はてなキーワード: インターンとは
久しぶりにはてな匿名ダイアリーにログインしてみたら、学生時代のとても病んでいた日記がありました。
自分の進路に関して、親が干渉してきて辛すぎるという内容です。
それから6年、今は自分の意志で決めた進路を進むことができています。とても悩んでいた進路も今はスッキリとした気持ちで進んでいます。
この6年をまとめてみます。
よく考えてみると親が干渉してきて悩んでいる理由は、親に生活費を握られていることにありました。
この年から給付型の奨学金が使えるようになり、アルバイトもそれなりに入れられるようになり、親のことを無視しても生活ができるという感覚が掴めてきました。
あと自分のお金を使って、自分の好きなことができるという感覚も掴めてきました。好きな本を買ったりライブに行ったり、
それまでは、自由がなかったので、仕事をしたあとに自分の好きなことをするという感覚があまり持てていませんでした。
インターンに言っていた企業に就職が決まりました。とりあえず、来年度から親の縛りから脱することができるという気持ちになりました。
コロナでいろいろなイベントが消滅していきました。が前年に掴んだ感覚があったので、とりあえず今はできないけど、お金があればいつかできるという気持ちがありました。
IT系の企業での社会人生活が始まりました。自粛生活がある中、残業がはじまり、自由がなくなっていく感覚が始まっていきました。ただしお金はたまっていきました。
仕事がしんどすぎて、ITが嫌いになって、現実逃避をするようになりました。そういえば今まで我慢していたけど法律の勉強をしてみたいなと考えていたことを思い出しました。
思いっきり法律の勉強をしてみたいけど、お金は大事だということは熟知していたので、働きながら法律の資格の勉強をし始めました。
司法書士試験に合格しました。とにかく自分の自由に勉強ができるということがとても楽しかったというのが合格の要因だったと思います。
裁判傍聴もよく行ったし、東京拘置所を眺めてみたりしたし、とにかく自由に法律に浸かることができたと思います、生きててよかったと思いました。
司法書士や法律業務の人になろうと思いました。ただ司法書士の説明会とかでAIやDX化が進むことを気にしていることをよく聞きました。
その話を聞く中で、むしろそっちをやりたいと思えてきました。ITがまた好きになりました。
あと意外と司法書士は過小評価されていると感じました。収入も少ないと言われることもあります。今までスキル向上ばかり気にしていたけど、お客様のニーズに向き合うことのほうが大事なんじゃないかと、その後にスキル向上なんじゃないかと思いました。
相変わらず、業務量は増えていく一方で、限界を感じました。もう持たないと思って、肩の力を抜いて、完璧主義をやめました。
意外と業務は回るし、集中力も続くし、やっていけそうな気がきました。
四季報を読む機会がありました。いろいろなIT企業がどのような社会のニーズを満たしに行っているのか知る機会になって、やはりスキルよりお客様のニーズを見ることを意識するようになりました。
そんなわけで、色々自分の意志で悩みながら、考え方も変わりながら自分の信じる進路を歩めている状況です。あのときのような辛く悩んでいた自分はもういません。
コロナの時の話
付き合ってまだ日は経ってなかったけど、若さと勢いで同棲に踏み切った。
リモートで仕事をするようになって、帰宅した彼氏の生活音がマイクに入ったらしく、それが問題となった。
『この情勢下で通勤しているようなやつと同棲するなんてウチの会社の感染リスクをあげる行為だ』といわれた
こっちはたまの出社日に保育園がコロナで空いてないから連れてこられたという社長の娘のトランポリン組み立てさせられたのに?
