新すれば済む**。
---
## まとめ
1. **礼拝姿勢の原則**は深宇宙でも不変だが、**「能力に応じた簡略化」**を前提に法学的余地が確立済み。
2. **床がある環境**では、キブラが床下/天井方向でも **水平投影を向いて通常フォーム**で祈れる。
なるほどなあ、ありがとな、o3