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店名 |
いまむら
|
---|---|
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
0225-90-3739 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
石巻駅、徒歩7~8分 石巻駅から662m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
席数 |
20席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
公式アカウント | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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大好きな旅系YouTubeチャンネル「しげ旅」でこちらのお店が紹介されてからずっと来たいと思っていたお店です。もはや憧れに近い感覚で伺う日を待ち焦がれていました。
なぜ待ち焦がれたかというと、石巻は宿が少なく石巻の滞在そのものが難しかったためです。そのため、いまむらに行こうと思ったその日からず毎日石巻グランドホテルの空き状況をチェックしていました、
無事ホテルが確保できたら、すぐに予約の電話をしました。3カ月位先の予約でしたが、この日から指折り数える伺う日を待ちました。
良いお店は予約を受け付ける時点で、何がというわけではなくお店の良い雰囲気が伝わってくるので、ますます楽しみな気持ちが膨らみます。
当日、ホテルを出て10分弱でお店に到着。予約時間の5分前くらいに入店するとカウンター席に案内していただきます。
店内には一応テーブル席もありますが、基本的にはオープンキッチンを囲むように作られたカウンター席がメインのようです。ちなみに、今回座った席は、しけ旅のしげさんが座った席とのこと。感激です。
席に座ると、アレルギーや苦手な食材を確認していただいて、その後簡単にその日のお料理の内容を説明してくださいました。話の流れで横浜から伺ったことを伝えると、来店のきっかけなどの話になりました。
その中で、ねぎちゃん(大将)も元バックパッカーでしげさんと意気投合した話を聞かせてくださいました。
楽しく話をさせていただきながら、ファーストドリンクをオーダーします。日本酒も魅力的なのですか、まずは、ビール。銘柄はエビスビールです。
最初に供されるお料理は鰯のサラダ仕立て。ドレッシングを纏った葉物野菜の下にソースと鰯が隠れた一品。程よいドレッシングの塩味とソースの酸味、そして新鮮な鰯の旨味が美味しくて、食欲を掻き立てます。
ここで、これから出てくる美味しいお料理に備えて日本酒をオーダーします。選んだのは宮城県産ひとめぼれで造った小金澤HITOMEBORE。かわいいラベルのお酒です。フレッシュな口当たりとまろやかな味わいでとても飲みやすい。
お料理の2品目は大きな牡蠣が入った汁物。蓋を開けると大きな牡蠣が登場して思わず「わっ大きい」というと、ねぎちゃんが「でしょ。そう言って驚いてもらいたくて作りましたと」一言。本当に素敵な料理人です。
ふっくら濃厚な牡蠣の味が美味しいのはもちろん、丁寧に取られただし汁は、いつまででも飲んでいたい優しい味です。
ここで日本酒を追加。石巻の墨廼江酒造の墨廼江をいただきます。八反錦とかめくちの2種類があったので、どちらもいただいて飲み比べます。
八反錦、かめくちもどちらも爽やかな口当たりのお酒ですが、八反錦は、香りとシワっとする酸味で爽やかさを感じさせてくれます。
一方、かめくちは、爽やかな口当たりがマイルドな甘みに変化して最後は少し濃厚さを感じさせてくれます。
飲み比べをすることで、それぞれの違いを感じることができてよかったです。本当にどちらも美味しい。
そんな美味しい日本酒に合わせるかのように3品目はお刺身の盛合せ。何と宮城県近海の魚の他に沖縄県宮古島の魚が盛られています。
宮古島といえば好きすぎて2005年から15年間連続で訪れた場所。その時は、現地ではあまり生の魚を食べなかったのに、ここに来て一流の料理人が捌いた宮古島の魚に会えるなんて感激です。
熟成した宮古島の魚とねぎちゃんが船上で神経締めをした新鮮な宮城の魚。食感も味わいも異なりますが、その対比を楽しむことができました。
次は、天ぷらや焼き物、お肉に備えるために一旦口の中をリフレッシュさせてくれるかのようなナマコ酢と島らっきょう。ここでも宮古島の味が楽しめるのが嬉しい。
次は天ぷらなので、日本酒をお願いして準備します。ここで選ぶのは石巻にある平孝酒造の日高見。日高見は辛口のお酒です。普段辛口はあまり選ばないのですが、天ぷらに合いそうですし、何より石巻のお酒ということで選びました、
日高見をお供にいただいた天ぷらは、ふっくらとした白身魚と新緑の味わいを感じる春野菜。辛口のお酒にとてもよく合いました。
お料理は、新玉ねぎの摺り流し、おひたしと釜揚げしらすと続き、魚の焼き物、肉のグリルというメイン料理を迎えます。
メイン料理を迎える前の2品もとても美味しく、特に新玉ねぎの摺り流しには驚きました。私は生の玉ねぎの辛味が苦手であまり口にしないのですが、この摺り流しは苦手な辛味が全く感じられず、まろやかな口当たりのポタージュという味わいでした。
メイン料理を迎える前にお酒を選びます。選んだのは宮城県にある山和酒造の山和無濾過原酒。メロンのような果実味を感じるフレッシュな味わいのお酒です。
魚のメイン料理は、魚の焼き物、ニラソース、筍の煮付け、ひじきの煮物が美しく盛られた一品。筍はスタッフの方が働いている農園で収穫されたものとか。
丁寧に焼き上げられた身厚の白身魚にニラのソースがよく合います。付け合わせの筍やひじきも美味しくて、完成された一皿です。本当に美味しい。
ここで、肉料理を前に赤ワインを注文してみました。こちら、いまむらの女将さんチョイスのオーガニックワインです。
ワインのことはあまりよくわからないのですが、若い果実感のある味わいです。ビギナーにも飲みやすくて美味しかったです。
呑助なので結局日本酒も追加します。選ぶのは宮城県寒梅酒造の宮寒梅純米吟醸です。お米の味わいと甘みを感じるふくよかな飲み口のお酒です。
日本酒を飲みながら待っていると仙台牛のグリルが登場。「たくさん食べてくれそうだし、お酒もまだ残っているので多めに焼いときました」とねぎちゃん。優しすぎます。まぁ、確かに仙台牛は大好物です!
仙台牛のには先ほど出していただいた赤ワインを合わせます。旨味を感じる濃厚な脂を纏ったお肉にピッタリです。やっぱりお肉に赤ワインは合いますね。
ここで最後の日本酒をオーダー。宮城県にある株式会社新澤醸造店の伯楽星純米吟醸です。柑橘系を思わせる味わいと酸味があるお酒で、旨味とキレのバランスが良くお肉に合います。
お料理はここまで。あとは〆の炊き込みご飯です。海鮮とかき揚げが入ったご飯は、そのまま食べても良し、だし汁をかけても良しで、とても美味しかったです。食べきれなかった分はおにぎりにしてくださいました。
あとはデザート。ずんだのムースです。何故か最後にビールが飲みたくなる変なクセがあり、デザートはビールと一緒にいただきました。
こちらのお店、常連さんに愛されていて、この日も何組か常連のお客さんがいて、食後にナチュラルワインを飲みながら色々なお話を聞かせていただきました。
翌日は、ねぎちゃんに行っておいたほうがいいと教えていただいた日和山(いのちの山)に登って、石巻の街並みを眺めながら、持ち帰ったおにぎりを食べました。
お料理やお酒はもちろん、ここでの会話や体験の全てが思い出になる素敵なお店でした。