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2025-05-12

漫画メダリスト」が腐女子バカカプに荒らされているので、未読勢に正しい情報を知ってもらいたい

GW中に腐女子によるバカカプが話題となっていたため、ずっとどこかで叫ぼうと思いながら我慢していたことを、この場を借りて叫ぼうと思う。

漫画メダリスト」が、「よだつか/つかよだ」というバカカプBL推している腐女子によって荒らされている。

その影響が実害を伴いはじめたため、主にまだ「メダリスト」を読んでいない人に向けて、この素晴らしい作品が誤解されたくない一心で現状とそれに対する個人的な心情を書き綴らせていただく。

なお、これを書いているオタクは「おれは正当な読者 原作読んでねえだろってバカカプが嫌いだった」という態度でいるため、この時点で嫌な予感がした人はブラウザバックしていただきたい。

トピックは以下の通りだ。

①誤解を払拭するための「メダリスト解説

https://anond.hatelabo.jp/20250512013446

②「よだつか/つかよだ」はなぜバカカプなのか

(当エントリー)

③X(旧Twitter)での住み分け問題

https://anond.hatelabo.jp/20250512014700

どうしても字数制限内に抑えきれなかったため、複数エントリーに分けて投稿させてもらう。

こちらは②トピック目のエントリーである

②「よだつか/つかよだ」はなぜバカカプなのか

本題は前トピックなので消化試合じみているのだが、ここからは既に腐女子によって変な先入観を植えつけられた人向けの話題だ。

カプの受動喫煙量が多くなりがちな現状において、「メダリスト」に対する誤解を解くには必要なので書かせていただく。

バカカプなのに、本当に驚くほど謎に流行ってる。

ジャンル腐女子でも、ムキムキで金髪の男と細身で黒髪の男のBLを日々どこかで見かけているのではないだろうか。それこそがメダリスト荒らしているバカカプである

(純粋FAいいねしただけでもおすすめタブにこのバカカプBLを表示するXのポンコツっぷりも酷いが、これは次のトピックで語る。)

はじめに言っておきたいが、「どんなカプも幻覚なんだからバカカプとか無いでしょ」という言い訳無意味だ。

そもそも「どんなカプも幻覚」というのは、幻覚からこそ作品解釈に持ち込んだりさも公式かのように振る舞ってはいけないと言う自戒のための言葉であり、バカカプの免罪符ではない。

まず最低限の情報を伝えると、この二人、現在53話まで連載されている中で直接会ったのは2話のみである

(そして驚くべきことに二回会った中でもお互いの名前を呼ぶことすら一度もない。司の方は他の人間との会話や心の中で夜鷹純という名を出したことはあるが、夜鷹の方はマジで名前を出したことすら一度もない。)

一度目は、偶然いのり&司と夜鷹が出会った際に、光に勝ちたいと豪語するいのりを夜鷹が無慈悲否定し、それに怒った司が宣戦布告した場面。

(ここでいのりを否定した夜鷹の言動は驚くほど的確に司の地雷を踏んでいる。)

そして二度目は、慎一郎が夜鷹との親友同士の夜のスケーティングに流れで司を招いたところ、以前の司の宣戦布告を真に受けていなかった夜鷹が司にアイスショーキャストオーディションへ行くことを勧めてきたため、改めていのりのコーチとして宣戦布告した場面。

ちなみに、ここで司は憧れの選手だったはずの夜鷹に対し「めちゃくちゃ性格が悪いんじゃないか?」と心の中で言うほど好感度が下がっている。自身の新しい夢であるいのりに対し二度も否定をされているので当然の反応だが、夜鷹目線だと最強の自分が育てている最強の選手たる光が勝つ、だから君の教え子の夢は叶わないと言うのもまた当然なので、平行線である

