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お盆期間、明倫學舎にある「レストラン萩暦」でのひと時
「萩暦特選ランチセット」+數量限定「日替はりご飯」。
一、萩魚のフライ 一、長洲鷄のバンバンジー 一、玉子豆腐 一、萩魚の南蠻漬け 一、さうめん瓜のサラダ 一、ピーマンの煮浸し 一、鹽昆布 萩産コシヒカリ100%使用。
一、萩沖天然魚の刺身盛り(カンパチと鰆)
明倫學舎。
明倫學舎。
吉田松陰と高杉晋作。
明倫學舎。
歴史を感ずる萩にて「はぎ御膳」
昨日(令和3年8月1日、日曜日)は、日歸りで山口縣萩市に伺ひました。一日のプランとしましては、明倫學舍(萩市江向)を見學、同舍内の「レストラン 萩暦」さん(以下、「萩暦」さんと記します)で御晝、城下町にて木戸孝允、高杉晋作兩氏の舊宅を見學、松陰神社を參拜と云ふ内容です。
「萩暦」さんに關しましては、念の爲、數日まへに電話豫約をして置きました。その「萩暦」さんと松陰神社に就いては、一昨年の5月にもたづねてゐるやうです。今は更新してゐない私のgooブログには、「令和を記念してこの五月中、松陰神社にて『留魂』の御朱印を貰ひ受ける事が出來る」と書いてをり、その記念の御朱印が目當だつたやうです。
一昨年、「萩暦」さんで頂いた「はぎ御膳」が頗る美味だつた爲、今囘はその御料理も、日歸り旅行の樂しみの一つであります。その「はぎ御膳」(2,640圓)は「數量限定」らしく、いちわうは豫約をして置いた訣です。「四季折々の萩の食材をふんだんに使用した、ワンランク上のPREMIUM御膳」とメニューには記されてゐます。
「萩暦」さんには、開店時間の11時少しまへに到著しました。先客は勿論なしで、特に席を設けられてゐる訣ではない爲、窗側のテーブル席に著席します。著席して6分後に、まづは、お漬物、お醤油、お箸にお手拭きが屆きます。更にその5分後に、「はぎ御膳」、ちりめんじやこ御飯、お吸ひ物が屆きます。
「はぎ御膳」(2,640圓)、後に追加註文する「ケーキセット」(+660圓、單品968圓、萩暦特製スイーツ+コーヒーor紅茶)に就いて、詳しくは何時ものとほり、畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。
「本日のお品書き」によると、「はぎ御膳」は以下のやうな内容です――
萩暦の魚はすべて萩沖の天然魚です
一、萩沖天然魚の刺身三點盛り
一、甘鯛の鹽燒き
一、長洲鷄の油淋鶏
一、玉子豆腐 モロヘイヤ
一、鰺の南蠻漬け
一、長萩和牛の生春卷き
一、黒ムツの唐揚げ
萩産コシヒカリを使用してをります
――との事です(原文は略字新假名)。
その「お品書き」に就いては、食事の後、「『お品書き』はありますか?」とたづねた處、持つて來て貰へました。と云ひますのも、一昨年は、食事のまへに頂けたと云ふ記憶があつた爲、「をかしいな」と家族と共に思つた爲です。私のやうな食の素人にして見れば、矢張り、事前に「お品書き」を渡されるなり、説明を受けるなりしたはうが、より食事を樂しめると思へ、そのやうにして頂ければ幸ひです。
更に我が儘を云ひますと、お刺身にしても、どのやうなお魚か、配膳の際に一言二言附け加へて頂けると有難いものです。いや/\ランチで其處迄のサーヴィスを求めるのも、如何なものか、とも思ひますが、私が昨年迄、愛用してゐました、東京は早稻田鶴卷町の「汐見」さんですとか、同じく櫻臺の「イル・トンシオーネ」さんと云つた御店は、ランチでもサーヴィス精神に拔かりがありませんでした。
私の食に關する知識や能力が低いと云はれゝば、それ迄ですが、イカ、鰹や鮪と云つたお魚であれば、私にも分りますが、素人には、はつきりと分らないお魚もありませう。加へて、私共は、本當に酷い舌でして、「長萩和牛の生春卷き」に就いては、二人とも豚肉だと思つて食べてゐた爲體です。
分らない儘、食べるのと、分つてゐて、食べるのとでは、食事の感想や味の感じ方が異なるのだなと、今囘、痛感致しました。純粹に味やかをりを樂しめる方と云ふのは、世間に於て、そんなには存在せず、多くの人々の食事に於ては、説明や視覺による情報が大事であると思はれます。
……と云ふ風に書いた後、料理の感想を書いても、何らその記載に説得力がない事は自覺してゐますが、それでも、御料理の總てを美味しく頂けました。
「御膳」は3×3の正方形で、9品と種類が豐富です。用ゐられてゐる多くの小鉢は「萩燒」だと思はれ、「獨特の柔らかな風合ひ」が特徴です。
横の眞ん中の列三皿が、「萩沖天然魚の刺身三點盛り」です。(右)イカと海膽、(中央)鰹のタタキ、(左)甘鯛ともう一種類(?)、と云ふ感じでせうか。いづれも旨みや甘みが濃厚で、とても美味しいです。イカ刺しは食感を樂しむ御料理かも知れませんが、そのイカ刺しでさへ、旨みを感じます。このお刺身に限らず、丁寧なお仕事だなと感じます。お醤油は、九洲地方で好まれるやうな甘めのものです。そのお醤油の風味にも負けない、濃厚な味はひのお刺身です。
「御膳」の右下隅が、「甘鯛の鹽燒き」です。風味豐かでとても美味しいです。鹽燒きにする事で、甘鯛の旨み、甘みが引立ちます。身は適度にふわ/\してゐますし、皮は芳ばしく仕上がつてゐます。
