多くの人は自身を「真面目」で「優しい」人物だと評価しているだろう。(知らんけど)
しかし、自身が思っているほど周りから評価されず、不遇な扱いにもどかしく思っているのではないだろうか。
他人が人を評価するとき、特に何もなく、無礼な人物でなければ「真面目」、内向的で大人しければ「優しい」だ。
私も小学生の頃、担任の教師に「真面目」で「優しい」と言われることがほとんどだった。
性格も受動的なので特に問題を起こすことがなく、内向的なので大人しく、また、掃除が好きだったので掃除の時間に他の子がふざけたり、サボる中、黙々と掃除を楽しんでいたので、そう思われたのだろう。
そんな程度のことで「真面目」で「優しい」と言われる。
つまり、「真面目」と「優しい」は多くの人が自身をそう評価しているように、多くの人が備えているありふれたものなので相対的に差がない。
(そんなことはない、世の中は嫌なやつが多いという人は、自身を見直すことを勧めたいが難しいだろう...)
多くの人が「真面目」で「優しい」中で、その性質を他者から評価されるには他の人よりも突き抜けた結果を出す必要がある。
そのためには日々の行動で「真面目」と「優しい」の回数を増やし、質も高めなければならない。
量と質、両方を意識することが必要で、片方だけでも評価はされるが、2つとも行った方が相乗効果で評価は上がりやすい。
以上が「真面目」と「優しい」を評価されるための基礎中の基礎となる。「真面目」と「優しい」も他者との競争により得られる評価ということだ。