はてなキーワード: おせっかいとは
他人に説教したがる人の心理には、いくつかの典型的なパターンがあります。以下に代表的なものを挙げます:
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説教することで、「自分は正しい」と感じたい心理があります。自分の考えや生き方に自信がなかったり、不安がある人ほど、それを他人に押し付けることで自己肯定感を保とうとすることがあります。
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2. 優位性を感じたい・支配欲
他人を指導したり、諭す立場に立つことで、自分が「上の立場」にいるように感じられるためです。職場や家庭、学校などで自分の立場が不安定な人ほど、このような行動に出ることがあります。
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3. 共感能力の欠如
相手の立場や状況に思いを寄せるよりも、「正論を言うこと」が目的になっている場合があります。そのため、相手の気持ちを無視して一方的に話してしまいます。
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自分の内面にある不満や怒りを、他人に「説教」という形でぶつける場合もあります。本人は正義感や善意だと思っていることもありますが、実は自分の感情の処理を他人に押し付けていることも。
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昔の自分の失敗や未熟さを他人に重ね、相手を通じて「こうあるべきだった」と説教してしまう場合です。これは一種の自己投影であり、自分の過去を許せていないサインでもあります。
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純粋に「相手のためを思って言っている」と信じている場合もあります。ただし、相手との関係性やタイミング、言い方を間違えると、ただの「おせっかい」や「押し付け」にしかなりません。
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こうした心理は、必ずしも本人が悪意を持っているわけではないことも多いですが、繰り返されると人間関係を壊してしまう原因になります。
職場での恋愛、告白する方もされる方も、振る方も振られる方も、全てコンプリートした自分に少しだけ話しをさせてほしい。自分で書いてて呆れるけど、後悔はしていない。そのうち1人と結婚した。少し時間が経ってしまったけど増田は今どうしてるだろうか、増田の恋が実りあるものになるよう心から願っている。
まず、仕事も大切なんだけど、心から好きになれる人に出会うことも、人生で数回しかない大事件だ。だから、職場は止めておけなんていうアドバイスは無視して、後悔のないようにできるだけのことをやるべきだ。本当に好きなら、仕事と同じくらい人生かかってる。つまらんことを気にするな。
ただ、増田自身やブコメも気にしてる通りいくつかポイントがあると思う。
とにかく「打ち解けた仲のいい同僚、友達」の人間関係がベースがないと、話が始まらない。
お互いに人として好感と信頼感があり人間関係がしっかりしていれば「付き合ってみませんか?」と言って、断られたり断ったりしたぐらいで職業生活まで破綻するようなことはないはずだ。自分はなかった。
お互い気まずくても大人だし、そのうち忘れるし、仲が良ければいつか普通の同僚に戻れる。
逆に言うと、友人関係すら成立しないようなら、交際しても噛み合わないだろうし縁がない。
もし増田が上司の立場だと少し話が変わってくるが、見る限りそうじゃなさそうだし一旦おいておく。
共通の好きな食べ物とか趣味見つけて(ゲームやプラモが好きなら持ってこいだ)「魚を食べる会」「焼肉友の会」「中途入社同士の懇親会」「ゲームのオフ会」なんでもいいから催して、職場のなかでグループで会う経験をまず重ねてほしい。それで仕事帰りに気楽に飯行ったり仕事や趣味関係のイベントに休日に一緒に行けるくらいの関係性をまず目指してほしい。
あんまり飲まない職場の場合も、ランチとか社内勉強会とか、考えれば何かできるはずだ。
