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牛蒡餅(黒糖 白糖 桜 ゴマ汐 抹茶) 700円なり
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平戸の創業1782年の老舗の福岡支店です!
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麩饅頭(よもぎ麩こしあん) 220円なり
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こんな箱に入ってました
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看板に『創業ニ五〇余年』の文字が⁉︎
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いろんな和菓子たち その1
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いろんな和菓子たち その2
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いろんな和菓子たち その3
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いろんな和菓子たち その4
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いろんな和菓子たち その5
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いろんな和菓子たち その6
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いろんな和菓子たち その7
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いろんな和菓子たち その8
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いろんな和菓子たち その9
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いろんな和菓子たち その10
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長椅子で 短時間ならイートインも可能なよう
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赤線が同店 青線に『九州製氷』さんの門が!
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牛蒡餅の成分表示です
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味違いが5種類!
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同店のご名刺 その1
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同店のご名刺 その2
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牛蒡餅に付いてた説明書き その1
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牛蒡餅に付いてた説明書き その2
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福岡市は言うまでもなく九州一の街だから、九州一円から色んなものが集まってきます。
それは東京や大阪、名古屋や札幌だって同じことなんでしょうが、例えば自然豊かだけど余り知られてない九州の田舎町の漁港に揚がった魚も、そこで売ったら漁船の燃料代にもならないのに、築地は勿論、少なくとも福博の長浜市場だと何倍にもなるとか。
いや、そんな食品や商品ならいいんだけど、しいては、それが人口流出に繋がってるような気もします。
よく福博は女性、特に出産可能な若い女性の割合が高いそうで、というのも、九州中から進学を機に来福することが多いからだとか。
いざ九州中の若い女子高生が進学となると、東京や関西だと知らないことが多すぎ、都会すぎて心細いけど、福博なら人口166万人、糸島や志賀島など田舎もすぐ傍だし、いざとなればすぐ帰郷できる。
昨今なら九州新幹線に西九州新幹線もあり、東九州にも各種特急や長距離バスだってあるでしょうからね。
大学や短大だけじゃなく、福博には各種専門学校も多いから、日本人だけじゃなく、大橋辺りなんてネパール人だらけだったりしますし。
一方の男性は、福博の主要産業って各種サービス業だから、なかなか高収入の職場がないようで、進学を機に東京や関西に出ることが多いんだそう。
おかげで女性の比率が上がり、実際に福博は家賃が上がってきたとはいえ、まだまだ東京や関西に比べたら格安で、住みやすさは人口増加からも明らかでしょうから、いざ就職となっても、そのまま同地を選ぶことが多い。
そんな若い女性が多いからか、適当な職場も結構あり、上記のように主要産業が各種サービス業だから、飲食店は勿論、例えば通販のコール・センターとか、やたら有りますからね。
例えば、知らない日本人はいないでしょう、あの長崎県の雄『ジャパネットたかた』さんって、本社は佐世保にあるんですが、主力のコール・センターは福博にあります。
ご存知の方も多いでしょうが、『ジャパネットたかた』さんは長崎県平戸にあるカメラ店にすぎなかったものの、あの甲高い声の先代の名物社長『高田 明』さんが帰郷されて手伝いはじめ、やがて別会社を設立、長崎のラジオ番組で通販をしはじめたところ、これが異例の大ヒット、やがてTVに進出し、現在では従業員数2400人、年商1500億円以上の巨大グループに成長したってわけです。
昨10月、こけら落としに『福山雅治』さんが無料ライブを行ったことでも知られる『長崎スタジアム・シティ』のメイン・スポンサーとしても有名ですよね?
長崎県にも同社のコール・センターってあるのかもしれませんが、そこは沖縄県を除くと最西端、人口129万と県全体でも福岡市単体の人口166万に及ばず、上記のように年齢層からして違いますから、そりゃ求人が集まりやすい街に設置するのは当然でしょう。
っていうか、いまだに佐世保に本社を置き、福博や東京にしない地元愛の強さには、頭が下がる思いです。
個人的ながら、お仕事もさせてもらったこともあり、とても良くしていただいたもんで、今も足を向けて眠れないほどです。
そんな『ジャパネットたかた』さんのことを書いたのも、今回の同店『熊屋 福岡店』さんも同じ平戸に本店があり、唯一の支店が福岡店とのこと。
詳しい内情は知る由もないんだけど、上記の若い女性たちみたいに、いきなり東京や関西に打って出るより、まず福博でレスポンスを見ようとされてるのかもしれません。
って、別に無理な賭けをするほどでもなく、平戸本店は、なんと創業1782年、ご主人は8代目だそうで、平戸は観光地でもありますから、大儲けこそできないでしょうが、そこそこやっていけるでしょうからね?
