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2025-08-07

日常生活に影響する“暫定なのに続いている”税・制度一覧(自動車以外)

消費税複数税率軽減税率

 2019年消費税10%への引き上げ時の「負担軽減策」 経過措置的に導入 恒久化の気配。制度が複雑なまま残り、事業者消費者負担

復興特別所得税所得税に2.1%上乗せ)

 2013年東日本大震災から復興財源 2037年まで(25年間)非常に長期のため、暫定とは名ばかりで実質恒久化。毎年の所得税自動加算される

たばこ税増税措置

 随時:健康目的や財源確保 本来段階的に調整予定 実質的に毎回延長+増税価格上昇が続き、生活必需品レベル負担

酒税の特例税率

 1990年代財政再建目的臨時増税 暫定措置だったが恒久化 ビールチューハイ等の価格に影響(2026年までの再編中)

電気料金に上乗せされる「再エネ賦課金

 2012年再生可能エネルギー普及促進 見直し予定だったが延長継続 毎月の電気代に自動加算。家計を圧迫しているとの声も多い

地方法人特別税・譲与税

 2008年地方財政の補填 一時的制度設計 地方交付税制度に組み込まれた形で恒久化。結果として価格転嫁される可能性あり

森林環境税準備中

 2024年開始予定(住民税1000円加算) 財源目的で恒久化が前提 一部で「実質的増税」との批判。全住民に影響予定

郵便料金(ハガキ封書の値上げ)

 一時的対処のはず 値上げが断続的に行われ、定常化。物価感覚への影響大

 原因:人件費人手不足対策

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なぜこうなるのか?

「時限」と言えば通しやすい→財務省政治家がよく使う手口

「◯年まで」の条項があると、延長は審議だけで済む → 新税より導入が簡単

 財政難理由に延長を繰り返し、国民の“慣れ”を利用して恒久化

参考までに:アメリカでは、法案ごとに“期限付き”が明確にされるため、自動延長できない

 延命するには、議会手続き必須形式的延長は通用しにくい)

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