最初から2人で会おうとするとノックが強すぎて確実に警戒される&自分も緊張しすぎてわけがわからなくなるから、まずグループで会って、慣れたら短時間から2人で会うのにチャレンジして、その辺はうまくやってくれ。適度な強さのノックを続けてくれ。
あと、恋愛に慣れていないなら、結婚物語。のブログを読むのがおすすめ。婚活向けだけど、ファッションで気をつけることや異性が引くこと、初心者がやりがちなデートの悪手がまとまっている。最初から長時間デートしない、とか
マメに高めの美容院行って散髪、新しい服、靴にするだけで印象は変わるから、もし増田があまり気にしないタイプなら今すぐやると効果がすごいと思う。
それで、3回以上、2人きりの仕事感が薄い誘いにも相手が応じてくれる…くらいの関係性になれたとする。(ここに辿りつく前に断られるようだったら、勘違いされないように相手がガードしているのだと思ってほしい。そのときは一旦引こう)
自然な流れで交際が始まればラッキーだけど、お互いに奥手な性格だったら、滅多にそんなことは起きない。相手の女性のタイプにもよるが「なぜ自分から誘っておいてはっきり言わないのか」と愛想をつかされる可能性もある。
本当に好きで誰かに盗られたくないなら、どこかで勇気をだして「付き合ってみませんか?」と言うしかない。
そのときに留意するポイントがいくつかある。ダメでもなるべく跡を引かない・断る側にとっても気まずくないような伝え方。
・絶対に返事を急かさない。返事はいつでもいいと前置きとして最初に言う。
・「好きです」は反応に困るから「付き合ってみませんか?」くらいが個人的にはちょうどいいと思う
・相手が返事に困っていたり、断りたそうにしていたら、決して食い下がらない。自分の告白に相手を付き合わせているのだということを忘れてはいけない
そうなったら、一度は伝えないと後悔するから言ってしまったけど、自分の勝手で困らせてごめんなさい、と素直に伝えよう。
・もし断られたときは、その場で、聞いてくれてありがとう、自分は明日からも変わらないから仲良くしてほしい、と笑顔で伝えて退散する。断られたその場で、すぐに爽やかに伝えることがとにかく大事。打ちひしがれて帰ったら相手に罪悪感を抱かせてしまう。後からチャットで伝えても効果は半分以下というか、ほぼない
・職場での互いの配置にもよるけど、あなたの仕事をすごいと思っている、尊敬している、職場にいてくれてよかった、ということも伝えられると、告白を断った側も安心すると思う
・(これが一番大事)一回断られたら、以後、自分からは絶対にプライベートで連絡しないこと。
なぜかというと、告白して時間がたってから、何かのタイミングで相手の気持ちが自分に向き始めることがある。まんざらでもなくなってくる瞬間があるかもしれない。でも、ほんの少しでも未練がましい連絡をすると、その芽を100%摘むことになる。
繰り返しになるが、しっかりした人間関係がベースにないと厳しい。まず仲良くなることに全力を注ぐために、半年、1年スパンの期間は覚悟しよう。
付き合えても、その後破局するかも?とか色々な不安があるかもしれないが、
仕事は探せば他にもあっても、好きになったその女性は一人だけだ。
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(追記)
反応が思った以上にあってびっくりしてる。
職場で、特定の男性に好かれてるという噂が派手に立ってしまうと、本人としては働きづらくなりとても不粋な思いをする。否定するのも面倒くさいし女性を難しい立場にしてしまう。当然、増田への好感度も落ちる。
その職場や働く人の雰囲気によって、どの程度の行動が悪目立ちするかは変わってくるので、どこからが駄目とは言えないんだけど、そういう視点を持っていればきっとなんとかなるから、がんばってほしい。
トラバ本当さあ……… 俺はアドバイスを求めていたしちょっとおせっかいくらいがちょうどいいんだからそっとしててくれよ〜〜〜
まあ仕方ないよね…… 長い間ありがとう
正直めちゃくちゃメンタル持ってかれてるんだけど(数日間親身に話聞いてくれた人はもう大切な人だよ)なんとか乗り越えられるように頑張ります
まあ数日に一回程度返信くる感じだけど 元々忙しい人っぽいからそんなにかな とりあえず待ちつつなんだけど何する?みたいなの聞かれるからうまいとこ返せるようにするわ
ミソジニー的話題のせいかもしれない気がしてきてガチごめん案件になってきた。やらかししかない人生すぎる
