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マーケティングリサーチQA

Q
ユーザビリティテストの謝礼の相場はいくらでしょうか?
A
ユーザビリティテストの謝礼は、調査時間と対象者、調査内容などによって異なります。

目安として、一般消費者を対象にしたウェブサイトの使いやすさ評価というテーマのユーザビリティテストを開催し、調査時間が60分の場合、6,000〜8,000円程度です。

なお、謝礼の金額だけでなく、支給のタイミングや方法も調査運営において重要なポイントのため、以下で詳しくご説明します。
 

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ユーザビリティテストで謝礼が渡されるタイミングは?

基本的には、ユーザビリティテストへのご参加が完了した後、弊社より参加者へ後日謝礼をお渡ししています。
謝礼の受け渡し方法としては、ポイント付与やデジタルギフトなど、調査ごとに様々な形式があり、ご要望に応じて柔軟に対応が可能です。
また、即日対応をご希望の場合や、お客様が手配された謝礼を代理でお渡しする場合なども、事前にご相談いただければ対応方法を調整します。
スムーズな調査運営のためには、謝礼に関する条件(受け渡し方法・受け渡し時期・名義・額面など)を事前に明確化しておくことが重要です。
 

ユーザビリティテストで謝礼を出すメリット

謝礼を設定することは、モニターの参加意欲を高め、調査の信頼性を確保するために非常に効果的です。
参加者が「報酬がある」と認識することで、参加への心理的ハードルが下がり、質の高いデータ収集が実現しやすくなります。
また、謝礼があることで、直前のキャンセルや無断欠席といったリスクの抑制にもつながり、限られた時間・コストの中で計画通りの進行に寄与します。

特に以下のようなケースでは、謝礼の有無や金額が大きく影響します。

  • ペルソナ要件が厳しい(例:特定エリアの新規住宅購入者、特定のアプリ利用者など)
  • 長時間または複数回にわたる調査

このように、謝礼は単なる「お礼」ではなく、調査の成功率を高める戦略的要素のひとつなのです。
 

ユーザビリティテストの謝礼を検討するときのポイント

謝礼を設計する際は、金額と種類の両方から、参加者が納得感を持って参加できるかどうかを検討することが大切です。
この検討が不十分だと、参加率の低下や辞退者の増加、リクルート期間の長期化につながる可能性があります。

1.謝礼の金額

金額の目安としては、一般的な消費者対象の60分のテストで6,000~8,000円程度が標準的です。
一方で、以下のような条件下では、謝礼金額の引き上げが必要となるケースもあります。

  • 医師、弁護士、エンジニアなどの専門職や高年収層
  • 忙しいビジネスパーソンや経営層などの属性層
  • 新規リリース前のプロダクトなど、より機密性が高い調査

あまりに低い謝礼設定は、「時間を割く価値がない」と判断されることもあるため、市場感や対象者の期待値に応じた設定が不可欠です。
 

2.謝礼の種類

謝礼には、以下のような形式があります。

  • ポイント付与(調査会社経由のパネルポイントなど)
  • デジタルギフト券(Amazonギフト券、QUOカードPayなど)
  • 自社製品の付与(BtoC企業の場合)
  • 現金または銀行振込

調査対象者の年齢層やインターネットリテラシー、普段の購買行動などによって、好まれる形式は大きく異なります。
弊社では、これらを踏まえた上で、最適な謝礼設計のご提案が可能です。お気軽にご相談ください。
 

ユーザビリティテストで謝礼を出す場合の注意点

謝礼を設定する際には、金額や形式のほかに、実務的な観点からの注意点も押さえておく必要があります。

  • 過度な高額謝礼は、参加動機が偏る可能性があり、「忖度」や「過剰な期待感」が入ることで、正確なユーザビリティ評価が妨げられることも。
  • 同一調査内で参加者ごとに金額や形式が異なる場合は、不公平感やクレームにつながる恐れがあります。

弊社では、こうした実務上の留意点を踏まえた設計や運用支援も行っています。円滑な調査実施のための事前準備として、ぜひご相談ください。
 

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Tips:ユーザビリティテストとは
ユーザビリティテストとは、製品・サービスの利用時におけるユーザーの行動・思考・課題を可視化し、UI/UXの改善点を抽出するための評価手法です。
特に、人間中心設計(HCD)のプロセスにおける評価フェーズで活用されることが多く、設計者側の仮説を実ユーザーの視点から検証できる点が特長です。
この調査は、定性的調査に位置づけられており、ユーザーの発話や操作ログ、さらには表情・動作の観察などを通じて、機能や導線の理解度・操作性を多角的に分析します。
また、調査手法には、対面式、リモートモデレート、非モデレート(収録型)など複数の形式があり、目的や開発フェーズに応じた適切な設計が求められます。
そのため、仕様の確定前にユーザビリティテストを実施することで、リリース後の手戻りリスクを抑え、ユーザー満足度の向上と業務効率の最適化を同時に実現することが可能です。

 
 

アプリ・WEBサイトのユーザビリティテスト

アプリ・WEBサイトのユーザビリティテストのサービスの詳細はこちら

アスマークでは、アプリ・WEBサイトのユーザビリティテストのサービスを提供しております。

このテストは、主にWebサイト、アプリ、システムについて、実際にターゲットユーザーに開発中のプロトタイプを使ってもらい、どの程度使いやすいか/使いにくいかといった課題を発見するテストです。調査手法は、ユーザーを深掘りできるデプスインタビューや視線の軌跡を可視化できるアイトラッキング調査を用いることが多いです。

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執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク 営業部 マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

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