エンタメ・アイドル
中居正広「守秘義務」解除めぐって新主張…第三者委員会に真っ向反論も “卑劣メール” への失望収まらず
引退を発表した中居正広
5月12日、女性トラブルをめぐり芸能界を引退した中居正広が、代理人弁護士を通じ、フジテレビの第三者委員会による調査報告書に対する反論を発表した。
2024年12月末、元フジテレビの女性アナウンサーAさんとの間に性的トラブルをおこし、今年1月に芸能界を引退した中居。3月に発表された調査報告書で、Aさんは中居から「性暴力」を受けたと認定された。
関連記事：【性暴力認定】中居正広“反撃準備”報道も被害女性に“返り討ち”の可能性…“名誉回復”が望めない不誠実すぎる事後対応
「しかし、今回、中居さんの代理人として新たに5人の弁護士が就任。第三者委員会に向けて文書を送付し、中居さんに事情聴取をおこなった結果、強制的な性行為の実態は確認されなかったと反論したのです。
第三者委員会の調査については、中居さんは当初、守秘義務解除を提案していたと主張。第三者委員会から『2人の密室で何が行われたかが直接の調査対象ではない』という回答があり、守秘義務は解除されなかったといいます。
報告書では、被害女性Aさん側から守秘義務解除に応じるという話があったものの、中居さんが応じなかったという説明がされていたため、完全に相反する主張というわけです。この点が、世間で大きな議論を呼んでいます」（芸能記者）
また、新弁護団は、中居が6時間にわたるヒアリングに応じたものの、報告書には発言内容がほとんど反映されていないとも指摘。第三者委員会に向け、関連する証拠などの開示を求めている。
だが、SNSでは、報告書発表から40日以上が経過したタイミングでの反論に、疑問を抱く声も多い。さらにXでは、調査報告書で明らかになった、中居がAさんを誘うためにおこなった “卑劣な手口” が議論を呼んでいる。
《なぜ飲食店を探すとか他の人も誘うとか嘘をついてまで被害女性と二人になる必要があったの？世間に公表されている社員Bとのメールのやりとりはどういう意図が？嘘をついてまで誘ったという事実とあのメールがある限り印象が最悪なのは致し方ないよ。覆したいならば説明したらいいのに。》
《嵌めるような汚い誘い方をしたことは否定しないのか？》
「第三者委員会の報告書には、中居さんがAさんを自宅に誘い出すための生々しいメールのやり取りが記載されていました。
中居さんはAさんを食事に誘う際、他メンバーにも声をかけていることや、飲食店を探していることを伝えましたが、最終的に『メンバー見つからずです。どうしようかね、2人だけじゃ気になるよね。せっかくだから飲みたいけど』などと連絡。
その後、『お店のレパートリーが情けないですが乏しく…笑』と言い出し、中居さんのマンションでの食事を提案しました。
しかし、実際には中居さんは『大雨で難しそうだったので』と、他メンバーには声をかけず、店も探していなかったと、聞き取り調査で明かしたといいます。
さらに、トラブル後に『連絡を差し控えていただきたい』とメッセージを送ったAさんに対し、1週間に1回のペースで一方的にメールを送り続けたことが発覚。一連の対応でAさんは『耐えられず心が壊れた』と供述しています。
こうしたやりとりは、それまで中居さんのファンだった人たちにも強いショックを与えました。今後、どこまで事実関係が争われるかは不透明ですが、中居さんが世間から失った信頼を取り戻すのは、なかなか険しい道のりとなりそうです」（芸能記者）
この主張を受けて、はたしてフジテレビはどのような反応を見せるのか……。