増田はかわいくもない女性は見えてないんじゃない?に関してはまあそうっちゃそうなんだけどそっち側はコミュ力もそんなないだろうから誰もアプローチすることなくて出会いようがない気がするんよね
女性なら多少なりともアプローチされることが多いと思うんだけど(出会い厨やセクハラおじの話はよく聞くし)男はそういうのがマジでないし増田は受け身がちだから何も起きないんよね
頑張るならある程度実績が欲しいんだけど100%の出力をしてもなお上にいくのは厳しいっていう現実突きつけられて辛いんよねー
その欲はポケポケのランクマとかである程度は満たすようにしてるけどそれだけじゃ物足りない気持ちもあるよ
根本がダメだよなー 趣味もそうだけど頑張るのなら誰かに評価されたいがどうしても出てきちゃう 自分のために頑張るができないっぽい…
なんならゲーム以外でその発想が抜けてたかもしれない…… 勉強になるわ
数年に一度は多い方なのか?前の人とはだいたいどこかで疎遠になっちゃうところも含めてだけど
それこそマチアプで話してて相手が人間であるということは少し学べたね。
本当過去のトラウマで人生歪んでたことが再確認できたよ。少しづつ取り戻せるようにしたいな…
ネカフェ埋まってたらカラオケでもいいから行こ〜話せればどこでもいいよ!って言ってくれたの思い出した。最近はあんまりそういうこと言ってくれなかったし冷めちゃったのかな…
大学生とか1番アツい時期だし人生の中でもかなり選べる時期だろうからそんな状況じゃ無理よなーとマチアプ始める前から諦めてた節もあったな。半分はそうだと思うけど試しても良かったね
自分を尊重 やっぱり難しいけど絶対必要なことなんだろうなってよくわかったよ 見た目から自信つける方法と休止しつつある趣味の復帰は大事かもしれないなと思ったよ 生きがいを探してみる
本当色々学べました。ありがとう
親切心が悪いとは言わない。
ただ、匿名の相談に対してやたらと熱心に「こうすべき」「それは間違い」とコメントしてるのを見ると、何がそんなに駆り立てるのか不思議で仕方ない。
相談内容によっては明らかに専門家じゃないのにアドバイスしていたり、逆に「そんなの相談するまでもない」と突き放したりすることもある。
真剣に悩んでる人を励ますわけでもなく、ただ自分の意見を言いたいだけみたいなコメントも多い。
リアルの人間関係でも、そこまで親身に相談に乗る人は多くないのに、なぜネットのはてブのコメント欄では突然「人生の指南役」みたいになるのか。
おせっかいな親戚のおじさんのノリで「こうすればうまくいくのに」と言いたいだけなのかもしれない。
結局、誰かの悩みに対して「自分はちゃんとわかってる」というポジションを取りたいだけなんじゃないか。
または、現実世界では他人にそこまで頼られないから、ネットの相談に乗ることで「役に立ってる感」を得たいのかもしれない。
でもそれって本当に相談者のためになってるのか。
本気で悩んでる人に対して、的外れなアドバイスをして、結局は自分の満足のために絡んでるだけなら、それはただの自己満足じゃないかと思う。
それに正義も国や人が違えば変わる
死刑は日本では合法だけど他国では人権侵害で有り違法とされている場合が多い
あと自分は善行のつもりでとった行動も、受け取り手によっては悪行になりうる
小さな親切大きなお世話、クソバイス、おせっかい、過干渉、etc
そして誰かにとっては善行でも、ほかの誰かにとっては悪行だったりする
その都度目の前の腹立つものにイライラするために独自の理屈を組み立て自分が狭量なのではなく目の前のものが愚かなことにするのも娯楽としてついついやってしまうのわかるけど、
そんな簡単じゃ無いんだよ
こんな風に複雑で面倒で善人でいさせてはくれない人間社会の中で、
目の前のたった一人の大切な人のためにできることが果たしてなんなのか、
考えてみることから始めてみてね。
お昼ご飯のあと、3時前くらいに娘が遊びに出かけた。急にだったから少なかったけど、おやつは持たせた
それから私は旦那と買い物へ。で、どうやらその間に娘が帰宅。だけど、家には鍵がかかっていたので入れず。そしたら、隣家の人が「まあまあ、かわいそうに」とばかりに家に招き入れたらしい
で、ご丁寧にたい焼きとたこ焼きまでごちそうになったんだとか。極めつけは、「おやつ出しましたよ」っていう恩着せがましい連絡。しかも「こっちも用事があるんですけどいつ帰るんですか?」って、いやいや、勝手に連れ込んでおいてなに?
