Tabelog 蕎麥麵 WEST "百名店" 2024入選店
横田小そば「野の香」 100名店
香る蕎麦
今回の関西方面遠征の最大の眼目は横田小そばだった。奥出雲の山の中にあり、高速降りてから一時間はかかる。JR木次線の出雲横田駅は近いが、一日に7本しか走っていない。カーナビ頼りにジャスト12:00に到着した。この店は横田小そばという普通の蕎麦の1/3丈で収穫量が少ない蕎麦を一日限定15食で「野の香」という名前で出している。予約することが望ましく、平日でも私の次の人で売り切れになっていた。
店内は正面が蕎麦打ち部屋、左が椅子席、カウンターと調理場、右が小上りになっている。「野の香」を注文した。
蕎麦は十割蕎麦で水切りはよく、星が見え、切りむらはないが端切れはいくらかある。蕎麦の香りが素晴らしい。香りが先に感じられて、ついでえぐみというか穀物臭が次にきて、甘みが後から追いかけてくる。かなり特徴を持った蕎麦だ。えぐみのあまりない秋そばとえぐい丸岡在来の中間くらいの穀物の味だ。
薬味はねぎとわさびでわさびは良くない。
辛汁は甘目でよくできている。
蕎麦湯は湯のみに入って出てきたが、蕎麦同様にとても風味がある。
地元湯葉の天ぷらが添えられている。
奥出雲の大自然の恵みとこだわりの厳選素材を使い、地産地消をこころがけているらしい。香りへのこだわりが強く、手仕事でないと伝わらない味があるとパンフレットに書かれていた。この地は仁多米といううまい米が取れるところとしても有名で、交通の便が悪いが地味はいいところらしい。横田小そばはマニアの中で有名で、蕎麦の聖地といっていいかもしれない。機会があれば多少無理をしても訪れることをお勧めする。
店名 |
Jun Soba Ippuan
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獲獎及選出記錄 |
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そば 百名店 2022 選出店
食べログ そば 百名店 2022 選出店 |
菜系 | 蕎麥麵,烏龍麵 |
預訂・咨詢 |
0854-52-9870 |
預訂可/不可 |
可以預訂 |
地址 |
島根県仁多郡奥出雲町下横田89-2 |
交通方式 |
距离出雲橫田 643 米 |
營業時間 |
營業時間和節假日可能會發生變化,因此請在來店前與餐廳聯繫。 |
預算 |
JPY 1,000~JPY 1,999 |
預算(評論總數) |
JPY 1,000~JPY 1,999
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付款方式 |
可信用卡付款 (VISA,Master,JCB,AMEX,Diners) 接受電子貨幣 (交通電子貨幣(Suica等),樂天Edy,nanaco,WAON,iD,QUICPay) 接受二維碼支付 (PayPay,d付款,樂天支付,au PAY) |
座位數 |
40 Seats |
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包廂 |
可 可容納8人 |
包場 |
不可 |
禁煙・吸煙 |
禁止吸煙 |
停車場 |
可 |
空間、設備 |
時尚的環境,平靜的環境,有吧檯座位,有日式包廂 |
飲品 |
有日本清酒,有燒酒,對日本酒講究,對燒酒講究 |
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料理 |
健康/美容食品菜單 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
家庭式餐廳 |
服務 |
外帶服務 |
關於兒童 |
歡迎兒童 |
網站 | |
開店日 |
2003.7.11 |
若い頃は思ってもみなかったが、高齢者になると、もうあの地は二度と行くことはないだろうといった思いが募ることが時々ある。
秋のベローナで食べた焼き栗やボローニャでのポルチーニ茸のパスタなどが思い浮かぶ。
40年前は、まだ日本語のミシュランなどはなく、丸善から英語版を取り寄せ、日長じっくり検討してた昔が懐かしい。
海外旅行は生命の危険を含めて緊張感が高くなるが、国内ならそれほどでもない。
しかし、国内といっても奥出雲の地は自宅からはかなり遠く、かつ交通の便がとても悪い。
前回は山の神と二人で、神戸から長時間かけていった苦い記憶がある。
しかし、あの横田小そばの美味しさはいまだ忘れることができないので、意を決して一人で行ってみた。
この店は昔はあまり知られていなかったが、今はかなりの人気店になっているようだ。
一日15食限定の「野の香」とうい横田小そばを一週間前に予約したら、すでに14人が予約していて最後の一人だった。
つなぎが一割入った粗挽きの蕎麦はきれいな麵線で、口に含むと濃密な味と香りが伝わってくる。
蕎麦ははじめに何もつけずに、口の中でもぐもぐしてたべることを勧めます。
香りが鼻腔を抜けるときに、その蕎麦の良し悪しがわかります。
それから、蕎麦の甘味が追いかけてきます。
この在来種はそれほど明確なインパクトが伝わるわけではなく、じわっと旨味が出てきます。
開店直後なので蕎麦湯の風味は蕎麦ほどでなく、わさびは良くありませんでした。
昔から、奥出雲は私の食生活にはかなり重要な土地です。
まず、お米が美味しい。
この地では仁多米のおにぎりが随所で売られているのがよくわかります。
次いで、醤油です。
アマゾンでバカ売れしている井上醤油と,とても高価な森田醤油はどちらも秀逸です。
そして、この地の在来種である横田小そばです。
この地で栽培した信濃一号も結構美味しいので、土地の滋味が抜けているのでしょう。
写真が迷子になっているので、前回のそれで辛抱してください。