■2025年5月27日 XNAMBA MUSIC FESTIVALへの参加記録 #XNMF

https://www.metaexpo2025.com/metaversexraiaward

大阪・関西万博2025のVTuber音楽ライブに参加した一人として、気ままに感想を並べる。

• 会場のシャインハット内部のプロジェクションは最高。解像度もFPSも高かったし、VTuberの顔を固定で抜き出したコマをステージの左右に出してたのも、表情が遠くからでもはっきり見えて嬉しかった。名前を常時、ステージの下に出してたのも親切。
  • 音響は、自分にはちょっとうるさすぎたので、耳栓で自己防衛した。オケと歌のバランスとかリバーブとかの音質は普通に良かった。
  • 歌詞やステージの演出も、バーチャルの何でもあり感と、リアル会場の広さを活かしてて、観てて楽しかった。照明の色がモデルにもちゃんと反映されてたのも良い仕事。
  • 人物の交代の時に、ミャクミャクの泡みたいなのを纏って消えてくのと、みんなジャンプしがちなのは正直笑った。
• 出演したVTuberは全員、期待以上に歌が上手い。聴いてて安心しかない。また、VTuberファン向けよりは一般向けの自己紹介で、マニアックな話に走らなかったので、会場の雰囲気が冷え冷えにならず、VTuberを良く知らない人も含めて暖かい雰囲気だったのも安心できた。

まりなす

見た目はサイバーだけど、歌やダンスが一番リアルなアイドル寄りだったかも。次の出番のウタノンと一緒に怪獣の花唄を歌ってくれて、もう満足した。

白玖ウタノ

元からかなりファンだったけど、ちっちゃい身体から出てくる力強い声を生で浴びて惚れ直した。lackさんのキャラデザも良くて、3Dでも可愛いのは勿論、白髮に赤い目なのが遠くからでも映える。

松永依織

前の2組に負けず劣らずの力強いロック。VTuber歌唱王で富士葵ちゃんと優勝を競った歌唱力は本物。長身ながら意外に目元が可愛いことに、顔のアップのカメラで気づけた。

somunia

なんか表面上の曲調は静かでも、どこか必死さが見え隠れする、不思議な歌声。モデルが最近2.0になったのをたまたま直前に観て、今回のステージでも可愛いのは勿論、とても歌声と一致する見た目・動きで安心できた。万博に出るのが目標とは知らなかった（それを公言してて達成したのは、海月シェルちゃんしか知らない）。

MonsterZ MATE

いちばん跳ねて動いてた。曲だけでなく動きでも元気を貰った。ソ氏（somunia）とコーサカとの共演は嬉しい驚きで、声のコントラストが気持ち良かった。

ここから不満を書いてるので注意。万博の来場後のアンケートにもちょっと書いた。

• XNAMBA MUSIC FESTIVALが始まるまでの講演が伸び伸びになって、開始時間が1時間以上遅れたのに、殆ど案内が無くて（講演者がたまに「この後VTuberさんのライブがありますが」と触れる程度）、会場内で待ち続けるしかできず、精神的にも肉体的にも気分が悪くなったのがキツかった。
  • 講演が伸びてもペナルティが無くて、講演者が自分の喋りを短くしようとする動機が生じにくいのと、スケジュールに休憩時間が殆ど無くて、講演の遅れを吸収できなかったのが敗因。その中でも、Mogura VRの偉い方は発言を短くして退場してくれたのが好印象。
  • AIを活用して、引きこもりなど社会からドロップアウトした人を救って活躍させる、みたいな意気込みがあるのは各講演を通じて痛いほど分かったが、それ以前に今回の講演が長引くほど聴講者の時間を奪ってる（他のパビリオンや食事に行けなくなる、遠くから来てる人は帰れなくなる）事実に気づいてほしかった。
  • 会場に聞きに来てくれてる人（その後のいつ始まるか判らない音楽フェスを聞きたいので退場もできない）を先に幸せにしてくれないと、立派な意気込みも空虚に聞こえる。
• 講演ではスライドの切替がスムーズに行かない、動画が再生できないトラブルがあり、そのまま記憶頼りに講演を最後まで続けた方も居られて立派だったが、各講演後の司会者の振り返りで何のフォローも無く、毎回ただ台本を読み上げてたのが、人間味が感じられずに不気味だった。
  • ライブでは全然不具合が出なかったのは立派。
• ライブの後にVRでの1対1の対話（バーチャル・ミート＆グリート）があり、自分は申し込んでないので関係無かったが、開始直前に「抽選から漏れた人も（様子を）見てってね」と出演者から挨拶があったものの、会場の準備中に「参加しない人は退場してください」とスタッフが誘導してて、どっちやねん、となった。

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