映画「
本作は刑務所や拘置所への差し入れを代行する“差入屋”を題材にしたヒューマンサスペンス。丸山が息子の幼なじみを殺害した犯人と差入屋として向き合う主人公・金子真司を演じ、真木が金子の妻・美和子、三浦が息子・和真、名取が母・容子、寺尾が叔父・星田に扮した。また金子が出会う女子高校生・二ノ宮佐知役で川口、和真の幼なじみを殺害した小島高史役で北村匠海が出演している。
丸山は満員の客席をにこにこ見上げながら「皆さんが(日本で)最初の目撃者なんですよね。かなり拡散してほしいです!」と呼びかける。古川は丸山をキャスティングした経緯を尋ねられ「プライベートで出会ったんですが、それまではバラエティや歌番組で、最後のボケをかます人というイメージだったんです。でもそのとき『めっちゃ芝居やりたいです!』って言われて。一般の方を巻き込んでそこで30分ぐらいのエチュードを見せてくれたんです。この人すごいなと思いました。その後、この映画が形になるときに、ダメもとで声をかけてみようと」と回想。丸山は「監督が温めてきた作品を主演という形で任せていただくのは光栄でうれしかった。と同時にプレッシャーも大きかったです」と真摯に語った。
過去にも1度、丸山と共演している真木は「丸ちゃん大好きで、以前ご一緒した際にお友達になったんです。それで、今回現場に入ったら見たことない丸ちゃんがいて! 役じゃなく、真木よう子として『丸ちゃん大丈夫?』って駆け寄ってしまうほどでした」と、丸山の役への入り込み具合を振り返る。名取は、古川が最初に関わったドラマに出演していたそうで「夢が叶って、豪ちゃんがんばったねーと思いました。でもこんな迷惑しかかけないお母さんの役を今までやったことがなくて、この役を私に?と。『今まで観たことがない役をやってほしい』と言われて、ありがたかったです」とほほえむ。
寺尾も古川が助監督を務めたドラマ「仰げば尊し」に出演していた縁で、本作のオファーが来たという。寺尾は「めんどくさそうだなって思って最初はお断りしたんです(笑)。でも、断っても5、6回オファーが来て、話が来るたびに脚本を書き直したり、工夫されていた。それで手伝えることがあればいいなっていう気持ちにさせられました」と笑い、「『仰げば尊し』に出演していた北村匠海くんもこの作品に出ているんです。当時自分が演じたのが先生役なので、先生気分のままで匠海がどう成長したかなって見ていました。とても素晴らしかった」とたたえた。これを横で聞いていた古川は「(北村とは)『仰げば尊し』のほか、『東京リベンジャーズ』1・2でも一緒だったんです。そのときに、いろんな役に挑戦したい、冒険していきたいっていう話を聞いて。彼は大変忙しいですし、普通こういう役でオファーしてもやらないだろうと思うんですが、快諾してくれました」と感謝した。
イベント終盤には、本作にちなみ丸山が「登壇者に差し入れしたいもの」というテーマでトークを展開。丸山が三浦に「定期的にお食事券を差し入れたい!」と言うと、三浦は「うれしいです! これからもお誘いお願いします」と大喜びの様子を見せた。また川口が「暇潰しできるもの」とリクエストすると、丸山は「“丸山隆平呼び出し券”を差し入れします。暇潰しにはなる!」と述べ、会場を和ませる。そして「監督には観客動員数を差し入れしたいです! どれぐらいがんばれるかはわからないですけど、世界のたくさんの人に観てほしい」と願いを込めた。
「金子差入店」は、5月16日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
関連記事
丸山隆平の映画作品
リンク
∞SUPER EIGHT∞情報∞ @infoSUPEREIGHT
金子差入店:シネマトゥデイ https://t.co/E9Isqll5Zr ナタリー https://t.co/B7wOVOimGZ テレ朝 https://t.co/slulp4kmEt https://t.co/71KTibBPqp encount https://t.co/fOpc7xJGw7 https://t.co/lb1qlpXG7i クランクイン https://t.co/kutZ8KnlaA