いま思うと、俺が通っていた学校(中学か高校は伏せる)はちょっと変わっていた。学校というか教師陣。
数学の教師は授業中に突然無言で教室を出て行ってそのまま帰ってこない(次の授業の時にはまた普通に来る)
家康が嫌いすぎて、安土桃山末期~江戸時代の教え方が雑過ぎる日本史教師(石田三成の生まれ変わり?)
帰国子女だという英語教師は、イケメンで話も面白くて人気者だったが、授業が自由過ぎて学年終わりに教科書が5分の1しか進んでなかった(俺の卒業後にPTAで問題になったらしい)
そして、特に様子がおかしかったのが保健体育の教師。しかも悪いことにこいつは俺の担任だった。
教科書の特定の部分に差し掛かると、ここは不適切(エッチの意)だから飛ばします、皆も決して読まないように、と宣言して歯抜けの授業を堂々とやってた。何らかの思想の持ち主だったのだろう。
仕方なく図書館で本借りて女性の生理なんかについて自発的に学習してたら、どこから情報が漏れたのかこの担任に伝わったらしく、進路相談室で1時間近く説教を食らった。
言葉を変えて長々いろいろ語っていたが、要約すれば「お前は異常性欲の変態だ。それを認めろ」と言いたいらしかった。
当時は若さゆえの全能感バリア張ってたからほぼノーダメージだったけど、普通にセクハラだよな。
あれは一体なんだったんだろう。
私立とかでなく普通の公立だったはずだが、なぜあんな特殊な教師ばかりが集まった学校が出来上がったんだろうか。教員の人事異動の仕組みをよく知らないので謎だ。