WHOが採用凍結・コスト削減へ、トランプ氏の脱退方針受け
Ashleigh Furlong世界保健機関(WHO)は、トランプ米大統領が脱退を命じる大統領令に署名したことを受け、職員の採用を凍結するほか、投資を一時停止し、不要な出張を削減している。
WHOのテドロス事務局長は職員に宛てた電子メールで、米国の離脱方針に伴い「財政状況はより深刻なものとなった」と説明、「コスト削減と効率化」を含む対応策を講じる意向を明らかにした。ブルームバーグが電子メールを確認した。WHO広報官は電子メールの信ぴょう性について認めた。
テドロス氏は「最も重要な分野を除いて」採用を見送るほか、出張費を大幅に削減するとともに、すべての会議は「特別な承認」がなければ原則、バーチャル形式になると述べた。
Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg
原題:WHO Freezes Hiring and Cuts Costs After Trump Signals US Exit
(抜粋)
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