このたび明らかになったのは、子供たちを温かく見守る大人キャスト。岡部が天文部顧問・綿引、近藤が五島市の天文台の館長・才津に扮し、朝倉が都内の高校で物理部の顧問を務める市野役、上川が都内の中学校で理科部の顧問を担う森村役で出演する。加えて、五島市で旅館を営む円華の母親役で中原、凛久の姉役で工藤が出演。亜紗が小学生のときに投稿したメッセージが流れるラジオ番組のパーソナリティ役に小林、亜紗が羨望のまなざしを送る宇宙飛行士役に堀田が選ばれた。
岡部は「この作品を通じ、それぞれが経験したコロナ禍を生きたあの頃を、青春を思い返してほしい。なにか大事なことがあったはず」、朝倉は「こんなにも生徒たちの青い炎のような揺らめきと情熱を側で感じられる教師を演じられて幸せでした」とコメント。そして堀田は「非常に重要なキャラクターなので、演じるにあたってプレッシャーもありましたが、常に前を見据えて静かに突き進む芯の強さが出せればいいなと思いました」と撮影を振り返っている。
岡部たかし コメント
脚本を読んで。これは若者たちの青春を描いているのだけど、それは同時に大人の青春でもあるのだなと感じました。困難な時期に学生たちのアイデアに乗ってなんとかそれを実現させるべく奮闘し、共に一喜一憂する大人たち。青春やがな。
実際でも撮影のとき、若い俳優たちと遠出し山に行って望遠鏡を覗いたり、おしゃべりしたりご飯を食べにいったり。青春やがな。
この作品を通じ、それぞれが経験したコロナ禍を生きたあの頃を、青春を思い返してほしい。なにか大事なことがあったはず。
中原果南 コメント
ほぼマスクをした状態での表現…どんな映像になるのだろう。想像しながら読む脚本には、あの未曾有の混乱下でも弾けるエネルギーが、色彩が、強烈な熱量をもってありました。マスクをとびこえて。登場人物たちのみならず実際の私達も、あの時、懸命に生きた、知恵をしぼった。そんな讃歌がこの作品には溢れています。辻村深月さん、山元環監督からのメッセージが沢山の方々に届きますように。公開を心から楽しみにしています。
工藤遥 コメント
今では、“戻った”とされる日常がいかに豊かで眩しいものであるのか実感した撮影期間でした。
行き場のない気持ちと抗えなかった現実を改めて過ごすと、少しずつ心が乾いていくのを感じました。沢山のものを奪われ、願っても取り戻せないですが、そういう側面よりもこんな時だからこそ見つけられる確かな光もあるはずだと、信じて無我夢中で捉えにいく天文部のみんなは、まさしく一等星でした。そんな作品です。是非劇場でご覧頂けたら嬉しいです。
小林涼子 コメント
今は記憶が少し薄れてきてしまったけれど…新型コロナにより、世の中が大きく変わっていったあの瞬間は、私自身も今までに感じたことのない不安を感じていた事を思い出しました。
でも、時間は待ってくれない! 模索しながらも自分達の青春を諦めない彼女彼らが眩しく感じました。
また、私自身もJ-WAVEでラジオのナビゲーターを務めており、毎週子どもたちの疑問質問に答えるコーナーがあるので、
ラジオから聞こえてきたその内容が、その後の人生をこうして変えていく瞬間があると思うと励みにもなりました。
上川周作 コメント
初めて台本を読んだとき、コロナ禍という見えない不安の中で、どうにか生徒たちを支えようと奮闘する教師たちの姿に強く心を動かされました。
そして自分自身も、何が正解かわからない状況の中で、それでも生徒たちの為に最善を尽くそうとする森村の葛藤や覚悟を丁寧に演じたいと感じました。
困難な時代を生き抜いた全ての学生と、それを支えた大人たちへのエールがたくさん込められた作品になっていると思います。ぜひ劇場でご覧ください!
朝倉あき コメント
かつて私たちも経験したコロナ禍。制限された学校生活の中でスターキャッチコンテストに参加する登場人物たちの葛藤、悩み。
それらを吹き飛ばすかのように、星を見つけたい彼らの思いが、熱く輝いている。
クライマックスに向けて皆の心がひとつになった時、その熱く輝く思いが、星の形となって心に飛び込んでくるように感じました。
私は初めての教師役でしたが、こんなにも生徒たちの青い炎のような揺らめきと情熱を側で感じられる教師を演じられて幸せでした。
この夏の公開を、楽しみにしています。
堀田茜 コメント
大好きな辻村深月さんの作品で、宇宙飛行士の花井うみかを演じることができてとても光栄です。
うみかは主人公・亜紗が目標とする非常に重要なキャラクターなので、演じるにあたってプレッシャーもありましたが、常に前を見据えて静かに突き進む芯の強さが出せればいいなと思いました。
コロナ禍という特別な状況の中で学生生活を送った中高生たちのリアルが美化されることなく丁寧に描かれていて、だからこそ登場人物たちの溢れ出るような感情に、大人になった今でも強く心を動かされました。
どうぞ楽しみにしていてください。
近藤芳正 コメント
コロナ禍の大変なときだったけど、コロナ禍だからこそ感じることが出来た繋がり。
そんな喜びを感じる台本でした。
まだ最近のことのはずなのに、いまやずいぶん遠く感じる出来事。
なぜこんなに遠く感じるのか? なかったことにしているのか? でも台本のセリフにもある。
「コロナの年じゃなかったら私たち会うこともなかった。」新しい青春映画の誕生です!
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