公園などでウォーキングをしているとき不思議に感じる現象がある。
私が北へ向かって直線道路を歩いているとする。
すると対向から南へ向かって歩く人が近づいてきた。
そして、さらにその後方には南へ向かって速い速度で走るランナーがいる。
このような状況は公園を歩いていれば、しばしば起こる。
なぜか、私達3人はある一箇所ですれ違いを行うように速度の調整を本能的にするということだ。
意味がわかるだろうか?
私がA。
対向の歩行者がB。
対向のランナーをCとする。
本来であれば、走る速度や走る方向が違うのだからすれ違い箇所は2つに分かれるほうが多くなるはずである。
具体的には
まずAとCのすれ違いが起こり、
そのあとでAとBのすれ違い起こる。
ある一箇所でAとBとCが同時にすれ違うという現象だ。
ほぼすべての場合に、これが発生する。
とくに顕著なのは、
非常に長い直線で見通しが良く、
3人がそれぞれ30秒から1分前からお互いを確認している状況などだ。
将来的にはいわゆるGPSのシステムはもっと精度が上がると聞く。
数メートルどころか数センチ単位での測位が安価に行える時が来るかもしれない。
それがもしも実現したら、このような現象が再現性があるかどうか検証ができるかもしれない。
ひょっとしたら本能的に、人が一箇所に集まることを求める本能があるのかもしれない。
もしもその本能が実証されたならイベントなどの混雑解消を促すためのアプローチの方法の対策のひとつとして有効な研究となるかもしれない。