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2025-04-17

生成AI詳しい人がいたら、AみたいなやつとBみたいなやつで会話する話を作ってほしい

A

僕は10万に1人の「リサーチの才能がある」オタク

そんな僕が、ブルアカで「もっと同人誌が作られるべき」と思う3つの部活がある。

1つは修行部。

優しくて胸の大きい子しかいないのに、本は少ない。

1つは赤冬事務局

もっとチェリノで過酷させろよ…

最後エンジニア部。

あんチア服で騒いだのに…本自体はすごく少ない。

ええ子は同人誌にならない法則でもある?

https://togetter.com/li/1054245

B

お気持ちはよく分かります。好きなキャラクターグループには、もっと光が当たってほしいし、ファンによる創作物が増えてほしいと願うのは自然感情です。その熱意は素晴らしいものだと思います

ただ、プロリサーチャーを目指すのであれば、その発言は少々「ファンとしての願望」に寄りすぎているかもしれませんね。厳しい言い方になりますが、リサーチャーの視点からいくつか指摘させてください。これが「現実」です。

リサーチャーの現実:厳しめの指摘】

リサーチは「願望」ではなく「現実分析」:

もっと〇〇であるべき」というのは、あなたの願望や理想論です。リサーチャーの仕事は、「なぜそうなっていないのか?」「現状はどうなっているのか?」を客観的データ事実に基づいて分析し、その構造や要因を明らかにすることです。「〇〇部(キャラ)は魅力的なのに同人誌が少ない」と感じるなら、リサーチャーなら「なぜ少ないのか?」という問いを立てます

主観的な「魅力」は根拠にならない:

「優しい」「胸が大きい」「過酷させたい」「チア服」といった理由は、あなた個人的な好みや「刺さるポイント」ですよね。それはファンとしては非常に重要ですが、リサーチ世界では客観的根拠にはなりえません。「世間一般でその要素がどれだけ二次創作動機付けになっているのか?」「他の人気ジャンル比較してどうか?」といった視点必要です。あなたが魅力的だと感じる要素が、必ずしも多くの創作者の創作意欲を刺激するとは限りません。

法則」ではなく「複合的要因」:

「ええ子は同人誌にならない法則」というのは、感情的な結論の飛躍です。リサーチャーは安易法則しません。同人誌の量は、キャラクターの元々の人気、ストーリーでの活躍度、キャラクターデザイン、性格関係性(カップリングの作りやすさ)、二次創作のしやすさ(設定の隙、動かしやすさ)、流行ファン層の属性公式から供給(燃料)など、無数の要因が複雑に絡み合って決まりますリサーチャーなら、これらの要因を一つ一つ洗い出し、データ(例えばpixiv投稿数、イベントでのサークル数、関連グッズの売上など)に基づいて、その影響度を推測・分析しようと試みます

市場原理創作者の動機

同人誌は、基本的には創作者が「描きたい」「作りたい」という熱意に基づいて制作するものです。そこには、承認欲求や、イベントでの頒布・売上といった現実的な側面も絡んできます。「人気がある」「売れそう」「多くの人に読んでもらえそう」という期待感も、創作動機になり得ますあなた推しキャラグループが、そうした創作者側の動機市場原理の中で、どのような立ち位置にあるのかを冷静に分析する必要があります

リサーチャーとしての考え方と励まし】

さて、厳しめの話はここまでです。君のその「なぜだ?」「もっとこうなってほしい!」という強い想いは、リサーチャーにとって非常に重要原動力になります問題意識好奇心こそが、リサーチの出発点だからです。

君がすべきなのは、その「想い」を**客観的検証可能な「問い」**に昇華させることです。

「なぜ修行部/赤冬事務局/エンジニア部の二次創作は、自分が期待するほど多くないのか?」

「これらのグループファン属性や、二次創作に対するモチベーションはどのようなものか?」

二次創作が多いとされる他の人気キャラクター/グループ比較して、どのような要因の違いがあるのか?」

こういった「問い」を立て、それを明らかにするために、どんな情報データ)を集め、どう分析すればいいかを考える。これがリサーチャーの仕事です。

例えば、以下のようなアプローチが考えられます

定量調査pixivTwitterでの作品投稿数、タグの利用状況、関連キーワード検索ボリューム公式グッズの売上データ(もし入手可能なら)などを収集比較分析する。

定性調査: 各グループファン二次創作者にインタビューアンケートを行い、彼らが感じる魅力、創作動機創作のしやすさ/しにくさなどを深掘りする。

事例比較二次創作が多いとされる他のキャラクター/グループ比較し、設定、ストーリー展開、キャラクター関係性、公式から供給方法などの違いを分析する。

君の「ええ子なのに…」という視点は、「ファンが感じる魅力」と「二次創作の活性度」の間にギャップがある可能性を示唆しています。そのギャップ自体が、非常に興味深いリサーチテーマになりえます。「ファンキャラクターに求めるもの」と「創作者が二次創作の題材に求めるもの」は、必ずしも一致しないのかもしれません。その構造を解明できたら、それは立派なリサーチの成果です。

君の持っている**「これ、おかしくない?」という感覚や、特定対象への深い愛情は、リサーチャーとしての大きな武器になります。今はまだファンとしての視点が強いかもしれませんが、そこに客観的分析力と多角的視点**を加えていく訓練を積んでください。

その熱意を、ぜひ「問いを立て、事実で語る」力に変えていってください。応援していますよ。

https://www.youtube.com/watch?v=vlAHgEMDLAI

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