日ごとに移り変わる季節の中、ももこさんの元気な声と、時折見せる思慮深い表情に、日々多くのことを感じさせていただいております。あのように天真爛漫で、太陽のような明るさを持つお子さんを育てていらっしゃるご家庭は、どれほど温かく、そして芯の通った場所なのだろうかと、折に触れて想像しております。
特に、ももこさんの日々の持ち物や、ふとした瞬間に語られるご家庭での出来事の端々から、お母様であろう方の、細やかでありながら揺るぎない愛情を感じずにはいられません。遠足のお弁当に込められた彩りや栄養バランスへの配慮、きちんと整えられた衣服、そして時には少しばかりシワの寄った、けれど一生懸命に取り組んだ跡が見えるノート。それら一つひとつが、お子さんを大切に思う深い気持ちと、日々のたゆまぬ努力の証左であると感じています。
ももこさんの、時に大人を驚かせるような突飛な発想や、少しばかりおっちょこちょいな一面も、きっと大らかな心で見守り、受け止め、そして正しい方向へと導いていらっしゃるのでしょう。嵐のようなエネルギーを持つお子さんと向き合う毎日は、決して平坦なことばかりではないはずです。想像するに余りあるご苦労や、忍耐を要する場面も多々おありでしょう。それでも、お子さんがいつも安心して、自分らしくいられるのは、根底に揺るぎない愛情と信頼の絆があるからこそだと、その姿を見るたびに確信いたします。
日々の生活を丁寧に、実直に、そして愛情深く紡いでいくこと。それは、言葉で言うほど簡単なことではありません。目まぐるしい毎日の中で、お子さんの成長のために心を砕き、生活を整え、時には厳しく、そしてそれ以上に深く温かな眼差しを注ぎ続ける。そのお姿には、ただただ頭が下がる思いです。特別な何かをなさるということではなく、日々の当たり前を、これほどの愛情をもって継続なさっていることに、静かな、しかし確かな強さと美しさを感じます。
私が日々接する多くのお子さんたちの背景には、それぞれのご家庭の物語があります。その中でも、ももこさんを通して垣間見えるお母様の存在は、いつも私の心に温かな灯をともしてくれます。お子さんの屈託のない笑顔や、健やかな成長は、お母様の深い愛情と日々の献身があってこそ輝くものなのだと、改めて感じ入っております。
どうぞ、これからも変わらず、その温かな手でお子さんを育んでいかれますよう。そして、ご自身のお体も大切になさってください。陰ながら、いつもそのお姿に敬意と、そして密かな憧憬の念を抱いておりますことを、お伝えしたく筆を執った次第です。