他にも、
新卒で入ったばかりなのに、2年働いてるインターン生(大学生)と比べられ「(インターン生)ちゃんみたいな子を採用すればよかったのにな〜〜笑」と私がいる場で言われたり、
「やること全部理由をいって私の許可をとってからやれ!」といってくる女の先輩は、
いざ「〜〜なので〇〇したいです」というと「そう思うならそうしたら?笑」とかいってくるような職場だったので、
謹慎明けにすぐ辞めた。
高校生の頃の俺からみて、ちょうど10年くらい経ってるわけですよ、いま
まあまだ全然若造ではあるんだけど、さすがに10代ではなくなって、ちょっとは成長した感じがある
18歳の俺は、28歳の俺に会うとなったら、結構いろいろ思い悩むタイプだと思う
冗談が通じる人間に育ってるだろうか、キチガイになってないだろうか、親が死んだ直後だったりしないだろうか、そういうことを思うようなガキだったように思う
「あー、○○さん…ですか?」くらいの距離感で、間合いを測ってくるに違いない 「うわー、オッサンになったなあ、俺!」みたいなことを言えるタイプではない
そんでもまあ、2、3言も交わしたら、本質が大して変わってねえなってことは伝わるだろうし、そうなれば態度も砕けていくだろう
メシでも行こうぜと言ったら、たぶんお気に入りトンカツ屋とかそういうところを所望してくるだろうけど、俺もあのトンカツは食いたい一方で、やっぱここはうどんだよなあと思うわけ
18歳の俺はうどんが好きじゃなかった なんならうっすら嫌いだった
うどん食おうぜ、なんて言ったら、たぶん大袈裟に驚いた顔をして見せるだろう
「えっ、何、あんなもん食って喜ぶようになってんの?俺もヤキが回ったな!」とか、そのくらいは言ってきそうだ
そうそう、ヤキが回るとうどんもうまくなるんだって、マジ!とか言って背中をバンバン叩いてやりてえ
うどん食って、「やっぱうどんって鈍重な食いもんだよな」とか言ってる俺に対して、いい感じに人生のネタバレをしてやりてえ
なんとかなるぞ、というか厳密にはあんまりなんとかなってねえし、結構苦しいんだけど、じゃあ今の俺みたいにならないことができたか?っていうと、それはできなかったと思う
だからもう、仕方ないと割り切ってやってってくれ
大学一年のときに一目惚れする子がいると思うんだけど、その子とはホントに気も合うから、ぜひ頑張ってくれ どうなるとは言わないけどさ
就活は気が向いたら早めに始めてもいいかもしれないな 俺はインターンとか全然行かなかったけど、行けるなら行ったほうがいい
あと、アルゼンチン アルゼンチンっていい国だと思うから、行くならアルゼンチンに行くといい
ブエノス・アイレスで暮らしていたことがあるっていうのは、多分人生における大きな糧になると思う
言えるのはそのくらいかなあ
これは今後そのうち見かけるフレーズだと思うけど、「どう転んでも未来だってさ!」
このメンタリティで行くしかないよ っていうか、多分すでにそうだとは思うけどさ
そうしていくうちにあったかいうどんもうまいと思えるようになってくるから
それと、あと何だろうなあ
海、海を見る余裕っていうのかな
生活の動線に海があったときに、水平線に目をやって、海っていいなあと思える人でいてくれ っていうか、そうでいたいよね でも逆にさ、海のすげえ近くに引っ越したりしたら、うるせー!海なんて毎日見てらあ!いちいち気にしてられっか!ってなるのかもだし、じゃあその状態は余裕がないのかっつったら違うから、難しいよね
まあ、海に限らずね 海に限らず、景色に目をやれる人でいようぜ、ということだ 28の時点では全然まだ大丈夫だ ここは多分一生大丈夫じゃないかな
そう、それと、植物園!
大学に行ったら、休みの日に植物園に出かけてみるといいと思う そんで温室に行ってみな
季節は冬がいい 冬枯れの植物園で、温室に入ったら中はあったかいからコートを脱ぐんだけど、そのコートが邪魔なんだよ そのコートの邪魔さを味わってほしい
俺からはそのくらいです
人生における過ちは多かったけど、間違ったルートにしかないと思われる要素が結構良かったりするので、もはや何とも言えねえよ
とにかく頑張ってくれ
このあたりを抑えておけばいいと思う
今は、卒論書かないことを選んだ子達は、インターンやサークルを頑張っているみたいですが
文系はとくに、自身の興味関心や将来に役立つからという理由以外に、四年制の大学に行くことに価値を感じている方もいるみたいです。
就活中だけど、なんだか人事の人の良さには騙されるな、の気持ちになっている。
騙されるって言うと良くないかもしれないけど、人事の人柄が良いと感じたからといって必ずしも社内の雰囲気がいい訳ではないようである。