私たちが4時半ごろ帰宅したら、隣家の人が娘を連れてきたんだけど、正直モヤモヤ
娘が帰ってきても放置でいいです。外で待ってればいいの
そして、1時間半くらいの間におやつを与える必要ある? うちはちゃんと食べさせてるんで、お腹すいて飢えてるわけじゃないんですよ
それに、わざわざ「おやつあげましたよ」って報告してくるし、それだけならまだいいけど「いつ帰るのか」って連絡してくるくらいなら、ほっといてほしかった
いやもう、ありがた迷惑にもほどがある
20代後半の若造のフリーターなんだが、ちょっと増田の人に聞いてみたい。
友人が余計なおせっかいを焼いたことで、先日マジで大迷惑かけられた。
自分は会社で働いたことがない。恥ずかしながら非正規一筋である。自分の考えに自信がないのだ。
あれは先週金曜日の昼休みだった。会社の友人とデパ地下で買い物したんだよ。
食料品売り場でビニール袋に弁当とお茶を詰めてたら、カゴ置き場の電子レンジ横に、透明ビニールに入ったパンが2つ置いてあるのを見つけた。そのフロアのパン屋さんのやつだった。
俺が袋詰めしてたら、ヤツがパンのところに行って様子見た後、「店員に届けた方がいいんじゃね?」って言うんだよ。
俺は「やめろよ、ダメだと思う。パン忘れた人が戻ってきたら、消えたって思うかも」って止めたんだけど、聞く耳持たない。
結局、食料品売り場の店員さん呼んで、パン2つ預けたんだよね。
店員はノートに忘れ物書き込んで、元のパン屋さんに戻そうとしてた。
そんなところで、パンの落とし主が現れたんだよ。その人が状況を確認したら、やっぱり……マジ切れだった。
店員さんは怒鳴られてかわいそうだったんだけど、落とし主は
みたいなことを言ってた。
友人は反省してるみたいだったが、また同じ事しそうで正直不安だ。
あいつは、会社内でも自分の課題と相手の課題とがわかってないっていうか、おせっかいな仕事スタイルである。
今後、同じような状況になることはないだろうが、もしそうなったら、俺はどうすればいいのだろう。
とりあえず巻き込まれたくはない。
自分も3歳の子供がいるけど、問題は子供じゃなくて、ワンオペなんだよ。で、母親が周囲から隔絶して子供と向き合うだけになって、行き場がなくなると事件が起こる。
旦那にも相談してるとは思うけど、この様子だと多分ひとごとなんだろう。それならこれをプリントして旦那に見せるか、ダメそうなら義母に見せろ。それくらい自分が追い込まれていることをここじゃなくて、第三者に相談しろ。いっそ警察でもいい(これ見せたところで逮捕なんかされない)。
ネットに書くならこんな毒男しか見てないようなサイトじゃなくて、Xで匿名でアカウント作って気持ちを書け(よかれ悪しかれおせっかいで声をかけてくれる人がでてくるはず)。とにかくこの問題を自分の内側に溜め込んで処理しようとしちゃだめ。
そこから派生したソーシャル・リベラリズムは、むしろ真逆で全体主義寄りの統制を是認しつつも、根底では自由を認めてる立場で、日本で「リベラル」と呼ばれる人はそっち側が多い
結局のところ日本人は「おせっかい主義」で、お国のため・ムラのルールのために個人にお節介を押し付けるのが保守、社会全体のために個人にお節介を押し付けるのが「リベラル」ということで、似た者同士なのである
日本人は本質的に社会主義と言われるのはそういうところで、欧米的な純粋な自由と自己責任下でたくましく生きる人間像を想像できるほど思い切れない人の方が多く、どっちかというとお上に世話焼いてもらいたい甘え気質だ
まず、現在の日本における公的医療保険制度をざっくり振り返ろう。
国民皆保険制度という「世界に誇る」仕組みは、確かに戦後復興期から高度成長期にかけて国民の健康と安心を支え、平均寿命の延伸や医療水準の向上に寄与してきた。
しかし、その一方で少子高齢化が顕著になり、医療費は年々増加。結果、国や自治体の財政には深刻な圧迫要因となっているではないか。
誰しも無制限に医療サービスを受けられるなら嬉しいだろうが、それを永遠に続ければ誰かが支払いのツケを負わねばならない。
ここ数十年、その「支払い担当」は次世代に回され、国家財政全体はむくむくと膨れ上がっている。
公的医療保険も、基本的に「定額制食べ放題」のような構造を孕んでおり、国民が必要とする以上の医療を必要以上に消費する誘因にもなっている。
そこで私が考えるのは、思い切って公的医療保険制度を原則廃止し、窓口負担を10割にするというものだ。
