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buff-buffさんが投稿したコート ドール(東京/白金高輪)の口コミ詳細

Buffyのレストランガイド

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閉店コート ドール白金高輪、田町、三田/フレンチ

2

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク -
2回目

2023/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

斉須シェフの重厚なフレンチを✨ ~ CÓTE D'OR

友人と話していて、そうだ、斉須さんの料理を食べに行こうということになり、すごく久しぶりになってしまいましたがディナーで訪問しました。相変わらずとても落ち着いた佇まいの三田ハウス。その一階にひっそりとある「CÓTE D'OR」です。言わずと知れた、日本を代表するフレンチの老舗グランメゾン。
扉を開けると、松下メートルが柔らかい身のこなしで迎えてくれました。少し年取ったかなw

グラスの泡を飲みながらメニューを。
普段はアラカルトで好きなものを選びたい我々ですが、コースの内容を聞いてみたら食べたいものがほぼ入っていたので、コースをお願いすることにしました。

☆サワラの燻製 紅芯大根添え
 このお店のシグニチャーのひとつです。サワラが繊細な火入れで絶妙にレアでぷりぷりとした食感。スモーキーな香りに包まれ、振りかけられた香辛料と相まって旨味が凝縮されて。紅芯大根は人参のよう。
 ちなみにお馴染みの赤ピーマンのムースがメニューになかったので聞いてみたら、赤ピーマンにも旬があるそうで。知らなかった。

★Chablis Premier Cru Vaillons William Fevre 2020
 この前菜のラインナップとクエなら白がいいよね、ということで、シャブリをボトルで。狙い通りドライな味わいがすっきりで、料理の味を引き立ててくれます。こういうドライな白ワインは好きだな。

☆鳥取産イノシシのテリーヌ フォアグラ入り
 このメニューは初めて食べました。イノシシの肉の旨味がうまく引き出され、フォアグラの香りを纏って濃厚な味わいです。周りを脂身で包んでいて、「くどかったら外して召し上がってください」と松下メートルに言われたけど、そのままでも脂が甘かったです。キャベツのナッツソースも好きだなあ。
 
☆長崎産クエの蒸し焼き 魚のブイヨンスープ
 これまたクエの火入れが素晴らしい。ぎりぎりレアなクエはぷりぷりとした食感を残しながら、旨味がすごい。クエって美味しい魚なんだと再認識させられます。しかしこのスープはターメリックの効いた、カレー味のようなブイヨンスープです。あまり冒険しない当店にしてはこれは珍しかった。

☆フランスシトロン産 仔羊の鞍下肉ロースト
 もともとはコースのメインは仔牛だったのですが、仔羊が食べたくて代えてもらいました。これが大正解。しっとり柔らかながら、跳ね返るような弾力のある羊肉は、噛みしめると旨味たっぷりの肉汁が溢れ出てきます。脂身で周りを包まれているのもジューシーさを増幅します。これはほんとうに美味しかった。火入れのすばらしさを感じる本日一番のお皿でした。

★Bouchard Pere & Fils Gevrey Chambertin
 仔羊にはブルゴーニュのピノを合わせます。グラスでいただきました。

☆ビターチョコレートのマルキーズ
 当店のデセルで一番好きなのがこれ。重層的なチョコレートのコクと苦み、ナッツの風味が混然一体となって、口中に広がり幸せな気分。友人のモンブランも美味しいけどね。

☆プチフール カフェ

コースにすると、一皿のポーションはアラカルトより少なくなるようでしたが、それでもおなかいっぱい。バゲットが美味しくてどんどん食べると、どんどんおかわりを持ってきてくれたのもありますが、満腹です。

相変わらず斉須シェフの料理は、ド直球で全然ぶれませんね。丁寧な火入れや調理で、フレンチの基礎を貫いているのが感じられます。これは我々のような年代には支持される重厚感があるんじゃないでしょうか。
この重厚感は、最近の流行りのような、映える、奇をてらったような若者受けするフレンチとは完全に一線を画しています。
斉須シェフにはお目にかかれませんでしたが、あいかわらず前菜からデセルまですべて自身で作られているとのこと、お元気だと聞いて安心しました。長く続いてほしいフレンチの名店です。

  • サワラの燻製

  • 紅芯大根添え

  • 白はシャブリを

  • イノシシのテリーヌ

  • フォアグラ入り

  • クエ

  • ブイヨンスープ

  • 仔羊

  • 鞍下肉ロースト

  • シトロン産

  • ブルゴーニュのピノ

  • 連れのモンブラン

  • マルキーズ

  • ビターチョコ

  • 小菓子

2023/12/15 更新

1回目

2011/01 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人
  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

