lynx   »   [go: up one dir, main page]

2025-05-18

東大工学部英語で授業するというのが最近バズってるけど...

こういうのって老害による日本エンジニアリング終了のお知らせしか見えない。

理由は3つ。まず、効率が悪い。日本で学ぶ意味がなくなる。人材流出の温床になる。こういう感じでルサンチマンの解消をしないでほしいとも思う。

"Do you even know how smart I am in Spanish?"という台詞をどこかで聞いたことがある人もいるかもしれない。

https://www.youtube.com/watch?v=Fsu3lF-VZCk&t=453sを見ても思うんだけれど、母国語で学べないというのは、言葉がわからなくても、内容がわからなくてもついて行けないから、とにかくついて行けない学生を増やすのが目に見えている。

下手くそ英語教官に話させて、下手くそ英語解釈するということになるのが目に見えている。

某社の入社面接面接官注意書きに母国語でない面接相手の60-80%くらいの実力になるのを理解しろみたいな文言があるのだが、その考え方で行くと、日本語でやりとりすると100%知識伝達ができるところが英語でやることで36-64%の効率になるというのが目に見えている。(送り手*受取手を単純計算)

でも、自分10年以上前に某情報学会委員をしていたときから英語にすればすべてが解決するみたいなことをおじいちゃんたちはいってたんだよな。

ちなみに、これに現役委員は「英語化したらそんな知名度の低い学会になんて誰も論文さなくなりますよ」と猛反発だった。

おじいちゃんたちは日本世界一から言葉の壁を取り払えばみんな来てくれるはずって思っていたみたいなんだけれど、

言葉の壁を取り払ったら、海外の人もそれを既発表として扱うので、どうせ既発表になるなら知名度の高い海外学会でになるよねというのが現役の弁。

きっと、言葉の壁を取り払ったら日本大学にいっぱい学生が来てくれると思うかもしれないが、同じことが起きるだろうな。

大学教育英語必要となると、大学学者英語で授業を受けられる程度の語学力を身につけていることになるわけで、

そしたら日本大学パスして海外大学に行くのは不思議ではない。

そして、日本大学で学んだ学生たちも日本就職せずに海外に行くというのもそう不思議ではない。

いずれにしても、二番手学生しか来なくなり、その人たちも日本には残らなくなるという未来

...これ、フィリピンとかの医療業界ですでに起きていることで、それなりのレベルの人はみんな英語ができるから給料がいい国で医者をやる=母国には医者がいないみたいになる。

あとは、当用漢字の話に似ている話もあるかもしれない。

しか日本戦争に負けたのは日本語という劣った言語を使っていたからで、まず漢字という余計なもの廃止し、それから仮名文字廃止する。

それを段階的に進めるために最初当用漢字仮名文字だけを公共の場で使っていい文字とし、それ以外の漢字禁止するというものだったと思う。

推進派は最終的にはローマ字ですべて表現したら日本は立ち直れるんだみたいな主張だった。

反目した新聞社はそんなのガン無視視して漢字使いまくりだったし、国民の反発もあって当用漢字常用漢字となり、それ以外の漢字普通に使えるものとして市民権を得た。

そののりで行くなら、自分たちが世界研究競争に負けているのは日本語のせいで、英語にしたら全部解決って思う人がいても不思議ではない。

日本戦争に負けたのは、山本五十六も言うとおり、生産量の差がまずあるはずで、そこに目を向けないのはあほ

研究競争だって10倍を超える投資額の違いがあるのに、「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」みたいなのりでやっているのがインパールかよって感じ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Лучший частный хостинг