もちろん、これが本当に実現されたらショックを受ける方も多いだろう。「病院に行ったら全額自費?そんなの暴論だ!」と。
それは理解できる。しかし、今まで「一律低負担」で医療を享受してきたツケが、今まさに財政を食い尽くそうとしている現状を直視すべきだ。
代わりに、民間保険会社や医療関連ビジネスが各々の健康サービスを提供する。
健全な市場競争があれば、医療サービスの質や価格はある程度合理的な水準に収束するだろう。
もちろん「民間に任せたら、詐欺まがいのぼったくり保険や、ありえないほど高額な医療費が横行するんじゃないか」と不安に思うだろう。
その点は、国や監査機関が厳格なルールや罰則を設けることで、徹底的に対策できるはずだ。
民間への委託は、あくまで国が無法地帯を放置するわけではない。
むしろ現行よりもしっかりした規約を課し、悪質な業者は即刻市場から退場させるような統治を目指す。
たとえば、これから社会を支える子どもたち、経済的余裕のない家庭など、真に手を差し伸べるべき領域には公費負担を限定的に残すべきだ。
これは「未来への投資」であり、子どもたちが健やかに成長すれば、将来の労働力やいのべーしょんの源泉となる。
広く薄くばらまくのではなく、超重点的に「ここぞ」という点に絞る。
肥満対策に悩む人がライザップを使うように、「本当に必要なところ」に公的資源を集中投下すれば、効果的かつ財政効率的だ。
財政面でのメリットは明確だ。まず、国民皆保険的な一律負担軽減が薄れることで、公的支出は大幅に縮減できる。
国や自治体が負担していた莫大な医療費が下がれば、赤字国債を積み増し続ける現状にもブレーキがかかる。
財政改善は国の信用力向上にもつながり、長期的には金利コストの低減や資本市場の安定にも寄与するだろう。
加えて、民間保険や医療産業が自律的な市場として成長すれば、関連ビジネスからの税収増も期待できる。
要するに「国が全部面倒を見る」状態から、「国は最低限、民間が活躍できる健全な土台を整える」にシフトすることで、財政はより健全性を回復していく。
もうひとつのメリットは、国民が自分の健康状態により高い意識を払うようになる点だ。全額自己負担、あるいは自己責任の下で医療サービスを利用することになれば、人は自然と日常の生活習慣に気を配るようになる。
医療が安ければ気軽に病院に行くが、高くなれば「そもそも病気にならないように気をつけよう」となる。
健康な生活が、結果的に自身の経済的負担を減らす構造を作れば、人々は自然と健康的な行動にシフトするだろう。これは長期的に見れば疾病予防、ひいては社会全体の医療負担軽減につながる。
むろん、「病気は運が悪かっただけ」というケースもある。
しかし、一定割合で生活習慣起因の疾患は存在し、それに対して個人が責任を持つ仕組みは、医療費をゼロサムで考えるよりも健全だと言えるかもしれない。
究極的には、医療が「必要な時に使う最終手段」ではなく、「健康維持・増進のための投資」として再評価されるかもしれない。
要するに、公的医療保険制度をほぼ廃止し、10割負担を基本としたうえで、民間主導の医療サービス市場を整え、必要に応じて超限定的な公費支援を行うモデルは、財政の健全化と国民の健康意識向上を同時に狙える。
さらに分かりやすく言うと、「健康管理はあなた自身の手に」「国はサポート役、でもおせっかいな給仕はやめます」といった感じだ。
もちろん、これは政治的ハードルが高いアイデアであり、一挙に導入することは残念ながら現実的でない。
しかし、増え続ける医療費の前で「国民皆保険は不滅」と唱え続けるだけでは、いずれ破綻が訪れる。皆でもう少し制度について考えていこうではないか。
友達が、親戚の中学生の子(♀️)に推理小説をプレゼントしたいが、どんなのをあげたらいいだろうか、と言っていたのでオタク特有のおせっかい精神でプレゼンした。プレゼンを見るのが数人だけというのは増田の自己顕示欲が我慢できなかったのでここに放流しておく。
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆ |
それぞれ〈古典部〉シリーズと〈小市民〉シリーズの第一作。特に前者はもともとラノベっぽい感じで出てたので、中学生の子にも読みやすいと思う。すごくすごいオススメ。もしも未読ならこの機会に読もう(提案)。ただ、このレベルの有名作だと別に大人が買い与えずとも勝手に触れるだろうから、お前としてはもうちょいマニアックな作品のオススメに徹した方がいいという戦略的判断も成り立つので難しいところ(あげる意義が低いというのはそういう意味)。
