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量子ドット有機EL採用で10万円を切ったゲーマー向けディスプレイがGIGABYTEから登場
税込のメーカー想定売価は順に,9万4500円,4万500円である。
MQ27Q2は,Samsung Display製の量子ドット有機ELパネルを採用するディスプレイだ。量子ドット有機ELパネル採用で10万円切る価格というのは,見どころと言えよう。
サイズは27インチサイズで解像度2560×1440ドット,有機ELパネルらしく,垂直最大リフレッシュレート240Hz,中間調(Gray to Gray)応答速度は0.03msという高速表示も特徴である。
AMD独自の超解像技術「FreeSync Premium Pro」に対応しており,VESAの標準規格であるディスプレイ同期技術「Adaptive-Sync」も利用できるので,PCだけでなくゲーム機でも,映像のテアリングやスタッター(カクつき)が生じない映像表示が可能だ。
有機ELパネルは,原理的に焼き付きが生じやすいので,採用するディスプレイやテレビには,さまざまな焼き付き防止技術が盛り込まれるのが一般的だ。
MQ27Q2は,一般的な焼き付き防止技術に加えて,AIベースの技術を用いてピーク輝度を自動調整したり,画面の一部に表示され続けがちなタスクバーやロゴ,ウォーターマーク部分の輝度を自動的に下げるといった処理を行うことで,焼き付きを防ぐという。
一方のGS32QCAは,31.5インチサイズで解像度2560×1440ドットのVA液晶パネルを採用するゲーマー向けディスプレイだ。曲率1000R(=半径1000mmの円を描くカーブ)という,きつめの湾曲を描いているのも特徴である。
垂直最大リフレッシュレートは180Hzで,HDR表示にも対応しており,AMD独自の超解像技術「FreeSync」も利用可能だ。
GIGABYTEのMQ27Q2製品情報ページ
GIGABYTEのGS32QCA製品情報ページ
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