今夏の参院選において国民民主党が山尾志桜里氏と須藤元気氏の公認をしたことで大炎上している件は、実に、極めて喜ばしいことになった。
まず政権交代される極めて僅かだがリスクは完全に過ぎ去り、野党票も割れるだろうから結果的に自民党政権が続くことが確定的になった。
今までの勢いのまま参院選まで突っ走られるのは少々の懸念はあったが、国民民主党の新参支持者層の急速な離反が始まっているので懸念も無くなった。
多少の議席数は減る可能性はあるが、大半の議席は維持できるだろうと見ている。
微妙に解せないのはなぜあのような人選をおこなったかだが、本音としては現時点では与党にはなりたくないのだろう。
(順調に行っても次の衆院選でも国民民主が与党になれたとは思わないが)
他の野党と同様にまずは耳障りの良い政策を並べて支持基盤を分厚くし、8年後あたりの政権交代は目指していそうではある。
ただ、素晴らしいことに今回の人選は国民民主にとってはおそらく致命的であった。
他野党比でも玉木代表や榛葉幹事長の動きはなかなかのものであったが、一般庶民層の気持ちを肌感覚で理解することはできなかったのだろう。
ともあれ、国民民主党の候補者はこのまま確定で良く山尾氏や須藤氏も辞退する必要はない。