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2025-05-12

推し文化の肝って「主従の逆転」だよな

なんだかんだ言っても、エンタメでは金を出した側が「主」で、金を受け取って何かを見せる側が「従」だ。

やっぱり金を出すほうが偉いんだよ。

でも推し文化においてはそれが逆転する。

金をもらう「推し」のほうが立場が上、金を払うファンのほうが立場が下。

推し」が金を受け取るのは自己実現をするため、ファンが金を払うのは「推し」が自己実現をするため。

推し幸せファン幸せ」なので、「推し」が幸せになってくれれば、それ以上の見返りがなくてもいい。

ある意味ではパトロンかに近い。

でもパトロン芸術家ならパトロンのほうが立場が上なんじゃないかね(知らんけど)。

芸術家ファンから何でも面倒みるし見返りに作品を求めたりもしないよ」みたいなパトロンがいるならそれに近い。

Vtuber界隈で指示厨的なファンが嫌われてるのもそうじゃん。

スパチャを投げて見返りを求める奴。

「こうしたほうが売れるよ」ってアドバイスする奴。

配信遅刻したVに「プロとして失格だ」なんて怒る奴。

「こういう配信が見たい」とリクエストする奴。

こういう奴らは推し文化に染まれてない。

自分を殺しきれてないんだな。

いかなる場面でも「推しがやりたいようにやればいいよ」というのが模範的ファンだ。

たとえばこういう記事を見かけたんだけどさ。

Vtuberの曲は僕達の人生を応援してくれない ーー月ノ美兎、星街すいせい、花譜のアルバムをレビューして得た音楽考察|ReiRain

まあ推し応援されたくねーもんな。

俺たちが推し応援しているのであって、推しが俺たちを応援してるんじゃないんだよな。

  • あのnote書いてる人はvtuberのアーティストとしての側面ばかり見ている批評家であって、 一般的なVtuberファンの意識とはだいぶ隔絶がある

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