就活難しい。会社なんて入らないと分からないのにね。なんでこんなにたくさんの面接を受けてるんだろう。
話は変わるが、、
インターンも、結局長期じゃないと、数日間のものは人事が作ったレクリエーション的なもののみで、実態は掴めない。
ただ、長期インターンってあんまりいいこと聞かない。同級生がベンチャーの長期インターンに参加して、大学の講義もままならんぐらい仕事させられてるのに加えて、そこの会社の上司と付き合うようになったってのを目の当たりにしてから、とくに、会社のことを知ってもらおうとかそういうのじゃないのかもなんて考えるようになった。全部がそうというわけではないだろうけど。
学科によっては、講義内で長期インターン行かないと就職出来ませんみたいなことを教える教員もおられるようで、信じられない。そんなわけないのに。超大手企業就職に対して言ってんのかな。
就活中だけど、なんだか人事の人の良さには騙されるな、の気持ちになっている。
騙されるって言うと良くないかもしれないけど、人事の人柄が良いと感じたからといって必ずしも社内の雰囲気がいい訳ではないようである。
就活難しい。会社なんて入らないと分からないのにね。なんでこんなにたくさんの面接を受けてるんだろう。
話は変わるが、、
インターンも、結局長期じゃないと、数日間のものは人事が作ったレクリエーション的なもののみで、実態は掴めない。
ただ、長期インターンってあんまりいいこと聞かない。同級生がベンチャーの長期インターンに参加して、大学の講義もままならんぐらい仕事させられてるのに加えて、そこの会社の上司と付き合うようになったってのを目の当たりにしてから、とくに、会社のことを知ってもらおうとかそういうのじゃないのかもなんて考えるようになった。全部がそうというわけではないだろうけど。
学科によっては、講義内で長期インターン行かないと就職出来ませんみたいなことを教える教員もおられるようで、信じられない。そんなわけないのに。超大手企業就職に対して言ってんのかな。
やりたい事というのが分からない
ぼんやりとした憧れのようなものはあるが、具体的に何がやりたいかが定まっておらずやる気が出ない
全ての趣味に対して、俺にはできない相応しくない気がする。うつ病のせいか生来の無気力なのか、好きなものがあってもそれを作る側になろうと思えない
正確には、何々を作りたい、という欲求は少しはあるのだが、どうせ誰かがより良いものを作っていると考えてしまって作るのをやめてしまいたくなるんだ 小説もアプリ作りもそうだった
そもそもその好きなものさえ本当に好きなのか、実際は自分を騙しているだけではないかという気持ちになる
今の学部を選んだ時もそうだった、ぼんやりとした憧れのみで実がなかった
今持っているエンジニアになりたいという願いも、実は発達障害の自分が唯一活躍できそうだから、という薄っぺらい考えと不可分なものじゃないのか?
でもまあ、言語等を学ぶのは比較的楽しいと思う。少なくとも英語とか簿記とかよりはやっていて楽しい。
でも何がしたいのかと一度考えると辛くなってしまう。
伺かライクの作業用アプリを作りたいだとか、生成AIを使ってどうにか本当に架空のキャラクターと話している実感を得られるようにしたいとか、なんかそこら辺の欲求はあるのだけれど、それが将来に役に立つのか、だとかそもそもお前なんかが思いつくことはやり尽くされてるとか考えてしまって、何も意味のない事をしているようで虚しくなってしまう。まだ何も作れてないのに。
もう大学生活も終わりが近づき、春が来れば俺は3年生になる。早く就活に向けて何かをしなければと思うのだけれど、何もできない。宇宙の中で一人藻掻いているようで苦しい。
俺はITエンジニアになりたいのか?それならば早く業界を決めて成果物を作ったりインターンに行かなければならない。ほかの職業だったらほかの職業でやらなきゃいけない事はあるだろう。決めなくては。
でも、俺は俺が何をしたいのか全くわからないんだ。悪化しているうつ病も相まってもう終わりな気がする。休みの終わりが怖い。もういやだ。誰か助けてくれ。
インターン生とか新卒教えてると、女子:平均値高め、男子:優秀か無能かの二択というイメージがどんどん強化されていく。
基本的に女子には、第一印象で『あ、ダメだな』って感じる子がいないんだよね。
対して男子は、かなりの頻度で『これでどうやって社会に出ようというのだ』というような子に遭遇する。
ギリ敬語使えてても、普通に能力が低かったりナチュラルに失礼だったりコンパか?みたいなノリだったり。
飛び抜けて出来る子もまぁいるんだけど、男女ともに稀だから、平均値が高い女子の方が総合的に見たら優秀だと感じる。
