昨日、俺とババア先輩(32)と派遣のおっさんとお姉さん先輩(49)の四人で、仕事帰りに銀だこに行った。
「たまにはジャンキーなもん食べたいよな」とババア先輩が言い出し、俺たちもついていくことに。
派遣のおっさんも「たこ焼きは飲み物だからな!」と謎のテンションでついてきた。
ババア先輩は「チーズ明太うまそう!」と頼み、俺は「定番のソースマヨにしようかな」と決めた。
お姉さん先輩も「ねぎだこ美味しいよね」と注文。
しかし、派遣のおっさんはなぜか「たこ焼き8個って足りるかな…」と悩み始めた。
「じゃあ16個入りにすれば?」と言うと、「いや、それは多いんだよな…」とグズグズ迷っててドン引きした…。
そこはサクッと決めろよ…。
やっと注文を決めたかと思えば、派遣のおっさんは「ソースなしで!いいですよね?」と店員に聞いていた
「え、銀だこの醍醐味なくね?」と俺が聞くと、「たこ焼きは素材の味を楽しむもんだからな」とドヤ顔。
何通ぶってるんだよ…。
極めつけは、食べ始めたとき。
みんなで「うまいな!」と言いながら食べていたのに、派遣のおっさんが「やっぱりソースあったほうがよかったかも…」とつぶやいた。
ババア先輩が「は?なんでなしにしたんだよ」と呆れると、「素材の味を楽しむって言ったけど、なんか物足りなくて…」とモゴモゴ。
その後、俺の余っていたソースを見て「ちょっともらっていい?」と言いながら、たこ焼きをひたすらソースにディップし始めた。
帰り道、ババア先輩が「お前とは二度と銀だこ行かねえ」と呆れていたが、派遣のおっさんは「でもたこ焼きって、結局ソースが大事だよな…」としみじみ語っていた…。