昨今米不足が騒がれ、玄米の賞味期限についての認識も高まってきたと思われますが一般に食用とされる米の範囲は古米つまり収穫年度から一年が新米、2年目が古米とされる範囲でそれ以降は食用としての価値が著しく下がるものです。
そこで災害用として用いられるアルファ化米に視点を移すと5年ほどの賞味期限があるようです。
アルファ化米のメリットとしてはお湯や水でインスタント食品のように戻して食べられる点があり、これは食糧調達やエネルギー確保が難しくなる有事にも活かせる特性だと思われます。
古くなった備蓄米を捨て値で飼料用として販売するより例えば途上国への食糧支援として使う場合もアルファ化米の簡便性はいきると思われます。
生産過剰となった米を買い取りアルファ化米に加工することで食用としての価値を持続して一部はアルファ化米に加工せず輸出に回すなどすることで生産量と供給量のバランス整える調整弁としての役割も果たす可能性があると思われます。
あとは加工にかかるコストですが例えば火力発電所の排熱などを利用すれば削減できる部分はあるのでないでしょうか。
生産過剰で値崩れすることで農家様が持続可能でなくなるとすれば過剰分を国家でキャッチできる仕組みが必要で、現行の仕組みでそれが叶わないなら例えばこんな方法はどうでしょうか。
買い戻さないんだから備蓄米が余る心配は当分しなくてええんやで
グッドアイディアかもしれないけど、そうならないのは 米は政争の具であって食料と見られていないから