静かに、しかし堂々と佇むフレンチの館 ~ COTE D'OR

2011/1 (写真を10枚追加しました)
母親の喜寿のお祝いで行ってきました。
相変わらず、真っすぐに美味しい素材を美味しく食べさせてくれる、斉須シェフの料理に感動。
青首鴨には、太ーい下仁田ネギが合わされていて、これまた憎い鴨ネギの一皿。サワラの燻製や、鱸のポアレなど、魚料理も素晴らしい。
食後、ずいぶんスリムになられた斉須シェフが来られて、長いこと話し込みました。
このデフレの時代に、優良な素材を美味しく提供することの難しさに頭を痛めておられるとのこと。質は落としたくないし、良い素材が手に入るよう頑張っていきますとおっしゃっていました。


2010/1 (写真を14枚追加しました)
レビューが500件になったら、またコート・ドールを書こうと思っていたら、こんなに時間が経ってしまいました。1月に母親の誕生祝いと、亡き妹を偲んで訪れました。今頃季節外れですいません。
ランチは割とお手軽なコースがあるのですが、やはりメニューを見ると食べたいものがいっぱい。結局ほとんどアラカルトで頼んだも同然でした。

1月なので「青首鴨」や「蝦夷鹿」のジビエはやはり素晴らしい。斉須さんの繊細な火の入れ方に唸ってしまいます。そしてあと一皿しかなかった「黒トリュフのかき卵。」見るからに味わってみたいと思わせるお皿のデコレーションもさることながら、強烈なトリュフの香りに、昼からワインを飲まずにいられませんでした。

やはりこのお店は特別です。たまにはこんな贅沢をしてもいいだろうと思わせてくれる、寛ぎの空間です。

***************************************

2009/9
レビュー400件という、一つの節目に、このお店のレビューを書かせていただくことにしました。というのも、このお店コート・ドールは少し特別な意味を持つお店だからです。

僕の最愛の妹が、大好きだったコート・ドール。彼女は斉須シェフの料理をとても愛していたようです。

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初めて訪れた僕等を、とても安らいだ気持ちにさせてくれる、松下メートル。まさに「静謐」という言葉が相応しい、気持のよい空間です。

料理はもちろん素晴らしい。僕の乏しい語彙で語るにはもったいない、斉須シェフの料理への想いが、じわっと伝わってくる感動があります。

ゆっくりと流れる時間を、ワインと料理の素晴らしさを、妹と共有しているような気分にさせてもらいました。

帰りに、母がどうしてもお礼が言いたい、というので、斉須シェフにお越しいただきました。飾らない、ちょっとぶっきらぼうとも言える、素朴な人柄のシェフは、じっと母の話を聞き、「じゃ、厨房を見ていってください」と我々を招き入れてくれました。
「これが二十何年も使っているオーブンです」と大切そうに見せてくれたシェフ。
周りでは、若い料理人達が隅から隅までピカピカに厨房を磨き上げる姿がありました。

         +       +       +

今回は感傷的な訪問になってしまい、このお店の素晴らしさを伝えることができませんが、写真だけは撮ってきましたので、それでお許しください。

そして、できたらどこか節目のレビューで、またコート・ドールを書きたいと思います。

  • テーブルセッティング

  • アミューズ

  • バゲット

  • オマールのカクテル

  • 赤ピーマンのムース

  • 季節の野菜煮込み冷製

  • 鱸 皮つきカリカリ焼き

  • メダイのソテー

  • ランド産窒息鳩のロースト

  • 茶路産子羊のロースト

  • チーズケーキ黒いちじく添え

  • 柑橘茶に泳ぐ白桃

  • チョコレートのマルキーズ

  • カフェ

  • 小菓子

  • 桜海老のアミューズ

  • 黒トリュフのかき卵

  • 鴨のフォアグラ干し柿添え

  • サワラの燻製紅芯大根と共に

  • 蝦夷鹿のステーキペッパーソース

  • 青首鴨のロースト

  • こちらはハーフポーション

  • オレンジシャーベット

  • 小田原ミカンのスフレ

  • イチゴのスープ

  • 熊本利平栗のモンブラン

  • バースデイプレート

  • サワラの燻製

  • 鴨のフォアグラあんずマーマレード

  • 和牛のしっぽ赤ワイン煮込み

  • 蝦夷鹿のステーキ

  • 鱸の皮パリパリ焼

  • 青首鴨のロースト下仁田ネギ

  • ソイのロースト洋ネギソース

2021/04/13 更新

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