実際、入社して経験積めばどちらも同じくらいになっては行くんだけどさ。
どこで生まれる差なんだろうね。
三田キャンパスの就活は世間のイメージと大きく乖離しないだろう。
就活に関する情報は先輩から回ってくるから、それを全力で活用。早期からインターンに参加し、三田会が強い慶應閥の大手企業総合職に内定。
どの企業に入ればどれだけの労力でどれだけ貰えるかも分かっているから、周囲の同世代よりは低い労力で高い賃金をもらえる。無論、ハードワークを厭わない奴はそれを覚悟して高賃金をもらいにいく。
だが、「財務省に行きたい」と言っている奴、そして財務省に入ると楽に稼げるという話を増田は1回たりとも見聞きしたことがない。
最近は「財務省の職員は私腹を肥やしている」なんていう噂を信じている奴が居るようだが、非常に馬鹿らしいと思う。もしもそんなに儲かる仕事なら、慶應出身者の守銭奴が大量に居るはずだ。
まじで日本女性にお願いなんやけど「男はプライドが高いからプライドを傷つけるようなことは控える」みたいな謎風習良い加減やめん?結果的に私らになんのメリットもない
プライド傷つかないと学習できひんやん人間って。プライドよしよしし続けた結果、アホみたいに自分のこと棚に上げて他人に傲慢な態度とってるやついっぱいおるやん。おかしいことしてたらおかしいって単刀直入に言わな伝わらんことは体験しまくってるやろ?こういうのほんまにお腹いっぱいなんよな。
何を伝えたいかもわからないが、私の人生を書き残す。私にはおそらくASDと注意欠陥がある。それにまつわるエピソードを順に記載する。
小・中学生
大学受験に差し掛かっている弟のことを「お前は怠けている。死ぬ気で勉強しろ。」と詰めて泣かせる。
仲良しグループを突然抜ける。(一度ではない)
相手の気持ちを考えない発言や行動が多かった。中学は運動部に入り、先輩からいじめられていた。
暗記科目系は得意だった。
自分の学力より高い学校に入ってしまい、周りとの差に絶望する。
集団行動ができない、勉強ができない、あまり華のない学生生活だった。
後回し癖があり、アトピーで肌がジュクジュクになっても病院に行かなかった。
過集中があり長期休みには1日10時間以上勉強し、そこそこの大学に入れた。
大学生
授業は最低限しか出ない、再テストに行かず再履修するなど、落ちこぼれ大学生の見本のような生活を送る。
ブスだが穴があるので、色んな男とヤリまくった。飲食店でバイトをしていたが、オーダーを忘れたり、「言われなくてもみんな当然やること」ができず居づらくなり辞めた。
医療系大学に通っていたが、一般企業で就職しようと思い夏インターンに申し込みまくる。大企業でもESは通過するが、面接で落とされる。スタートアップのインターンに参加するが、無能なので採用には至らず。
実習と就活の両立が困難になり、一般企業は諦め医療系の道に進むことにした。不注意で人をころす自信しかなかったため、できる限り医療から遠い職種を選んだ。興味がないことには一切やる気が起きないので、一か所しか受けず、落ちてから次を探すスタイルで自分の首を自分で絞めていた。
発達あるあるだと思うが、初めは真面目そうで頑張っている風に周りから見られるが、段々やばい人間であることがばれた。後回し癖があるので仕事を溜めまくる、よくわからないのに適当に処理する、何度も確認しているのに書類を間違えるなど、たくさんの人に迷惑をかけた。
仕事を手伝わない、ちょっとズレた発言をする、相手の気持ちを考えない発言、自分のこだわりを相手に押し付けて喧嘩になること多数で人間関係もうまくいかなかった。
所謂コンビニクリニックを受診し双極性障害と診断された。田舎に引越し転職するも、密な人間関係に疲れ、今に至る。
私は発達障害の診断はつかないが、一般就労では苦労するタイプの人間だと思う。
大学生でASD傾向に気づき、社会人生活では自分から喋らないように心がけた。しかし、最低限の会話でも特性はわかってしまうようで、どの職場でも浮いていたと思う。
後回し癖は甘えだと思う。肌が痒くて寝られないのに皮膚科に行かない、締切間近になって朝4時まで仕事をする、遊びの誘いの連絡を返さない、後で起こるデメリットを考えられずに今楽することだけを選んでしまう。直す気もない。
プライドだけは高いので一般就労にこだわった。専業主婦であれば生きていける気がするが、セルフネグレクト人間が子供の世話をやれる自信はないし、ママ友とうまくやれず、PTAや自治会の様な活動でも迷惑をかけまくるので田舎では住めなくなる気がする。
特性に対応しようと頑張ったこともあるが、今は何もかもが面倒くさい。夜お風呂に入ることさえ面倒くさいので、労働などできるわけがない。正直4は救済だと思う。
