504i、あなたならどれを買う?正式発表は2機種ながら、ビジネスシヨウのドコモブースには登場予定の504i 5機種が展示された。「F504i」「D504i」に続き、近々、松下製、NEC製、ソニーエリクソン製の端末が投入される。写真を見ながら、5機種の端末の概要を見ていこう。
“ようやく”というべきなのだろうか。NTTドコモのiモード新端末「504i」が発表された(5月21日の記事参照)。少々異例だったのは、発表された富士通製の「F504i」、三菱製の「D504i」以外に、未発表ながら「N504i」「P504i」「SO504i」が展示、公開されたことだ。 残りの3機種も、間を置かず発売される見込みであり(5月21日の記事参照)、「504iに買い換えたい」と思っているユーザーは、未発表機種も含め5機種の中から選べることになる。 504iシリーズに共通するハードウェア的な特徴は、以下の通り。
どの端末も最新のハードウェアを搭載しているわけだが、さてどれを選ぶべきなのだろうか。展示機で受けた印象を元に、いくつかコメントを。 まずはF504i。とにかくかっこいいのが、鏡面加工された液晶背面と、その中から浮かび上がってくる有機ELを使ったディスプレイだ。ぜひ実機をチェックしてほしいのだが、これまでの液晶を使った背面ディスプレイとは別物。輝度も高く、視認性は非常にいい。
D504iは大きな背面液晶と豊富なメモリ容量が特徴。最大1000件の受信メールを保存できるほか、iアプリの保存件数も17〜200件と大容量。ちなみに、F504iのiアプリ保存件数は12〜100件だ。
N504iは、デザイン的には従来から大きく変わっていない。最大の魅力は、高解像度の液晶だ。ほかの504i端末では132×176ピクセル表示が多いが、N504iは一回り解像度が細かい。32和音の着信メロディ対応の504i端末が多い中、40和音に対応しているのもポイントか。 ただし、赤外線ポートが唯一側面に付いている、待ち受けiアプリの「活性化」ボタンが独立しておらず(他機種は独立して搭載)、決定ボタンの長押しになっているなど、N504iだけがほかと違った実装をしている部分もある。“1機種だけ高解像度”という点も、コンテンツプロバイダには負担だったようで、「N端末用に高解像度バージョン、非N用に低解像度バージョン」と作り分けているプロバイダもある(5月21日の記事参照)。また、作り分けを行わないコンテンツプロバイダの場合、N504iで表示させると周りに黒い枠が出るものもあるようだ。
P504iは“504i最強端末”の呼び声も高い。超薄型である上、ヒンジ部にはオープンボタンも装備。片手で開けることができる。デュアルスピーカーも装備し、着信音にも気をつかっている。背面液晶が大きく、iアプリから背面液晶を操作できるのも面白い。 また、とにかくJavaの動作が高速なのもポイント。iアプリを立ち上げると、まずコーヒーマークが出てJavaVMの起動を通知するが、P504iの場合、それが見えないほど高速だ。この速さについては、また別途記事をお届けする。
SO504iはツートンカラーが基本。赤、青など3色が用意されるようだが、それぞれ落ち着いた色合いをしており高級感が漂う。 関連記事 [九条誠二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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