大学時代に凄いなと思う先輩たちがいた。
同じ研究室にいた2人の先輩はまさに勉強家で、専攻している研究はもちろんだがそれ以外の分野についてもとにかく本を読んで勉強していた。
その2人の会話は「あの本読んだ?」じゃなかった。「図書館のあの棚面白いよね」だった。興味を持った分野の蔵書は片っ端から読むのがその2人には当たり前だったからそういう会話になっていたらしい。
あんなに楽しそうに勉強しているというのは素直に尊敬していた。大人になった今、私も少しずつ自分の専門以外の本を読んで勉強する余裕が出てきてふと思い出したが、あの2人には一生追い付ける気がしない。
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