上段の眞ん中は、「長萩和牛の生春卷き」です。家族二人して、豚肉かと勘違ひして了ひましたが、それだけ脂に由來する甘みが濃く感じ、決して、ネガティヴな感想を抱いた訣ではありません。「長萩和牛」に就いては、「有限會社萩ミート販賣」さんの公式サイトには、以下のやうに記されてゐるやうです――
私たちが自信をもつてお屆けする長萩和牛には、良質な脂肪酸が多く含まれ、他の和牛に比べて脂肪質の融點が低いため、口に入れた瞬間にとけるやうな食感を味はへるのが特徴です。 この良質な脂に熱を加へると「和牛香」が立ち上がり、これが肉本來の味と融合し、さらに格別な味はひへと導いてくれます。
長萩和牛は、脂肪の旨み、霜降りはもちろんのこと赤身は、牛肉本來の旨みを持ち合はせた和牛です。 一般的に考へられてきた「高級」=「美味しい和牛」といふ考へを覆し、どの等級の長萩和牛でもすべて美味しいといふ近未來的な可能性を秘め、 新しい牛肉に對する價値觀を定義できる和牛です。
https://hagimeat.com/wagyu/
――との事です(原文は略字新假名)。
上に引用しました解説を讀み、「長萩和牛の生春卷き」のお肉が、旨み、甘みともに優れてをり、とろけるやうな食感であつた事にも納得しました。それでゐて、低コストで美味しい和牛を提供出來るならば、それは素晴らしい試みであると思ひます。
以上、特に印象的であつた五皿に就いて、私なりに記述致しましたが、上述しましたやうに、ちりめんじやこ御飯、お吸ひ物をも含めて、總ての御料理を美味しく頂けました。また、追加料金を支拂ひ、註文しました「ケーキセット」(コーヒー)も食後のデザートとして最適で、心地好い萩に於ける御晝を過ごす事が出來ました。
御馳走樣でした。
はぎ御膳。
御漬物、醤油他。
御漬物、醤油。
鰺の南蠻漬け。
玉子豆腐、モロヘイヤ。
甘鯛の鹽燒き。
萩沖天然魚の刺身三點盛り「甘鯛ともう一種類?」。
萩沖天然魚の刺身三點盛り「カツオのタタキ」。
萩沖天然魚の刺身三點盛り「イカとうに」。
長洲鶏の油淋鶏。
長萩和牛の生春卷き。
黒ムツの唐揚げ。
ちりめんじやこ御飯。
お吸ひ物。
ケーキセット。
ケーキセット。
ロールケーキ。
アイスクリーム。
ホットコーヒー。
見世先のメニュー。
「はぎ御膳」メニュー。
デザート他メニュー。
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早稻田の文士
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店名 |
レストラン 萩暦(ハギゴヨミ)
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、カフェ、カレー |
予約・ お問い合わせ |
0838-25-8543 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
◆JR新山口駅 東萩駅から1,280m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 QRコード決済可 |
個室 |
無 |
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貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 萩・明倫学者 駐車場 310円/1回 |
空間・設備 | オシャレな空間、カウンター席あり |
料理 | 魚料理にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2017年3月4日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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令和六年八月十四日(水)
過日、山口縣萩市の明倫學舎にあります「レストラン萩暦」にて、御晝を頂きました。
當日はお盆期間であり、豫約は不可能との事でした。開店間もない時間にたづねましたが、ほゞ滿席の状態で、私達は何とかカウンターの席に坐る事が出來ました。
また、お盆は「萩御膳」は御休みとの事で、下記のランチセット他を註文しました――。
「萩暦特選ランチセット」(2,200圓)
數量限定「日替はりご飯」(+110圓)
クラフトビール(Ask)
――以上です。
その「萩暦特選ランチセット」は以下の内容です。
一、萩沖天然魚の刺身盛り(カンパチと鰆)
一、萩魚のフライ
一、長洲鷄のバンバンジー
一、玉子豆腐
一、萩魚の南蠻漬け
一、さうめん瓜のサラダ
一、ピーマンの煮浸し
一、鹽昆布
萩産コシヒカリ100%使用
萩の食材を用ゐた美味しいランチを頂けました。毎年、萩に行くのは暑い季節。涼しい季節に幕末明治維新のかをりを感じたいものです。
萩と云へば、司馬遼太郎の「世に棲む日日」を想起する人達は多い筈で、私も同作を學生の頃、樂しく讀みました。