(普通にネタバレなのであまり言いたくないが)その後司が敗北すると夜鷹云々よりいのりを勝たせられなかった不甲斐なさが全面に出し、(かなり後に判明するが)夜鷹の方も「もう飽きた」と興味を無くしており、コーチ同士のライバル関係と言えるような状態はあっさりと消えている。

(コーチ同士でのこれを引っ張ったところで選手を通した代理戦争しかなり得ず、やりすぎると選手軽視と捉えられかねない表現にもなりそうなので当然といえば当然かもしれない。)

対する弟子はと言うと、いのりは敗北から半年ぶりに光の顔を見ただけで尋常ではない悔しがり方をし、その顔を見た光はいのりの闘志が強く残っていることを喜びキラキラ笑顔が止まらない様子であった。

ごらん、オタク。これが本当のクソデカ感情だよ。

司と夜鷹の関係性については作中の事実を並べるとご覧の通りである

司は蛇崩との方がよっぽど競い合ったり時に協力したり世話になったりと縁があるし、

夜鷹は慎一郎との無二の親友(公式で慎一郎の妻のエイヴァが嫉妬するほどの仲である)というのが強すぎる。

さらなるバカ要素を付け加えると、Xで大多数の腐女子が宣っているよだつかよだの根拠が全くの嘘まみれなのである

不快バカカプを漁るような自傷趣味は無いため事故的に遭遇したポストのみを根拠とさせていただく。

「夜鷹は司の才能を特別に認めている!脳を焼かれてる!これはキテる!」といったものが頻出したので、多分これが腐女子の中でメジャーな説なのだろう。

ちなみに夜鷹は司の才能を認めてなどおらず、そのことは作中で明言されている。

宣戦布告二回目が発生したscore22で、

慎一郎が司に対し「すごく才能のある方だ」と発言したのに対し、

明確に、「そうは言えない」「限られた時間の中で証明できなければないのと同じだ」と明確に否定している。

そう、腐女子の言うこのカプの根拠は真っ赤なウソなのである

一方でここは誤読してしまうのも理解できる。

夜鷹は全日本選手権で見かけた記憶と目前でのジャンプ練習を経て、司の能力理解したのか「君は自分に希少な能力があることを自覚している」と発言しているのだ。

(その後ご丁寧に「褒め言葉じゃない」と釘を刺しているが)

加えて、後のscore39で司が夜鷹のこの発言を反芻する際に、「希少な"才能"があること」と歪めてしまっているのだ。

こういう描写をされると、勘違いしてしまうのもしょうがいかもしれない。頻繁に原作を読み返す読者でなければ気づけなさそうではある。二次創作するのに読み返さないのか?という疑問は残るが。

(それにしても、光に「同じ種類」と分析された司が光同様「信頼できない語り手属性を持っているのは面白い。司の場合過去の後悔から「才能」という言葉に囚われている節があるのが原因だろうが)

このように、なぜか夜鷹が司を認めている、なんなら入れ込んでいるという妄想に取り憑かれ拡散するオタクがあまりにも多い。

このバイアスの異常性がとてもよく現れているのが、下記リンクにある某掲示板の1スレだ。

(現在単行本未収録のscore51の内容に触れたスレのため、ネタバレを踏みたくない方はスルーしていただきたい。)

https://bbs.animanch.com/board/4596936/

おそらく腐女子と思われるスレ主がバイアスまみれの意見提示したため、当然のように確かな作中描写をもってして否定された一幕が伺える。

当時このスレ発見したときは、原作をまともに読んでいる人間の目にはちゃんとこれらは異常に映るんだなという安堵を得たため非常に印象に残っている。

(とはいえバカカプ腐女子流入が発生したのは事実であり、以降はこの板もあまり覗かなくなってしまった。)

