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店名 |
國酒の仕業(コクシュノシワザ)
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、郷土料理 |
予約・ お問い合わせ |
028-612-4992 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR宇都宮駅から徒歩10分 宇都宮駅から457m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
28席 (1階はカウンター8席と2人テーブル2席。2階は6人テーブル2席と2人テーブル2席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
公式アカウント | |
オープン日 |
2014年11月15日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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JR宇都宮駅から徒歩10分ほど
明治32年の倉庫を改装した店舗で
外観からは一見飲食店とは気付かない面構え。
杉玉と趣ある看板が目印です。
1階はカウンター席とテーブル席が2つ、2階には座敷席もあるようですが
こちらのお店はカウンター席で少人数使いがベストだと思います。
飲み物は日本酒オンリーで、ビールすら置いてません。
料理はお任せコース1択で、メニューも存在しません。
この潔い良いコンセプトは
店主の素晴らしい料理と気の利いた愛くるしい女将さんの接客を受ければ、なるほど納得です。
お二人に身を委ねて、じっくりシッポリ時間を過ごすことが、こちらのお店の嗜み方かと思います。
まず提供されたのは
小さなグラスで地元栃木うしとらブルワリーさんのIPAビール
メニューに無くても地ビールで消費者ニーズを満たすところが心憎い。
先付けは、宮城県産のホヤ。
まさか海無し県の栃木で、足の速いホヤが出てくるとは及びもつきませんでしたが
出鼻から色々と予想を覆されて心をがっちり掴まれます。
ビールとホヤで胃も心もほぐされたので
さっそく國酒の好みを女将さんに伝えて合わせて頂いたのは
長野の国士無双 夏
北海道は仙鳳趾の牡蠣
クリーミーで旨味たっぷり
一口サイズにカットされてるのも嬉しい。
牡蠣に添えられた粒胡椒の酢漬けも、弾ける食感のあと
辛さと酢っぱさがアクセントとなって美味しい楽しい。
刺身用の古式醤油は
無添加で通常の醤油より大豆を多く使っており
味の深みが違います。
この醤油ペロっとしてお酒が呑めますね〜
回る寿司の醤油とは色々と訳が違うなぁ…
お刺身はアジ、あしらいには山椒葉、穂紫蘇、細かい所まで洒落てます。
続いてのお酒は
女将さんの故郷山形県の山米鶴 盗み吟醸
今日イチで感動したのが
インド鮪の漬け
ネットリした食感は提供までの時間を逆算して寝かされており、本当に素晴らしい舌触り。
赤身ならではの鉄分の余韻が感じられて最高!
次のお酒は
萩の鶴 特別純米
続いての料理はカウンター席の隙間から、チラチラと仕込み姿が見えていたうなぎが登場。
愛知県一色のうなぎ酒蒸し
余計な脂を落としてふっくら仕上げたうなぎを
マース塩と山葵で頂きます。
骨煎餅と味の濃いピーマンも全く手抜きしてません。
その後に提供された
うなぎの肝は素材が活かされた味付けで酒が進みます。
これまた一本取られたと感じたのは
とうもろこしのビシソワーズ
とうもろこしの甘みを存分に引き出したフレンチな味わいで、振りかけられたナッツの食感も楽しい。
温燗をリクエストして提供頂いたのは
香川のお酒 悦凱陣 無濾過 純米酒
程よく酸味と米の旨味
続いては
甘鯛松笠揚げと、とうもろこしヒゲを揚げたもの
サクサクッとした軽やかな鱗にホクホクの甘鯛の身
完で璧な職人技です。
締めは
酒米で作ったちりめん山椒の和えご飯
中々消費者の元には出回らない酒米は、食用米より大粒でスッキリしたお味なので
ちりめん山椒がとても引き立ちます。
次々繰り出される和洋折衷の品々は
完成度高い技法とこだわりの素材と間違いのない合わせ方
いやぁ驚嘆しまくりです。。
最後まで色々と楽しませてもらえました。
本当にごちそうさまでした。