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ |
裏染天馬シリーズの第一作。自堕落アニオタの高校生が殺人事件の謎をロジカルに解決していく作品で、親戚ちゃんがクリスティ読んだならいけるはず。たぶん。読者への挑戦が挟まるタイプの作品です。既刊は長編3冊+短編集1冊で、人気はあるはずなんだが続きが出ないんだよな……
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ |
〈図書委員〉シリーズ第一作。ビターな青春学園ミステリ。〈古典部〉や〈小市民〉と同じく日常の謎ものではあるんだけどもビターさは本作の方が上。親戚ちゃんにBLの素質があるならハマれると思う。
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ |
1巻からリアタイで読んでたシリーズ(完結済み)の第一作。高校を舞台にした学園ミステリで、何というか特徴的な文体と叙述トリックに定評がある作家さんです。個人的には結構好きだが、割と人を選ぶ方だと思うので、親戚ちゃんにハマるかどうかは不明。似鳥鶏、当たり外れが激しくてな……。
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆ | ☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ |
文学少女シリーズ第一作。俺ら世代にとっては超懐かしいやつで、ここから往年の名作ラノベ沼に沈めよう(提案)。なお電子では普通に買えるんだが物理で手に入るかは不明。
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ |
リアル中学生にこれ読ませるの、人生ねじまげ罪とか何かそんな感じの犯罪になるんじゃないだろうか。積極的にねじまげていきましょう(木亥火暴)。親戚ちゃんが西尾維新語録で喋るようになったときの責任は負えません(予防線)。ま、戯言だけどね。
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ |
美波の事件簿シリーズの第一作。もともとラノベレーベルから出てたので読みやすいと思う。アルバイトに明け暮れる女子高生の主人公が殺人事件とかに遭遇して江戸っ子&お嬢様という親友2人+ほのかに思いを寄せる口が悪い探偵役の男の子といっしょに事件に向き合っていくやつで、キャラ読みのポテンシャルは高い。既刊は3冊だけど、エタったのか打ち切りなのか……という感じ。
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆ | ☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ |
リリカルな青春ミステリ。中高生には刺さるのでは……と思うのだけれどこれはオッサンの妄想かもしれん。同じ作者の『春待ちの姫君たち』も傑作なんだけど物理本だと手に入れにくいのよな~~~~~。
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ |
華文ミステリの傑作。中国の高校で起きた殺人事件を女子高生がロジカルに解決していく、タイトル通りの切なさに満ちた良い青春ミステリです。やっぱこのへんの(中学生にとっては)高くて買いづらいところを買い与えてミステリ沼にハマっていただくというのがですね……
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ |
〈館四重奏〉シリーズの第一作。みんな大好き洋館クローズドサークルが次々と味わえてお得。『黄土館の殺人』は察しの悪いワイでも途中で「あっこの犯人と◯◯って△△なんだな」って気づけたんだけど探偵役がそこに気づかなかったのはちょっと「おい!w」となった。個人的には『蒼海館の殺人』がいちばん好き。
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆ |
今度アニメ化するやつ。キャラが立ってる医療ミステリで面白いよ!
