焼却処分では実は、マリファナだけではなく、覚醒剤やエクスタシーと呼ばれる薬物まで一緒に燃やしていたらしく、漂う煙の薬効は強烈だった。頭痛や吐き気などを催す人々が続出し、取材記者も「気分が悪くなって座り込んでしまった」と振り返る。ハイになった人がでたかどうかははっきりしていない。
関西を含め、日本ではありえない事態だが、当の警察官らは焼却処分中、しっかりマスクをして防御。今回の事態に対する警察署側のコメントは見当たらず、日本なら噴き出す責任論は有耶無耶になっているのかもしれない。末端価格で数億円が灰となった分、ある意味、違法薬物が危険なことは証明された。