創業250年近いともなれば、京都府民だって
「そりゃ老舗どすなあ」
って首肯いてもらえるくらいでしょうし(同.府民の皆さん、ステレオ・タイプの京言葉で面目ないです)、先の『ジャパネットたかた』さんの先代『高田 明』さんも同店はご存知なはず。
平戸藩主の茶菓子としても上がってたらしい『牛蒡餅』で名を知られ、天皇皇后両陛下にも献納されてるそうですから、そりゃ汚い表現ながら
》 暖簾に胡座
をかいてても充分やっていけるでしょうし。
逆に勝負に出て、コケると本体にも傷が残るし、それで暖簾を畳むようなことになったら
》 身上をつぶす
ってことになるんでしょうからね。
ですから、おそらく福博への出店は丁度いい頃合いなんでしょう、もし結果が悪くても、まだリカバー出来ますから。
といっても、同店『熊屋 福岡店』さんがあるのは一等地、赤坂の大手門寄りなんで、結構な賃料ではあるでしょう。
福岡城址のすぐ傍なんで、江戸時代で言えば城下町中の城下町ですからね。
ただ、同地区って現在じゃオフィス街だから飲食店は少ないんだけど、大手門の方は高級マンションが立ち並び、同店は和菓子屋さんだから各種贈答品が一番の稼ぎ頭ともなれば最適なんでしょうが、少なくとも、ふと立ち寄るような地区ではありません。
ですから専用駐車場が1台でもあれば、まだ寄りやすいんでしょうが、上記のように何せ地価が高いし、まあ、このくらいの和菓子屋さんともなると、ワタシみたいなセコビッチと違って何百円かのコインP代など惜しくも何ともない客層なのかもしれず、タクシーや運転手付きで寄られるのかもしれませんね?
っていうか、ワタシの場合は似合ってる地区である長浜からテクテク歩いてきたわけで、そんな来客も中にはいるでしょう(そう記載したら、なんか長浜の価値が下がりますが)
そのようにハイソな店構えで、さすが上記の創業250年を実感させてくれますが、ご主人は若めで、決してお高くとまってるわけじゃなくフレンドリーですからご安心ください。
写真にある長椅子で、短時間ならイートインも可能なようですから、大濠公園は遠いけど鴻臚館などの見学ついでに一休みされるのもまた一興でしょう。
そんな同店で今回、購入したのは以下の2点です。
① 牛蒡餅(黒糖 白糖 桜 ゴマ汐 抹茶) 700円
② 麩饅頭(よもぎ麩こしあん) 220円
①の黒糖は、意外と跳ね返しのあるしっかりした餅で、糊っぽい粘着力も結構あります。
黒糖の甘さは控えめで、まったく厭味がないし、おかげで支障がなかったから長めに咀嚼してたら、ようやく異なるコリっとした食感の牛蒡っぽさに気付けるぐらいなイメージ。
つまり、そこまで牛蒡っぽさは有りません。
ですから、苦手な人でも大丈夫なんじゃないでしょうか?
モチモチというよりムチムチした食感かな?
白糖は、上記の黒糖なら適度な優しさがあるからまだしも、どうかって疑ってかかってたものの、そこまで強い甘さじゃないし、引っ掛かりもありません。
ただ、多少の後残りは正直あるかな?
ケシの実みたいなのが乗っかってて、それが香ばしさを演出してるように感じられましたね。
桜は、噛むとフワっと春の香りがするような感じで、まさに春満開?
って、色からして鮮やかな桜色だから、そう感じるだけで、もしブラインド・テストでもされたら、桜云々が出てくるか否かは微妙なところでしょう。
ごま汐は、こりゃまた原点に返ったかのような素朴さ。
汐=塩っぱさはそこまで感じられませんが、なんとなく潮みたいな雰囲気はあり、そこにゴマの香ばしさも加わるんだけど、全体的には何故か田舎っぽい。
漁港や海沿いじゃなく、そこから少し離れた厳しい潮風だけは当たる、木々が生えてない丘の上って感じかな?
抹茶は、苦みはそこまで感じられませんが、お茶らしい香りは薄っすら感じられるような気も?
さすがに甘さを出さなきゃならず、苦みって対峙する味だからかもしれません。
ですから特徴的には弱く、印象には中々残りにくいでしょう。
②の麩饅頭は、よもぎが笹の葉の青っぽさに隠れ、最初はよく分かりませんでした。
って、葉っぱを取って、何度か咀嚼したら、ふんわりとよもぎっぽさが判別できたんですけどね。
餅はヤワヤワなんですが、ある程度の粘りはあります。
こしあんで、甘さ控えめ、この饅頭の微細な香りなどを際立たせるためか、こちらは余り主張してきません。
麩饅頭の中では、よもぎ味が一番人気だそうだから、このフレーバーにしたんですけど、要は全体的に控えめな上品さがあり、どれもエッジは丸まってるようなイメージでした。
総括すると、いわゆる伝統菓子って感じで、そりゃ茶菓子とかには最適なんでしょうが、普段使いには厳しいかもしれません。
酸いも甘いも噛み分けた大人にこそ相応しい和菓子なんでしょう。
● 個人的 食べログ 評価点・・・3.3