正直めちゃくちゃ驚いている。
最近好きな人と付き合って一年になる。人生で初めて、不安定なロマンティックさや危うさがない恋愛だと思う。信頼と対話しか勝たん!で、日々相手を思う気持ちが私の人生の強度を増してくれるような幸せな日々を送っている。
のだが!
その幸せな気持ちとともにともに相手に対する性欲が減衰しており、これはどうしてなんだろうと考えたところ、私の性欲は承認欲求だったということに気づいた。えらいこっちゃ!
かつて寂しさに狂いそうになった時や、自分の燻る気持ちみたいなものを持て余していた頃、何度か私に鼻の下伸びてるな〜みたいな人を引っ掛けて関係を持っていた時期がある。私は愚かにもそれを自分の性欲だと思っていたのだが、本当は「体を差し出す」という起爆剤を発火させるチートを利用して相手がくれる承認を引き出して満足していたに過ぎなかったのだ!
確かによく考えたら、相手に対して「うわ〜えっちな体!」とか思ったことはあんまりなくて、頭の中は「ねぇねぇ!可愛がってよ!」でいっぱいだった。私は関係性や文脈でしか興奮できないタイプなんだと思っていたが、それはつまるところ承認欲求が根本にあったということに気づいて愕然とした。エロい思い出に浸るよりかは、いかに「私で喜んでくれたか」を回想していた。
この承認欲求はかなり莫大で、受け皿の心は底の抜けたバケツ状態で、だからしばらくすると乾ききって足りなくなってしまうから、叫びたくなるような寂しさが突然襲い、誰かに連絡をとってしまうというループから抜け出せなくなっていたのだ。
そう考えるとそもそも私の純粋で確固たる性欲、は、もとからわりと薄い方なんだと気づいた。
本当に自分に目線を向けてくれるような文脈ありきでしか欲求が湧き上がってこない。
今、付き合っている人と非常に幸せな恋愛をしている。「承認を満たしてよ!」というバケツの抜けたような渇望が確実に穏やかになっているのを身体的にも精神的にもダイレクトに感じる。相手の誠実さや対話の姿勢により、私のありえないほど湿潤効率の悪かった心の内燃機関が、めちゃくちゃ高パフォーマンスで稼働している感覚がある。
つまり常にセックスしている時ぐらい、心が満たされて満足してしまっているのだ!
純粋な原義”性欲”が薄い私の特性が顕著に出ている状態になっているとも言える。
別に性的な嫌悪感があるとかでは全くなく、相手と性行為をしたい気持ちが「今日ラーメンに気が向いたら一緒に行きたいなあ」ぐらいの平和的な穏やかな欲望として表出しているのですね。(優先度としてそれらと同じくらいなので、特別優先されることもなく、といった感じ。)(挿入の有無に関わらず、人肌とじゃれ合うことは根源的に好きです)
つまり、ここに辿り着くまでに、自分が性欲だと思っていたものが承認欲求だと気づくまでに負わなくていいいろんな火傷を負いまくった(マジで)、誰か早く教えて欲しかった!
自己肯定感の低い女性にありがちだよね。
本当に図星です、そういう自覚はあまりなかったのですが、本心では見てもらっていな状態が不安で仕方なくてあらゆる方面に必死だったんだと思います
というか、女性でも「寂しさに狂いそうにな」るときがあるんだね Xなんかではそういう男性の苦しみはいとも容易く切り捨てられてる気がするが
ありますよ〜〜〜(もちろんそういう感情がそんなにない人も性別関わらずいるとは思いますが!) やっぱりそういう「自分の弱さに振り回される不健康さ」は、女性は悪い言い方をす...
なるほど、あれは「女性に無い(理解できない)」から叩かれてるのではなく、「様になってない(見苦しい)」から叩かれるのか。これはちょっと面白いぞ。 人間関係って誰にでも通用する...
日頃さみしくないやつが「寂しい」と言ってたら構う奴が出てくる ガチ寂しいやつの寂しさは切り捨てられる。 というか、気づかれない。 気付くようなやつが周りにいないことが寂...
程度や本心はどうであれ、女の子が手軽に寂しい感じを少しでも出せば本当に簡単に承認を満たせるから、それがチートとして通じるあの感じですね。 人間関係は分かり合おうという想...
>なるほど、あれは「女性に無い(理解できない)」から叩かれてるのではなく、「様になってない(見苦しい)」から叩かれるのか。これはちょっと面白いぞ。 私個人はいわゆる"弱者男性...