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「エノテカ・マニファトゥーラ」隠れ家的な存在で熱海のワイン好きが集うワインバー
熱海「エノテカ マニファトゥーラ」気軽に立ち寄れるスタンディングスタイルのワインバー
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2015/12/18 熱海「エノテカ マニファトゥーラ」気軽に立ち寄れるスタンディングスタイルのワインバー
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/travel-diary/yugawara-atami/47631/
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熱海駅前にある「仲見世商店街」の商店街を抜けてバス通りに出て左折すると見えてくる
駅より徒歩圏内の「ENOTECA MANIFATTURA エノテカ マニファトゥーラ」。
建物の老朽化で閉めてしまった熱海の名店「ビストロ ア・ラ・プラージュ」のソムリエを務められていた
萩原健二(Kenji Hagiwara)さんが御一人で営まれており、
気軽に立ち寄れるスタンディングスタイルのワインバーとなります♪
店内に入ると、いきなり立ちはだかる大きなワイン樽の数々!
噂にはお聞きしていたものの、ワイン樽をテーブルに、
熱海では知る人ぞ知る個性的な人々が集う穴場となり、
萩原さんがセレクトする美味しいワインと、ほっこりと心が温まるような手づくりの酒の肴がいただけます!
小さなカウンター席には2~3名が座れる椅子が用意されておりますが、
基本はスタンディングのスタイルとなり、
4樽のテーブルのみで、10名も入れば非常に人口密度の高いコンパクトサイズのお店となります。
常連も多く、オーナーソムリエの萩原さんとの会話を楽しみに来られる方も多いです!
こちらも熱海温泉旅館「熱海ふふ」の前支配人であり、現在は富山の「リバーリトリート雅樂倶」の総支配人を務められる
松宮大輔(Daisuke Matsumiya)さんにご紹介いただき、とても気になっていたので、食事の後にお邪魔しました♪
お勧めのグラスワインのメニューがスパークリング、白、赤とそれぞれブラックボードに記載されています。
もちろんボトルでのオーダーも可能です♪
オーナーソムリエの萩原さんは、若かりし頃にフランスへ渡り、ワインを勉強され、
2011年の夏まで、同じ熱海の有名なフレンチレストラン「ビストロ ア・ラ・プラージュ」でソムリエを務められておりました。
しかし、そのレストランは建物が老朽化したことをきっかけに閉店されてしまいます。
その後、自身のお店をオープンさせるために土地を探し、2012年、熱海駅より程近く好立地なこちらに出店を決意。
以前は「カステラ工場」だった跡地をセルフビルドでリノベーションされています。
店名は、イタリア語で「ENOTECA エノーテカ」は、
ワイン中心のイタリアレストランまたはワインバーを意味し、
「MANIFATTURA マニファトゥーラ」は「工房」を意味します。
少々、人見知りの気がある萩原さんですが、
この日、初めてお会いしたとは思えぬ程に楽しい時間が過ぎて行きます♪
「LA ROSCA CAVA BRUT ラ・ロスカ カヴァ ブリュット」800円 スペイン カタルーニャ
ペネデス近郊の畑で収穫される伝統品種マカベオ、チャレロ、パレリャーダをバランスよくブレンドし、
瓶内二次発酵で最低9ヶ月の熟成を経てリリースされます。
豊かな泡、青リンゴを思わせるフレッシュな果実の香り、
爽やかな味わいが楽しめるカヴァです♪
「ASTRUC MAL MAS ドメーヌ・アストラック ディー・エー カベルネ・ソーヴィニヨン 2014」800円 フランス ラングドック
1802年以降、ドメーヌ・アストラックは、ワインの品質で名声を受け、
南フランス・ラングドック地方・リムー地区、ピレネー山脈の麓に位置し、
海洋性気候と地中海性気候の両方の長所を備えた気候に恵まれた土地でワインづくりを行っています。
2003年に旨安ワインの帝王マス家(ポール・マス) の 「ジャン・クロード・マス」 および 「マイケル・マス」 が、
経営権を購入し所有、運営にあたっています。
そんなアストラックのコスパワインです♪
フードメニューもポップなデザインのブラックボードに記載されており、
時間のかからないおつまみ系から萩原さんお手製のワインの当てとなるメニューが並びます♪
「おまかせ3品盛り合わせ」1,200円
さっぱりとした味わいの秋鮭と茄子のテリーヌ、野菜が美味しくいただけるカポナータ、
優しい味わいのイカとジャガイモの煮物、パクチーをアクセントに利かせたアンチョビポテトと、
ワンプレートでいただく盛り合わせは、バランス良くどれも美味しくリーズナブルです♪
軽くつまみながら、美味しく気軽に楽しめるワインバー。
立ち飲みだから深酔いすることもなく、楽しいお酒がいただけるお店です♪
「DRAGON BERVERANA 2007」800円 スペイン ムルシア州
最新のワイナリーと醸造技術を持ち、リオハを始めとした
スペイン各地においてリーズナブルで高品質なスタンダードワインを造り出す
「BERVERANA ベルベラーナ」の、D.O.フミーリャのワインです。
褐色がかった深いルビー色で、しっかりとした赤い果実とオーク樽のアロマがあり、
まろやかながらに十分なボディを持ち、バランスがとれていてエレガントさを感じながら長い余韻を楽しめます♪
「MONS JOVIS 2011」1,000円 エミリア・ロマーニャ州
エミリア・ロマーニャ州最大規模の生産者協同組合が造る果実身溢れるサンジョヴェーゼ。
凝縮したプラムのような果実身としっかりしたタンニンが広がり、程好い渋さ楽しめるワインです♪
店内のラックには、ワインの空き瓶がビッシリと並んでいます。
実は、これが常時飲めるワインリストとなるのです!