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆ |
古本屋の女店主が古書にまつわる謎を解決していくやつで、面白いんだけどメインヒロインがメガネ巨乳黒髪ロング人見知りという男の妄想を煮詰めた感じのキャラ(最高)なので親戚ちゃんに刺さるかどうかはわからないですね……ちな、いったん完結したけども、いまは主人公とメインヒロインの娘が主人公の新シリーズが始まってます。
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆ |
江神二郎シリーズ第一作。ここから『孤島パズル』『双頭の悪魔』『女王国の城』と続きます。大学の新入生有栖川有栖(♂️)がサークルの先輩の江神二郎といっしょに巻き込まれた事件を解き明かしていくやつで、本格ミステリとしての完成度がめちゃめちゃ高い。このシリーズはマジでオススメなので親戚ちゃん抜きにしても読んでほしい。『双頭の悪魔』が最高傑作です。
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆ |
火村英生シリーズ第一作。この作品自体は(もちろん面白いとはいえ)そこまで超傑作! ってわけじゃないんだけど、ここからはじまる火村シリーズ(長編だけで12作、ほかに短編集いろいろ)は34歳の大学助教授火村英生とミステリ作家有栖川有栖(♂️)がタッグを組んで事件を解決していく人気シリーズなので、ミステリ界の話題にキャッチアップできるという意味でつよい。江神シリーズと違ってミステリとしての当たり外れは激しいんだけどキャラ読みできる度ではこっちの方が上です。親戚ちゃんにBLの素質があるならハマれると思う。たしか角川ビーンズ文庫から新装版で出てたのでそっちをプレゼントするのもいいかも。ちな名探偵コナンとか金田一少年みたいに登場人物の年齢は変わってないけど時代背景が移り変わるやつな(江神シリーズの方は1990年頃で固定なんだけど)。
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆ |
よねぽの長編だとこのへんが面白くてオススメです。ミステリとしての完成度は『折れた竜骨』がいちばん上なんだけど、リリカルさ・切なさでいうと『さよなら妖精』。『折れた竜骨』『インシテミル』『犬はどこだ』は単品だけど、『さよなら妖精』は〈ベルーフ〉シリーズ(『王とサーカス』『真実の10メートル手前』)の前日譚になってる(もちろん単体でもじゅうぶんに読めます)。『さよなら妖精』『折れた竜骨』はヨーロッパの歴史についての勉強にもなるよ!(学校の成績が良くなるとは言ってない)
面白さ | 入手の容易さ | 中学生向け | あげる意義 |
☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆ |
日本ミステリ史上非常に重要な作品で、あの伝説の一行から新本格が始まった衝撃を親戚ちゃんにもぜひ味わってほしいなぁというお気持ち。
うまくいった・やれたプレゼンを振り返ると
全く知らないだろう相手が聞きやすく理解しやすいように、という
しばらく一緒にしたことで、だいたい打合せメンバーそれぞれの仕事の領域と権限、理解度が分かった
分かってみると、ほとんどの人が知らないのだった
けれど大っぴらに知らないと明言することは自身の評価を下げるから、立場上理解しているべき立ち位置だからと、まあ大枠は知ってるよという振る舞いをする
けどその実ぜんぜん知らない・何を言っているかも分からないから、内容以外の部分だけ発言すると
そういうのが分かったから、じゃあ基本的な説明を含める形で話すようにした
これまでの (皆さん当然ご存じであろう)◯◯について、と説明するところを、ほにゃらら機能である◯◯について今回は、と そんな感じで
今年3月のことだ。
休日の仕事仲間との付き合いの帰りに、京都の河原町三条付近をうろついていた。割と深夜である。人通りはそれなり。
ただ何となく、学生の頃が懐かしいなと思った。それでうろついていた。
そこで、見てしまった。六角通だったかな、そのあたりの交差点で泥酔した若いカップルがいた。大学生くらいかな?