そして世に蔓延るは、オタクがよくやる悪い二次創作オンパレードだ。

攻めの変態化、セコム化、受けの過剰age、加えてオメガバースかいオタクの性欲にまみれた、関係捏造のための伝家の宝刀・・・

原作根拠のないバカカプによくあるやつである。好きな作品でやられるとこうも嫌なものなのかと悲しく思った。

しかしここで、この怪文書を生み出すに至る最上級の怒りを抱かせた概念に遭遇する。

師弟if。夜鷹と司の。

絶句。なんだこれは。

まるで「どうすれば最大限メダリストという漫画冒涜できるか」を三日三晩考えた末に出てくるような概念ではないか

さすがに正気を疑う。この作品での師弟の繋がりとは運命であり特別であり、それぞれにとっての救いなのだ

それを無いものとした上に、よりによって司と夜鷹!?

原作での師弟関係否定するような二次創作が何を意味するか、原作を読んだ人、あるい拙文で伝えたかたことを読み取っていただけた方には理解してもらえるであろう。

懇切丁寧に、そして明確な信念を持って真摯に描かれたコーチ選手物語が大きな魅力の一つとなっているこの漫画においては、これ以上の冒涜はない。

オタク国語の成績がいいのだけが取り柄ではなかったのか?読解力と呼ぶのも憚られるほどの当然の作品解釈すらできないのか。それとも原作なんて妄想のエサでしかないという不誠実極まりない態度で二次創作をやっているのか。いずれにせよ最悪である

※ここ以降は単行本未収録の話までしっかり触れるので、好奇心でここまで読んでくださった原作未読勢はいよいよ戻って原作を読んでほしい。※

※これだけは覚えて帰ってほしい。メダリストについて言及するアカウントを見つけても、それがプロフに「よだつか/つかよだ/🦅☀️/☀️🦅」などの文字列があった場合、そのツイート内容は真に受けないでほしい。メダリスト腐女子のはなしは信じるな。※

師弟ifが最悪の原作冒涜であるのに加えて、組み合わせも最悪である

司と夜鷹のコーチとしての方向性は対比され描かれる、平行線思想である。それぞれの名前に準えて表現するならまさに昼と夜。太陽が姿を現す限り夜は存在せず、夜の中に太陽存在することもまたあり得ないのだ。

もろに最新score53の内容に触れてしまうが、司が目指すコーチとはかつての司少年出会たかったコーチだ。

それは、始めるのが遅いからと夢を否定せず、氷の上にしがみつく術を示してくれるコーチバカみたいに夢を目指す理由として、才能を保証してくれるコーチである

これまでで書いた通り、夜鷹はかつての司少年と同じ境遇のいのりを、始めるのが遅かっただけの天才を前に直接夢を否定する言葉を放った。加えて、夜鷹の指導方法は温かな励ましなどは一切ない。明らかな出遅れの上クラブに入りもせず才能があるか教えてほしいなんて言う司少年が夜鷹と対峙したところでいのりと同じ目に遭うのは明白だ。

絶対にうまくいかい組み合わせにも程がある。嫌がらせか?原作のものだけじゃなくキャラに対しても追い討ちで嫌がらせしたいのか?

司が師匠パターンのものもあるようだが、そうなるともうめちゃくちゃである。まず何を見てスケートを始めることになったんだ司は。

本当に、同じ漫画を読んだ人間妄想とは思えない代物であるしかし悍ましいことに、このような原作冒涜一定の人気を得て複数人の手によって生み出されているのが、メダリスト蔓延るよだつか/つかよだの腐女子という集団である

夜鷹の口数が少ないのをいいことに感情捏造し、ifやパロで関係性を捏造する。

作中での明確な発言すら捻じ曲げる。

もはやそこにあるのは捏造のみである。ifやパロにしても、大体流行るのは生存ifやら物騒な世界舞台にした原作での学園パロで、そこにはキャラクターに幸せになってほしいという愛が少なから存在しているものだが、よだつか/つかよだで蔓延っている師弟ifは原作愛など皆無の冒涜だ。

このカプがバカカプでないなら一体何だと言うのだろう。

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