価格も良心的に名札に描いてあり、常に50銘柄ほど用意されています。
こちらでは、ワイン販売も行っており、気に入ったワインがあったら購入することも可能です。
イタリアワインが中心ですが、スペインやフランスのワインも豊富に置いてあります♪
店内の至るところに、萩原さんの個性が見え隠れしています。
そして、彼の引き出しの多さについつい話が弾んでしまい、
とても思い出に残る熱海Nightが過ごせました!
萩原さん、熱海に出向く際には必ず足を運ばせていただきますね♪
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カケスタ★たかひろ
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店名 |
ENOTECA MANIFATTURA
|
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ジャンル | ワインバー |
お問い合わせ |
非公開 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR東海道本線(東京~熱海)熱海駅から徒歩 熱海駅から147m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
駐車場 |
無 |
---|---|
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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初投稿者 | |
最近の編集者 |
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熱海駅前にある「仲見世商店街」の商店街を抜けてバス通りに出て左折すると見えてくる駅より徒歩圏内の「ENOTECA MANIFATTURA(エノテカ・マニファトゥーラ)」。
建物の老朽化で閉めてしまった熱海の名店「ビストロ ア・ラ・プラージュ」のソムリエを務められていた萩原健二(Kenji Hagiwara)さんが御一人で営まれており、気軽に立ち寄れるワインバーとなります!
熱海に足を運ぶ際には決まって足を運びたくなるお店の一つです!
所狭しとワインボトルが並び、アンティーク家具が配され、雑多な雰囲気を醸しつつも何処か落ち着ける店内は、日々個性的な人々が集う穴場となり、萩原さんがセレクトする美味しいワインと、ほっこりと心が温まるような手づくりの酒の肴がいただける素敵なお店。
お店の新たな顔として、常連客の一人でもあり、日本の写真家で現代美術作家で建築家、そして演出家でもある杉本博司氏の「禅語不覚」と描かれた書が飾られ、和の趣で重厚感を増しています!
こちらの店舗が2020年に改装した際の設計には、東京・熱海を拠点に活躍をされている「Unscape(アンスケープ)」の一級建築士の鈴木学氏と熱海で革製品と洋服を取り扱われるアトリエ兼ショップ「Eatable of many orders」の新居幸治氏が共同設計で携わっており、萩原さんの日々のコツコツセルフビルドも加わり、訪れる毎に変化があり、一級建築士のアイディアを用いて、突如、2階の秘密基地へ通ずる鉄板の階段が出現したりもします!この階段は、カウンターとテーブル席を仕切る役目と同時に、時にディスプレイの台として、時に椅子となり活躍します。3階まで続く鏡と吹き抜けによって店内に大きな奥行きが生まれ、非日常感の中で心地良く過ごせる場所を目指されての設計。中央に聳える階段の存在感たるや。普段は開放していない2階へ上がらせていただくとワクワクするような秘密基地が待ち受けています!
以前の記事ではスタンディングバーと紹介しましたが、腰を据えて飲めるテーブル席が用意されていたり、コロナ禍ということもあってかテラス席が増えていたりと、日々進化していく様子があり、訪れる毎の楽しさに繋がります!
この日は愛犬ショコラを同伴しているため、店内ではなくテラス席で楽しませていただきます!
旅館から熱海銀座を抜けて街まで歩いて散策してきたため、喉がカラカラ!
萩原さんに「先ずは泡をください」とシャンパーニュをオーダーし、酒の肴となるおつまみはおまかせでお願い致しました!
