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2025-05-17

日産工場閉鎖

先週はリストラ、今週は工場閉鎖と週末に日産関連のニュースでざわつきが生じている

リストラ工場閉鎖というセンシティブ話題なのに、こうも情報メディア漏れしまっても良いのだろうか?

今後組合と折衝することになるだろうが、揉めるのではないだろうか…

今回メディアで上がっている工場閉鎖について少し考えてみた、財務諸表上連結外の中国工場を除き、日産車両工場世界17箇所あるそうだ。

私が調べる限り、現時点は以下の17だと思う。閉鎖候補となっている旨が報道されたところには閉鎖候補と書いてみた。

6つは見えてきたが、あと1つの閉鎖候補がわからない。個人的にはエジプトのような気もする。

日本(5箇所)

追浜 → 閉鎖候補

栃木

日産自動車九州

日産車体湘南 → 閉鎖候補

日産車体九州

米国(2箇所)

テネシー州スマーナ

ミシシッピ州キャントン

メキシコ(4箇所)

アグアスカリエンテス第一

アグアスカリエンテス第二

ダイムラーとの合弁工場 → 閉鎖候補

クエルナバカ → 閉鎖候補

諸国(6箇所)

英国

ブラジル

タイ

南アフリカ → 閉鎖候補

エジプト

インドルノーへの売却発表済

アルゼンチンルノー工場のようなので、カウントから外している

閉鎖候補を見て思うこと

いくつかの理由が混ざった候補選定のような気がする。

日産車体湘南ダイムラーとの合弁工場は作る車が全然無さそうなので、残念だが当然のような閉鎖候補だと思う。

一方で追浜メディアが盛り上がったようにやはりサプライズな印象を覚えた。ただ、日産の近年の歴史を紐解いていくと、なんとなく理由も見えてくる。

現在追浜で作っている主力車種はノートであるが、もともと2012年デビューした先代ノート生産九州で始まっていた。その後追浜工場移管され、現行ノート追浜で作り続けているという背景がある。

記事から読み解く限り、ノート九州から追浜移管された理由がローグであったようだ。

https://newswitch.jp/p/3763

しかし昨今の米国関税施策により、九州で作る米国向けローグを米国生産シフトするみたいな話がある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/13da62d50328959b9a56dffb059c57617c830eac

結果として、九州工場キャパがあまり気味になり、どこかの車を九州に持ってくるしかない。

そうすると、ノートを再度九州に戻し、空いた追浜を閉鎖するなどの検討が行われているのではないだろうか。

ただ、関税施策為替環境に大きな変更が生じたら、日産はまたワタワタしてしまうのだろうか。

ジタバタせずできることをしっかりやると言っているトヨタとは大きな違いだなと思う、日産にはジタバタしないための体力すら残されていないのだなと感じてしまった。

 
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