開幕から無傷の8連勝中と快進撃を続けるドジャースは、4日(同5日)から昨季の東地区覇者で今季5勝1敗と快調なスタートを切ったフィリーズとの敵地3連戦に臨む。 2日のブレーブス戦で3号サヨナラ弾を放った大谷翔平投手(30)にとって、敵地シチズンズバンクパークは、レッズの本拠地グレートアメリカンパークと並び、まだ本塁打を打っていない球場。これまで公式戦では開幕シリーズの東京ドームを含め計31球場でアーチをかけており、今回の遠征で打てば、米国内の本拠地全球場制覇へ王手をかけることになる。

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◆大谷の球場別本塁打 大谷は日本人大リーガーで最多となる31球場で本塁打を記録。内訳は28球団の現本拠地+3球場(レンジャーズの旧本拠地、コロナ禍の影響でブルージェイズが使用したフロリダ州の球場、今年3月19日の東京ドーム)。本塁打を打っていない本拠地2球場は、今回のシチズンズバンクパーク(フィリーズ)と7月28~30日のグレートアメリカンボールパーク(レッズ)。また、8月1~3日レイズ戦は昨年のハリケーンの影響でレイズの本拠地トロピカーナフィールドを使えず、ヤンキース1Aの本拠地を借りる予定。ここでも打てば今季中に34球場まで増える可能性がある。