作家の金原ひとみさんは2011年の東日本大震災に伴い発生した原発事故の翌年、二児を連れてフランス・パリに移住。
初のエッセイ集『 パリの砂漠、東京の蜃気楼 』ではパリで暮らした最後の1年間、そして帰国してから最初の1年間が綴られている。
「日本に戻ってきてから、中年男性の高圧的な態度に驚きました。
パリでホームレスらしき男性に娼婦呼ばわりされたこともあったけれど、日常の一端として捉えていた。
むしろ日本で普通のおじさんに怒鳴りつけられた時のほうが動揺しました。それは身体感覚の違いだと思うんです。
フランスでは、街ですれ違う人とは宗教も違えば、肌の色、人種も異なる。
色々な人がいて当然という前提で、他人と自分を切り離して考えます。
日本にいると隣人と溶け合うような感覚があり、あらゆることに予測が及ぶからこそ、生々しく感じられるのかもしれません」
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パリのホームレスと結婚すれば良いじゃん🤣
正直日本人でも自分が関わってないジャンルの人間って別の人種くらいに感じるしこの感覚全然ないんだよな