「モンサラ・シャンパーニュ・グラン・レゼルヴ・ブリュット
(Monsarrat Grand Reserve Brut AOC Champagne)」
バースデーイブを祝うシャンパーニュは、フレッシュでしなやかな酸があり、洋梨のような果実味と濃密なコクが優美で長い余韻を楽しませてくれます!
「焼き栗」
ホックホクでしっとりと焼かれた焼き栗は、香ばしい香りと甘味で深まる秋を楽しみます!
熱海駅から徒歩圏内で田原本町交差点付近ということもあり、人通りは多く、店前を通る人々がそれぞれに「お洒落なお店だね!」、「いい感じ!」と通りすがりに呟いていく姿が多く見受けられるこちら。「中もお洒落だしワインも美味しいから入って行って!」と、つい声掛けしたくなってしまうお節介婆さんが出現しそうになります(笑)
夕暮れ前から飲み始めてはいたものの、いつしかネオンが温かな灯火に感じられる時間帯になり、よりムーディーな雰囲気になっていくのもまた素敵。
通りすがる車やバイクの音にキョロキョロしながら耳を傾けるショコラですが、膝の上でチョコンとお利口にしてくれているため、割と何処に連れていくのも楽チンです!こう言っては何ですが、コロナ禍で様々なお店にテラス席が増えたことにより、ペット同伴で行けるお店も増えつつあるため、愛犬家にとっては本当に嬉しい限り!
「彩り野菜のバーニャカウダ」×「器:釋永岳 Áge(アージュ)」
ラディッシュや蕪、赤大根、胡瓜としっかり目の食感と瑞々しさが楽しめる彩り野菜を旨味の強いバーニャカウダソースでいただきます。器は以前、浜松にて開催した「釋永岳展」にて御来場いただき御注文いただいた「釋永岳」の年輪の風合いをイメージし全面に荒々しい土肌を活かした「Áge(アージュ)」。お店で愛用してくださっているようで嬉しい限りです!
「鉾八のひとくちかまぼこ」
店内のお客様を対応しながらもテラス席の小腹を空かせた私たちのために提供できるおつまみを次々と用意してくれる萩原さん。熱海土産としても販売されている「鉾八のひとくちかまぼこ」を焼いてくれたのですが、中にクリーミィーなカマンベールチーズが忍ばされてり、プリップリ食感の蒲鉾で風味豊かに楽しめます!
「赤大根のサラダ」
赤大根のほろ苦さが美味しいサラダは、ほんのりと酸味を効かせて箸休め的な存在でいただけます。
「カンパーニュ ド ゴール シャルドネ/シャトー・ド・ゴール
(Campagne De Gaure Chardonnay/Chateau de Gaure)」
イエローゴールドの外観からハーブやリンゴ、白い花の控えめな香り、柔らかいテクスチャーで程良い余韻とボリューム感のある肉厚な骨格が伺えます!
「ソニオ・ミーオ・ビアンコ(SOGNOMIO BIANCO Bianco Toscana)」と「ビーツのスープ」
林檎を思わせる爽やかな香りと軽快でドライな味わいが楽しめるトスカーナの白ワインと濃厚なビーツのスープ。
「ハモンセラーノと林檎」
熟成し芳醇な香りを放つスペインの生ハムとフレッシュで酸のある林檎を合わせていただきます。
「サルケート ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ2019
(Salcheto Rosso di Montepulciano)」
フレッシュベリージュースのような純粋な味わいが楽しめる!お料理を引き立てる果実味豊かなトスカーナの赤ワイン。
「ブロックベーコンとザワークラウトの煮込み」
ブロックベーコンの旨味と酸味のあるザワークラウトの相性が抜群でお箸もワインも止まりません!
「生海苔ディップ 胡桃のカンパーニュ添え」
たっぷりの生海苔を洋に用いた風味豊かなディップは、香ばしい胡桃のカンパーニュに添えて、赤ワインに合わせます!
「シャトー・シゴニャック2017(Chateau Sigognac)」
輝きのある美しいガーネット色でブラックチェリーやブラックベリー、スミレ、カシス、プラムを想わせる豊かな香りに杉、クローヴ、紅茶葉、スモークなどやや熟成感のある複雑な香りで洗練されたエレガントな口当たりと余韻があり、繊細な細さの二日月の夜に相応しい赤ワインとなります!
今宵、グラスワインでいただいたワインボトルたち。今回のセレクトもすべて萩原さんにお任せしましたが、いただいていく内に好みを伝えていくのもお勧めです!
隠れ家的な存在でありつつも、気軽に足を運べるワインバー。熱海のワインラバーたちが萩原さんとのひとときを楽しむお店。是非ふらっと立ち寄ってみてください!