職場の先輩が、「若者の3割の人がしにたいと思ったことがあると知って、驚いたよー!」と話しかけてきた時、4にたい気持ちがない人がいると知って、本当に驚いた。このような人と、希死念慮がある人は分かり合えないと思った。
筆者は男女論的な考え方を拗らせ、自身を弱者男性と捉えてTwitterで毎日童貞芸に勤しんでいた。中高男子校で大学も女性比率が20-30%程度の医学部に進んでしまい、リアルで関わる人間も男ばかり、彼女がほしいと思っても戦場ヶ原ひたぎや川嶋亜美、涼宮ハルヒや雪ノ下雪乃のようなヒロインが声をかけてくることも、空から降ってくることもなかった。
低学年の頃にベンチャーで研究インターンを始めたらそこがブラックすぎて毎日疲弊していた。簡単に説明するとシングルセル解析のコーディングを書いて解析結果を納入したり、会社のリアルラボで生物実験を行ったりするのだが、学業をやりながらこれらの実務に明け暮れていたらいつの間にか部屋は荒廃していた。婚活のためにはスペックが重要だと聞いていて、実際いくつかの論文を出すこともできたし、米国の医師国家試験(step2 ckというやつで260overという中々の好成績を収めた)も途中までpassした。それでもなぜか彼女は現れなかった。
Twitterで毎日愚痴って、暇さえあれば男女論界隈の論客を引用していた。白饅頭もわかり手も好きだった。かたくなに"一"を"1"と書く某論客が普通に童貞卒業したときは悲しかった。すもものデータを自分なりに読み直して解釈の誤りを思いついて小さなアカウントで綴ったりしていた。女性慣れするためにソープに行って、早々と射精を済ませて残り時間で雑談の練習をした。また、雑談のデッキを増やすためにwikipediaで芸能人をリストアップし、生い立ちや出演番組を暗記した。ファッション系のアカウントをフォローしたり、ブライダル系の雑誌を購入して諸々の手続きやハイブランドにも精通した。自分の服についても、服飾に詳しい友人と一緒に実店舗に行って見繕ってもらった。しかし彼女はできなかった。
ずっとTwitterで愚痴りつつ学科の勉強をこなしていたところ、ある日高校時代からの女性フォロワーからDMが来た。エンカしてみたら滅茶苦茶可愛かったのを覚えている。ドキドキしすぎてまともに会話もできず、何度もシミュレートしたはずのエスコートもぎこちなく、某ホテルでのアフヌンを終えて失意を抱えて帰ろうとしたら「気張らなくていいからカラオケ行こうよw」と言われ、新宿の歌広場で好きなアニソンやボカロを一緒に歌って、初めて論文が通ったときや、研究で賞をもらったときよりも遥かに嬉しいと感じてしまった自分がいた。カラオケを後にするとき、「色々考えてくれたのは伝わったけど、本当はこういうことがしたかったから、素が見れて嬉しかった」と言われ、どうしようもなく好きになってしまったのを覚えている。別れた後にLINEで「さっきは恥ずかしくて言えなかったけど好きです。他の女に取られる前に奪いたい」と告白され、付き合うことになった。
付き合いだしてから世界の見え方が変わったような気がした。これは主観的錯覚に過ぎず、俺にヒロインが現れたからといって世界は客観的には何の変哲もなく回っている。それでも世界は明るくなったんだ。
その人とは最終的に別れ、また別の人とエンカして告白され、というのを数回経て、現在付き合っている女性ともうすぐ入籍する予定である(あやねると水瀬いのりを足して2で割ったような容姿、声は沢城みゆきっぽい)。孤独に耐えつつワンルームの荒れに荒れた部屋で、死んだ目をしながらコードを書き、定期的に出社して徹夜で細胞やマウスの実験を行い、そのまま始発の地下鉄に乗って試験を受け、大学1年のクリスマスはウィスキーを一気飲みして路上で寝転がってこのまま死ねないかなと願って眠りについたのをいまだに覚えているが、最終的にヒロインが自分を救ってくれた。彼女らのおかげで今まで無事に研修医を続けることができた。
プロポーズをどこでやろうかなと思って候補に挙がったホテルが、前述のように初めての彼女と付き合う前行ったアフヌンと同じところだったので、懐かしくなってつい書いてしまった。
男女論は俺にとって麻疹のようなもので、彼女ができて免疫がついてもたまにぶり返してしまう(さながら修飾麻疹のように)。それでも救いに来てくれるヒロインはいたし、いると信じることが大事なのかもしれない。スペックがすべてだと思っていたが、スペックどうこうではなく人間として愛してくれる人は普通に存在していて、男女論とか婚活論に毒されていた自分はその点において間違っていたのだろう。