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2025-02-24

anond:20250224020851

エマニュエル・トッドもうこう言ってるから

トランプは「敗北の大統領」となる】ロシア勝利を望む「その他の世界」|日本の“真の敵”はアメリカだ|EU崩壊の原因はプロテスタンティズム減衰【エマニュエル・トッド

https://www.youtube.com/watch?v=3pNo2T8wEhY

1. ウクライナ戦争の行方ロシアの勝算

トッド氏は、ロシアウクライナ戦争において最終的に勝利すると考えています

彼の見立てでは、現在ウクライナ軍疲弊しつつあり、戦争継続するための人的・物的資源が不足していると指摘します。

特にウクライナ若い男性の多くが既に戦場に投入されており、今後は徴兵の強化や外国人兵士の導入が必要になる可能性があると述べています

また、西側諸国によるウクライナ支援についても、すでに限界が見え始めていると指摘。

特にアメリカ支援が縮小し始めることで、ウクライナ軍戦局を維持することが難しくなると分析しています

このため、最終的にはキエフ政権崩壊し、ロシア戦争の勝者となる可能性が高いと考えています

2. 西洋の衰退とアメリカの影響力の低下

トッド氏は、ウクライナ戦争を通じて「西洋の敗北」が明らかになっていると主張します。

特にアメリカ経済的軍事的影響力が低下しつつあることを強調し、もはや一極支配時代は終わったと述べています

かつてはアメリカ世界ルールを決める立場にありましたが、現在ではロシア中国などの新興勢力がその支配に挑戦していると説明します。

さらに、ヨーロッパ諸国アメリカ従属する形で政策を決定しており、独自戦略を持たない点を批判しています

特にフランスドイツ指導者たちがアメリカ依存するあまり自国国益を損ねる決断をしていると警鐘を鳴らしています

3. 日本立場と生き残るための戦略

トッド氏は、日本がこの混乱する国際情勢の中でどのように生き残るべきかについても言及しています

彼は、日本アメリカの影響を受けつつも、完全に従属しない独自外交戦略を持つべきだと主張します。

特にロシア中国対話を続けながら、バランスの取れた外交を展開することが重要だと述べています

また、日本社会構造についても触れ、教育制度経済政策現在の国際情勢に適応できているか再考する必要があると指摘します。

特に日本が過度にアメリカ型の経済モデル依存することがリスクになる可能性があるため、より自立した経済政策模索すべきだと提言しています

4. 『西洋の敗北』における主張と西洋社会問題点

トッド氏の著書『西洋の敗北』では、西洋社会が抱えるさまざまな問題点が指摘されています。その中でも特に重要ポイントは以下の通りです。

フェミニズム戦争

トッド氏は、フェミニズム北欧諸国における好戦的政策を生み出していると述べています。彼の主張によれば、女性社会進出が進むことで、政治の決定においてもより積極的軍事介入が支持されるようになったと指摘しています

学歴偏重社会弊害

アメリカでは学歴偏重文化が強まり、それが社会の分断を加速させていると述べています特にエリート層が政策決定を独占することで、一般市民の声が反映されにくくなり、結果として社会不安定化が進んでいると分析しています

その他の世界ロシア支持

トッド氏は、欧米諸国支配が弱まる中、ロシアを支持する国々が増えている点を強調していますアフリカ中南米アジアの一部の国々は、西洋一方的価値観押し付けに反発し、ロシア中国との関係を深めようとしていると指摘します。

記事への反応 -
  • 物価は日中韓でだいたい一緒になってきてるみたいだし、給与水準も中国の農村部を除けば似てきているらしい。 AI戦争ではもう日本は中国の足元にも及ばない。 もう経済的な差はない...

    • エマニュエル・トッドもうこう言ってるからな 【トランプは「敗北の大統領」となる】ロシア勝利を望む「その他の世界」|日本の“真の敵”はアメリカだ|EU崩壊の原因はプロテスタ...

    • アメリカが機能不全に陥っているうちにASEAN+3を連合化したいよね 中国からオーストラリアまで西太平洋で連帯できれば、太平洋とインド洋を切り裂ける 米英を弱らせるにはこの道しか...

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