ラーメン店「歴史を刻め」で食中毒 コロナ後再開の矢先

狩野浩平
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 大阪市健康局は19日、同市東淀川区下新庄5丁目のラーメン店「ラーメン荘 歴史を刻め」で食中毒があったと発表した。16~40歳の男女39人に腹痛や下痢などの症状があり、1人が入院したが、全員が快方に向かっているという。

 生活衛生課によると、8日に同店でラーメンを食べた市民から「10日から腹痛や下痢、発熱がある」という届け出が15日、市保健所にあった。ほかにも2~16日に店を利用した人が同様の症状を訴えており、市は食中毒と断定。店に3日間の営業停止を命じ、原因を調査している。

 同店は関西で複数の系列店を持つ人気店。店によると、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて一時休業し、6月1日から再開したばかりだった。藤原大地社長は取材に「マスクの着用やアルコール消毒など、これまで以上に衛生面に気をつけていたつもりだった。原因を究明し、再発防止に努めます」と話した。

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この記事を書いた人
狩野浩平
東京社会部|教育担当
専門・関心分野
いじめ、不登校、子どもの権利、ニューロダイバーシティー、幼児教育、性暴力