信号待ちをしていて、ふたりとも肩を組んでふらついていて、特に女の子の方が危なげだった。
男子の方もやはり危ない感じで、呂律が回ってない感じで女の子に声をかけたり、抱きしめたり、思い切りキスをしたりしていた。
と声をかけたが、「ええです、ええですから」ということだった。
ここは田舎じゃないので関わらないのが正しいのだが、気になってその子らの後を少しだけ追ってみた。
もしやすごく近所なのかもしれないと思って。ウザいかもしれんが、私の方には事情があった。
あのふたりは交差点の信号を渡って、高倉方面の商店街の方向に抜けて行った。
後を追って、商店街に入る前の住宅エリアまで行くと、道路端でやっぱりフラついていた。
もう一度だけ声をかけることにした。「タクシー、本当にええんか?」と聞くと、「ええです!!」と返ってきた。
女の子は普通にL型側溝のあたりでゲロを吐いていた。呂律が回ってない発言をこっちにぶつけてきた。怒っている。中国人か台湾人?のようだった。
次第に、何人か集まってきた。何十人というわけでもないが。やじ馬だった。
やじ馬の数人が近くに寄ったが、声をかけることはない。当方はちょっと迷ったのだが、ここで行くしかないと思った。
私はそこまで酔ってなかった。会話をある程度思い出すことができる。
「ねえ、救急車呼ばないと駄目だ。あなたはいいかもしれんが、女性の方が明らかにおかしい。目線とか」
「ほっといてください!!」
「いや、わかるんだけどさ。その子が」
続けて会話をしようとしたが、やじ馬が本当にうるさいことになっていた。
いい年したおじさんもいた。恥ずかしくないんかと思った。
「ちょっと、あんたら。この子らと話がしたいんで。救急のこともある。静かにしてくれます?」
とやじ馬に言ったら、「こいつ何なん?」という表情をされた。
例の男の子の方も、「あんた関係ないですよね?」と声を上げたと思う。
と、当方が声を上げざるを得なかった。
当方が手で「あっちに行って」とジェスチャーすると、やじ馬は遠巻きになった。
と言ったら、さすがに全員どこかに行くみたいにして、しかし何人かはこっちを見ていた。
座り込んでいた男の子の方が、女の子を仰向けに抱えながら、こんなことを言ってた。
「それは後で。その子また吐いてる。はやく、横に寝かせて。ごめんけど救急車呼ぶね」
「ちょっとあんた、携帯触らんでいいですから、ねえ、ちょっと。勝手に。犯罪ですよ」
「それは兄さんが決めることじゃない。消防が来てから判断してもらおうや」
結局、数分後に救急車が到着した。あっという間だった。
本当は呼んですぐに立ち去りたかった。
でも、都会の方だとこうなのかもしれない。119番通報したら、「通報者の方、現地にいてください!!」とキッチリ言われたのだ。命令形である。
女の子がタンカに乗せられて、救急車に入って、男の子の方が歯ぎしりするみたいに当方をにらんでいた。
「御関係は?」「どういう経緯で?」「あなた自身はトラブル起こしてない?」
など聞かれたが、最後の質問の後に、財布に入れていた市の職員証を見せると、年配のお巡りさんが複雑な表情をしていた。
「すいません、やはり越権行為ですか?」
と聞いたら、
「いや。もういいです。越権行為ですけどね、それはもういいです。お勤めご苦労さんです。トラブルだけには巻き込まれんようにね。兄さん知ってるやろけど、夜の木屋町は本当に危ないからね。犯罪にだけは巻き込まれんように。次回は関わらん方がええよ」
と、こんなことを言われた。
子どもの頃は、美山町という田舎町に住んでいた。京都の北部にあるのどかな町である。近所の人が危ない時に救急車を呼んだ現場にいたことが二度ある。
でも、京都市のど真ん中でそれは、やりすぎだったかもしれない。一般的にはスルーするのが正解だろう。
公務員には国民や市民を救護する義務が定められている(法律じゃなくて内規だけど)。それでも、あの場合はスルーするのが正しいと思う。