Appleの新しいマップの悪評は、いたるところで耳にします(ちなみにこちらのリンク先の画像まとめも、なかなか笑えない状況です)。もちろん結果は人それぞれですが、代替手段や改善の方法もなくはないです。いずれの方法を取るべきかは、地図を何に使うか、また改善のためにどれくらい時間をかけるつもりかによって変わってきます。
(※米Lifehackerの原文記事より、2つの方法を抄訳で紹介します)■Google Mapを元通りに(した気になる)
多くの人が、"古き良き"Google Mapを取り戻したいと思っているのではないでしょうか。Google Mapはもちろん欠点もありましたが、ドライブルート案内や最新の地図標示、公共機関や自転車、歩行者向けのルート案内、しっかり商用に耐えること...、すべてが懐かしい...。Googleはきっとすぐに彼らの地図アプリを出すのでしょう。けれど、いますぐにでもというのなら、すくなくともブラウザ版の地図が使えます。
iPhoneでSafariを立ち上げ、https://maps.google.com/にアクセスします。下部メニューバーの「エクスポート」ボタンをタップし、「ホームスクリーンに追加」をタップします。アイコンに名前を付けて「追加」をタップ。これで、ホームスクリーンにGoogle Mapのブラウザ版のショートカットの出来上がりです。アプリと比べると十分とはいえませんが、もともとのiPhoneアプリ版と同様の機能を使えるはずです。
■Appleのマップを(時間をかけて)より良くする
もしいまのマップを十分に楽しんでいるというのなら(確かに見た目はいいですから)、よりよくなるように貢献してもいいでしょう。まずは、間違って表示されている通りの名前や衛星写真、ルートなどの誤りを報告するのです。マップのホームスクリーンから右端のめくれた部分をタップし、「問題を報告する」をタップします。問題が何なのかを選択し、コメントを付け足して送るだけです。(あまりに気長な方法です...。訳注)
もうひとつ、(少なくともアメリカにおいては)マップの問題は、データの多くをYelp(アメリカの地域情報口コミサイト)に頼っていることにあります。ですから、上記の「問題を報告する」ページで「場所が見つかりません」をタップし自分で場所を追加するのもひとつの手ですが、Yelp上に直接場所を追加するのもいいでしょう。Yelpのデータはいずれマップに登録されるでしょうから。
Appleが自社の地図システムに移行し、深刻な問題が起こっているのは事実です。公共交通をめったに利用しないという人であっても、ルート案内がないとあまりに不便です。上記の方法であれば(最初の方法であれば特に)、道に迷うこともないと思いますよ。
Thorin Klosowski(原文/訳:年吉聡太)