Androidだといじめられるって本当? 子供がiPhoneにこだわる理由と親が取るべき対応策とは #エキスパートトピ
「中学生になる妹がスマホを買って貰えることになったけど、Androidだといじめられるという理由でiPhoneを欲しがって困っている」というポストがX(旧Twitter)で話題になっていました。
親目線からすればスマホとして使える機能にほとんど変わりはないのに、どうして子供はiPhoneにこだわるのでしょうか? その理由を探ってみました。
ココがポイント
iPhoneの所有率は中学生より高校生の方が高く、男子より女子の方が高い(中略)高校生女子のiPhone所有率は85%出典:子供のスマホ知恵袋 2025/4/23(水)
シェア率でAndroidなどを大きくリードするなど、スマートフォンといえばiPhoneと認識する日本人が多い印象です。出典:株式会社パラダイムシフト 2021/9/15(水)
Androidスマホを使用していることで貧乏人扱いされたり、からかわれたりすることがある出典:子供スマホ使用管理アプリ「スマモリ」 2024/4/23(火)
AirDropが使えないAndroidを使用している子には、LINEなどで写真や動画を送ることになります出典:ITmedia Mobile 2025/5/15(木)
エキスパートの補足・見解
結論から言うと、Androidにすることでいじめられる(仲間外れにされる)可能性はあります。しかし、それは本人や周りの環境に大きく左右されます。
「iPhoneじゃないから一緒じゃない」というのはどうしようもありませんが、例えばAirDropが使えないことで別の共有方法がグループ間で用意されるのかといったことが重要になってきます。
子供がiPhoneを欲しがるのは「みんながiPhoneを使っているから」という理由が大きく、性能そのものよりもブランドに重きを置いていると言えます。その点で考えると、古い機種であってもiPhoneにすることで子供は安心感を得られるでしょう。
一方、親目線からすれば重要なことは子どものスマホを管理できるかどうかです。
いじめについてはスマホに関係なく注意する必要があり、それよりも子供がスマホ依存にならないか、利用状況をしっかり親が管理できるかどうかが大事だと私は考えます。
Androidを使っている親御さんは、単に「ダメだ」と言うだけではなく、なぜAndroidにするのかしっかりと子供に説明することで一定の理解と納得を得られるのではないかと思います。